キャンプなどのアウトドアに出掛けたとき、一緒に釣りを楽しむ方が増えています。
釣りの人気とともに、カヤックに乗って釣りを楽しむ「カヤックフィッシング」に挑戦する方も増えているようです。
カヤックに乗って水上を移動すれば、広範囲で釣りを楽しむこともできますよね。
この記事ではカヤックフィッシングを中心に、ブログおすすめのカヤック(フィッシングカヤック)などもご紹介します。
カヤックと比較されるカヌーとは?
カヤックとカヌーの違いをご存知でしょうか。
アウトドアブログでも話題のカヤックフィッシングについてご紹介する前に、まずはカヤックとカヌーについてご説明します。
カヤックとともに、ウィンタースポーツや川遊びの定番といったら「カヌー」ではないでしょうか。
ご存知の通りどちらも小さな船であり、パドルを使って漕ぐといった乗り物ですね。
まずはカヌーについてご説明します。
カヌーは「オープンデッキ・シングルパドル」の水上の乗り物のことです。
オープンデッキとは船の形状で、上部が開いてボートのような作りを指します。
水をかくために使うパドルには、片方だけブレードが付いています。
カヌーを使用するときの川は、流れがなく穏やかな場所が一般的です。
シングルパドルを使用するため、初心者のうちはカヌーを真っすぐ動かすことが大変ですが、流れがない静水上では船体が安定しています。
カヌーを動かす際には、アルファベットの「J」の形のようにパドルを動かすため、「Jストローク」と呼ばれています。
これによって直進したり、方向転換を行うことができます。
カヌーと比べて操縦性に優れたカヤック!
次にカヤックについてお話しします。
カヤックは「クローズドデッキ・ダブルブレード」の水上の乗り物のことです。
クローズドデッキというだけあって、船全体が閉じてある作りで、一般的に見た目はバナナのような形状をしています。
船体に穴が開いていて、そこに体を滑り込ませると腰までしっかり入ります。
上半身を船体から出して、両端にブレードがついたパドルを操作します。
カヌーに比べて操縦性が高いので、流れのある川に適していて、海でも使用することができます。
海で強い波が来た場合でも、クローズドデッキなので潜水してしまう可能性を避けることが可能です。
また、もし強い波がきて船体がひっくり返されてしまっても、船体が元通りに起き上がることができる「エスキモーロール」といわれるテクニックを持ち合わせているのも特徴の1つです。
種類も豊富で船体幅の広い初心者向けのものから、速さの出る船体幅の細いレーシングタイプなどもあります。
次の項からは、アウトドアブログでも話題のカヤックに乗って釣りを楽しむことができる「カヤックフィッシング」を紹介していきます。
ブログおすすめのカヤックフィッシングとは?
それでは、カヤックフィッシングについてお伝えします。
前述したように、カヤックフィッシングはカヤックに乗って釣りを楽しむアクティビティのことです。
アウトドアブログでは「通常の釣りではたどり着けないような入り江・無人島に行くことができる」と紹介しています。
それらの場所は、エンジンボートを使用してもいけますが、1メートルに満たない浅瀬だとプロペラが壊れてしまう可能性が否めません。
また、手漕ぎボートの場合は、重量が大きすぎるために陸の移動が困難です。
これに比べると、釣りに使われるカヤックの多くは重くても20キロ程度なため、1人でも持ち運びすることができます。
また、水深が20センチありさえすれば目的地にたどり着くことができるのです。
「もう少し広範囲でフィッシングポイントを探したい」「自然に囲まれた水の上でゆっくり釣りを楽しみたい」といった願いをかなえることもできますね。
ご自身の釣りポイントの幅をぐっと広げることができるのも魅力です。
カヤックフィッシングは色々なところでできる!ブログおすすめは湖や池!
カヤックフィッシングをする場所は湖や池、川や海など自由に選ぶことができます。
アウトドアブログでは、湖や池でのカヤックフィッシングが安全との記載があります。
ただ、管理業者や漁業権などもあるため、行く前に必ず確認しましょう。
カヤックをレンタルできて、釣りを楽しむことができる「体験フィッシング」を楽しめる湖も多くあり、人気です。
川での体験フィッシングは、緩やかな流れの中流域の河口で行われれることが多いため、初心者でも挑戦しやすいですよ。
また、慣れている方であれば海でもカヤックフィッシングを体験することができます。
色々な場所で釣りを楽しむことができるカヤックフィッシングですが、場所(湖/池・川・海)によってとれる魚も違います。
アウトドアブログでは場所や地域などによって、釣れる魚を紹介しているので参考にしてくださいね。
カヤックフィッシングにはシットオンカヤックがおすすめ!
釣りに適したカヤック(フィッシングカヤック)について、ご紹介します。
釣りに使用されるフィッシングカヤックには、2種類あります。
1つ目は、前述した一般的なカヤックと同様の「シットインカヤック」です。
こちらはカヤックの中に座って釣りをするタイプです。
2つ目は「シットオンカヤック」です。
こちらはカヤックの上に座って釣りをするタイプになります。
アウトドアブログの多くは、釣りにはシットオンカヤックをおすすめしています。
その特徴をみていきましょう。
●荷物が沢山載る
オープンデッキなので、クローズドデッキのシットインカヤックに比べて荷物の積載量が多いのが特徴です。
釣りに出掛ける際にはクーラーボックスや釣り道具など、大きな荷物を積むので荷物が沢山載せられるのは嬉しいですね。
●安全性
シットインタイプは細い形状をしているため、波などに影響されるこもありますが、こちらのタイプは幅が広く安定性があり、動きの多いシーンでも安心です。
●体を動かせる
一度シットインタイプに乗ってしまうと、体の向きがを変えることができませんが、シットオンタイプを選べば体の向きを変えたり、リラックスして長時間釣りを楽しめます。
ただ、海で使用した際には波で濡れてしまう場合があるので、それを予想した服装をしましょう。
万が一に備えて、ライプジャケットを着用してください。
●重量が大きい
重いものになると30キロのものもあるなど、シットインカヤックに比べると重いのが難点です。
カヤックカートを使って持ち運んだり、コンパクトになるものを選んだりといった手もあるので参考にしてください。
フィッシングカヤックの選び方とブログおすすめアイテム!
フィッシングカヤックの選び方のポイントは、大きさと安定性であるといえます。
後は、ご自身が使用する場所なども考慮にいれて選んでいきましょう。
では、アウトドアブログが紹介しているフィッシングカヤックの選び方をご紹介します。
●大きさ
釣りをする場所によって適するカヤックの大きさは変ります。
例えば日本をフィッシングフィールドとするならば、湖の場合3メートル前後の長さカヤックがおすすめです。
沿岸部であれば、4メートル位のものを選びましょう。
横幅は広いほど安定するということを覚えておいてください。
●持ち運び
車の大きさによって、積載物の大きさが制限されてしまいます。
前述したように、コンパクトになるフォールディングタイプやインフレータブルタイプなどもあるので参考にしてみてください。
●シットオンカヤック
安定性を第一に考えると釣りにはこちらが良いでしょう。
では、これらを踏まえて、アウトドアブログでおすすめのフィッシングカヤックをご紹介します。
【ストリームジャーニー:コンダクター10】
シットオンタイプのカヤックで、収納スペースが大変大きいのが特徴です。
カヤックフィッシングに特化した船を作り続けているので、大変人気が高いです。
初心者からベテランの方まで使用することができます。
足の位置も簡単に調節することができます。
【ラティオ:カヤック】
2人乗りのシットオンタイプのカヤックです。
船の真ん中部分と前後に収納スペースがあります。
2人でパドルを漕げば、長距離の移動も楽になりますよ。
ぴったりのフィッシングカヤックで大自然の中の釣りを楽しもう!
カヤックフィッシングについて、いろいろとご紹介しました。
まずは、ご自身が向かうフィールドが決まったら大きさなど選んでいきましょう。
フィッシングカヤックには2種類ありますが、釣りは動作が多くなるため、安定性がより高いシットオンタイプがおすすめでしたね。
中にはコンパクトに収納できるものもあるので参考にしてください。
ぴったりのフィッシングカヤックが見つけて、自然の中で釣りを楽しみましょう。