アークテリクス・アルファsvを徹底調査!サイズ感や詳細は?

最終更新日:2019/03/21

アークテリクスと言えば、アウトドア業界でもその製品のデザイン性と品質の高さは高水準とされているメーカーです。

そして、近年では若者からも人気のブランドで、都会ではバックパックやジャケットを身に着けた方を見かけることもあります。

特にジャケットは、高額ですが機能性が抜群で一度着てしまうと「他のメーカーのものが着られなくなってしまう」というユーザーもいるほどです。

そこで、登山や向いた定番アイテムのアルファsvジャケットの詳細や、そのサイズ感など分かりやすくお伝えします。

アークテリクスってどんなブランド?どこで手に入れられる?

モノづくりに関して、アークテリクスは最高水準の技術と評されているアウトドアブランドです。

定番のアルファsvを含めアークテリクスは割高であるものの、機能性・デザイン性の両方が優れているので、人気のあるメーカーだと言えるでしょう。

また、タウンユース向けにBEAMSとコラボを繰り返すことで、登山をしない若者でも親しみやすい人気ブランドとなりました。

アークテリクスの製品を手に入れるには、次のような方法があります。

・直営店へ行く

アウトドアラインだけでなく、アパレルラインも取りそろえた「ブランドストア」がおすすめです。

「ブランドストア」は原宿・名古屋・神戸にあり、それ以外にも関東を中心に直営店が展開されています。

多くの製品を取り揃えているので、サイズや色合いなど実際に確認してみたい方はぜひ足を運んでみてください。

・取扱店舗

お住まいの地域に直営店がなくても、アウトドアショップやセレクトショップなど、全国のアークテリクスの取り扱い店舗で購入することができます。

・アウトレット

アークテリクスは、アウトドアブランドでも値段が高い部類ですが、アウトレットであれば少し安く手に入れられるかもしれません。

店舗のある場所は、関東であれば「三井アウトレットパーク木更津」と「サロモン アークテリクス軽井沢店」に、アークテリクスのアウトレットショップがあります。

また、BEAMSなどのセレクトショップのアウトレットショップにも取り扱いがある場合もあるので、ぜひチェックしてみてください。

アークテリクスのアルファとは?その種類やサイズ感を詳しく検証

アークテリクスのジャケットには、「アルファsv」「ベータsl」など見慣れない単語が表記されているので「分かりづらい」という方もいるかもしれません。

そのような単語に戸惑ってしまった方に、分かりやすく解説していきます。

まず、製品の一番最初にある単語(アルファ・ベータ・シータ)は丈の長さを表していて、それぞれの丈の長さによって適した場面も変わります。

・ベータ

普通丈でデザインされており、お尻が半分出る程度で、以下の2種類と比べると一番丈は短めです。

使用はオールラウンド・ハイキング・トレッキングなどの山用のアパレルです。

・アルファ

センターバック丈で、お尻が隠れる程度の丈にデザインされています。

使用はクライミングや登山に特化したタイプで、軽量素材を使用している上に耐久性もあります。

・シータ

着丈が一番長めで、ももくらいまで丈があります。

使用範囲は広く、オールラウンドの山用アパレルです。

サイズ感は大体は上記の3つがメインです。

それから、「アルファsv」「ベータsl」などの後ろに表記されているアルファベット(sv・sl)は、生地の厚みを表しています。

また、防水加工がされ撥水性に優れたアトムや、通気性・ストレッチ性熱効率に優れたガンマ、高い温熱効果があって空気の浸透率の良いフリースジャケットのデルタなどのモデルがあります。

アークテリクスのsv・ar・ltなどの文字はどういう意味なの?

前項ではアルファやベータなどの単語についてお話ししました。

先にも簡単にお伝えしましたが、「アルファsv」「ベータsl」などの後ろに表記されているアルファベットは生地の厚みのことを示していますが、こちらに関してもっと細かく見ていきましょう。

・sv(severe weather)

長期使用のために最も耐久性のある素材を使用し、防水性や耐久性が最も高いモデルです。

・mx(mixed weather)

天候の変化の多いアウトドアアクティビティでの使用を目的とし、高い耐久性と通気性、伸縮性を兼ね備えたモデルです。

・ar(all round)

様々なアクティビティに対応し、その名の通りオールアラウンドで汎用性の高いモデルです。

・lt(light weight)

非常に高い耐久性のある素材を使用しているにもかかわらず、最小限の機能に合理化された、軽量であるモデルです。

・sl(super light)

高い耐候性と機能性を持ちつつ、コンパクトに収納できる素材が使用されており、極限まで軽量化を施したモデルです。

・fl(fast and light)

高性能で軽量に設計されたミニマリスト向けのデザインで、変わりやすい天候状況に対応できる手軽に着れるモデルです。

このように、上から下に行くほど生地が薄くなります。

前項の単語とこちらのアルファベットを表記することで、アイテムを選ぶ際に、サイズ感や使用目的に合わせて、お好みのものを探すことができるようになっています。

次項では、登山で定番のアークテリクスのジャケット「アルファsv」について触れていきます。

登山におススメのアルファsv!サイズはどの位ある?

先程まで、アークテリクス製品の難しい表記についてお伝えしてきました。

ここでは厳しい登山にも耐えうるジャケットである、アルファsvについてお話しします。

アルファsvは、厳しい状況に対応することを想定しているため、厳しい状況下でも完全に体を防御し、防水・防水性と通気性を備える「ゴアテックス」という素材を使用しています。

機能性が優れたゴアテックスのアルファsvのおかげで「キリマンジャロや厳冬期の北アルプスなどの厳しい状況下でも耐えることができた」と良い評価を受けています。

アルファsvのジャケットにはメンズとウィメンズがあり、メンズは5色で、ウィメンズは3色展開となっています。

定価は、メンズだと税込108,000円で、ウィメンズだと税込100,440円となっています。

サイズは豊富に取り揃えており、メンズは国内のメーカーではあまり見ないサイズのxxsからxxlまで、ウィメンズはxsからxlまで展開しています。

また、「アルファsvビブ」というつなぎのパンツもあり、こちらは色は黒の1色のみの展開で、サイズはsからxlまであります。

こちらはメンズのみの取扱で、定価は税込99,360円です。

上下を「アルファsv」で統一して登山をしたら、かなりの高性能の装備になると言えます。

アルファsvの失敗しないサイズの選び方

アルファsvのジャケットをネットで買うことを検討している場合は、やはり一番気になるのはサイズ感ではないでしょうか。

アークテリクスの公式サイトには、袖の長さや胸囲・ウェスト・ヒップの寸法が、サイズごとに詳しく表記されています。

そちらを参考にサイズを選ぶことができますが、サイズはカナダ発のブランドということもあり、日本人の体格に合わないケースもあります。

そのため、日本人の体格向けに作られた洋服と同じ感覚で購入すると、失敗してしまう可能性もないとは言い切れません。

また、モデルごとにフィット感が異なることもあります。

もしもネットで購入する時は、体格にもよりますが、通常の自分のサイズより1~2サイズ下のものを選ぶと良いかもしれません。

それでもサイズに不安を覚える場合は、可能であれば直接製品を手に取って試着してみることがおすすめです。

そうすれば、サイズだけでなくフィット感も実感できますし、店員に意見やおすすめを聞くことができますので安心ですね。

アークテリクスアルファsv以外のおすすめのジャケット

アークテリクスのアルファは着丈が中間のサイズ感ということもあり、定番と言えるモデルです。

こちらでは、アルファsvの他にもタウンユースとして着る場合におすすめのジャケットをご紹介します。

●ベータsl

短めの着丈が好まれる傾向がある中で、一番人気のあるのがベータシリーズです。

その中でもベータslは軽い着こなしが可能で、普段のファッションに合わせてコーディネートすることもできるアイテムです。

最軽量の「ゴアテックスパックライト」という素材を採用しているにもかかわらず、全天候に対応した機能を発揮してくれます。

●ベータar

耐久性が高い「ゴアテックスプロ」という素材を使用し、登山やクライミングなどアウトドアアクティビティにオールラウンドに対応します。

短めの着丈で、タウンユースとして着まわすこともでき、アウトドアでも普段着としても使いたい方におすすめのジャケットです。

●インターステートジャケット

裏地に丸編みニットを貼り合わせた「ゴアc-knit」を使用しているため、従来のゴアテックスジャケットで感じがちなごわつきがありません。

その上、防水透湿・防水性の機能を兼ね備え、タウンユースをコンセプトにしたアイテムなので普段使いに適しています。

アークテリクスアルファsvは登山におすすめのジャケット!

アークテリクスのアルファsvは、その高い品質と機能性から、登山やクライミングに最適なジャケットであることが分かりました。

アルファsvだけでなく、アークテリクスの製品の表記についてもお伝えしたので、こちらの記事を参考に選びやすくなったのではないでしょうか。

少々高価なアイテムですが、たくさんあるジャケットの中から、ご自分の使用シーンに合わせてアウトドアでも、普段使いでも着こなせる1着を探してみて下さい。

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