スポーツにおいて水分補給は、命にもかかわる大切な部分です。
大量の水分を一気に補給するのではなく、少しずつ、こまめに補給する方法としてハイドレーションシステムは定着しつつあります。
ハイドレーションシステムを開発したキャメルバックは、ハイドレーションシステムのリザーバーだけでなくボトルも評価が高く、サイズもカラーも豊富でサイクリストから支持を集めています。
今回の記事では、キャメルバックのリザーバーやボトルをご紹介します。
スポーツでは水分補給がとても大切だけどボトルは持ち運びしにくい
ランニングやマラソン、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクは長時間にわたって激しい運動を続けることになります。
近年、日本の夏は猛暑を記録しており、水分補給の重要性が叫ばれるようになってきましたが、スポーツをするのであればなおさら水分補給は大切です。
人間は、体重の3%の水分を失うと脱水症状になります。
脱水症状になると体へのダメージが大きくなりますし、疲れやすくなってパフォーマンスも落ちてしまいます。
ランニングやサイクリングでは、運動時間が数十分から数時間にわたることもあります。
そうなると、ある程度のサイズのボトルが必要になりますので、大きな荷物になりがちです。
また、ボトルをバックパックから取り出す手間から、「走る前にたくさん飲む」「休憩のときに飲む」という人もいるようですが、実はそれでは足りません。
体が一度に吸収できる水分量には限界があり、一気に水分を摂取すると体への負担も大きくなります。
そのため、のどが渇く前に少しずつ水分補給することがとても大切なのです。
ハイドレーションシステムは、ハードなスポーツで適切に水分補給をするシステムとして、普及しつつあります。
キャメルバックはハイドレーションシステムのパイオニアとして先頭を走っていますが、次項ではキャメルバックという会社について簡単にご紹介します。
画期的な発明をしたキャメルバック!ボトルやバックパックも!
キャメルバックは、スポーツをしながら水分補給ができる装置であるハイドレーションシステムを世界で初めて製品化したメーカーです。
ハイドレーションシステムは、1988年、過酷な自転車レースに参加していた救助隊員によって発明されました。
レースの過酷さに脱水症状を引き起こしたその救助隊員は、輸血バッグと手術用のチューブをサイクルジャージに縫い付けて水分補給装置として使用しました。
そこから生まれたのがキャメルバックです。
キャメルバックのハイドレーションシステムは、現在はスポーツだけでなく軍事や警察などでも採用されており、世界的に評価を得ています。
ハイドレーションシステムだけでなく、ボトルやボトルアクセサリー、バックパックの取り扱いもあり、サイズも豊富でこちらも人気があります。
サイズも選べる!キャメルバックのリザーバーが支持される理由
そもそも、ハイドレーションシステムとはどのようなシステムなのでしょうか。
それは、スポーツやアウトドアなどの運動中に、バックパックなどから水筒を取り出さずに水分補給ができるシステムです。
バックパックやウエストバッグの中にチューブ付きウォーターバックをセッティングし、そのチューブを外に出しておくことによって容易に給水ができるようになっています。
キャメルバックのハイドレーションシステムは画期的で、運動中のこまめな給水が理に適っていることから、現在では広く使われるようになっています。
キャメルバックのハイドレーションシステム・リザーバーのメリットを見てみましょう。
・簡単に給水できる
キャメルバックのリザーバーはシリコン型マウスピースによって、軽く噛んで吸うだけで水分補給ができます。
いちいち立ち止まってバックパックを下ろす必要はありません。
オンとオフのロックハンドルはワンタッチ操作なので手間取ることもありません。
・こまめに給水できる
こまめに給水することによって、1回に飲む量が少しで済みます。
そのため、摂取しすぎず適正な水分補給ができます。
・バックパックに入れても邪魔にならない
キャメルバックのリザーバーは、柔らかく膨らみを抑えた設計になっています。
そのため、バックパックの中で邪魔にならず、体に近い部分で背負うため重さも感じにくい構造になっています。
1.5L/2.0L/3.0Lとサイズがありますので、行うスポーツの距離や時間に合わせて選ぶと良いですよ。
・スポーツ中でも安心の頑丈なボディ
高強度ポリウレタン・フィルムを特殊加工して作られており、例え自動車に踏まれても亀裂や漏れが生じません。
これは、厳しい製品テストが実証しています。
耐久性に大きな自信を持っているため、キャメルバックのリザーバーは永久保証となっています。
ただ、ボトルなどの製品は永久保証の対象とはなっていませんので気を付けましょう。
キャメルバックのリザーバーは大口径サイズでメンテしやすい
多くのハイドレーションシステム・リザーバーの欠点として、メンテナンスのしにくさが挙げられます。
このメンテナンスが面倒という理由で、給水はボトルで行うという人も多いのです。
しかし、キャメルバックのリザーバーは給水口が大口径サイズになっており、水を補充しやすく洗浄もしやすい構造になっています。
また、バクテリアや真菌の増殖を抑える抗菌仕様のため、衛生的です。
メンテナンスも給水口が大きいため洗いやすくなっています。
使い終わったら、ぬるま湯でブラシやスポンジを使って洗います。
本体とチューブをすすいで、リザーバーを開いて乾燥させます。
汚れがひどいときには中性洗剤を使って洗うこともできます。
乾きにくいときは、別売りのリザーバードライヤー(リザーバー専用ハンガー)もありますよ。
または、チューブをリング状にして、リザーバーを広げた状態で干すのがおすすめです。
汚れが気になる場合は、別売りのクリーニングタブレットを使って洗浄すると良いですよ。
サイクリングボトルも秀逸なキャメルバック
さて、キャメルバックといえばハイドレーションシステム・リザーバーが有名なのですが、しかしサイクリングボトルもかなり優秀で、サイクリングやランニングをしながら給水しやすいとして選ばれています。
キャメルバックが開発したサイクリングボトル『ポディウム』。
ボトル本体は柔らかく、握るだけで給水できます。
自動で開閉できるジェットバルブは、開け閉めの手間と飲みものの飛び散りを防止してくれるため、ストレスフリーです。
サイズは620mlの小型ボトルから750mlの大容量ボトルまであり、スポーツや運動時間によって選ぶことができます。
そして、ポディウムは3タイプの保温力がラインナップされており、
ポディウム<ポディウムチル<ポディウムアイス
の順番で保温力が高くなっています。
ポディウムアイスの保温力(=保冷力)は従来製品の約4倍となっており、凍らせておけば長いレースで役立ってくれます。
サイズだけでなくカラーも豊富で、バイクやウェアに合わせてコーディネートできるのもうれしいですね。
サイズ調整できるボトルケージを見つけよう
サイクリングでキャメルバックのボトルを使うのであれば、必要になるのがボトルケースです。
キャメルバックのボトルは容量によってサイズが少し異なるので、サイズの調節ができるものを選ぶのがおすすめです。
『トピーク ボトルケージ モジュラーケージII』
底のボタンを押すとケージ部分が自由にスライドできるため、ボトルにフィットさせて使うことができます。
調節すればボトルだけでなく500mlペットボトルでも使えます。
『イベラ 超軽量アルミ合金製 サイクルボトルホルダー』
軽量で丈夫なアルミ合金製のボトルケースです。
カーボン製と変わらない重量にもかかわらず、低価格なのがうれしいポイントです。
スタイリッシュなデザインは、自転車のスタイリングを邪魔しません。
モデルも多数あるため、お気に入りのひとつが見つかるでしょう。
ストレスフリーな水分補給の重要性
サイクリングやランニング、登山などをしていると思ったより水分補給がしにくく、快適な水分補給の重要性に気付くと思います。
スポーツに欠かせない水分補給をストレスなく行うために、キャメルバックは最適です。
ストレスフリーで水分補給ができれば、より一層パフォーマンスに集中できますよ。