アウトドアでお馴染みのコールマンは、屋外で使用するのに適した商品をたくさん販売しています。
テントやランタンや寝袋など種類は様々ですが、その中でも人気なのがガスバーナーです。
コールマンのガスバーナーは、非常に使い勝手がよく丈夫なため、キャンパーの中で長く愛用されています。
もし故障したとしても、修理用のパーツが充実しているので、自分でメンテナンスする楽しみも味わえます。
今回はコールマンのガスバーナーについてのご紹介をはじめ、修理やメンテナンス方法についてもご説明します。
コールマンのガスバーナーの種類とメリット・デメリットをご紹介!
コールマンのガスバーナーには大きく分けて、2種類のタイプがあります。
火口が1つのシングルバーナータイプか火口が2つのツーバーナータイプに分かれており、それぞれにメリットとデメリットがあります。
まずは、シングルバーナーについてご説明します。
シングルバーナーとは先に説明した通り、火口が1つだけのバーナーのことを指します。
構造も非常にシンプルで、燃料となるガス缶と着火台のみという構造です。
メリットとしては、そのコンパクトさです。
コンパクトで軽量なため、持ち運びに便利でかさばりません。
登山をする場合はなるべく荷物を軽くする必要があるので、重宝されます。
ガスの火力も、家庭用のガス台に引けをとらない製品が数多く販売されています。
反対にデメリットして、シングルバーナー火口が1つしかないため、同時に2つ以上の調理ができない点が挙げられます。
次にツーバーナーについてご説明します。
ツーバーナーはシングルバーナーと違って、火口が2つあるバーナーのことを指します。
その大きなメリットは、火口が2つあり料理などの際に便利という点です。
火口が2つあるだけで、様々な調理を同時並行でき、調理の幅がぐんと広がります。
また、非常に頑丈に作られており、壊れにくいため修理をする手間が省けます。
デメリットとしては、シングルバーナーに比べてサイズが大きめであるため、持ち運びがとても大変です。
車で行けるキャンプ場なら大きな問題にはなりませんが、登山などに持っていくには不向きといえます。
TPOに合わせて、シングルバーナーとツーバーナーを上手に使い分けると良いでしょう。
コールマンのガスバーナーの魅力
それではコールマンのガスバーナーの魅力を4つご説明していきます。
【魅力1.耐久性】
コールマンのガスバーナーは壊れにくく、非常に長く愛用することができます。
さらに、たとえ不具合が生じたとしても、修理用品やメンテナンス用品も充実しているため、10年以上使用しているケースも少なくありません。
【魅力2.デザイン】
緑のガス台と、赤の燃料タンクは非常におしゃれなデザインとなっています。
また、長く使いこめば使いこむほどに塗装のメッキがはがれ、非常に味が出てくるのもコールマンのガスバーナーの特徴です。
【魅力3.火力】
家庭用のガスコンロに引けを取らない強力な火力を使用できます。
火力が弱くて、調理がなかなか進まないということはありません。
また、火力の調整も可能なので、様々な調理に対応が可能です。
【魅力4.収納力】
バーナー内部の部品を取り外し整理すると、すっきりとまとめることができます。
バーナーの部品を取り外し、まとめたことでできたスペースを活用して、アウトドアに使う道具などをひとまとめにすることができます。
アウトドアの道具は数多くあり、うっかり忘れてしまう場合もあるので、そういった心配が少なくなるでしょう。
魅力たっぷりのコールマンのバーナーをぜひ使ってみましょう。
コールマンのガスバーナー「ジェネレーター」の修理方法
ここからは、コールマンのガスバーナーの修理方法をご紹介します。
コールマンのガスバーナーは非常に頑丈に作られていると述べました。
しかし、長く愛用していくとともに、どうしても故障してしまう場合があります。
もし故障してしまったときは、簡単に捨ててしまう前に部品を交換し修理を行ってみてはいかがでしょうか。
修理を行うことによって、より長くコールマンのガスバーナーを愛用することができるはずです。
修理をするうえで面倒なのが、ジェネレーターの故障です。
ジェネレーターとは燃料タンクとガス台をつなぐ部品のことを指し、液状の燃料を気化させる非常に重要なパーツです。
ジェネレーターの調子が悪いと、火力が安定しなかったり、燃料バルブを閉めても火が消えなかったりします。
これをこのまま放置して使用していると、火事ややけどの原因となりますので、早めに対応しましょう。
まず、ジェネレーターチューブをブライヤーなどでしっかりと挟み、左に1/4回転させて緩めてください。
緩めたら、そこからは手を使って回し、ジェネレーターチューブを取り外してください。
取り外すと、ニードルというさらに細い鉄の棒が出てきます。
こちらもジェネレーターチューブ同様、プライヤーなどを使って緩めてから、手で抜き取ってください。
ニードルを抜き取ったら、新しいジェネレーターを先ほどと逆の手順で取り付けていき、修理完成です。
ニードルは非常に細長いため、無理に取り扱うと折れてしまう危険性があります。
緩すぎるとガス漏れの危険性がありますが、無理に力を入れすぎないように気を付けてください。
コールマンのガスバーナーが燃料漏れをした場合の修理方法
コールマンにはガソリンを使用するタイプのガスバーナーがあります。
コールマンのガソリン式のガスバーナーを使用している際には、燃料漏れを起こす場合があります。
ガスバーナーで使用している燃料は、非常に燃えやすく火事になる恐れがありますので、燃料漏れを発見次第すぐに対応してください。
バルブの根元から燃料が漏れる場合は、バルブ部分の締め付けが緩くなっていると考えられます。
そのため、まずはバルブステム止付ナットを、燃料バルブを手で回して固さを確認しながら、増し締めを行ってください。
バルブが固くて回らなくなった場合は、バルブステムナットを少し緩めてから行ってください。
増し締めが終わったら、修理完了です。
増し締めが終わっても、燃料漏れをする場合は、バルブ先端が摩耗している可能性があります。
一度バルブ部分を分解して、先端を確認してみましょう。
先端が丸く摩耗している場合は、バルブの交換時期の目安となりますので新しいものと交換してください。
これらの方法でも直らない場合は、メーカーに問い合わせてみましょう。
コールマンのガスバーナーの修理をする前に日々メンテンナンスを行おう!
コールマンのガスバーナーで故障が確認できたらもちろん修理が必要です。
しかし、なるべく故障しないように日々のメンテナンスをすることも非常に大切です。
ここでは、コールマンのガスバーナーのメンテナンスについてご説明していきます。
まずは、バーナー部分の掃除をしましょう。
バーナー部分に汚れが溜まると、不完全燃焼を起こしてしまうため、火力が安定せず燃費も悪くなります。
普段は表面の汚れをふき取るだけでもかまいません。
しかし、錆や汚れがひどい場合は、中央のスクリューを外して綺麗にしましょう。
調理の際についた吹きこぼれの汚れや、燃料の汚れなどは、かなりしつこくこびり付いています。
そのためワイヤーブラシでこすり落とすといいでしょう。
組み立てる際には、バーナーリングの順番をまちがえないように注意してください。
また、ガソリン式のバーナーの場合、ポンピングという作業が必要になってきます。
ポンピングとは、燃料タンク内に圧力をかけ、燃料を気化させる作業のことです。
その作業ですが、長く使用しているとポンプの抵抗が徐々に強くなってき、圧をかけにくくなってきます。
そういった時は、リュブリカントという潤滑油をさして、滑りをよくしましょう。
それでもよくならない場合は、分解して汚れを綺麗にふき取ってください。
汚れを綺麗に掃除すると、なめらかなポンピングが復活するでしょう。
コールマンのガスバーナー以外のおすすめ商品
コールマンのガスバーナーの魅力とその修理・メンテナンス方法をご紹介してきました。
しかし、コールマンはガスバーナーだけでなく、様々なアウトドア商品を販売しています。
そこで、コールマンのガスバーナー以外のおすすめ商品についてご紹介していきます。
【アウトドアワゴン】
重量100kgまで耐える車体で、重たい荷物を楽に運ぶことができます。
非常に売れ筋の商品で、アウトドアだけでなく様々なシーンで使用されています。
アウトドアグッズは、とても重いものが多いです。
キャンプ場まで車で行っても、そこからベースポイントまでは歩いて荷物を運ばなければなりません。
そういった時に、ワゴンが活躍します。
また、折り畳み収納も可能なので、省スペースで片付けが簡単にできます。
【サングラス】
このサングラスは普通のサングラスとは違い、眼鏡をかけたままで、使用することができます。
ゆったりとした構造のため、違和感なく装着することができます。
また、レンズ周りのカバーが花粉や粉じんなどから目や視界を守る効果も備えているおすすめの商品です。
【サンドイッチクッカー】
これは、サンドイッチを挟み込んで焼くだけで、簡単にホットサンドを作ることができます。
内部はノンスティック加工をされているので、食材がこびり付く心配もいりません。
また、取っ手の部分は取り外し可能で、小さくコンパクトに収納できます。
キャンプの朝食に一工夫するのにおすすめです。
気になる商品があれば、是非一度お試しください。
コールマンのガスバーナーを上手に使おう!
コールマンのガスバーナーは魅力的な特徴が多く、多くのキャンパーに人気です。
しかし、いくら耐久性に優れているといっても日々のメンテナンスは必要です。
万が一故障してしまっても今回ご紹介した修理方法を参考にしていただき、正しい方法で対応しましょう。
また、自分で対応しきれない不具合は、無理に修理しようとせずメーカーに問い合わせましょう。