近年、家族や仲間とバーベキューを楽しむ方がたくさんいますよね。
バーベキューの主役といえば、ずばり「肉」でしょう。
シンプルに肉を焼いて食べるのはとても美味しいですが、肉は小さな子供にとってかみ切りにくいといった理由から食べづらく、他の食材に目がいくこともあります。
この記事では、子供に人気の食材やレシピなどについてご紹介します。
バーベキューのメインである肉は小さな子供にとって食べにくい食材?
小さな子供のなかには、バーベキューのメインとなる「シンプルに焼いた肉」が苦手と感じる場合も少なくありません。
その理由は、肉がうまくかみ切れないことにあるようです。
大人にとっては、柔らかく美味しいと感じる肉も、噛む力が発達途中の小さな子供にとっては肉がかみ切れず、「美味しい」と感じられないようです。
また、バーベキューの肉はタレを付けて食べるため、味に変化がなく飽きてしまうことも人気がない理由といえます。
アウトドアブログではお肉を数枚とおにぎりだけ食べて、「もういらない」といったことになってしまうケースも紹介されていました。
みんなが集まるバーベキューで、このような事態は避けたいですよね。
子供の食欲がないと、場の雰囲気も下がってしまうといったことにもなりかねません。
せっかくなら、大人も子供も笑顔になるバーベキューにしたいものです。
次の項からは、子供が喜ぶバーベキューの食材やレシピなどをご紹介していきます。
子供がバーベキューで食べやすい人気食材!
では、バーベキューで小さい子供が喜ぶ食材をご紹介していきましょう。
●ウインナー
小さい子供とバーベキューをしたことがある方なら、必ずといっていいほど目にしたことがある食材がウインナーではないでしょうか。
お肉よりも、噛みやすいので人気の定番食材ですね。
同じ理由でフランクフルトも人気です。
●焼き鳥
小さく切った肉が串にさしてあるので、食べやすい食材といえるでしょう。
お肉とともに、野菜も食べやすい大きさに切れば意外と食べてくれるようです。
お肉と野菜、バランスよく食べられるのが嬉しいですね。
ただ、火力が強すぎると、串が焦げ付いてしまう場合があるので注意してください。
●豚バラ肉巻き
バーベキューの肉の種類によっては、前述したように小さい子供の場合は噛み切りにくい場合があります。
その点、豚バラ肉は柔らかく食べやすいため、小さい子供から人気があるのでおすすめです。
アスパラやえのきなどを豚バラ肉でまくと、肉と野菜の両方食べられますね。
バーベキューで子供に人気な炭水化物とは?
続いて、バーベキューで子供におすすめの食材をご紹介していきましょう。
バーベキューに持って行く炭水化物といえば、おにぎりや焼きそばが一般的のようです。
それらももちろん美味しいですが、ちょっと変わった食材をご紹介します。
それは、「フランスパン」です。
意外に感じる方もいるかもしれませんが、フランスパンは子供に人気の食材です。
そのままだと硬いので、薄く切ってチーズをのせて網の上で焼きましょう。
ケチャップを付けてチーズをのせれば、ピザ風にもアレンジできますね。
この他にもフランスパンは、ガーリックトーストやフレンチトーストにすることもできます。
フレンチトーストは、家で卵・牛乳・砂糖に浸して味をしみ込ませたものをジップロックなどに入れて保冷して持参すると簡単です。
また、フランスパンを使ってチーズフォンデュを楽しむこともできます。
トロトロに溶けたチーズが好きな子供は多いのではないでしょうか。
フランスパンを小さく切ってチーズにからめたり、ゆでたジャガイモやカボチャ、ニンジンをいった食材をディップしてもいいですね。
野菜嫌いな子供でも、チーズと絡めれば美味しく食べられます。
子供が自分でディップできるので、場の雰囲気も盛り上がりそうです。
小さい子供の場合は、やけどなどしないよう大人と一緒に挑戦することをおすすめします。
バーベキューで子供に人気の野菜といえばトウモロコシとじゃがいも!
前述した方法であれば、バーベキューで野菜も美味しく食べられそうですね。
この項では、バーベキューで使う野菜の中でも特に子供に人気のある食材「トウモロコシ・じゃがいも」についてお話しします。
まずは、「焼きトウモロコシ」です。
焼くと甘くておいしくなるので、子供に人気の野菜の1つです。
他の野菜は食べられなくても、トウモロコシは小さい子供でも食べられる場合が多いので用意しておくことをおすすめします。
醤油と砂糖を混ぜたタレを付けて焼くことで大変香ばしくなり、食欲がわきます。
続いてご紹介する食材が、じゃがいもです。
子供だけでなく、大人も大好きな野菜料理の1つが「じゃがバター」ではないでしょうか。
こちらではレシピをご紹介します。
●じゃがバター
【材料】(1人分)
・じゃがいも 1個
・塩コショウ 適量
・バター お好みで
・アルミホイル じゃがいもを包む分
・新聞紙 4分の1
【作り方】
1.じゃがいもはよく洗って水気を拭きましょう。
2.じゃがいもを新聞紙で包みます。
ポイントは新聞紙を濡らして包むことです。
このとき、新聞紙が水でやぶれないように注意してください。
3.2の上からアルミホイルで包みます。
4.炭の中に入れて、待ちましょう。
じゃがいもにお箸をさしてみて、通るようなら完成です。
塩コショウやバターを付けていただきましょう。
マヨネーズや、明太子マヨネーズを付けても美味しいのでおすすめです。
子供が食べやすい食材!鶏手羽先を使ったさっぱりメニュー!
続いて、食材に手羽先を使った肉のレシピをご紹介します。
包丁を使用せずに手軽にできるので、おすすめです。
●レモンチキン
【材料】(4人分)
・鶏手羽先 8本
・レモン汁 大さじ1
・乾燥パセリ 大さじ1
・おろしにんにく 大さじ1
・砂糖 小さじ1
・オリーブオイル 大さじ1
1.ジップロックなどに、手羽先以外の材料を入れてよく混ぜ合わせましょう。
2.鶏手羽先を1の中に入れ、クーラーボックスなどに入れて30分くらい放置します。
3.バーベキューコンロの強火のエリアの網の上に、味の付いたチキンをのせます。
焼き色がつくまで、焦げないようひっくり返しながら加熱します。
4.焼き色が付いたら弱火のエリアにチキンを移動させ、じっくり焼いていきます。
バーベキューカバーなどがある場合は、それをかぶせるとより肉のうま味を逃がしません。
4.チキンに竹串などをさしてみて、出てきた肉汁が透明であれば出来上がりです。
肉がホロホロと柔らかく、味はさっぱりとしていて食べやすいため小さい子供が喜びそうなレシピです。
大人はお好みでブラックペッパーをかけても美味しくいただけます。
バーベキューで子供が喜ぶデザート!場の雰囲気をさらに盛り上げよう!
最後にご紹介するのは、バーベキューで子供が喜ぶデザートです。
バーベキューでデザートがあると大人でも嬉しいですよね。
子供の場合は、さらにテンションが上がって場の雰囲気も盛り上がることでしょう。
ご紹介するレシピは、食材に「リンゴ」を使った簡単デザートです。
●焼きリンゴ
【材料】(2人分)
・リンゴ 1個
・バター 10グラム
・ハチミツ 大さじ1
【作り方】
リンゴの芯をくり抜いた中に、バターとハチミツを入れ、ホイルで巻いて焼くだけの簡単デザートです。
1.まずは、リンゴを横にして、輪切り(6等分)にし、1番上と1番下以外のリンゴの芯をスプーンなどで取り除きましょう。
2.1を元の形に戻し、穴にバターとハチミツを入れ、最後に1番上のリンゴをのせて蓋をします。
3.2にアルミホイルを巻いて、バーベキューコンロの弱火のエリアにのせます。
4、アルミホイルの上から触って、リンゴが柔らかくなっていたらできあがりです。
お好みで、シナモンやレーズンを加えても美味しくいただけます。
子供は、アイスクリームなどを添えると喜びそうですね。
この他にも、マシュマロを竹串にさして炭火であぶる「焼きマシュマロ」や、溶かしたチョコレートにマシュマロや果物をからめて食べる「チョコレートフォンデュ」なども子供に人気です。
ぜひ挑戦してみてくださいね。
大人も子供も笑顔になる食材で楽しいバーベキューを!
バーベキューで子供におすすめの食材について、いろいろとご紹介しました。
シンプルに焼いた肉が食べにくい小さな子供であっても、バーベキューにぴったりの食材やレシピはたくさんあります。
この記事でご紹介したもの以外にも、アウトドアブログなどで子供向けのバーベキューメニューが沢山紹介されているので参考にしてください。
大人も子供も一緒に盛り上がるバーベキューになるといいですね。