数多くあるメーカーのテントの中でも、日本のアウトドアメーカーのモンベルのテントは、比較的手の届きやすい価格で販売されています。
初めてのテントを買ったものの、テントのポールなど部品が壊れて困ってしまうこともありますよね。
アウトドアのアイテムが壊れてしまったら、一番最初に頭に浮かぶのはメーカーに修理に出すことではないでしょうか。
この記事ではそのような状況になった時のために、モンベルの製品に関してのアフターサービスやその詳細についてご紹介していきます。
モンベルのポールを修理に出したい!アフターサービスは?
モンベルにはカスタマーサービスがあり、モンベルの製品に関するサービスがいくつかあります。
モンベルの製品にプリントや刺繍をするカスタムオーダーや、愛用の製品を長く使用できるようにするメンテナンス方法の紹介、製品の取扱説明書のダウンロードサービスなどです。
その中でも修理・カスタマイズのサービスは多岐にわたります。
テントやポールの修理・交換や、ウェア類やバッグ類の修繕、裾上げや袖つめ、ブーツのソールの貼り替え、などを行っています。
修理・カスタマイズの問い合わせは、インターネットか電話やFAX、郵送で可能となっています。
インターネットからの問い合わせは、専用の問い合わせフォームから必要事項を入力すれば、簡単にできるようになっています。
もしモンベルクラブ会員の場合は番号を控えておきましょう。
非会員でも問い合わせは可能なのでご安心ください。
モンベルのカスタマーサービスを電話やFAX、郵送で利用したい場合は公式サイトに詳細が載っていますので、そちらから問い合わせてみましょう。
モンベルの製品を修理に出すには「直営店に行く」
モンベルの製品が壊れてしまって修理に出す場合は、モンベルストアへ直接持ち込む方法があります。
時期によっては手元に戻ってくるまで時間がかかってしまうこともありますが、店員にきちんと対応してもらえるので安心です。
直接店員に修理箇所を見てもらうのは、修理可能か不可能かわかりやすいでしょうし、状況によっては大体の修理料金がわかります。
もしも、モンベルストアに直接赴くのが可能なのであれば、モンベルストアに行ってみましょう。
モンベルストアは全国各地にありますので、一度最寄りの店舗を調べてみるのがおすすめです。
公式サイトの修理・カスタマイズの説明に、修理品を持ってくる際にはできるだけ汚れは落としてきてくださいとあるので、使用したままの状態では持って行かないようにしましょう。
また、モンベルストアで修理を依頼した場合は、修理品は代引きか店舗での受け取りが可能となっていますので、ご自分のご都合のよい方法を選択することができます。
ちなみに、モンベルストアで受け取りをするのであれば送料がかかりません。
実際に、長年愛用してきたテントのポールを修理に出したユーザーは、既に別売りのポールで代用することもできなかったので、直接モンベルストアに持ち込み修理を頼んだ、と紹介しています。
もしも、修理の可・不可や修理費用をなるべく早く知りたい場合は、モンベルストアの利用をおすすめします。
その他のモンベル製品の修理依頼方法・ネットや電話
モンベルの公式サイトでは、「修理の受付の際には商品の状態を把握するために、メールや電話での見積もりは受けていません」とあります。
そのため、実物をモンベルのカスタマーサービスに送ってから、修理の可・不可、料金や修理にかかる日数などの詳細が、モンベルより連絡されてくることになっています。
直接店舗で修理依頼をする場合と同じく、できるだけ汚れを落として修理品を送付し、破損個所が複数になる場合は、印をつけるなどして修理箇所を明確にしておきましょう。
なぜなら、汚れがある場合や修理箇所が不明な場合は、洗濯手数料や検品手数料が取られることがあるので、注意が必要となるからです。
例えば、テントに穴が空き修理に出したい場合は布地をきちんと乾かしておく、ポールが破損したのであれば破損個所に目立つように色のついたテープを貼っておく、などの事前準備が必要となります。
モンベルでは、製品に使用されているパーツや布地を基本的に保管していて、古い製品のパーツや布地についても、ユーザーの要望になるべく応えられるように用意があるそうです。
モンベルのメーカーとしての細やかさを感じますね。
壊れたテントポール、修理したいけど費用はどの位かかる?
モンベルの製品だけでなく、メーカーへ修理を依頼したら、基本的に有料の修理となります。
修理にかかる費用は、修理したい品の破損度合いによって変動があります。
モンベルで愛用品を修理したユーザーの体験談をみると、テントのポールの修理と中のショックコード交換で3,000円程度とあります。
テントのポールのみなら2本修理の場合ですと、1,000円ちょっとで済んだケースもあります。
その他にも、穴の開いてしまったシュラフの修繕と抜けたダウンの補充に3,000円程度、トレッキングアンブレラの骨1本交換と生地の交換で、2,000円程度で直したユーザーもいました。
両方ともモンベルストアに持ち込んで、おおよその見積もりをその場で提示されています。
予想よりも良心的な価格で修理されていますね。
ご紹介した例はほんの一例なので、お手元に破損してしまったモンベル製品があるなら、諦めずにメーカーに修理してもらうことを検討してみてはいかがでしょうか。
モンベルの修理期間はどの位かかるのが平均的?
他にも修理にあたって気になるのが、修理に出した愛用品がどの位で手元に戻ってくるかではないでしょうか。
モンベルの修理にかかる期間は、大体ではありますが10日から2週間程度が平均的のようです。
こちらもモンベルのユーザーの体験談ですが、テントポールをモンベルストアで修理に出して、戻ってくるまでに2週間ほどかかった、とあります。
修理したい品によっては、交換用のパーツや生地がなかったりすると、1か月以上待たされたりするケースもあるようです。
そのほかにも、梅雨時期に傘の修理依頼をしたら2~3週間かかると伝えられたケースもありますし、年末年始を挟んでの修理依頼では3週間程度かかったケースもあります。
もしも、急ぎでなければ修理依頼するタイミングは、シェラフやテント・テントポールなどの場合、オフシーズンの冬にするなどして、混みそうな時期をさけるとよいかもしれません。
テントやポールを長く使うために日頃からメンテナンスをしよう
モンベルの公式サイトでは、修理や交換の案内だけではなく、取り扱う様々な製品のメンテナンス方法を紹介しています。
こちらでは公式サイトを参考にテントやポールの、日頃からできる簡単なメンテナンス方法と、気をつけておきたい注意点をお伝えしていきます。
テントやポールの破損や劣化を防ぐには、ポイントがいくつかあります。
・ファスナーやスライダーに異常はないか、開閉時に異物を挟み込んでいないか確認する
・テントを乾燥させる際には、設営したままひっくり返して干さずに、日陰で布地を広げて乾燥させる
・カビやコーティングの劣化を防ぐため、使用後は乾燥後に保管し、長期の保管の際は洗濯をしてから保管する
・ポールのショックコードの劣化を防ぐため、ポールは真ん中から折りたたみ、ショックコードに偏ったテンションがかからないようにする
また、保管時に気をつけたいことがあります。
・生地にダメージを与えないように直射日光をさける
・カビなどの原因になるので高温多湿をさけ、風通しのよいところに保管する
・長期間使用がない場合は、時々天気のよい日に広げて乾かし、異常がないか確認する
少しの手間をかけるだけで、お気に入り品を長く使い続けることができるので、こちらでご紹介したメンテナンスを実施してみてください。
モンベル製品が壊れたらまずはカスタマーサービスを頼ろう!
アイテムをより長く使うために、こちらでご紹介したメンテナンスを参考にお手入れしてみてください。
それでも壊れてしまったら、新品を買うことを考えてみる前に、まずはカスタマーサービスに問い合わせて、愛用の品を修理に出してみましょう。
モンベルは日本のメーカーということもあり、そのカスタマーサービスはきめ細かく安心できる対応をしてくれるはずです。
愛用のモンベル製品に不具合を見つけたり、異常を感じたりしたら、使い続けずに早めに修理をすることが肝心です。