キャンプというと、大人数のファミリーや仲間とバーベキューをするのが楽しいものですね。
しかし、最近ではファミリー単体であったり、ソロであったり、少人数のキャンプにも注目が集まるようになりました。
ユニフレームのユニセラは、卓上で使えるバーベキューグリルです。
家族で、少人数で囲むのにちょうど良く、使い勝手の良さから、ユニフレームのロングセラー商品になっています。
2018年には期間限定でミニタイプなども登場しています。
ユニセラがなぜロングセラーとなっているのか、その魅力に迫ります。
ユニフレームのユニセラは定番商品!ロングやミニなど期間限定も
ユニフレームのユニセラというと、多くのキャンパーから使い勝手の良さに太鼓判を押されているグリルです。
ユニセラは、卓上タイプのバーベキューグリルで、カセットガスコンロのように卓上で炭焼きを楽しむことができます。
ユニフレーム独特のシンプルで無駄を省いたデザインはまるで「業務用」を連想させますが、その武骨さがアウトドアの雰囲気にマッチして、カッコいいと評判です。
キャンプでバーベキューというと、専用のグリルで炭火や焚き火を使うのが一般的ですよね。
そうなると焼き係が必要ですし、準備も片付けも手がかかります。
しかし、ユニセラは4~5人用にもかかわらずコンパクトな設計になっており、卓上に置いて使うことができます。
卓上において置けるのであれば焼き係が不要ですし、自宅の庭で、ガーデンパーティで、気軽にバーベキューを楽しめます。
このユニセラ、1992年に初代のモデルが登場してからバージョンアップを繰り返し、なんと25年以上も愛され続けているグリルなのです。
現在のモデルは、「ユニセラ TG-III」です。
期間限定でロングモデルやミニモデルなども登場し、よりいっそう人気に拍車をかけています。
ユニセラ独自の構造で燃焼効率が抜群!
ユニセラ最大の特徴は、その形と構造です。
ユニセラは本体がV字型になっており、そのV字の内側にはセラミックパネルがセットされています。
この構造は、ロングタイプもミニタイプも共通しています。
V字の上に焼き網が載っているという状態です。
V字の形状により、底から大量に空気を取り込むことができるため、少ない炭でも十分に燃焼します。
そして、炭火によってセラミックパネルが熱せられることで、遠赤外線効果が発生し、食材をおいしく焼き上げてくれます。
炭火で焼いた食材は格別においしいものですが、さらに遠赤外線効果もプラスされるため、おいしさがアップします。
テーブルの上に置いて大丈夫なのか、気になりますよね。
ユニセラは、本体のステンレスボディとセラミックパネルの間には、断熱のための空気層が作られており、それによって高い断熱効果を持ちます。
そのため、テーブルが熱くなりにくいのです。
炭への着火も簡単で、本体に炭を入れて、ロストルに着火剤をのせて着火して差し込むだけです。
ユニフレームでも販売されている「岩手切炭」がおすすめです。
ユニセラはファミリーにピッタリ!ロングとミニは使い分けて
ユニフレームのユニセラは、バーベキューグリルながらコンパクトな作りになっています。
このコンパクトさが、キャンパーに愛されている理由のひとつでもあります。
テーブルの上においても邪魔にならず、みんなで囲めるちょうど良いサイズです。
収納すると「約315×165×85(h)mm」になり、なんとA4サイズ程度です。
重量は3kgほどありますが、そのコンパクトさに驚きます。
使用サイズは、「約315×250×190(h)mm」です。
焼き面はおよそA4サイズなので、家族で囲むには、少し小さいと思われるかもしれません。
しかし、一般的な焼肉店の焼き網でも同様のサイズが採用されていることを考えると、ファミリーでの使用に困ることは少なそうです。
ちなみに、ロングタイプは、
使用時「約470×250×190(h)mm」
収納時「約470×165×85(h)mm」
となっており、サンマを丸ごと焼ける大きさになっています。
ミニタイプは、
使用時「約170×250×190(h)mm」
収納時「約170×165×85(h)mm」
です。
レギュラーサイズでさえ、小さめと感じるくらいですから、ミニは本当に小さくてかわいいという印象です。
お店だとなかなか勇気の出ないひとり焼肉にも挑戦できますね。
ユニフレームの技術が詰め込まれた機能的なデザインでお手入れ簡単
ユニフレームは、金物の町として有名な新潟県燕三条にある会社です。
そのため、金物に関する技術は一流です。
高度な技術が詰め込まれたユニフレームのアイテムは、どれもシンプルかつ機能的なデザインを採用しています。
無駄なものを省いたデザインは潔いともいえます。
無駄がないからこそ、お手入れが簡単にできるという利点につながっているのです。
その技術があるからこそ、簡単な組み立てと分解ができ、お手入れがしやすい構造が叶えられています。
ユニセラのお手入れの仕方を見てみましょう。
使用後、しっかり冷めてからお手入れを始めます。
工具などを使わずに本体を2つに分解できます。
そのため、水洗いができます。
洗ったあとは、しっかり乾かしてから保管しましょう。
お手入れが簡単で、清潔を保つことができるのはうれしいですね。
この構造は、基本的にロングタイプもミニタイプも同様です。
ロングとミニは期間限定!早めに手に入れて!
先ほどから「ユニセラ TG-III」と一緒にご紹介しているロングモデルとミニモデルですが、ユニフレームのレギュラー商品ではなく期間限定商品ですので、気になる人は早めに手に入れる必要があります。
特に、「ユニセラ TG-III ロング」は2017年限定商品ですので、すでに生産は終了しています。
ただ、お店によってはまだ在庫を持っているところもあるかと思いますので、早めに手に入れてください。
サイズは、ユニセラのレギュラーサイズの1.5倍あります。
大人数で卓上バーベキューができるアイテムです。
「ユニセラ TG-III ミニ」は2018年限定商品です。
こちらも限定であることを考えると、早めに手に入れておいた方が良いでしょう。
ミニは、ソロキャンプや2~3人の使用を想定して作られています。
特に、ソロキャンプでは活躍してくれそうです。
セラミックのおかげで省エネで、使用する炭の量が少なくて済むので、ひとりで使うときにはちょうど良いですよ。
または、キャンプでつまみを炙りながら飲みたいというときにもおすすめです。
ユニフレームはスペアやオプションが豊富で長く使える
ユニセラがロングセラー商品であるのには、スペアパーツやオプションが豊富であることもポイントのひとつです。
「ユニセラ TG-III」は頑丈な作りになっていますが、長年使用しているとパーツが劣化したり、紛失するということも考えられます。
ユニセラ内部に設置されているセラミック部分は、使い方によっては割れてしまうこともあります。
ユニフレームは、そのような場合のためにスペアパーツを豊富に取り揃えています。
「ユニセラTG用 ワイヤー網」
「ユニセラTG スタンドゴム」
「ユニセラ 主壁セラミック」
それぞれ、リーズナブルな値段ですので、ユニセラはパーツを取り替えながら長く使い続けることができます。
そのことも、人気のヒミツといっても良いかもしれません。
また、オプションパーツも豊富で、バーベキュー以外の料理も楽しめることも魅力です。
「おでん鍋」
「熱燗あぶり台」
「鉄板」
「グリルプレート」
「焼き鳥台」
「ブリッジ」
など、どれも欲しくなってしまうオプションですよね。
ブリッジは、ダッチオーブンなどの大鍋をユニセラに載せられるパーツです。
ロングタイプとミニタイプにも対応しています。
ダッチオーブンまで使えるとなると、作れる料理は無限大に広がりそうです。
広がるユニセラの楽しみ方
ユニセラの使い勝手の良さは、キャンパーたちの間では有名です。
「小さな炉端」というイメージで、全員でテーブルを囲みながら食事ができるというのもうれしいポイントです。
バーベキューだけでなく、熱燗ができたり、つまみを炙れたり、大人が楽しめるアイテムなのかもしれませんね。
オプションを揃えていくという楽しみもありますので、ユニセラの楽しみ方は広がるばかりです。