小学生もできるワカサギ釣りの魅力とおすすめな釣り竿を解説

最終更新日:2019/07/13

ワカサギ釣りは、小学生のお子さまや初心者の方でも気軽に楽しめる冬のアクティビティです。

「家族でワカサギ釣りに行きたいから情報が知りたい」「子どもにも使いやすい竿はないか」など色々な疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方々に、ワカサギ釣りの方法や必要なもの、小学生のお子さまにおすすめな釣り竿を解説します。

また、家族で楽しめるワカサギの釣りスポット「ドーム船」をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ワカサギ釣りとは?どの時期が狙い目なの?

ワカサギは食用として、よく知られている魚の1つですが、ワカサギ釣りは凍った湖の上で釣るイメージをみなさんはお持ちではないでしょうか。

実際は、「氷上で穴釣り」「ドーム船」「ボート釣り」の3つの手段があり、釣る場所も様々です。

さらに、ワカサギ釣りといえば、冬のシーズンだけを想像している方も多いかもしれません。

生息地域で若干の違いはあるものの、ワカサギはその一生をその湖で過ごすため、1年中釣りを楽しむことが可能です。

しかし、ワカサギを釣って食べるならば2月~3月ごろの時期が狙い目です。

なぜなら、ワカサギは冬から春に産卵しますが、産卵が終わると死んでしまうため、繁殖期の前は個体も大きく脂がのっているからです。

また、ワカサギの寿命は1年程度ですから、春から夏の間はまだ小さい個体のため、冬から春までの間が最適な釣りシーズンとなります。

そして、ワカサギ釣りで使用する釣り竿は、一般的な釣り竿より小さくて軽いため、手の小さいお子さまや女性でも持ちやすくて扱いやすいです。

これから、お子さまに「釣りを経験させたい」というご家族の方々は、ワカサギ釣りから初めてみるのがおすすめです。

小学生でも楽しめる?ワカサギ釣りは初心者にもおすすめ

ワカサギ釣りを、小学生のお子さまにおすすめしたい理由がさらにあります。

ワカサギは群れを作り生活する習性を持っています。

そして、ワカサギはえさを求めて泳ぐ回遊型の魚です。

その習性からか、ひとたび釣れると、まとめて何匹も釣れます。

それは釣り竿をあげるのが大変なほど、入れ食い状態が続くことがあるのです。

ですから、釣り初心者の方でも釣れやすく「たくさん釣れた!」という満足感を得られます。

さらに、ワカサギは成魚のサイズは15cmほどの小さな魚です。

力のまだない小学生のお子さまでも、簡単にワカサギを釣りあげられます。

つまり、ワカサギの特性から群れで生活するので釣れやすいため、釣り初心者の方におすすめな釣りなのです。

ワカサギ釣りにおすすめな餌と釣り針に付けるときの注意点

これからワカサギ釣りに挑戦しようと思っているご家族の方のなかには、釣り竿にもさわったことがない方もいらっしゃるかもしれません。

釣り竿の扱いも難しいですが、竿と一緒に使用する「餌」も様々な種類がありますので、どれを選んでよいか迷ってしまうでしょう。

ワカサギ釣りにおすすめの餌は「紅サシ」と呼ばれるハエの幼虫を食紅で染めたものが一般的に使われます。

生きた幼虫ですので、虫が苦手な方には少々ハードルが高いと思われます。

虫を触ることが難しい場合は、練り餌や人口餌でも代用ができるので、そちらを検討してみてください。

餌を付ける方法は、釣り針に付けたり、ある程度の大きさに切って針に付けたりする方法などがあるので、ご家族で協力しながら餌をつけましょう。

そして、餌を釣り針に付ける際に注意しなければいけない点があります。

それは、釣り針です。

釣り針は、縫い針のように先が尖ったものではなく、返しがついているため、皮膚に刺さると取るのが難しく表面的な傷では収まらない場合もあります。

そのため、お子さまが釣り針に餌をつける時は、目を離さないよう注意しましょう。

釣り竿のテクニックは不要!?ワカサギの釣り方

次は、ワカサギの釣り方を簡単に説明していきます。

ワカサギ釣りは特別なテクニックを必要としないので、ワカサギの習性を把握し、簡単な動作を覚えれば誰でも簡単にできます。

ワカサギは、湖底近くを回遊する習性があるため、糸を垂らした後は、糸に取りつけられたおもりの重さを活用し底まで下ろします。

おもりが底に着いたら、最初は1~2回リールを巻いて止め、ワカサギを待ちます。

その際に、竿を上下に動かし、水中で餌がいるように見せかけて誘う「タタキ釣り」というのが基本操作になります。

しかし、ワカサギが追えないほどに早いスピードで上下に動かしすぎるのは逆効果です。

上下に動かすタイミングやリズムを変えたり、静止する時間を作ったりなどいろんな方法を試してみるとよいでしょう。

ワカサギのアタリを感じだら、次は釣り用語でいう「アワセ」という動作を行います。

「アワセ」とは、魚が針に食いついた時に竿を上にあげて針をしっかり魚の口に掛けることです。

釣り全般でいえばアタリからのアワセのタイミングが重要ですが、ワカサギ釣りはそこまで神経質にならなくても問題ありません。

タタキ釣りの際、針や糸が上下に動かされることで、そこでアワセが偶然にもできることもあります。

ワカサギが釣れることを想像しながら、タタキ釣りの動作を楽しみましょう。

小学生にもおすすめなワカサギ釣り用の竿

釣りが初心者の方は、どのような道具を揃えればよいのか悩みますよね。

実際ショップに行くと、釣り具はリール・竿・仕掛けなどがバラバラに販売されていることが多いので、初心者の方は選ぶだけで大変かもしれません。

ここで、釣り初心者の方でも、小学生のお子さまでも使いやすい、ワカサギ釣り用の釣竿をご紹介します。

【ワカサギスターターセットST(プロックス):PX931】

参考価格:3,700円

《セット内容》

・並継竿34cm
・カウンターつき両軸リール
・オモリつき仕掛け
・水槽
・入門用冊子

この商品は、ワカサギ釣りに必要な道具がすべてセットになっているところが魅力です。

そして、釣り道具の使い方も説明書がついていて、納得しながら使用できます。

さらに、実際に釣り竿に触れて予習しておくことで、釣りへの不安を少し和らげられますよね。

小学生のお子さまにワカサギ釣りをチャレンジさせたいと思っている方は、ぜひ購入してみましょう。

釣り竿を持って出かけよう!ワカサギ釣りなら「ドーム船」へ

はじめにもお伝えしたように、ワカサギ釣りには「氷上の穴釣り」「ボート釣り」「ドーム船」の3種類があります。

その中で、小学生のお子さまをお持ちのご家族におすすめなのが「ドーム船」です。

「ドーム船」とは、屋形船のような船に乗りながらワカサギ釣りを楽しめる、というものです。

その理由は「冬でも寒くない」「すぐにトイレに行ける」「安定した釣りができる」からです。

お子さまとアクティビティーするうえで大切なのは、お子さまの体調の管理ではないでしょうか。

ドーム船の中は、船によっても異なりますが、暖房やトイレの設備がついているので安心です。

また、ドーム船では釣り竿のレンタルをしているところが多いので、まずは一度釣り竿を借りてやってみるのもよいですね。

ドーム船は、WEB予約や電話などで簡単に予約をすることができます。

釣りをしたい時間帯も選ぶことができるところもあるので、事前に予定を決めておくと、スムーズにワカサギ釣りを楽しむことができます。

また、ワカサギ釣りを楽しむ方の中には、あまり遅い時間に釣らない方がよいという意見もあります。

その理由は、自然状況によっても誤差があるものの、早朝のほうがワカサギを釣ることができる確率が上がるという説があるそうです。

2月ごろのワカサギ釣りのシーズンでは、早期にドーム船の予約が満席になってしまうこともありますので、早めに予約してみましょう。

ワカサギ釣りを楽しもう!

ワカサギ釣りは、小学生のお子さまでも初心者の方でも気軽に楽しめる冬のアクティビティーです。

今回は、ワカサギ釣りに使うエサのお話しや、ワカサギを釣るための3つの手段についてもお伝えしました。

ワカサギの旬である2月~3月に、冬の定番のレジャーとしてご家族の思い出にワカサギ釣りにチャレンジしてみてください。

こちらも合わせてご覧ください。