釣り初心者必見!初めての釣りに最適な場所を徹底解析!

最終更新日:2019/07/14

キャンプなどで水場に行く時に、水中で泳ぐ魚を発見すると、釣りをやってみたくなりませんか。

釣りは、老若男女どの世代でも楽しめるため、アウトドアアクティビティの中でも人気のカテゴリーです。

しかし、いざ釣りをやってみようと思っても釣る場所や道具など、何かと分からないこともあるでしょう。

今回は、釣り初心者に最適な釣り場所や道具についてご紹介します。

釣りの始め方をご紹介

一概に釣りといっても、様々な種類があります。

海で釣る・川で釣る・湖で釣るなど、場所は様々ですが一般的に長い竿を使って釣るやり方が一般的です。

その中でも、エサで釣るのかルアーで釣るのかなどに分かれていて、釣り初心者には分かりにくいことも多いでしょう。

また、釣具屋さんに行っても、道具がたくさんあり、どれを選んでよいか迷ってしまいますよね。

そんな時は、まずはレンタル竿での「エサ釣り」をおすすめします。

釣りを始めたいと思い立って、すぐに釣り竿を購入したり、一式揃えたりすると、後になって買い替える必要が出てきた場合、無駄になってしまいます。

釣り初心者にピッタリな「初心者セット」も釣具屋さんでは幅広く取り揃えています。

しかし、先に初心者セットを購入するよりも、手ぶらで釣りが楽しめる「レンタル竿」で釣りの感覚を知って、それから自分の道具を取り揃えるとよいでしょう。

なお、レンタル竿は港や海の近くの釣具屋さんでしたらレンタルサービスを行っている場合が多いです。

釣り予定地の近くにある釣具屋さんに問い合わせてみましょう。

レンタルする道具は竿だけではなく、魚を入れるバケツやエサを付けてくれる所もあるので、手ぶらでチャレンジすることができます。

そして、レンタルする時にレンタルする竿の使い方を簡単に学べば、釣り人のスタートラインに立ったと言えるでしょう。

釣りポイントの場所選びは重要!

釣りには、釣れるポイントと釣れないポイントがあります。

その基準は、簡単に言えば「魚がいるか、いないか」です。

釣りを始めたての初心者にありがちなミスは、魚がいない場所に釣り糸を垂らしていることです。

多くの釣りの玄人は、経験と長年の状況察知能力で、ポイントに魚がいるかいないかを察して釣りをしています。

水中に魚がいるかいないかの判断は、釣りを経験していくうちに分かるようになってきます。

魚がいるポイントの特徴としてあげられるのは以下の4つです。

・水面や近くに鳥はいるか
・水面に小魚はいるか
・水は濁っていないか
・近くに釣り人はいるか

海で、鳥が水面に集まっている場面を見たことはあるでしょうか。

あの光景は、イワシなどの小魚が群れで水面近くに来ているのを、鳥が捕食しているため起こります。

そのため、鳥が水面にいたり近くにいる時は魚が近くにいる可能性が高いのです。

また、水面に小魚が一切いない場合は、小魚を捕食する大きな魚はやってこないということと同義です。

そして、水が濁っていると魚たちにとって、あまり好ましくない状況なため、あまり期待はできないポイントと言えます。

それに加えて、周囲に釣り人が全くいない場合も、その場所が誰も知らない秘密のポイントというわけではない限り望みは薄いでしょう。

釣りをする前にこれらのチェック項目を確認して、魚がいるかいないかの勘を養っていきましょう。

海で釣りをする時の初心者におすすめな釣り場所や注意点

海で釣りを始める場合、初心者におすすめの場所は「防波堤」や「砂浜」です。

「防波堤」なら、足場もしっかりしているので、エサ釣りはもちろん、ルアーを使ったりサビキ釣りも可能です。

防波堤での釣りポイントは、消波ブロックの近くや漁船の船影です。

消波ブロックの近くや漁船の船影は、魚が身を隠したり、エサを食べたりするために集まる場所なので、狙い目です。

次に、「砂浜」は時には自分自身が海に入って、釣り糸を投げる場合もあります。

そのため、釣りをしている時は常に波の高さ・干潮の時間帯・海の凪ぎ具合をきちんと見なければなりません。

もしも、海の形状が遠浅であっても決して遠くの沖まで歩いていってはいけません。

急に大きな波が来ると、溺れる可能性があります。

そして、遠浅の海は深い所まで歩いて行けると思われがちですが、潮の戻りが意外と早いため、十分に気を付けなければいけません。

「砂浜」での釣りポイントは、ワンド状と呼ばれる波打ち際から沖へ進んでいく時に急に砂がガクッとえぐれている場所です。

このポイントでは、よくヒラメ釣りが行われています。

川の特性と初心者におすすめな川釣りの場所

川釣りでのポイントは、川の流域にどんな特性があるかを知ることが重要です。

川には、上から上流・中流・下流に流域が大きく分かれています。

流域によって、釣れる魚が変わるので狙っている魚がいる場合は魚によって場所を変えましょう。

基本的に、上流では大きい岩がたくさんあり、水流も急で滑りやすい場所でもあります。

そのため、初心者におすすめな流域としては中流・下流がよいでしょう。

中流や下流は安全な場所が多く、釣れる魚も手のひらサイズのものが多いです。

魚がいるポイントは、川の淵に生えているアシや水草の下などが狙い目です。

また、川釣りは魚だけではなくザリガニなどのエビもいるため、ザリガニ釣りを楽しむことができます。

魚釣りは針と糸を使用しなければならないため、小さな子どもに竿を持たせるのが不安な方は番外編としてザリガニ釣りをやってみてもよいかもしれませんね。

ザリガニ釣りは、エサ・糸・割りばしがあれば簡単に釣りをすることができます。

ザリガニは雑食性なのでエサはスルメやソーセージなどをつけるとよいでしょう。

初心者におすすめの釣り場所はほかにもある!~湖~

湖での釣りは、ルアーフィッシングが中心です。

釣れる魚の種類は、ニジマス・ブラックバス・コイなどで、初心者におすすめの魚はブラックバスです。

ブラックバスは、食べる目的というよりプレイフィッシングを目的として狙うことが多いです。

ブラックバスの特徴としては、ルアーに食いついた時のアクティブなファイトです。

この手応えがヤミツキになって、ルアーフィッシングにはまる人も多いです。

また、他の水場では無い湖釣りの特徴は冬の「ワカサギ釣り」です。

氷上に穴を開けて、釣り糸を垂らすイメージがあるワカサギ釣りは、湖の釣りといえば定番ですね。

しかし、だからといって釣具と穴を開けるドリルだけを準備しても、装備不足で困った事態になります。

氷の上で場所を構えて釣るのであれば、とても寒いなか長時間耐えなければならないからです。

そのことを念頭に入れて準備をしないと、釣りをする前に凍えてしまいます。

まずは、釣りをする自分自身の防寒対策をしっかり行って、ワカサギ釣りに挑みましょう。

なお、ワカサギ釣りのシーズンにはワカサギ釣りを楽しむための屋形船が出ます。

初心者であれば、無理せず準備の整ったサービスや施設を利用するようにしましょう。

釣り初心者の心得を知ろう!

釣りを始めるうえで、自分の釣具を揃えたり、狙う魚や釣り場所の情報を知っておくことは重要なことです。

しかし、それ以上に自然環境や周りの人たちへの配慮がとても大切です。

釣りは1人で行うアクティビティに見えますが、そうではない一面もあります。

釣りは同じ釣り場を共有することが多いので、自分専用の釣り場所ではありません。

そのため、「みんなで使用する大事な釣り場」という認識が大切です。

また、環境への配慮やマナーを守ることも大切です。

迷惑行為の一例を挙げると、「釣り場で騒ぐ」「ゴミを持ち帰らない」ことです。

釣り場で騒いでしまうと、静かに釣りをしている人にとっては迷惑になり、また魚も散ってしまいます。

ゴミを持ち帰るということは、環境に配慮する以前に当然のマナーでしょう。

特に、自分で使用した針と糸を持ち帰るのは、初心者・経験者問わず釣り人の義務です。

また、魚をキャッチアンドリリースする際は、魚を素手で触らないようにしましょう。

海魚でも川魚でも、魚は低温環境で暮らしているため、人間の手の温度に触れると、大きなダメージになってしまいます。

また、魚によってはヒレに毒を持つ種類もいるため、触る時はグローブを付けていたほうがよいでしょう。

初心者でもできる!釣りは身近なアクティビティ!

釣り用の道具は多種多様で、初心者にとっては何から始めてよいのか、何を揃えればよいのか、迷ってしまうでしょう。

しかし、本来釣りというのは大変シンプルなものですので、釣りを体験するつもりで「レンタル竿」の利用を検討してみましょう。

初心者でも安心して訪れることができる釣り場所はたくさんありますので、色々な場所で釣りを楽しんでみてください。

そして、徐々に釣りの感覚を覚えていきマナーを守りつつ楽しい釣りライフをエンジョイしましょう。

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