登山にはリュックとともにポーチを持参しよう!おすすめは?

最終更新日:2019/07/25

登山には、当然といっていいほどリュックを背負っていくことが多いですよね。

足元が悪い山道を歩くので、転んだ時のためにも両手があいている方が良いからです。

近年、リュックとともに便利なポーチを持って行く方が増えています。

この記事では、登山用におすすめのポーチやその他便利なバッグなど中心にご紹介していきます。

登山に便利なポーチとは?

登山をする時、地図やスマートフォンといった小物を頻繁に出し入れする機会が多いようです。

これらは「必要だ」と思った時にすぐ欲しいアイテムですが、リュックには、大抵の場合沢山の荷物を詰め込んでいるので、取り出すのが大変です。

また、一度止まって、リュックを下さなければならない点も「面倒だ」と感じる方もいるでしょう。

そんな時便利なのが、小物を手軽に入れておけて好きな時に出し入れができる「ポーチ」です。

登山で使用するポーチにはいくつか種類があり、その特徴も少しずつ異なります。

この記事では、登山用ポーチの中からウェストポーチとチェストバッグについてご紹介していきます。

ポーチ以外にもサコッシュという登山に便利なアイテムもあるので、後述していきます。

それではポーチの特徴や、おすすめアイテムなどについてお話ししていきましょう。

次の項では、ウェストポーチについてお伝えします。

体に密着して安定!容量が豊富なウェストポーチ!

ウェストポーチは、腰回りにベルトでくくりつけるので、体に密着して安定感に優れているといった特徴があります。

登山中、ポーチの動きに気をとられることもないので歩行も快適です。

また、各ブランドから販売されているウェストポーチは、容量の種類も豊富です。

一般的に、1.5リットル以下のものから5リットルのものまで販売されているので、ご自身の用途に合わせて選ぶことができますね。

ウェストポーチには、ポーチのフロント部分にポケットがついているのも特徴です。

飴やガムといった、ちょっとした食べ物も入れておけるので便利ですね。

地図やスマートフォンなどの必要最低限のものだけ入れるという場合は、1.5リットル以下のアイテムを選ぶことをおすすめします。

そのようなものに加えて、行動食やハンドタオルなどを入れたい場合は、もう少し容量のある3リットルクラスがおすすめです。

3リットルクラス以上になると、肩からかけるショルダーバッグに変えることもができる「2ウェイタイプ」が使用しやすいので参考にしてください。

さらに、カメラなどを入れておきたい方には、4リットルから5リットルのウェストポーチをおすすめします。

このクラスは、フロント部分に加えてポーチの両サイドにポケットがついている場合もあり、小物の収納に便利です。

登山におすすめのウェストポーチ!

では、登山でおすすめのウェストポーチをご紹介します。

【アークテリクス:ウエストポーチMAKA1】

容量は1.5リットルですが、2ウェイタイプでウェストにもショルダーにも使用することができる便利なポーチです。

フロント部分のポケットに加えて、ポーチの内側にキーフックなども施されています。

メイン収納の部分には内ポケットがあるので、小物を快適に収納できます。

スマートフォンと入れる専用スペースもあるので、出し入れをより楽にしてくれますね。

続いてご紹介するおすすめのウェストポーチがこちらです。

【カリマー:SL 2】

軽量性と強靭性の高い、容量2リットルのウェストポーチです。

裏地にエアメッシュパネルが施されているため、汗をかいてしまっても通気性が良く快適に使用することができます。

フロント部分のポケットにはストレッチ生地を使用しているので、伸縮性がよく出し入れもスムーズです。

つぎにご紹介するおすすめのポーチがこちらです。

【カリマー :VTヒップバック】

容量が3リットルあるので、いろいろなアイテムを収納することができます。

シンプルなデザインの2ウェイタイプなので、山などのアウトドアではもちろんのこと、「普段使いにも便利に使える」といった方も多いようです。

ウェストポーチと同様出し入れがしやすいチェストバッグ!異なる特徴とは?

ウェストポーチについて、いろいろとご紹介しました。

続いて、「チェストバッグ」についてご説明していきます。

登山に持って行く便利なポーチの1つに、チェストバッグがあります。

チェストバッグとは、基本的にウェストポーチと同じくらいの大きさで、登山で使用する時にはリュックに取り付けることができるもののことをさします。

胸元(チェスト)の高さで固定されるので、「チェストバッグ」とよばれています。

ウェストポーチと同様、小物の出し入れがしやすい位置にあるので使いやすいですね。

ただ、位置が胸元より上になってしまう場合、視界が見えにくくなってしまうといったこともあるようです。

また、下の方に寄り過ぎるとチェストバッグが揺れてしまい、ウェストポーチに比べて安定性に欠ける場合があります。

パンパンになるほど荷物を詰め込んでしまっても視界も狭くなるので、余裕をもって収納することも大切ですね。

使いやすさですが、ポーチの位置は使う方の好みが分かれる場合が多いです。

ブログなどでは、「実際に登山で使用して、良かったら継続して使う」ことがすすめられています。

実際に使用してみると、「ウェストポーチよりチェストバッグの方が使用しやすい」といった方も多いので参考にしてください。

便利な登山用ポーチ!おすすめのチェストバッグとは?

では、登山用ポーチ中から、おすすめのチェストバッグをご紹介します。

【PaaGoWORK: パスファインダー M】

容量が2.5リットルのチェストバッグです。

ファスナーがチェストバッグの左右に1つずつあるため、開閉しやすいです。

付属品としてレインカバーがついているので、登山中の急な天候の変化にも対応できるのも嬉しいですね。

口コミでは、「とにかく楽で使いやすい」といった感想がみられました。

使いやすさに定評があるこちらのチェストバッグは、容量が4.5リットルのものもあるので参考にしてください。

続いてのおすすめチェストバッグがこちらです。

【THE NORTH FACE:フロントアクセサリーポケット】

容量が1.5リットルで、小物を入れるのにちょうどいいサイズ感です。

チェストバッグの背面部分にエアメッシュ素材と使用しているため、通気性が高く蒸れる心配がありません。

地図を収納できるマップケースが付いているところも嬉しいポイントですね。

軽量性も高いので、胸元を圧迫されている感じもせず快適に使用することができます。

ショルダーハーネスに固定して使用!軽量で携帯に便利なおすすめのサコッシュ!

登山用ポーチのウェストポーチとチェストバッグについて、いろいろととご紹介しました。

最後に前述した「サコッシュ」についてお話ししていきましょう。

ウェストポーチとチェストバッグはウェストや胸元に固定させて使用します。

それに対して、サコッシュは固定させないショルダーバッグタイプです。

もともとサコッシュとは、フランス語で「袋」をさし、自転車のロードレースで飲み物などを渡す際に使用されていました。

サコッシュは、ポーチというより、薄い生地で作られているシンプルなショルダーバッグといえるでしょう。

軽くて薄いので、「ちょっと持つのに便利」といったところから、アウトドアアイテムとしてもだけではなくおしゃれアイテムとして販売されています。

登山に使用する場合、安定性には欠けるので、リュックのショルダーハーネスに固定するなどして使うことをおすすめします。

軽量性と携帯性に優れているので、万が一に備えてリュックの中に入れてもっていくのもいいですよね。

では、おすすめをご紹介します。

【グラナイトギア:ハイカーサチェル】

カラー展開が豊富でおしゃれなサコッシュです。

ストラップを取り外すこともできるので、さらに軽量化させたい場合にひも違うものに変えることが可能です。

ぴったりのポーチを探して快適な登山を楽しもう!

登山に行く時、長い道のりをあるくため、荷物をリュックにいれて1つにまとめたいですよね。

ただ、頻繁に出し入れする必要がある小物があるのも事実です。

そんな時は、登山の妨げにならないコンパクトで機能的なポーチがあれば、快適に登山を楽しむことができます。

この記事を参考に、ご自身にぴったりのポーチが見つかるといいですね。