登山の醍醐味といえば、山の頂に立つことですよね。
肉体的な負荷が大きくて危険も伴う登山ですから、無事に頂上に登りつめた時の喜びはとても大きいことでしょう。
安全な登山をするためには、登山靴をはじめとする装備に気を使うことも大切です。
登山靴のおすすめはガルモント製品です。
一時は倒産が危ぶまれもしましたが、伝統と革新技術をマッチさせた靴で荒波を見事に乗り越えたガルモントの登山靴についてご紹介します。
登山靴でも名のあるブランド!ガルモントについて
有名な映画や、世界遺産保有数NO.1で、歴史的建造物が数多く残されている国として、イタリアは数多くの観光客を虜にしています。
旅行してみたい国ランキングで常に上位にランクインするイタリアは、実は登山靴の生産地としても世界的に有名であることをご存知でしたか。
ガルモントは、1964年にイタリアで、トレッキングシューズやスキーブーツのメーカーとして設立されました。
日本でも登山靴メーカーとしての人気が高く、愛用している登山愛好家も多いです。
1990年代には、アウトドアブームを牽引しているほどの人気がありました。
しかしその後、一時は倒産騒動もあり、ガルモントファンは冷や冷やしましたが、2016年に新生ガルモントとして復活しました。
新しい素材や技術を積極的に取り入れることで、快適な履き心地にマウンテンシューズの高い機能性を併せ持った登山靴作りに力を入れています。
イタリアならではのオシャレなデザインとカラーも魅力的です。
もちろん日本でも人気があり、全国各地に販売店があります。
倒産危機にあった!ガルモントの登山靴のデザインは解剖学の視点によるもの
世界中で登山人気は高いですね。
しかし、初心者が登山ブームにおされて「よし、今から山へ登ろう」なんて行為は危険です。
登山には危険が伴うこともあるため、それなりの装備や道具が必要なのです。
その中で重要なアイテムが登山靴です。
山道は、私たちが普段歩いているような道路のように、しっかり舗装されていません。
大小の岩が転がっていたり、雨水によってぬかるんでいたりする場合が多いのです。
そのため、登山に適した能力を備えていない靴では疲れを引き起こし、筋肉や関節を傷めてしまう恐れがあります。
怪我を回避して快適に登山をするには、やはり自分に合った登山靴が必要不可欠なのです。
そこで、倒産危機から見事復活したガルモントの登山靴がおすすめです。
解剖学の視点から、履きやすさと歩きやすさを追求したデザイン設計がされています。
ゆとりあるつま先、優れたフィット感、筋肉や関節への衝撃の緩和、歩行の安定性などが向上されているため、快適に歩みを進めることができるのです。
さらに、ビブラムソールやゴアテックスを採用しているという点も、登山靴としての評価が高いです。
登山靴で有名なガルモントが倒産危機から復活した経緯
登山靴ブランドとして名高い「ガルモント」。
今現在も人気が高いですが、その歴史を少し振り返ってみましょう。
すでにお伝えしてあるように、1964年にイタリアで設立されました。
そして、2012年には、スキーブーツモデルだけ、Scott社ブランドと合併しました。
それから3年後の2015年、Morlin一族が経営しているガルモント本体が破産危機に陥ってしまったのです。
人生も山あり谷ありのように、絶好調に思えていた事業も、その先の未来がどうなるのかはわからないものですね。
あわや倒産かという不安にさいなまれたガルモントファンも大勢いたことでしょう。
しかし、熱意あるファンたちの後押しと、イタリア政府系投資ファンドによって、倒産危機を逃れて復活することができたのです。
2016年に、新生ガルモントとして日本国内でも復活を果たしました。
日本の代理店は「株式会社フラッグ」ということです。
2018年になると、ヨーロッパの国際見本市において「アウトドア・インダストリー・アワード2018」を見事受賞しました。
ガルモントの製品が、世界45か国で愛用されている理由がわかりますね。
倒産危機から復活!タウンユースできるオシャレな登山靴としても注目度大
ガルモントの創業から100年以上経過している歴史がある中で、まさか、のちに倒産危機に陥るとは誰もが想像もしていなかったのではないでしょうか。
一時はブランド消滅も危ぶまれましたが、無事に復活しました。
その後、ガルモントは、新たな素材や技術を取り入れることで、よりハイスペックかつデザイン性の高いモデルを展開していきます。
老舗の底力を感じますよね。
登山靴はその名の通りに、一般的には山を登るために適して作られています。
しかし、近年においては街で履くオシャレな靴として、ファッショニスタ達から注目されているのです。
登山靴は他のスニーカーなどと比較すると、見た目にも重そうでごつい感じがするので、タウンユースには向いていないのではないかと思いますよね。
しかし、最近の登山靴は機能性だけでなく、デザインも洗練されているのです。
そこに、世のファッショニスタ達が目をつけて人気に火がついたのです。
足の保護への工夫もしっかりされていて滑りにくいため、一日履いて活動しても疲れにくいです。
もちろん防水力や通気性もバッチリです。
雨が多くて不快な梅雨時にも、もってこいですよね。
ガルモントの登山靴は、オシャレながらもシンプルなデザインとなっているので、様々なファッションに合わせやすいですよ。
ガルモントが日本人のために開発した登山靴がある!
活動するために大事な要となる、足元のケアを充分に満たしてくれるガルモントの登山靴の機能性は素晴らしいです。
しかし、世界各国には登山靴のブランドはたくさんあり、ブランドごとに形状や機能性、フィット感、デザインまで多種多様にあります。
登山靴のブランドは、ガルモントをはじめ「シリオ」・「モンベル」・「コロンビア」・「ノースフェイス」などがあります。
ガルモントにもかつて倒産危機があったように、人気を牽引する各ブランドそれぞれに歴史があります。
歴史あるガルモントが、なんと私たち日本人のために開発した登山靴があります。
みなさんはご存知でしたか。
ガルモント初のジャパンラストモデルとして製品化されたのが「MISURINA GTX® JP」です。
これを開発するために、日本人の足型を研究しつくしたそうですよ。
日本人には幅広で甲高な足の人が多いので、幅広く作られています。
登山やトレッキングに最適なGORE-TEX®と、アウトソールには耐久性のあるVIBRAM®Grivolaが採用されています。
雨や泥水はもちろん、不安定で危険が伴う場所でも、安定した歩行をしっかりとサポートしてくれます。
日本人ハイカーは、一度は試して頂きたい登山靴です。
ハイキングやトレッキングに◎!ガルモントの登山靴をご紹介
ハイキングやトレッキングを楽しむための登山靴選びは、快適に履けるかどうかだけでなく、機能性も重要です。
倒産危機から復活したガルモントの靴には「登山靴」、「アプローチシューズ」、「ハイキングシューズ」、「バックパッキング用」などの、用途に合わせたモデルが展開されています。
ガルモントのサイトには、自分に適した靴を探しだせるテストもあります。
登山靴に関してあまり知識のない人でも、簡単に自分に適した靴を検索できるサービスは嬉しいですよね。
是非活用してみてくださいね。
最後に、ハイキングやトレッキングシーンにおすすめなモデルをご紹介します。
●「GARMONT MYSTIC MID SURROUND」
大きな魅力の中の一つに、有名なタイヤメーカーMICHELIN(ミシュラン)との共同開発で作り出されたアウトソールが使用されていることがあります。
それだけで簡単に想像できるように、安心できる安定性を提供してくれます。
さらに内部には、GORE-TEX®SURROUNDが使用されています。
高い防水性をキープしつつ透湿性にも優秀なので、快適な履き心地を体験できるはずですよ。
ファンの心を捉えて離さないガルモント
倒産の危機から勢いを取り戻したガルモントは、「履き心地」「機能性」「安定性」「耐久性」「デザイン性」を全て盛り込んだトレッキングシューズ作りを続けています。
どんどん進化を続けてモデル展開をしていくことで、ファンの心を捉えて離しません。
一度手にとって着用してみると、その魅力を実感できるはずです。
ガルモントは、今後も魅力的なラインナップを増やしていくことでしょう。
ガルモントの靴から目が離せませんね。