素敵な思い出作りに!キャンプ飯作りを子供と一緒に楽しもう

最終更新日:2019/08/20

近年のアウトドア人気に影響されてか、子供を連れて家族キャンプを楽しむ人が増えました。

子供は外遊びが好きな子が多いですよね。

それが大自然の中でなら、尚更楽しいことでしょう。

キャンプ飯作りも、キャンプの楽しみの一つ。

そこで今回は、子供と一緒に作れるキャンプ飯をご紹介します。

親子で楽しく、素敵な思い出作りをしてみましょう。

子供が喜ぶ家族キャンプの楽しみ方

みなさんは、家族キャンプに興味はありますか。

「子供が一緒のキャンプは大変そうだからちょっと…」と敬遠しがちな人もいますよね。

そのような考えも大変よくわかるのですが、思い出作りのために、ぜひ一度子供と一緒のキャンプを経験してみることをおすすめします。

そもそも子供は自然の中で遊ぶのが大好きです。

そうでありながら、自然が身近にない都市部で生活している子供達も大勢います。

こういった環境では、子供達の遊びは、自然とゲームやテレビといったものになりがちです。

外遊びの仕方がわからないという子もいるでしょう。

しかし、子供は遊びの天才です。

キャンプに行けば、自然の中でおのずと楽しい遊びを見つけていくことでしょう。

家族キャンプに行ったら、キャンプ飯作りはもちろんですが、以下のことも楽しんでみてはいかがですか。

きっと、子供達のキラキラと輝く笑顔を見ることができますよ。

●キャンプ場に併設されているアスレチックで遊ぶ

●森林の小道を歩いて、木や花の香り、小川のせせらぎ、落ち葉を踏みしめた時の音などを楽しむ

●森林に生息している虫を観察する

●木々の中で鳴く鳥の声に耳を傾けたり、鳥を見つけて観察する

キャンプ飯作りに使用する基本道具

子供とのキャンプ飯作りに欠かせない道具をご紹介します。

●鍋、フライパン

キャンプで使う鍋を選ぶ注意点として、テフロン加工の施されたものを使用することは避けましょう。

キャンプでは焚き火をすることが多いかと思いますが、直火はかなり高温になるため、テフロン加工が劣化してしまいます。

熱伝導率も良好で保温性も高い、鉄製の鍋をおすすめします。

●スキレット

家庭でも活用している人が多いスキレットですが、作った料理をそのままテーブルに出せるメリットがあります。

改めて食器に移し変えなくても大丈夫なので、食器の汚れ物を減らせます。

パエリアやピザ作りにおすすめです。

●ダッチオーブン

家族キャンプなどの、人数の多い時の使用がおすすめです。

煮込み料理や、キャンプならではの豪快な料理に適しています。

●ナイフ

いつも家庭で使用している包丁で問題ありません。

●アルミホイル

フライパンやダッチオーブンの汚れや焦げ付き防止に使用します。

丸めれば、しつこい汚れを落とす時に金たわしの代わりにも使えますよ。

●サランラップ、タッパー

料理の下ごしらえに使用したり、余り物を持ち帰る際にあると便利ですよ。

子供のキャンプ飯作りには事前準備が大切

子供は様々なことに興味を持ちますよね。

一方で、興味の持続時間はそんなに長いものではありませんし、興味を持っているタイミングでしかなかなか行動しませんよね。

ましてや、大自然の中でのキャンプ飯作りにおいては、自然の遊びの誘惑があちらこちらにたくさんあります。

もしも一からキャンプ場で食材を仕込むとしたら、いざ調理開始となる時には、既に子供の興味が他のことにそれてしまっているかもしれません。

そうなることを回避するために重要なことが、テンポよく調理を進めるための事前準備をしておくことです。

●お肉は下味をつけておく

どうせ食べるのであれば、味が染みてコクのある美味しいお肉がいいですよね。

事前に下味をつけておき、ジップロックなどに入れてキャンプに持参しましょう。

味を染み込ませる時間を短縮できますし、余ったつけだれは煮詰めてソースに利用できます。

●お肉や野菜をあらかじめカットしておく

調理に使用するお肉や野菜は、キャンプ場でももちろんカットできます。

しかし、野菜を洗う水やカットするスペースが限られていますので、思ったよりも手間がかかります。

作りたいキャンプ飯が決定している場合は、使用する量ごとに小分けにして持参しましょう。

キャンプで子供と一緒に作ろう!キーマカレーの作り方

キャンプ飯の定番料理といえば、何でしょうか。

それは、老若男女から愛されるカレーではないでしょうか。

子供達も大好きなメニューですよね。

カレー作りは、材料を切ってルーを溶かせば完成します。

とても簡単ですよね。

みじん切りなどの難しい作業は大人が、切りやすい食材は子供にやらせてあげましょう。

子供が包丁を使用する際には、怪我防止のためにも、大人が必ずそばで見ていてくださいね。

それではキーマカレーの作り方をご紹介します。

【材料 3~5人分】

・牛ひき肉または合挽き肉 400g
・玉ねぎ 大1個
・ズッキーニまたはナス 1本
・トマト缶詰 1個
・市販のキーマカレーの素 約1袋
・ケチャップ 大さじ2
・お好みでウスターソース 大さじ1
・油 少々
・にんにく(みじん切り) お好みで

【作り方】

①野菜を全てみじん切りにしましょう。

②ダッチオーブンに油を入れ、お好みでニンニクを入れて炒めます。

③ひき肉を入れて炒めます。

この時に出てきた余分な油は、キッチンペーパーで除去してください。

④みじん切りにした野菜を入れ、ある程度火が通ったらトマト缶を入れましょう。

⑤ぐつぐつしてきたら、市販のキーマカレーの素を入れて溶かします。

⑥お好みで、ケチャップかウスターソースを入れて味を整えましょう。

⑦ダッチオーブンの蓋を開けたまま、約15分煮たら完成です。

キャンプでも子供と一緒にワイワイ楽しくピザ作り

子供と一緒に作るキャンプ飯に、ピザはいかがですか。

キャンプでピザ作りって、一見難しそうですよね。

しかし、実は子供達とワイワイ楽しく簡単に作れるんですよ。

ピザ生地作りの工程のこねる作業は、子供達は粘土感覚で楽しくできるでしょう。

トッピングに関しては、子供達に自由にやらせてみてもいいでしょう。

親子で完成したピザを見るのが楽しみですね。

キャンプではフライパンを使って焼きましょう。

それでは、マルゲリータの作り方をご紹介します。

【材料】

ピザ生地1枚分

・強力粉 140g
・ベーキングパウダー 2g
・お塩 少々
・牛乳 80cc
・サラダ油 20cc

ソース約2枚分

・カットトマト水煮缶 1缶
・バター 20g
・ニンニク(チューブ) 少々
・お塩 少々
・ピザ用チーズ 適量

【作り方】

①小鍋にバター、ニンニク、カットトマト水煮缶、塩を入れ、それらを煮詰めてソースを作ります。

②ボウルに強力粉、ベーキングパウダー、塩、牛乳、サラダ油を入れて混ぜます。

③ある程度まとまってきたら、今度は手でこねていきます。

④生地をクッキングシートの上に広げます。

⑤そこにソースを塗って、ピザ用チーズをのせます。

⑥フライパンで焼きあがったら完成です。

バーナーでサッと炙るひと手間を加えると、香ばしさがアップしますよ。

食べ過ぎ注意!?子供が喜ぶキャンプ飯レシピ

最後に、ボリューム満点で子供も大好きな簡単メニューをご紹介します。

それは「焼きそば」です。

カレーの次に王道のキャンプ飯と言っても過言ではないですよね。

鉄板でもフライパンでも簡単に作れます。

自然の中で食べる焼きそばは、家庭で食べるよりも一味も二味も違いますよ。

【材料 3人分】

・キャベツ 2分の1
・豚肉 約50g
・マヨネーズ 大さじ2
・むし麺 3袋
・焼きそばソース 適量
・ガーリックパウダー 少々
・水 4分の1カップ

【作り方】

①熱した鉄板にマヨネーズを入れます。

②豚肉を入れ、色が変わってきたら野菜を炒めます。

③鉄板の横半分のスペースを使用して、むし麺を炒めましょう。

フライパンを使用する際は、火の通った野菜の中にむし麺を入れて炒めてください。

混ぜにくい時は、水を少し加えてみましょう。

④しっかりと野菜と麺が混ぜ合わさったら、ガーリックパウダーをふりかけて完成です。

焼きそばの後は、デザートに子供が大好きな焼きチョコバナナはいかがですか。

皮付きのままのバナナに片面だけ切れ目を入れたら、そこにチョコを挟みます。

切れ目を上にして鉄板にのせ、皮が真っ黒になるまで焼いたら出来上がりです。

キャンプ飯作りを子供の一生の思い出に

子供の時の記憶はたいていの場合、成長とともになくなってしまいますよね。

しかし、楽しかった思い出は、しっかりと心に焼き付いて残っているものです。

子供の頃に家族で行ったキャンプの楽しかった記憶は、子供の心の成長に良い作用をするはずです。

かけがえのない子供の笑顔を見るためにも、家族キャンプに出かけてみませんか。

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