ハイキングのシューズを選ぼう!ブランドで違いがあるの?

最終更新日:2019/08/30

ハイキングに行くときは、どのようなシューズを履いていったら良いのでしょうか。

「本格的な登山ではないから、普段から履いているスニーカーで十分」と思われるかもしれません。

しかし、専用のシューズを見てみると、スニーカーとは異なる機能があることに気付きます。

また、ブランド各社の特徴や人気の理由もあります。

そこで、ハイキングのシューズについて、機能やブランド各社の特徴をご紹介します。

ハイキングで使うシューズに必要な機能や特徴は?

ハイキングというと、登山とは違い、普段の散歩の延長と考えてしまう人が多いでしょう。

しかし、普段から履いているスニーカーでハイキングに出かけると、想像以上に疲労してしまいます。

その理由としては、普段歩く距離と比べても多くなることと、それ以上に、歩く道の路面状況が異なるため、体への負担が大きいという点にあります。

そこで、体への負担を軽減するためにも、ハイキングに行くときには、専用のシューズを履いていくことをおすすめします。

しかし、ハイキングのシューズと言っても、数多くのメーカーやブランドから、多くの種類が販売されていて、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。

そこで、「ハイキングシューズ」の特徴をご紹介します。

まずは、「防水性」です。

普段の街中とは異なり、自然の中を歩くハイキングなので、足場のぬかるんでいる場所もあります。

そのようなとき、防水性がないと、靴の中まですぐに濡れてしまいます。

また、山の天気は変わりやすいので、急な雨にも対応がきくものが良いでしょう。

防水性のほかにも、「靴底」には高いグリップ性能が求められます。

ハイキングでは、滑りやすい場所や砂地の場所もあります。

ハイキング用のシューズは、そのような場所でもしっかりと歩くことができ、余分な力を入れることなく歩けます。

そして、「軽量性」はハイキングシューズとして重要な要素です。

ハイキング中はずっと足を動かしています。

重いシューズですとすぐに疲れてしまうため、靴の軽さにも注意して選びましょう。

有名ブランド「キーン」のシューズの特徴は?

アメリカのシューズブランドである「キーン」は、もともとサンダル作りからスタートしました。

現在では、サンダル以外にも、ハイキングシューズやカジュアルシューズも作っています。

キーンのハイキングシューズの特徴は、長距離歩く行程であっても、疲れにくいことです。

その理由としては、クッション性の高いソールを採用することで、足への負担を軽減しています。

また、防水性にも優れ、「KEEN.DRY」という、防水透湿素材を使用することで、外部からの防水と内部からの湿気を逃すことができるため、長時間でも快適にハイキングを楽しめます。

数多く種類のあるキーンのハイキングシューズですが、中でもおすすめなハイキングシューズをご紹介します。

【TARGHEE EXP MID WP】

参考価格:17,000円(税抜)

重量:518.5g

このモデルは、もともと人気のある「ターギーⅡ」をさらに進化させたモデルです。

防水性に優れ、「KEEN.DRY」を採用しているため、雨の日でも快適に過ごせます。

重量も軽く、クッション性も高いため、人気があるモデルです。

人気のブランド「キャラバン」のシューズ!選ばれる秘密はこれ!

日本のブランドでいうと、「キャラバン」が有名です。

キャラバンのハイキング用のシューズは、軽くて履きやすく、歩きやすいことを目指しています。

また、初心者と上級者とではシューズに求める性能もことなるため、それぞれの目的に合ったモデルを扱っています。

例えば、初心者用のモデルであるハイキングのシューズは、ある程度の剛性を有しながら、極力柔らかさを保ち、歩きやすく設計されています。

そのため、初心者から中級者をメインに人気のあるブランドです。

その中でもおすすめのモデルをご紹介します。

【トレッキング C1 02S】

参考価格:15,500円(税抜)

重量:約590g

初心者でもハイキングに楽しめるように設計されたモデルで、初心者に優しい配慮がされています。

例えば、履き口には、柔らかい素材のクッション材を採用し、足首付近をやさしく固定してくれます。

また、悪路でもグリップ性を確保できるキャラバントレックソールを使用しており、足への負担を軽減するためのクッション材は、衝撃を吸収するインソールクッションシステムが採用されています。

これから、ハイキングや登山を始める初心者の人は、シューズに迷ったら一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

みんなが知っているブランド「コロンビア」!シューズも必見!

コロンビアと言うと、アウトドアグッズのブランドというイメージがありますが、ハイキングのシューズも販売しています。

数多くのグッズを販売しているため、デザイン性やカラーバリエーションがとても豊富です。

シューズに関しても、ハイキングに限定することなく、普段使いをしても違和感がありません。

また、ほかのブランドと同様に、多くの機能を備えています。

例えば、ほかのブランドでも出てきましたが、防水性と透湿性を兼ね備えた素材は、コロンビアでも採用されていて、アウトドライと呼ばれています。

また、軽量にもかかわらず、優れたクッション性を発揮するテックライトがあり、初心者の人でも快適なハイキングを楽しめます。

このコロンビアでのおすすめのシューズをご紹介します。

【セイバー4ロウ アウトドライ】

参考価格:12,000円(税抜)

重量:400g

先ほどご紹介した、アウトドライと、テックライトの両方を採用し、軽量かつ快適性を実現できるシューズです。

足のつま先側まで靴紐のベルトがついているため、足全体がしっかりとホールドされ、ソールもグリップ性に優れています。

ハイキングだけでなく、釣りなどのアウトドアにも最適なシューズではないでしょうか。

ハイキングでも使える「モンベル」のシューズも忘れてはいけない!

先ほどの、コロンビアと同様に、日本のアウトドアグッズのブランドと言うと、「モンベル」を忘れるわけにはいきません。

モンベルの取り扱う商品は、アウトドアグッズ全般です。

キャンプ用品はもちろん、スキーやサイクリングなどのほかにも、ツアーの開催やアウトドア中のもしもの事故に備えた保険まで取り扱っています。

そのなかで、ハイキングのシューズも販売しています。

モンベルのハイキングシューズは、日本人の足に合った形状になっています。

日本人の足は、幅が広く甲高です。

そのため、海外のメーカーのシューズの場合は大きいサイズのものを選ぶ必要がありますが、コロンビアのものであればフィットするものを選んでも窮屈に感じません。

ソールには、日本の気候に合わせた「トレール グリッパー」を採用しています。

このように、日本で生まれたブランドなので、日本の気候や地形に合った特徴を持っています。

そのようなモンベルのハイキングシューズの中で、おすすめをご紹介します。

【タイオガブーツ】

参考価格:17,100円(税抜)

重量:563g

このシューズは「トレール グリッパー」を採用していることに加え、使っているうちに磨耗してしまったら、ソールを張り替えることができます。

また、防水や透湿性に優れた「ゴアテックス」を採用し、快適なハイキングを楽しめます。

日本人の足の形に合った、幅広なサイズもあるため、自分に合った一足を見つけられるでしょう。

ハイキングのシューズを選ぶときの注意点はこれ!

これまで、ハイキングに使えるシューズをブランド別にいくつかご紹介しました。

では、実際にシューズを購入するときに、何を注意して選んだら良いのでしょうか。

シューズの選び方や、選ぶときの注意点についてご説明します。

自分に合ったシューズを見つけるには、必ず試し履きをするようにしてください。

シューズのデザインや、ブログなどのレビューを参考にするのも良いですが、必ず実物を試し履きし、フィット感を確認するようにしましょう。

そのときに、ソックスは、少し厚めのものを履くようにします。

実際に、ハイキングなどに行くときには、少し厚手の登山用のソックスを履くでしょう。

そのため、そのソックスと同様のものを履き、シューズを試し履きしたほうが実際の感覚をつかめます。

履き方は、かかとをしっかりと合わせ、ただ足を入れるだけでなく、紐を締めます。

さらに、店内を歩いてみてください。

専門のシューズ売り場では、階段や岩場を真似た場所を提供してくれます。

そして、ハイキング用のシューズは、軽いものを選ぶようにしましょう。

初心者の場合は、ハイキングの目的地にもよりますが、ソールは柔らかい靴のほうが歩きやすいです。

ハイキングのシューズは自分に合ったものを選ぼう!

ハイキングに使うシューズは、多くのブランドから販売されています。

それぞれのブランドには、それぞれの特徴があり、独自の技術を持っています。

それらの特徴を踏まえたうえで、シューズを選ぶ際には実物を試し履きし、自分に合っているのかフィット感を必ず確認するようにしてください。

ハイキングに行く地域の気候や地形を考慮して、自分に合った一足を見つけましょう。

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