ハイキングの持ち物はなに?初心者に必要なものはこれ!

最終更新日:2019/09/04

初心者はハイキングに行くときに、「登山とは違うから特別な持ち物は必要ない」と思っていませんか?

ちょっとしたハイキングと言っても、普段の生活とは異なり自然の中に入って行くわけですから、最低限の持ち物は必要になります。

初心者の人がハイキングに行くときの、最低限の持ち物とは一体何でしょう。

この記事では、初心者の人が持って行くべきハイキングでの持ち物について、ご紹介していきます。

ハイキングに必要な持ち物はこれ!

初心者の人が、ハイキングに行こうと思ったら、何を持って行ったら良いのかわからないことも多いでしょう。

街中の散歩でしたら、特に考えなくても普段の生活のままで出発できますが、ハイキングというと自然の中に入ることになります。

そうすると、普段の生活とは異なるものが必要になる場合もあります。

しかも、自然の野山の中では、必要なものを購入することもなかなかできません。

そこで、ハイキング先で困ることのないように、ハイキングに行くときに必要となる持ち物をいくつかご紹介します。

まず、ウェアです。

山の天気は変わりやすいと言われますが、ハイキングに行く場所によっては、自宅付近と気候の異なる場所に行くことが多いでしょう。

そこで、その場所に対応した服装が必要になります。

ハイキングでは、動くことにより、暑くなることもあるでしょう。

もし体が汗ばんできたら、着替えも必要になってきます。

そのため、その場に合わせた服装に着替えられるように、準備して行く必要があります。

また、ハイキングでは地図も忘れずに持って行くようにしましょう。

「ハイキングコースだから大丈夫」と思わずに、もしも迷ってしまっても、現在位置がわかるように地図はすぐに見られる状態にしておいてください。

そして、雨具も必ず持って行くようにしましょう。

ハイキングに出発するときは、晴れていることが多いでしょうが、先ほども触れたように、山の天気は変わりやすいです。

そのようなときにも対応できるように、ハイキングに行くときは雨具を必ず持参してください。

この他に、シューズやトレッキングポールがあると、初心者の人でも、ハイキングに疲れることなく、長距離も楽しむことができます。

それでは、これらの持ち物について、詳しくご説明していきます。

初心者でもハイキングに行くなら地図は忘れずに!

ウェアに関しては、新たに購入して準備する必要はありません。

普段使いの中から、ハイキングに行く場所の気候にあったものを選ぶようにします。

しかし、地図については、事前に購入する必要があります。

地図といっても、分厚い地図帳を持って行く必要はありません。

本格的な登山となると、書店に置いてある、専門の地図が必要でしょうが、ハイキングでは、特別な地図は必要ありません。

だからと言って、観光用のデフォルメされたような地図では、正確な現在位置を把握できない場合もあります。

そのため、できるなら縮尺がしっかりしている地図を持って行くようにしましょう。

また、紙ベースの地図ではなく、スマホのマップを利用する方法もあります。

初心者の人には、スマホの方が使いやすいかもしれません。

スマホのマップは機能も充実しているため、現在位置から目的地まで案内してくれたり、標高やその場所の気温、天気予報も調べたりすることができます。

とはいえ、「スマホがあるから地図はいらない」と考えるのではなく、スマホをメインに活用しながら、必ず紙の地図も持参しましょう。

もし、急なスマホの不具合でも、紙の地図を持っていれば、現在地を把握し、目的地にたどり着くことができます。

スマホを活用する場合には、バッテリー切れで使えなくならないように、モバイルバッテリーも持ち物に入れておきましょう。

持ち物の中に雨具を忘れずに!

次に詳しくご紹介するハイキングの持ち物は雨具です。

ハイキングに出発するとき、わざわざ雨の日にまで出かける初心者の人は少ないでしょう。

しかし、出発するときに晴れていると、ハイキング中もずっと晴れていると思いたいですが、何度かお伝えしたように、山の天気は変わりやすいです。

突然の雨に降られることも、考えておかなくてはいけません。

そこで、ハイキングに行くときに、持ち物の中には必ず雨具を入れて行くようにします。

持って行く雨具は、折りたたみの傘などではなく、レインウェアがおすすめです。

ハイキングでは、傘をさして片手が使えなくなるのは、非常に危険です。

なぜなら、雨が降ったことで足場がぬかるみ転倒してしまうことも考えられ、その際に片手だけは危険を回避できない可能性があるためです。

そのような事態を想定して、片手が塞がる傘ではなく、両手を自由に使えるレインウェアを選びましょう。

ハイキングの雨具としておすすめのレインウェアですが、上下が分かれているものを選ぶようにしてください。

その理由は、上下が分かれているものの方が、動きやすいためです。

たしかに、上下がつながっているタイプのレインウェア方が持ち物が少なくて済みますが、ハイキング初心者には、雨でも動きやすい上下別れているレインウェアの方が安心でしょう。

初心者でも疲れないシューズを持ち物に!

ハイキング初心者の人が忘れがちな持ち物にシューズがあります。

持ち物というよりも、服装になってしまうかもしれませんが、ハイキングにはしっかりとしたシューズがあると、とても楽に歩くことができます。

スニーカーでも対応が効きますが、長い距離を歩く予定のハイキングでは、専用のシューズを準備することをおすすめします。

専用のシューズといっても、本格的な登山靴と比べ、種類により見た目はスニーカーと変わらないものも多く販売されているはずです。

ハイキング用のシューズは、大きく分けて2種類のものがあります。

1つは、ローカットのもので、くるぶしあたりの高さのものです。

もう1つはミドルカットのもので、ローカットのものより高い位置まであります。

ほとんどのハイキングの場合、ローカットのもので十分ですが、足場の悪い場所や、岩場を登る予定の場合には、足首まで固定してくれるミドルカットのものが向いています。

初心者のハイキングでは、それほど険しい道を歩くこと少ないと思われますので、ローカットのものをおすすめします。

ローカットのシューズは、足首まで固定できませんが、軽量なため平坦な道の場合では足が疲れにくいです。

また、スニーカーと形状が似ているため、普段使いにも使用でき経済的です。

初心者でもあると便利!トレッキングポール

ハイキングにあると便利な持ち物に、トレッキングポールがあります。

初心者の人は、「まだハイキングを始めたばかりだから必要ない」と思うかもしれませんが、初心者だからこそあると便利なのがトレッキングポールです。

トレッキングポールは、真っ直ぐ立った状態で、肘を直角に曲げた位置にくるような長さに調節します。

上りの場合では、この長さよりも少し短く設定し、逆に下りの場合には少し長く設定します。

そのため、トレッキングポールは、基準の長さより15cmほど長短に調節できるものを選ぶと良いでしょう。

このトレッキングポールを正しく使うことで、快適に歩ける上、疲れにくくなります。

初心者だから、トレッキングポールを持たないのではなく、初心者だからこそ、トレッキングポールを正しく使い、疲れにくいハイキングを目指してください。

ハイキングにおすすめのトレッキングポールですが、短く収納できるため、持ち物としてかさばることがありません。

リュックの種類によっては、トレッキングポールを収納するための機能が付いているものもあるので、チェックしてみましょう。

ハイキングの持ち物はリュックに入れる!

これまで、ハイキングに行く初心者の持ち物についてご紹介してきました。

それでは、それらの持ち物は何に入れて持っていけば良いのでしょう。

その疑問の答えはリュックです。

ハイキングでの持ち物は、リュックに収めるようにしてください。

肩掛けや、トートバッグなど、収納力に優れたバッグはたくさんありますが、両手が自由に使え、体に一番負担の少ないものがリュックです。

サイズはいくつかありますが、持ち物の量に合わせて、サイズを選ぶようにしましょう。

初心者のハイキングであれば、持ち物もそれほど多くないので、20L~30Lほどのリュックが最適です。

小さすぎるものは収納力が足りず、大きすぎるものは重くなり、体に負担がかかるため、最適なサイズのリュックを選びましょう。

リュックの選び方のポイントとしては、体にフィットするものを選ぶということです。

体に合わないものを使っていると、それだけで体力を奪われていってしまいます。

ものによっては、普段使いにも使用できるため、兼用できるものを選ぶと経済的です。

ハイキングにはしっかりとした準備が大切!

ハイキングだからといって、ちゃんとした装備や持ち物を持たずに出かけてしまうと、思わぬ事故に繋がりかねません。

特にハイキング初心者の方は、入念な準備を行ってください。

ハイキングのような自然の中での行動は、まず安全を意識して、体への負担も軽減できるようにしましょう。

しっかりとした装備や十分な持ち物を持って、楽しく安全なハイキングを行えるように、下調べも十分にして行くことが大切です。

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