ハイキングをする方の中には、ご家族でハイキングを楽しむという方もいるのではないでしょうか。
ご家族でハイキングに行く際、小さいお子さんがいるご家庭もいることと思います。
そんなご家族でのハイキングをする際、「子供には何を持たせれば良いの?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。
今回は、そういった疑問を持っている方を対象に、子供とハイキングに行く際の子供の持ち物についてご紹介いたします。
ご家族でハイキングに行く予定がある方は、是非参考にしてください。
子供の持ち物は基本的には大人と同じ!
ハイキングをする際に、子供に持たせる持ち物は基本的には大人と同じです。
子供の年齢にもよりますが、場合によっては子供に必要な持ち物の方が多くなることもあります。
しかし、子供は大人と比べると体が小さく力も弱いため、重い物を持たせると疲れて歩かなくなってしまいます。
そこで、子供に必要な持ち物は大人と分担して、持つ必要があるのです。
ここでは、子供がいるハイキングに持っていると便利な持ち物についてご紹介いたします。
●抱っこ紐
子供の年齢によって必要ないこともあります。
しかし、子供がぐずって歩かなくなってしまった場合や、休憩中に眠ってしまった場合にはあると非常に便利です。
●ポール
おそらく子供に持たせておくと、最後まで使わないか、大人が使うように促さないと使わないことが多いでしょう。
そのため、大人が持ち、必要に応じて子供に渡すようにしましょう。
●タオル
汗などで濡れた場合に使用しますが、子供に持たせておくと使わないことも多いのではないでしょうか。
そのため、必要に応じて子供に渡すようにしましょう。
子供とのハイキング時のエネルギー補給に必要な持ち物!
子供と一緒にハイキングをした際、エネルギー補給のための行動食は欠かせません。
行動食は気軽に栄養補給をすることができるうえ、体の疲れを癒してくれます。
また、行動食は重量も軽く、サイズも小さい物が多いため、子供の持ち物の中に入れておくこともできます。
ここでは、子供とハイキングに行った際の、おすすめの行動食についてご紹介いたします。
●チョコレート
チョコレートは、カロリーが高く、甘みがあり大人から子供まで人気があるおやつです。
しかし、気温が高いと溶けてしまい、非常に食べにくくなってしまいます。
そのため、気温が高い日には保冷剤などで保冷しておく必要があります。
●カロリーメイト
カロリーが高く、非常食としても食べることができます。
味の種類が豊富で食べやすく、栄養補給には非常に優秀な行動食です。
しかし、水分が少なくのどが渇いてしまうため、水分をこまめに補給するようにしましょう。
●塩飴
熱中症予防に効果的な塩飴は、気温が高い日のハイキングにはおすすめです。
子供の服が汗や雨で濡れてしまったときに備えた持ち物!
子供は普段から大人よりも多く行動します。
そのため、汗もかきやすく、着ている服が汗で濡れてしまうことがあります。
また、突然雨が降ってきた際は、大人も子供も濡れてしまいます。
そのため、大人も子供もハイキングでは着替えが必要です。
着替えの種類にもよりますが、重量が軽い服は子供の持ち物の中に入れても問題ありません。
むしろ、大人の方のザックの中に入れて、子供用の服を取り出すのに手間がかかるくらいなら、子供の持ち物の中に入れるべきです。
しかし、大きさがあり、子供が使用しているザックに入らないようなアウターなどは、大人の方が持つようにしましょう。
また、濡れてしまった服は重量があるため、子供ではなく、大人の方が持つようにすることで、子供の負担を減らすことができます。
ハイキング時に気温が下がってきた際に必要な持ち物!
ハイキング中に気温が下がってきて、寒くなることはよくあることです。
そのため、夏などの気温が高い季節以外にハイキングをする際、防寒グッズを持ち物の中に入れておくことをおすすめいたします。
ここではハイキングで使える子供用の防寒グッズについてご紹介いたします。
●ネックウォーマー
子供用のネックウォーマーが販売しているため、子供に持たせておくと寒い時でも首元を温めることができます。
●防寒着
防寒対策において防寒着は必要不可欠です。
厚みがあり、重量が重い防寒着は、大人が持ち運ぶことをおすすめいたします。
しかし、軽めのダウンジャケットなどは子供持たせても問題ありません。
●手袋
指先は最も冷える部位の一つです。
そのため、保温性が高い子供用の手袋を持たせておきましょう。
●ニット帽
保温性が高いニット帽などを持ち物に入れておくことをおすすめいたします。
ニット帽は頭だけではなく、耳まで覆うことができるため、防寒グッズの中では便利な道具です。
ハイキング中に突然雨が降ってきた際の子供の持ち物!
ハイキングに行く際は大人子供に関係なく雨対策用の持ち物が必要です。
雨が降ってくると、ハイキングコースが濡れてしまい、場所によってはぬかるみや水たまりができることがあります。
そうなると、非常に歩きにくくなり、転倒しやすくなってしまいます。
ハイキング中に雨が降ってきた際の、最も安全な対策の一つが雨宿りをすることです。
子供連れの場合は特に雨宿りをすることをおすすめいたしますが、ハイキングコースのどこにでも雨宿りができる場所があるわけではありません。
そのため、雨宿りができる場所まで歩く必要があり、雨の中でも濡れないようにするグッズが必要です。
ここでは、子供も用意すべきハイキング中の雨対策用のグッズをご紹介いたします。
●レインウェア
ハイキングをする方全員のレインウェアを用意する必要があります。
自分の物は自分で持つようにすると忘れることもなく、必要な時に着ることができます。
●ザックカバー
防水性のザックを使用している方には特に必要ありませんが、防水ではないザックを使用している方には必要です。
子供用のザックのサイズに合わせたザックカバーもあるため、用意しておきましょう。
●ゲーター
ゲーターは足首から膝までの高さがある道具で、足に取り付け靴の中に水や泥や砂などの異物が、入り込まないようにする道具です。
子供用のゲーターも販売されており、靴の高さが低い子供にはおすすめの道具です。
ハイキングに便利な子供用の持ち物!
子供一緒にハイキングをした際、子供は走り回ったり、様々な物に触って手が汚れたりします。
そういったときに備えて、子供とのハイキングでは、役に立つ便利な持ち物が必要です。
ここでは、子供とハイキングをした際に、持っていると便利な持ち物についてご紹介いたします。
●ウェットティッシュ
持っていれば安心する便利道具の一つです。
子供の手や顔などが汚れていたら、ふき取ることができます。
殺菌作用があるウェットティッシュなら、食事の前に手を除菌することもできます。
●おむつ
子供の年齢によっては必要ないこともありますが、まだおむつが取れないお子さんとハイキングに来た際には必要です。
●トイレセット
ハイキングコースではどこにでもトイレがあるというわけではありません。
トイレがない場所で催してしまった際に使用することができます。
●ビニール袋
ゴミ袋に使ったり、濡れた衣類を入れたりと様々なことに使える万能道具です。
重量も非常に軽く、かさばることもないため、ハイキングの際に持っていくことをおすすめいたします。
子供の持ち物は大人と子供で分担して持つようにしよう!
子供の持ち物も大人の持ち物も基本的には同じですが、子供は体が小さく力が弱いため、大人と同じ量の持ち物を持てるわけではありません。
また、子供は道具を持っているだけで、使うべきところで使わない子供もいます。
そんな子供の持ち物は、大人が持つようにして、適宜子供に渡してあげましょう。
家族でハイキングをする際は、子供の持ち物は大人と子供で分担して持つと、子供の負担も減り、ハイキングを楽しむことができます。
子供の負担をできるだけ減らし、家族ハイキングを楽しみましょう。