ハイキングは雨でも楽しめる?服装や魅力などをご紹介!

最終更新日:2019/09/08

雨の日にハイキングに行く方は少ないと思いますが、ハイキングをしている時に雨が降ってきたという経験がある方はいるのではないでしょうか。

雨の日のハイキングは景色が悪くなったり、足元が滑りやすくなったりるため、様々な注意が必要です。

そんな雨の日のハイキングで、ポイントとなるのが「服装」です。

服装は、自分の身を守るために非常に重要です。

今回は、雨の日のハイキングでの服装や、注意すべき点、魅力などについてご紹介いたします。

ハイキング時の雨対策について、興味がある方は是非参考にしてください。

雨の日のハイキングの基本的な服装とは?

冒頭でもご紹介いたしましたが、雨の日にハイキングに行くという方は少ないと思います。

しかし、ハイキング中に突然雨が降ってきてしまうような場面は、非常に多く起こりうる事態です。

防水性が低いアウターや薄着といった服装でハイキングをする際には雨に備えて、あらかじめ対策をとっておく必要があります。

ここでは、突然の降雨に備えた服装についてご紹介いたします。

●インナー

雨の日のハイキングでは、インナーは特に重要です。

雨が降ってくると、湿度が上昇します。

湿度が高いと、蒸れやすくなり、汗をかきやすくなります。

レインウェアを着ると特に汗をかきやすくなるため、インナーは吸湿速乾性が高いものを着ておくと効果的です。

●レインウェア

レインウェアは、防水性が高く、着ることで突然の降雨でも体が濡れることがありません。

しかし、透湿性が低いレインウェアでは、汗が蒸発していかないため、汗で体が濡れてしまいます。

そのため、防水性と合わせて透湿性が高いレインウェアを選ぶようにしましょう。

●長靴

長靴はハイキングシューズと比べると非常に歩きにくく、足が痛くなりやすい履物ですが、雨の日には非常に役に立ちます。

ハイキングコースにもよりますが、雨が降ると、水たまりができます。

場所によっては、水の中を歩かなければならない場所もあります。

そんな時ハイキングシューズでは、靴の中が濡れてしまい、非常に不快な思いをする上、靴擦れなどの怪我も起こりやすくなります。

そのため、雨が降ってきた際には長靴で歩くようにしましょう。

服装と合わせよう!雨でも使える便利な道具

ハイキング中に雨が降ってきた場合、服装だけでは、十分な雨対策はできません。

そのため、服装と合わせて雨対策用の道具をそろえる必要がある。

ここでは雨が降ってきた場合に服装と合わせて用意しておきたい、便利な道具をご紹介いたします。

●防水カバー

防水仕様ではないザックを使用する際、必要不可欠な道具が防水カバーです。

ザック用のカバーで、ザックにかぶせることで中が濡れる事態を防いでくれます。

ザックカバーを選ぶ際には、使用しているザックの大きさに合わせる必要があります。

小さすぎるとザックにかぶせることができませんし、大きすぎると隙間から雨が入ってきてしまいます。

●防水靴下

前記で雨の日には長靴が非常に便利ということをご紹介いたしましたが、長靴は大きさもありますし、重量もあります。

また、歩きにくいため長距離の移動には向いておらず、「長靴を履くくらいなら濡れた方が良い」という方もいるのではないでしょうか。

そこでおすすめの道具が防水靴下です。

文字通り、防水性がある靴下で、靴が濡れても足が濡れることがありません。

●手袋

指先は体の中でも最も冷えやすい箇所の一つです。

防水仕様の手袋を使用して指先の冷えを防止しましょう。

雨の中でのハイキングの注意事項!

ハイキングでは、突然の雨に備えて、雨対策を十分にしておく必要があります。

しかし、服装や道具を準備したからといって、雨対策が十分というわけではありません。

雨の中のハイキングでは守らなければならない注意事項があります。

その注意事項を把握してはじめて十分な雨対策といえるのです。

ここでは、雨の中でのハイキングで守らなければならない、主な注意事項についてご紹介いたします。

●中止を検討する

雨の中でのハイキングは非常に危険です。

足場や視界が悪くなり、ハイキングコースによっては遭難する危険性もあります。

雨が降ってきた場合は中止することも検討しましょう。

●沢沿いを避ける

雨が降ると川が増水します。

誤って川に転落すると最悪命を落とす危険性もあります。

雨が降った時には沢沿いには近づかないようにしましょう。

●雨宿りができる箇所の把握

ハイキングコースの中で雨宿りができる場所を把握しておきましょう。

●水分を摂ること

雨の日は湿度が高いため、予想以上に汗をかいてしまうことがあります。

水分補給は定期的に行うようにしましょう。

●足元に注意

雨の中を歩くためには常に足元に注意しておかなければなりません。

雨が降ると、地面がぬかるんだり、水たまりができたりします。

注意しておかないと足を取られて転倒などの事故につながるおそれもあります。

突然の降雨でもハイキングは楽しめる!雨ハイキングの魅力とは?

雨の中のハイキングは危険がつきものなので、服装や道具、ハイキングコースの状況など常に注意をしておかなければなりません。

しかし、雨の中のハイキングでは雨の日にしか味わえない魅力もあります。

ここでは雨の日のハイキングの魅力についてご紹介いたします。

●自然の風景を楽しむ

雨が降ってくると霧や靄(もや)が発生しやすく、展望台や山頂からの景色は期待できません。

しかし、霧や靄が自然の風景とマッチし、幻想的な風景を作り出します。

●綺麗な植物を観察できる

雨の日の植物は雨で濡れているため、水滴をまとっています。

そんな植物はみずみずしく、幻想的に見え、非常に綺麗です。

●技術の向上

雨の日のハイキングは晴れの日のハイキングと比べると、高い技術が求められます。

そのため、雨の日にハイキングを行うと、高い技術を身に付けることができます。

ハイキング中の突然の降雨でも安心!おすすめの長靴3選!

雨の日のハイキングには防水性が高く、多少の水たまりでは浸水しない長靴がおすすめです。

長靴はレインウェアなどの服装と合わせることで、非常に高い防水性を発揮します。

ここでは、おすすめの長靴を3選でご紹介いたします。

ハイキング用の長靴をお探しの方は是非参考にしてください。

●ハンター HRNTER レインブーツ オリジナルトール

参考価格:9,250円

独特のゴムの臭いが少なく、履き心地が良い長靴です。

高さも膝下まであるため、深めの水たまりでも歩いて渡れます。

しかし、脱ぐ際に足首が狭く、引っかかることが多いため、注意が必要です。

耐久性が高いため、アウトドアに向いている長靴といえます。

●シューファンタジー レインブーツ

参考価格:2,490円

保温性が高い長靴で、、寒い時期でのハイキングに適した長靴です。

比較的重量がありますが、非常に履き心地が良く、長時間でも歩けます。

靴底も滑りにくい構造で、足場が悪くても安心してあるけます。

●G-Field GフィールドL01 長靴

参考価格:4,620円

重量が比較的軽く、履き心地も良いため、長時間使用していても足が疲れにくい長靴です。

アウトドアだけではなく、農作業にも使用することができます。

靴底が滑りにくい構造のため、足場が悪くても快適に歩くことができます。

雨ハイキングの基本的な服装!おすすめのレインウェア3選!

レインウェアは雨の日の基本的な服装です。

レインウェアを着ていることで、雨が降ってきても体が濡れなくなります。

ここではハイキングにおすすめのレインウェアを3選でご紹介いたします。

ハイキング用のレインウェア選びの参考としてください。

●「プロノ」オリジナル透湿防水レインウェア上下組(クールレイン)

参考価格:5,980円

非常に軽い上に、防水透湿性が備わっているため、蒸れにくいレインウェアです。

作業用のレインウェアですが、ハイキングに必要な機能はすべて備わています。

つばが透明なため、視界が確保しやすく、比較的安全にハイキングを楽しむことができます。

●AETONYX 透湿防水 マウンテンパーカー

裏地がメッシュ生地のため通気性が良く、蒸れを軽減してくれます。

また、防水性も高く、水が染み込むこともなく、雨の中でも安心してハイキングを楽しむことができます。

●アウトドアレインウェア マック makku

参考価格:4,147円

上下セットのレインウェアでコストパフォーマンスが良い商品です。

防水性、通気性が高いため、雨が降ってきても安心してハイキングを楽しむことができます。

また、耐久性も高いため、簡単に生地に穴が開く心配もありません。

雨対策を行えば雨の中でもハイキングは楽しめる!

雨の中でも、服装や道具、注意事項などを守ればハイキングを楽しむことができます。

しかし、雨の中のハイキングは魅力もありますが、それ以上に危険があるということを忘れてはいけません。

中には命にかかわるような危険もあります。

そのため、大雨が降っている時や、川の増水が激しい時など、危険が大きい時には迷わず中止するようにしましょう。

注意事項を守って安全に配意しながら雨ハイキングを楽しみましょう。

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