バーベキューは道具がたくさん必要で、何かと大変そうなイメージを持つ方が多いようです。
とくに、バーベキューグリルは大きくて重たい道具だと思われがちです。
そんなバーベキューグリルですが、実はとてもコンパクトなタイプがあります。
コンパクトなグリルなら、持ち運びも簡単で気軽にバーベキューを楽しむことができます。
今回は、コンパクトなバーベキューグリルの利点やおすすめアイテムなどをご紹介していきます。
バーベキューに必要な道具を確認!
最初に、バーベキューを行う際に必要な道具を確認しておきましょう。
宿泊キャンプや日帰りバーベキュー、参加人数などによって持ち物の内容が少し変わりますが、最低限必要な道具をご説明します。
・バーベキューグリル
バーベキューグリルは、大型のタイプからコンパクトなタイプ、ガスコンロまでさまざまな種類があります。
場合によっては、バーベキュー場で貸してくれるところもあります。
・燃料
バーベキューグリルの燃料は、炭や固形燃料、ガスなど、製品によって違います。
それぞれに必要な燃料を準備しておきましょう。
・クーラーボックスや保冷剤
食材や飲み物を入れて持ち運んだり、現地で冷やしておく際に必要です。
日帰りバーベキューならば、折りたためるタイプのクーラーバックが持ち運びに便利なのでおすすめです。
泊りのキャンプでは、保冷力がしっかりしているクーラーボックスが良いでしょう。
・食器、調理器具
食材を焼く時に使うトングや串、食事に必要なお皿やお箸、コップなどが必要です。
食器としても、直火にかけて調理器具としても使える、ステンレス製のシェラカップもおすすめです。
・ゴミ袋
バーベキューで出たゴミは、持ち帰るのが原則です。
ゴミ袋は必ず持参しましょう。
その他、ウェットティッシュ、軍手、日焼け止めなどの小物類も準備しておきましょう。
また、バーベキューのシーンに応じて、テーブルや椅子、レジャーシートなどが必要です。
このように、バーベキューをする際は、たくさんの道具が必要になります。
これらの荷物が少しでもコンパクトになれば、もっと手軽にバーベキューをすることが可能になりそうですね。
バーベキューグリルの形はさまざまなタイプがある
バーベキューグリルの形は、大きく5つのタイプに分類されます。
どのようなタイプがあるのか、それぞれどのような特徴があるのかを見てみましょう。
①スタンダードタイプ
バーベキューグリルを囲んで、食材を焼きながら食べる脚付きの定番タイプです。
大人数用のものから1~2人用のコンパクトサイズまで、大きさのバリエーションが豊富にあります。
高さが調節できる製品もあり、ハイスタイルからロースタイルまで幅広く使うことができます。
②焚火台タイプ
ここ数年、人気が急上昇している焚火台タイプのバーベキューグリルは、数人で焚火台を囲んでゆったりとした時間を楽しむことができます。
ダッチオーブンを使用する場合にも、こちらの焚火台タイプは活躍します。
③卓上タイプ
テーブルの上に置いて使用するバーベキューグリルです。
大きさはコンパクトなものが多く、比較的少人数で行うバーベキュー向きだと言えます。
蓋付きで燻製を楽しめるものもあり、バーベキューレシピの幅も広がります。
④使い捨てタイプ
使い捨てタイプのグリルはインスタントグリルとも呼ばれており、使用後はゴミとして処分することができます。
大きさはコンパクトなものが多く、着火がしやすいのが特徴です。
軽くて持ち運びが楽なので、電車などの交通機関で移動する場合にも便利なアイテムです。
⑤パーティータイプ
自宅の庭などで行うバーベキューにぴったりな、大型のバーベキューグリルです。
比較的大人数でグリルを囲んで、ホームパーティーのようなシーンで使用するのにおすすめです。
大型なので燃料の必要量も多く、持ち運びには不向きだと言えるでしょう。
以上のように、バーベキューグリルの形はさまざまなタイプがあります。
それぞれのバーベキューシーンに合ったグリルを選びましょう。
コンパクトなバーベキューグリルはどのようなシーンで重宝する?
バーベキューグリルの大きさは、大型のタイプからコンパクトなタイプまでさまざまです。
持ち運びのしやすさを考えると、大型のバーベキューグリルは困難で、コンパクトなバーベキューグリルは簡単だということは言うまでもありません。
それでは、コンパクトなバーベキューグリルはどのようなシーンで重宝するのでしょうか。
・1~2人でのバーベキュー
1人で行うソロバーベキューや、夫婦やカップルなどで楽しむ少人数のバーベキューでは、焼き面が狭くても十分賄えるので、コンパクトサイズのグリルがぴったりです。
・交通機関での移動
駐車スペースがない会場などで、交通機関での移動をしなければならない時は、大型のバーベキューグリルを持っていくのはとても大変です。
このような時、手軽に持ち運びができるコンパクトサイズのバーベキューグリルが重宝します。
・ツーリングバーベキュー
ツーリングでバーベキューに行く時は、荷物をできるだけコンパクトにしなければ、バイクの積載量をオーバーしてしまい危険です。
そのような時、軽くてコンパクトなバーベキューグリルなら、バイクに積みやすいので気軽にツーリングバーベキューを楽しむことができます。
・複数人でのバーベキュー
家族や友人同士での複数人集まるバーベキューでは、大型のバーベキューグリルが必要だと考えがちです。
しかし、コンパクトサイズのバーベキューグリルを数個準備する方法もあります。
荷物を分散できるので持ち運びがしやすく、それぞれが小さいので後片付けも比較的楽になります。
・サブ的なバーベキュー
メインの料理が別にあり、サブ的におつまみなどを少量焼くだけの場合は、コンパクトサイズのバーベキューグリルで十分です。
以上のように、コンパクトサイズのバーベキューグリルは、さまざまなシーンで重宝するのです。
次項から、おすすめのコンパクトなバーベキューグリルをご紹介していきますので、ご覧ください。
カバンのようにたためる!コンパクトなバーベキューグリル
最初にご紹介するのは、バンドックのポータブルグリルです。
商品詳細は次のとおりです。
・メーカー:BUNDOK(バンドック)
・商品名:ステンレス ポータブル グリル BD-422
・サイズ:約W31×D22×H20cm
・焼面積:約25.5×16.5cm
・材質/本体:ステンレス、スチール・網:スチール(クロムメッキ)
・コンパクト折りたたみ式・収納サイズ:約31×6×21.5cm
・付属品:焼き網
・重量:約1.78kg
1~2人用にちょうど良い、コンパクトなバーベキューグリルです。
折りたたむとおしゃれなジュラルミンケースのような形になり、持ち運びに便利。
ツーリングにもバイクに積みやすい大きさと形です。
ケースの上部をパカッと開いて炭受けと網をセッティングする方式になっています。
また、本体がステンレス製なので、丈夫で錆びにくく耐久性に優れているのも魅力です。
価格も8,000円前後(参考価格)とお手頃です。
コンパクトな蓋付きバーベキューグリルなら燻製もできる!
次にご紹介するのは、蓋付きのバーベキューグリルです。
・メーカー:コールマン(Coleman)
・商品名:パーティーボールグリル
・使用時サイズ:直径約36×高さ50cm(焼き面高さ約30cm)
・焼面サイズ:直径約34cm
・材質:スチール、他
・付属品:焼き網
・重量:約2.1 Kg
とにかくおしゃれなデザインが魅力の、コールマンの蓋付きバーベキューグリルです。
本体はツートンカラーの球型で、本体の下に脚が付いているので卓上で使うことができます。
蓋をすることで、お肉の塊も美味しく焼くことができ、燻製チップを使用すると燻製料理も楽しむことができます。
収納時は脚を折りたたんで、本体の上下を取外して重ねる方式で約半分ほどの大きさになります。
コンパクトで取っ手もついているので、持ち運びやすい設計になっています。
後片付けも楽々!インスタントバーベキューグリル
使用後にゴミとして捨てることができるインスタントバーベキューグリルは、コンパクトで安価なものが多いので気軽に購入することができます。
本体にあらかじめ炭がセットされており、製品によって調理可能時間(燃焼時間)が若干違うので、購入する際は確認しておくと良いでしょう。
インスタントバーベキューグリルのほとんどは、本体がアルミプレートの製品が多いのですが、ここでは使い捨てでも材質にこだわったおしゃれなアイテムをご紹介します。
・メーカー:A-Plus(エープラス)
・商品名:インスタントクラフトグリル
・使用時サイズ:約W31.5×D25.5×H11.7cm
・材質:竹炭、火山石、竹、ダンボール
・グリル面積:678cm²
・重量:約1.0Kg
・調理可能時間:約60分
数あるインスタントバーベキューグリルの中でも、デザインがおしゃれなクラフトグリルです。
材質は全て天然由来のもので作られているので、環境に優しいのが特徴です。
セットされている竹炭の四隅に着火するだけで簡単に使うことができます。
使い捨てが良いけれど、材質やデザインにこだわりたい方におすすめの製品です。
バーベキューはコンパクトなグリルで気軽に楽しもう!
コンパクトなバーベキューグリルの利点やおすすめ商品をご紹介してきました。
バーベキューは、たくさんの道具が必要なので敷居が高いと思われる方が多いようですが、コンパクトなバーベキューグリルならば、持ち運びも簡単です。
ソロバーベキューから複数人数のバーベキューまで、幅広く活躍できるコンパクトなバーベキューグリル。
それぞれのシーンにぴったり合う形を選んで、気軽にバーベキューを楽しみましょう!