【コールマンのガス缶】種類や詰め替え、捨て方・処分方法を紹介

最終更新日:2024/04/03

【コールマンのガス缶】種類や詰め替え、捨て方・処分方法を紹介

キャンプでバーナーやランタンを使うには、OD缶と呼ばれるガス缶が欠かせません。
そこでここでは「コールマン」のガス缶の種類やサイズをはじめ、ガス缶の詰め替えについてご紹介します。
またコールマンのガス缶の捨て方・処分方法や使用期限、カバーについてもお伝えしているのでぜひ参考にしてください。

コールマンのガス缶とは

キャンプでバーナーを使って料理をしたり、ランタンを灯したり、またヒーターやストーブなどのガス機器を使うにはガス缶が必需品となります。

ガス缶にはアウトドアで使用するOD缶のほかに、価格が安く主に家庭用で使用するCB缶(カセットボンベ)がありますが、CB缶はあくまでも家庭用のガス缶のためアウトドアでの使用には向いていません。
キャンプなどのアウトドアでは、プロパンなどの液体ガスでできたOD缶と呼ばれるガス缶を使用します。

世界中で愛されている人気アウトドアブランド「Coleman(コールマン)」からは2種類のOD缶が販売されています。

コールマンのガス缶の種類とサイズ

コールマンのガス缶(OD缶)には「レギュラー」と「スーパー」の2種類があり、それぞれ使われているガスの種類が違います。

レギュラーである【Coleman 純正LPガス燃料 Tタイプ】にはプロパン+ブタンガスが、スーパーである【純正イソブタンガス燃料 Tタイプ】にはプロパン+イソブタンガスが含まれており、気化する温度に違いがあります。

レギュラーは春から秋の気温が安定した通常時、スーパーは冬キャンプなど気温が10度を下回るような寒いときに使用します。

またコールマンのOD缶にはサイズもそれぞれ2種類あり、230g缶はサイズ11×8.8(高さ)cmで、470g缶のサイズは11×14.8(高さ)cmとなっています。
サイズが同じでもスーパーのほうが若干価格は高めになっています。

ガス缶のサイズごとの適した使い方

ガスの容量から230g缶は約1時間、470g缶は約2時間程度使用可能とされています。
ガスにはサイズごとに適した使い方があり、使用例としては短時間の調理やお湯を沸かすために使うシングルバーナーには230g缶、ランタンのように長時間利用するものや、しっかりと料理をするツーバーナーには470g缶が使われることが多いです。

先述した通り、容量によって缶の高さも異なるため、快適に使用するにはサイズごとに使い分けの必要があることを覚えておいておいたほうが良いでしょう。

コールマンのガス缶は詰め替えできるのか

コールマンだけでなくさまざまなアウトドアブランドから発売されているOD缶。
CB缶に比べて価格が高いのが難点とされています。

それを解決してくれる、CB缶からOD缶にガスの詰め替えができる変換アダプターが販売されています。

しかし、コールマンをはじめOD缶へのガスの詰め替えを推奨しているメーカーはありません。
そのためいくら変換アダプターを使用したとしても、ガスを詰め替えする際にガス漏れを起こして引火したり、爆発してしまう可能性もあります。
メーカーが禁止している行為ですので、万が一事故を起こしたとしても保証の対象にもならず完全に自己責任となります。
以上の点からCB缶からOD缶に詰め替えをして代用するという行為はおすすめすることができません。

コールマンのガス缶の捨て方・処分方法

ガス缶を使うなら、捨て方や処分方法をあらかじめ確認しておくことが大切です。

コールマンのガス缶を処分しようと思ったときに必ず確認しなければならないのは、ガス缶の中身が完全に空になっているかということです。
ガスの残っているかどうかはガス缶を振ってみるとわかります。
ガス缶を振って「シャカシャカ」という音がしたら、まだガスが残っている証拠です。

ガスが残ったままのガス缶をそのままゴミとして捨ててしまうと、ゴミ収集車が爆発するなどの事故を起こしてしまう可能性があります。そのためガスは必ず使い切るか、残ったガスは抜くかのどちらかが必須です。

ただし、お住まいの行政によって、ガス缶に穴を空けることを禁止しているところもありますので確認が必要です。
ガス缶をゴミとして捨てる場合には、決められた処分方法をしっかりと守ってください。

コールマンのガス缶の使用期限

ガス缶の一般的な使用期限は約6~7年とされていますが、ガス自体の成分は劣化しないとされています。
そのため、使用期限はガスというよりも缶、容器の劣化が問題となります。

容器が劣化してくることで、ガス漏れが原因の発火・爆発の危険性があるため、ガス缶の使用期限はしっかりと守り、過ぎてしまったものは先述した通りお住まいの地域のルールを守って適切に処分しましょう。

コールマンのガス缶をオシャレに見せるカバー

コールマンのガス缶の見た目を自分好みにできるおしゃれなカバーも販売されています。
ガス缶のカバーには、ガス缶をおしゃれにする以外にメリットがあります。
ガス缶は使用中気化熱のため表面がとても冷たくなってしまいますが、カバーをつけることで、触っても冷たくないという効果もあります。

キャンプギアの見た目にもこだわりたいという方には、自分が使いやすいガス缶のサイズに合わせてカバーを購入するというのもおすすめです。

コールマンのガス缶はコールマン直営店やコールマンの公式サイトをはじめ、キャンプ用品を取り扱うスポーツ用品店やネット通販などで購入できます。
カバーも「OD缶 カバー」で検索すると、たくさんのアイテムを見つけることができますよ。

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