「リッドリフター」というアイテムを知っていますか?
リッドリフターはダッチオーブンを使う際に活用するアイテムなのですが、購入予定のダッチオーブンにリッドリフターが付属していない場合、単体でリッドリフターを購入すべきかどうか悩みます。
そこで今回は、
・ダッチオーブンのフタを取る道具「リッドリフター」とは
・リッドリフターの特徴と使い方
・ダッチオーブンにリッドリフターは必要かいらないか
・リッドリフターの代用になるものは
・リッドリフターを自作する方法
についてご紹介します。最後におすすめリッドリフター3選もありますのでぜひ参考にしてみてください。
ダッチオーブンのフタを取る道具「リッドリフター」とは
キャンプの調理器具の中でも、焼く・炒める・煮る・蒸す・揚げる・燻すと1台で6通りの調理ができる便利なダッチオーブン。
リッドリフターは、ダッチオーブンの熱くなったフタを安全に持ち上げるための器具です。
リッドリフターは「引っ掛けるタイプ」と「挟み込むタイプ」の2種類がある他、長さや素材、取っ手も色々あるため選ぶ際に悩みますが、フタのタイプや使い勝手を考慮して選ぶことが大切です。
また、リッドリフターはダッチオーブンとセット販売されていることも多いので、セットを選ぶのもおすすめです。
リッドリフターの特徴と使い方
- 引っ掛けるタイプの特徴と使い方
引っ掛けるタイプのリッドリフターは、テコの原理でフタを押さえながら持ち上げます。
ダッチオーブンの付属でついてくることが多く、軽量でコンパクトなので、持ち運びしやすいでしょう。
ただフタを押さえるのが2点なので、慣れるまでは不安定になりがちです。
- 挟み込むタイプの特徴と使い方
挟み込むタイプのリッドリフターは3点でフタを押さえる仕組みのため、フタを開けるのはもちろん回すにも安心して行えます。
また、挟み込むタイプの多くは取っ手部分が赤や黄色などカラフルなので、暗闇でも簡単に見つけやすいというメリットがあります。
ただ引っ掛けるタイプよりもややサイズが大きいのが難点です。
ダッチオーブンにリッドリフターは必要かいらないか
ダッチオーブンを使う際に便利なリッドリフターですが、ダッチオーブンに付属していればいいですが、ない場合は購入すべきかどうかで悩みます。
1つ言えるのは、”必ずしも必要ではありません”が、”あった方が安心安全にフタを開けたり回すことができる”ということです。
リッドリフターには、
- ダッチオーブンのフタに合った形状をしているため扱いやすい
- 熱くなったフタを適度な距離を保って扱えるので安心安全
- より少ない力で安全に開けることができる
といったメリットがあるので、ダッチオーブンを使うならリッドリフターはないよりもあった方が便利でしょう。
またリッドリフターはフタの上で自立するので、そのままの状態で置いておけるので、一度引っ掛けておけばいつでもフタを動かすことができます。
リッドリフターの代用になるものは
ダッチオーブンを使うなら用意しておきたいリッドリフターですが、毎回ダッチオーブンを使うとは限りませんし、使う機会が少ないのにあえて買うのは…と躊躇してしまうこともあるでしょう。
そこで代用としておすすめなのが「耐熱グローブ」です。
キャンプで火を扱う時に必要な耐熱グローブは、耐熱性・耐久性に優れているため、熱くなったダッチオーブンの高温にも耐えられる構造になっています。
様々なタイプの耐熱グローブがありますが、生地が厚すぎるとフタを取るという細かい作業がしにくいので、耐熱性はもちろん、生地に柔らかさや着脱しやすさを基準に選ぶといいでしょう。
100均のバールで代用する方法もありますが、フタの形状によっては使いづらいこともあるのでご注意ください。
ダッチオーブンのリッドリフターを自作する方法
「リッドリフターがほしいけど安く済ませたい」というなら自作してみてはいかがでしょうか。
材料は100均の園芸コーナーにある熊手。
100均には色々な熊手がありますが、ダイソーにある熊手部分が4本のミニ熊手がおすすめです。
作り方も簡単で、熊手4本のうち真ん中2本をバーナーなどで曲げてひっかかり部分を作れば完成です。
ぜひお試しください。
リッドリフターおすすめ3選
リッドリフターは各アウトドアメーカーで販売しています。
そこで今回は、引っ掛けるタイプのおすすめリッドリフターを厳選してご紹介します。
SOTO ステンレスダッチオーブン用リッドリフター
引っ掛けるタイプのリッドリフター。
十字部分にしっかり引っかかるのでフタの開け締めが楽に行えるので、火傷の心配もなく安心です。
サイズ | 幅370×奥行40×高さ30mm |
重量 | 245g |
材質 | 本体:ステンレス グリップ:シリコーン樹脂 |
LODGE(ロッジ) リッドリフター
老舗ブランド、ロッジ社製リッドリフター。
鉄製で作りがしっかりしているので、炭を乗せた暑いフタを外す時に最適です。
サイズ | 37cm |
重量 | 390g |
材質 | 鋳鉄 |
UNIFLAME(ユニフレーム) ダッチオーブンステンレスリフター
熱に強いステンレスの極太無垢角棒を使用。
熱くなったフタを安定して持ち上げられます。
取っ手は天然木で見た目もおしゃれです。
サイズ | 35cm |
重量 | 360g |
材質 | ステンレス鋼・天然木 |
最後に
ダッチオーブンの相棒的存在のリッドリフターについてご紹介しました。
リッドリフターが必要かいらないかで悩むところですが、ダッチオーブンは想像以上に重く、フタの上に炭を乗せて使う場合は耐熱グローブを使うと汚れてしまいます。
リッドリフターの方が手を汚す心配や火傷の心配もなく安心して扱えると思います。
ぜひ参考にしてみてください。