【スノーピークのおすすめクッカー5選】選び方もご紹介

最終更新日:2024/03/30

【スノーピークのおすすめクッカー5選】選び方もご紹介

便利なクッカーは、キャンプなどアウトドアでの調理に必要なアイテムですよね。
この記事では、スノーピークのおすすめのクッカーを、形や素材の特徴などをご説明した上で選び方や評判のアイテムをご紹介します。

スノーピークのクッカーはなぜ評判が良いか

スノーピークやコールマン、モンベルやキャプテンスタッグなど、人気のアウトドアブランドから多くのクッカーが発売されていますが、中でもスノーピークのクッカーは使いやすいと評判です。
スノーピークのクッカーが人気の理由を調べてみました。

  • デザインがスタイリッシュでおしゃれ
  • 蓋がフライパンや食器になる2way仕様
  • スノーピークでも、アルミクッカーなら定価が安い
  • アルマイト加工されていてアルミ製でも腐食や傷に強い
  • 蓋と本体がぴったり合い気密性がある
  • スタッキングでコンパクトに収納できる
  • ソロ用・セットなど、種類が豊富なのでシーンによって選びやすい
  • 容器に目盛りが付いているので調理しやすい
  • ハンドルが折りたためるので持ち運びにかさばらない

スノーピークのクッカーの選び方

アウトドアで湯沸かししたり、料理を作るのに便利なクッカー。
スノーピークのクッカーは、種類がたくさんあるので迷ってしまう方も多いでしょう。形、素材、機能面から選ぶポイントをご紹介します。

形で選ぶ

スノーピークのクッカーには、縦長で底が深いタイプの深型クッカーと、平たくて底が浅い浅型クッカーがあります。
それぞれの特徴を見てみましょう。

深型

メリット

  • スタッキングが可能
  • 軽量である
  • ガス缶やストーブなどをひとまとめに収納できる
  • 荷物をコンパクトにできるのでソロキャンプにも適している
  • お湯を注ぎやすい

デメリット

  • 炒める際など食材にまんべんなく火が通りにくい
  • そのまま器としては使いにくい
  • バーナーの炎がはみ出すので熱効率が悪い

浅型

メリット

  • 熱効率が良い
  • 底が広いのでフライパンのように使うことができる
  • そのまま器にもなる
  • 具材をすくいやすい
  • 大容量の大型サイズがあるので複数人で使用できる

デメリット

  • 重量がある
  • 高さがないのでガス缶などをきれいにスタッキングできない
  • バーナーの炎がはみ出すので熱効率が悪い

素材で選ぶ

スノーピークのクッカーには、アルミ・チタン・ステンレス・鉄を素材としたものがあります。
それぞれ性能や特徴が異なりますので、ご紹介します。

アルミ

軽くてリーズナブルなものが多い、アルミ製のクッカー。
アルミ製のクッカーは、熱伝導率が高く火の通りが早いので、スピーディーに調理したい方にもおすすめです。
一般的にアルミは変形しやすく強度が低いと言われていますが、スノーピークのアルミクッカーは厚めなので扱いやすいと評判です。
焦げ付きにくい素材なので焚き火での調理に適していますが、保温性が低いので冷めやすい特徴があります。

チタン

チタンクッカーは非常に軽量で強度があり、耐食性と耐久性に優れているのが特徴です。
金属臭のないチタンクッカーは、素材の味を損なわずに調理することができます。
直火にかけることもできますが、熱伝導率が悪いため火の通りにムラが出ることがあります。

ステンレス

ステンレス製のクッカーは、焦げやサビが付きにくく、頑丈でお手入れも簡単です。
保温性に優れているので、食材が冷めにくく、あたたかい料理を長く楽しむことができます。
ただし、熱伝導率が悪いため火の通りが不均一になりやすく、炊飯の際ご飯がふっくらと炊き上がらないことがあります。
保温性が高く錆びにくいという利点を生かし、焚き火で使用する場合はステンレス製の鍋や焚き火ケトルをおすすめします。

ダッチオーブンやスキレットなどの鉄製クッカーは熱に強く、焚き火料理に最も適しています。
厚みがあるので食材にじっくりと火が通り、おいしい料理を作ることができます。
家庭でも使えるクッカーですが、重さがあるのでソロキャンプや登山には不向きでしょう。

サイズと重量で選ぶ

スノーピークのクッカーには、深型・浅型など形やサイズもいろいろあり、収納性も異なります。
また、素材により重さも違ってきますので、シーンに合ったものを選びましょう。
コンパクトに収納できて重量も軽いクッカーなら、ソロキャンプやツーリングキャンプや積載量が少ない車を使う場合におすすめです。
ファミリーキャンプやグループキャンプなど、大人数のキャンプなら浅型の大型サイズのクッカーがおすすめです。
浅型クッカーなら、料理を皆で囲む時も食材を取りやすいでしょう。   

スノーピークのおすすめのクッカー 

使い勝手が良いと評判を呼んでいる、スノーピークのおすすめのクッカーをご紹介します。

ソロセットチタン

ポットの底にカップがセットできる、チタン製のクッカーです。
非常に軽く、ソロキャンプにぴったりです。

【材 質】チタン素材
【容 量】ポット880ml
カップ540ml
【サイズ】ポット109×125mm
カップ110×71mm
【収納サイズ】110×131mm
ソロセットチタン

焚き火もOK-ヤエンクッカー

スノーピークのヤエンクッカーシリーズは、山岳で調理ができるように工夫された実用的なクッカーです。
ヤエンクッカーには、1〜2人用向きの1000と、2〜3人用の1500があります。

ヤエンクッカー1000

深型クッカーでしかできなかった調理器具のスタッキングが、浅型クッカーでも可能になったタイプです。
アルミ素材にフッ素加工を施したクッカーとフライパンを組み合わせることで、1台でさまざまな調理に対応できます。

【材 質】アルミニウム合金
【サイズ】鍋187×177×66mm
フライパン171×35mm
蓋171×15mm
【容 量】鍋1.2L(満水)
【重 量】390g
ヤエンクッカー1000

ヤエンクッカー1500

ヤエンクッカー1000と同様、スタッキングができる浅型クッカーです。
焚き火にも対応できる、このクッカーとフライパンのセットがあれば、アウトドアでの料理のレパートリーが広がるでしょう。

【材 質】アルミニウム合金
【サイズ】鍋223×212×75mm
フライパン206×46mm
蓋206×15mm
【容 量】鍋1.9L(満水)
【重 量】520g
ヤエンクッカー1500

ハカルテ

スノーピークのステンレス製計量スプーンです。
調味料やコーヒーの粉などの計量はもちろん、持ち手の穴を使えばパスタを計るパスタメジャーにもなります。
目盛りが付いているので、細かい計量にも対応できます。
2018年のグッドデザイン賞を受賞したアイテムです。

【材 質】ステンレス
【サイズ】120mm×40mm×25mm
【重 量】50g
ハカルテ

シーズニング不要-和鉄ダッチオーブン 

鋳鉄製の重さと厚みのデメリットを解消し、薄いのに丈夫で鉄ならではのおいしい料理を作ることができると評判の鉄製ダッチオーブンです。
シーズニング不要なことも大きな特徴で、手入れの煩わしさがありません。
また、IH調理器具に対応しているのでご家庭でも使えることも人気です。

スノーピークの和鉄シリーズには、ミニサイズのダッチオーブン「コロダッチ」や、炊飯用目盛りが付いておいしいご飯を炊ける「コンボダッチデュオ」などがあります。

スノーピークのアルミクッカーにシーズニングを行うメリット

鉄製のクッカーにはシーズニングが必要なことはよく知られていますが、アルミ製のクッカーにもシーズニングが必要なことをご存じですか?
スノーピークのアルミクッカーにシーズニングを行うと、クッカーに油の膜を張ることができます。
シーズンニングによりクッカ−に油の膜がコーティングされることで、以下のようなメリットがあります。

  • 焦げ付きにくくなる
  • 変色を防ぐことができる
  • アルミ臭を消すことができる

スノーピークのアルミクッカーに必要なシーズニング方法

スノーピークのアルミクッカーには、自宅にあるもので簡単にシーズニングすることができますよ。
簡単なシーズニングの方法についてご紹介します。

用意するもの

  • 米のとぎ汁

シーズニングの手順

  1. 鍋に米のとぎ汁を入れる
  2. アルミクッカーを入れて約20分ほど沸騰させながら加熱する
  3. 冷めたらスポンジで軽く洗い水ですすぐ

スノーピークのアルミクッカーにシーズニングする時に注意すること

  • シーズニング後は洗剤で洗わない
  • すすぎは強くこすらない
  • 取っ手はとぎ汁に浸けない

洗剤で洗ったり、すすぎの際に強くこすると、コーティングが剥がれてしまいます。
また熱で溶ける恐れもあるので、取っ手部分はとぎ汁に浸けて加熱しないようにしましょう。

こちらも合わせてご覧ください。