キャンパーの憧れ・ヒルバーグのレーベル別おすすめテント12選

最終更新日:2024/02/29

キャンパーの憧れ・ヒルバーグのレーベル別おすすめテント12選

多くのキャンパーを魅了するヒルバーグのテント。今回の記事ではヒルバーグの1番の特徴でもあるレーベルごとのおすすめのテントを詳しくご紹介します。ヒルバーグのテントの購入を考えている方のご参考になるような魅力や特徴などをお伝えしますので、ぜひ一度ご覧ください。

ヒルバーグのテントが支持される理由

ヒルバーグは、従来のテントへの不満を持っていた創業者が奥さまとの出会いによって生み出された、いわば家族があったからこそのテントメーカーと言えます。
現在でも家族の絆によってヒルバーグは常に進化を続けています。

それでは、なぜヒルバーグのテントは多くのキャンパーや登山愛好家から高い支持や評価を受けているのでしょうか。
その理由は、ヒルバーグのテントに対する6つの信条にあります。
・信頼性
・適応性
・使いやすさ
・耐久性
・快適さ

テントの材料やデザイン、そして製造技術へのこだわり、さらにさまざまな環境下でのテントの実地テストを繰り返す努力など、ヒルバーグの信念はなぜ多くのアウトドア愛好家の気持ちを鷲掴みにしてきたかわかります。

また山岳テント用として長年愛用している方のブログを覗くと、ヒルバーグのテントは経年劣化による加水分解がしにくいとあり、その根拠を調べてみました。
すると、ヒルバーグのテントに採用されている生地は加水分解をしにくいタイプで、さらに過酷な環境で何度も実験を繰り返して設計された結果、半永久的に使えるテントになったことがわかりました。

北欧生まれのメーカーの比較

ヒルバーグとノルディスクは北欧生まれの人気アウトドアブランドです。
同じ北欧生まれでもこの二つのブランドには方向性の違いがあります。
一言で言うと、ヒルバーグは上記の通りタフな環境に対応できるほどのテント、ノルディスクはおしゃれなテントです。

ヒルバーグのテントのレーベルシステム

ヒルバーグのテントの種類は、ソロテント、2〜4人用テントやファミリーキャンプに便利なグループテントなど人数によって選べる他、ドームテントや、トンネルテントなど使い勝手の違いでも選べます。
また、1年を通して使えるものや、夏に最適なものまで、キャンプシーンに合わせたテントが必ず見つかります。

ヒルバーグの特徴の一つでもある「レーベルシステム」は、4つのレーベルに分類されていて、登山用やキャンプ用など、何をするかで選ぶのではなく、そのテントで何ができるのか考えた上で、自分にとって1番正しいテントが選べる方法として分類されています。

それではそれぞれのレーベルについてその違いをご紹介します。

ブラックレーベル

ヒルバーグのテントで最も強靭な素材で作られていて、あらゆる季節や天候に対応できる強度を備えた多様性のあるテントです。

レッドレーベル

あらゆる季節に対応できる性能ながら、軽量さに重点を置いた設計のテントです。

ブルーレーベル

それぞれの個別の用途に合わせた設計と素材を組み合わせたタイプのテントです。

イエローレーベル

軽量化を最も優先し、過酷な条件の場所や寒い冬よりも、平坦な場所で温暖な夏の季節を想定して設計されてたテントです。

ブラックレーベルでおすすめのテント

●ケロン/ケロンGT

軽量で耐久性や耐風性に優れていて、救助隊や軍の特殊部隊などにも使われているヒルバーグを代表するテントです。
ケロンは通常モデルの「ケロン」と前室が広くなった「ケロンGT」があり、お好きなスタイルが選べます。
どちらのタイプも3人用と4人用があるので、ファミリーキャンプにおすすめです。

●サイタリス

高い強度と広さを持つテントで、極地や高山を登山される方におすすめのテントです。
4人用テントなので、ファミリーキャンプで使う、もしくは少人数で広々と使うなどさまざまな使い方ができます。

●タラ

トンネル型の使いやすい空間と、しっかりとした強さのドーム型の良さを取り入れたタイプの2人用テントです。
他のブラックレーベルのテントの良いとこどりをした様なテントで設営も簡単なので、2人用として、またはゆっくりすごしたいソロキャンプやツーリングキャンプにおすすめです。

●スタイカ

ドーム型のシンプルで安定した構造に加え、設営が簡単なスタイカは広々とした室内で軽量タイプの2人用テントです。
元々カヌー旅行者のためにデザインされたテントなので、設営の難しいところでも設置できる使い勝手の良さが魅力です。

レッドレーベルでおすすめのテント

●アラック

ブラックレーベルのスタイカに刺激を受けて誕生したアラックは、テント軽量化を希望する方のために設計された自立式のオールシーズン用ドームテントです。
2人用のアラック2と、出入り口が2カ所独立している3人用のアラック3の2タイプが展開されています。

●ナロ/ナロGT

トンネルテントの宿命とも言える重さの概念を覆した、軽量モデルのナロは、ソロキャンプや登山におすすめのオールシーズン使えるトンネル型のテントです。
通常タイプの「ナロ」と前室が広い「ナロGT」があり、2〜4人用まで幅広い人数に対応したサイズが選べます。

●ソウロ

設営場所を選ばず、積雪にも耐え、まさにどこでも使えるソロテントとして人気のソウロは、自立式テントで設営が簡単にできるところも人気の理由です。
コンパクトなデザインで持ち運びにも便利なので、ツーリングテントとして使うユーザーが多いところも特徴です。

●ウナ

究極にシンプルな設計のウナは、前室がなく、スピーディーな設営ができるソロテントです。
自立型で、岩場や森林などどこでも設営できるところが魅力です。

ブルーレーベルでおすすめのテント

これからご紹介するブルーレービルのテントはフロアレスタイプなので、必要に応じて別売りのフロアーシートを使いましょう。

●アルタイUL/アルタイXP

遊牧民が使うテントにヒントを得て設計されたオールシーズン対応の大型テントです。
アルタイの特徴的なところは、テントの設営に必要な中央部の専用ポールをスキー板に、そして側面部をトレッキングポールなどで支えられるところです。

6人まで使用可能なファミリーキャンプやグループキャンプ向けのテントで、12人ほどの人数なら、円を描く様に座ることが可能です。
ベーシックモデルのアルタイULの主な素材はKerlon1200の軽量ファブリックで、アルタイXPはKerlon2500の重厚なファブリックが使用されています。
その大きさゆえにテントの中にテントを入れるスタイルや、リビングとして使われている方も多いようです。

●アトラス

テントの高さが約2mで6〜8人ほどが寝られるスペースのあるグループテントです。
大型のテントながら軽量で持ち運びに便利なキャリアバッグが付属されているところも魅力です。

イエローレーベルでおすすめのテント

●ニアック

軽量な3シーズン用の1.5人用のテントです。
2人まで使える広さなので、1人で使えば広々とした空間を感じます。
ポールを2本差し込むと完成する設営の簡単さと軽量なところが人気です。

●アナリス

前後2カ所に前室と入口があり、通気性が抜群のアナリスは、登山などで使われるトレッキングポールで設営できるユニークな2人用のテントです。
アウターテントのみで使うことも可能なので、ツーリングテントとして使われている方も多いようです。

ヒルバーグの最新情報を知るなら

ヒルバーグの新作や、実際の使い心地などを知るなら、ヒルバーグの通販専門店「HILLEBERG WORLD」のサイトがおすすめです。
ヒルバーグのテントの使用人数やキャンプスタイル別にカテゴリーされた見やすいサイトで、ショップブログでは、使用したテントに関するレビューや新作情報などを知ることができます。

さらに、なかなか手に入りにくいヒルバーグのミニタリーカラーのテントの入荷の情報などもいち早く確認できます。
気になるヒルバーグのテントがある方は、生の声が聞けるヒルバーグワールドの公式ページを一度ご覧になってはいかがでしょうか。

ヒルバーグの中古テントを買うなら

ヒルバーグのテントですでに廃盤となっているシリーズを手に入れるなら、ヒルバーグを扱う専門店や、リサイクルショップ、フリマアプリなどを使うと便利です。
現在では手に入れにくいヒルバーグのライドなどはオークションなどでよく見かけます。
ヒルバーグのテントは最初から製造と設計の段階で長く使えるように作られていて、耐久性に優れているので、中古テントでも十分に使えます。

ヒルバーグのテントを安く購入する

ヒルバーグのテントは価格が他と比べ少々高いので購入を諦める方も多いと聞きますが、諦める前に以下の方法を試してみるのはいかがでしょうか。
ヒルバーグのテントを安く購入するには、先ほどご紹介したヒルバーグワールドのセールを利用する、もしくは海外のアウトドア通販サイトを利用すると比較的安い価格で購入可能です。
ただし、個人輸入をする場合は送料や関税がかかる場合がありますので、どちらがお得かをしっかりと吟味して購入しましょう。