キャンプ料理のあとは、簡単デザートでもうひと盛り上がり!

最終更新日:2019/08/17

キャンプ料理というと、バーベキューや焼肉など、炭火や焚き火で作る豪快な料理が思い浮かびます。

キャンプの楽しい夜は長く、お腹いっぱいお肉を食べても、甘いものが欲しくなるものですよね。

そんな長いキャンプの夜に、デザートはいかがでしょう。

デザートがあると、ファミリーキャンプなら子どもも喜びますよ。

バーベキューのグリルをそのまま使って作れるデザートで、バーベキューのあとにもうひと盛り上がりしましょう。

キャンプのデザートといえばマシュマロ!

キャンプのバーベキュー後の定番デザートといえば、マシュマロですよね。

火であぶった焼きマシュマロはとろけるようにおいしくて、バーベキュー料理でお腹がいっぱいでもついつい食べ過ぎてしまいます。

まずはシンプルに、マシュマロ焼きにしてみましょう。

金串か長めの竹串にマシュマロを刺します。

熾火になった炭火で、くるくる串を回しながら焼きます。

お好みの焼き加減になったら出来上がりです。

おすすめはきつね色になったくらいの焼き加減です。

焚き火でも焼きマシュマロはできますが、火加減の調整が難しく焦げやすいので、注意しながら焼いてください。

この焼きマシュマロにさらに一工夫加えたのが、スモアです。

焼きマシュマロをチョコレートとビスケットなどでサンドしたものがスモアです。

ビスケットの部分を全粒粉クラッカーや塩気の効いたクラッカーにすると、甘みが引き立ってまた違ったおいしさを楽しむことができます。

さらに、マシュマロを溶かしてアレンジしてみましょう。

マシュマロを使ってキャラメルポップコーンを作ります。

用意するのは、マシュマロ、バター、ポップコーンです。

鍋やフライパンでバターとマシュマロを溶かし、ポップコーンを絡めます。

これだけで出来立てのキャラメルポップコーンが楽しめますよ。

バーベキュー料理をするなら焼きフルーツはいかが?

キャンプ料理は、手軽であることも大切です。

自宅のキッチンとは違い、道具や設備が充実しているわけではないからです。

シンプルな材料だけで作れるデザートとして、焼きフルーツはいかがでしょう。

「キャンプ中のデザート作りは大変そう」という人でも、焼きフルーツであれば簡単で作りやすいですよ。

◎焼きバナナ

【材料】

・バナナ 適量
・アルミホイル 適量

(お好みで)
・シナモン
・砂糖
・バニラアイス

【作り方】

①皮が付いたままのバナナを、アルミホイルで包みます。

②バーベキューグリルの網に載せて焼きます。

火力が強すぎると焼けすぎてしまうので、熾火で火力が弱めの方が良いです。

③10分くらいで一度ひっくり返して、もう片面も10分ほど焼きます。

皮が真っ黒になりますが、大丈夫です。

皮からジワリと汁があふれてきたら出来上がりです。

④お好みでシナモンや砂糖、バニラアイスを載せていただきます。

◎焼きりんご

【材料】

・りんご 1個
・バター 10g
・砂糖 適量
・シナモン 適量
・アルミホイル 適量

(お好みで)
・バニラアイス

【作り方】

①りんごは皮付きのまま、芯をくりぬきます。

半分に切って、芯を取り除いてもOKです。

くりぬいた部分に、バターと砂糖、シナモンを詰めます。

②アルミホイルに包みます。

③バーベキューグリルの網に載せて焼きます。

熾火の状態で火力は弱めにしてください。

④りんごが柔らかくなっていれば出来上がりです。

フォンデュ料理はキャンプで盛り上がれる

ファミリーキャンプやグループキャンプで盛り上がる料理のひとつに「フォンデュ」があります。

準備や片付けが面倒そうなイメージがありますが、アルミ皿を使えば準備も片付けもとってもラクチンです。

これを利用して、デザートにチョコフォンデュをやってみましょう。

きっとキャンプの雰囲気も盛り上がります。

女性が多いキャンプであればおすすめです。

先ほど出てきたマシュマロやいちごなどのフルーツ、パンやカステラ、ビスケットなど、何を付けても甘くておいしいのがチョコフォンデュです。

用意するチョコレートは、チョコフォンデュ用のものでなくても大丈夫です。

板チョコを何枚か用意し、小さく割ってアルミ皿に入れます。

グリルの弱火の部分にアルミ皿を載せて、かき混ぜながらチョコレートを溶かします。

様子を見ながら、牛乳を大さじ2ほど入れましょう。

牛乳の量は、チョコレートの様子を見ながら調整してください。

これを応用して、チョコフォンデュだけでなくチーズフォンデュもできますよ。

バーベキュー料理に飽きたら、ぜひやってみてください。

ダッチオーブン+パイシートがデザート作りに使える!

キャンプ料理というと、バーベキューグリルだけでなくダッチオーブンも活躍してくれますよね。

ダッチオーブンはデザート作りにも使うことができます。

前の項でご紹介した焼きりんごは、ダッチオーブンでも作れますよ。

ダッチオーブンで作るとりんごの甘みがさらに増し、とろとろになって極上のデザートになります。

りんごは紅玉のような酸味が強めの品種を使うと、お肉を食べた後の口をさっぱりとさせてくれてピッタリです。

そして、ダッチオーブンを使ったデザートとしておすすめなのは、冷凍パイシートを使ったデザートです。

用意するのは、冷凍パイシートと卵、あとはお好みの具材です。

パイ型に冷凍パイシートを敷き詰め、フォークで穴を開けて、中に具材を載せます。

手軽にチョコレートやジャムなどでも良いですし、マシュマロも良いですね。

薄くカットしたフルーツに砂糖をかけるだけ、というのもおいしそうです。

パイであればどのような具材でもおいしいデザートに仕上がるので、失敗も少なそうです。

具材を詰めたら、細く切ったパイシートを格子状に載せて、溶いた卵を塗ります。

ダッチオーブンに入れてこんがり焼き色が付くまで焼きましょう。

焼き時間は、火力や具材によって変わるので、焼き色などを見ながら調節してください。

パイシートはスイーツだけでなく、ソーセージとチーズを載せて焼くとちょっとしたおつまみにもなります。

アレンジ自在ですので、おいしいレシピを見つけてみてくださいね。

キャンプ料理のお助け食材!ホットケーキ

キャンプのデザートだけでなく、朝食や軽食としても活躍してくれるのがホットケーキです。

スキレットがあればダッチベイビー風にも作れて、SNSにも映えます。

ホットケーキミックス粉であれば、粉の分量を計る必要もなくて、キャンプでも簡単に料理できます。

ホイップクリームやフルーツでデコレーションすれば子どもも喜ぶデザートになります。

目玉焼きやベーコンを載せれば、朝食にもピッタリですね。

牛乳と卵で作るのが普通のホットケーキですが、裏ワザとして牛乳の代わりにヨーグルトを使って作ってみてください。

牛乳で作るより軽い食感に仕上がって、ひと味変わったホットケーキが作れますよ。

牛乳や卵がない場合は、クレープ風にしてみましょう。

ホットケーキミックス粉を水で薄めに溶きます。

これを薄く伸ばして焼くだけで、クレープのように焼けますよ。

水の量は、粉の1.5~2倍ほどが目安です。

ホットケーキミックス粉があるだけで、いろいろなデザートが簡単に作れますね。

料理を超簡単に済ませたいときのデザート

これまで、簡単に作れるキャンプのデザートをご紹介してきました。

しかし、やはりデザート作りを面倒に感じるズボラさんもいるかと思います。

そんなズボラさんには、本当にとっても簡単に作れるデザートをご紹介します。

用意するのは、フルーツ缶詰と炭酸水です。

これを混ぜるだけで、お手軽フルーツポンチの完成です。

甘みが足りない場合は、缶詰のシロップを足してあげると子どもも喜びます。

炭酸水ではなく、オレンジジュースなどで作っても良いですね。

これを透明なプラカップに入れれば、それだけでおしゃれなフルーツポンチになります。

料理といえないほど簡単ですが、意外とSNS映えするのでおすすめですよ。

洗い物も片付けも不要なので、忙しいときのデザートにもピッタリですね。

作る過程も楽しいのがキャンプ料理

今回の記事では、キャンプでも比較的簡単に作れるデザートをご紹介しました。

ベテランキャンパーの中には、パンをパン生地から作ったり本格的なチーズケーキを焼いたり、しっかりデザート作りを楽しんでいる人もいるようです。

しかし、そこまで手が込んだデザートを作るのは難しいですよね。

みんなで火を囲んで作るだけでも楽しいのがキャンプ料理です。

作る過程も含めて、キャンプのデザートを楽しんでください。

こちらも合わせてご覧ください。