バーベキューの野菜の量と美味しく食べるための工夫を解説!

最終更新日:2019/09/27

バーベキューでは、肉が主役で野菜はサブ的な存在になりがちですね。

そんな野菜も、できればたくさん食べてヘルシーなバーベキューにしたいものです。

いざ、バーベキューの買い出しに行くときに、野菜の種類や量で迷う方が多いようです。

野菜は、飽きがこないように多めの種類を準備し、さらに下準備をしておくと美味しくたくさん食べることができます。

今回は、人数に応じた野菜の量、おすすめの野菜、下準備方法などをご紹介します。

バーベキューの野菜は何がおすすめ?

バーベキューでどのような野菜を使うのが良いのでしょうか。

できれば、せっかくのバーベキューですから色々な種類の野菜を食べたいですよね。

野菜はこのような分類に分けることができます。

・細かすぎず、形がまとまっている野菜
・火が通りやすい野菜
・完全に火が通らなくても食べることができる野菜

野菜は飽きてしまうなどして、余ってしまうことも多いです。

飽きがこないように、1種類につき大量にではなく、多種類の野菜を適量ずつ準備することをおすすめします。

それでは、バーベキューのおすすめ野菜をご紹介します。

・形がまとまっていて焼きやすい野菜

なす、かぼちゃ、しいたけ、エリンギ、ピーマン、アスパラガス、とうもろこし、玉ネギ、キャベツ、人参、ズッキーニなど。

・ホイル焼きにぴったりな野菜

じゃがいも、さつまいも、にんにく、えのきだけやマッシュルームなど細かいきのこ類など。

・生のまま食べて美味しい野菜

サンチュ、レタス、キュウリ、ミニトマトなど。

この他にも、季節に応じてタケノコや枝豆、そら豆、オクラなどを焼いて食べても美味しいですよ。

バーベキューの野菜の量はどれぐらいがちょうど良い?

バーベキューの野菜を準備するときは、肉のようにグラム数で量を考えるのは難しいですよね。

ここでは、参加者が10人の場合、野菜はどれぐらいの量を準備すれば良いか、個数や本数でご説明します。

同じ10人でも、参加者の年齢層によって野菜の量を考える必要があります。

そこで、参加者の年齢層を2パターンに分けてみました。

〇男女混合の大人10人の場合

玉ネギ中5玉、とうもろこし5本、キャベツ1玉、ピーマン10個、人参5本、しいたけ15個、エリンギ5パック、なす3本、アスパラガス10~15本

〇参加者10人のうち3~5割が小学生以下の子どもの場合

玉ネギ4玉、とうもろこし4本、キャベツ1玉、ピーマン6個、人参3本、しいたけ10個、エリンギ3パック、なす2本、アスパラガス10本

野菜の種類と量は、あくまでも目安です。

育ち盛りの中学生や高校生が多い場合は、全体的に1割ほど多く準備しておきましょう。

逆に、参加者の年齢が40代以上の人が多い場合やお酒を飲む人が多い場合は、全体的に1割ほど少なくすると良いでしょう。

この他に、焼き野菜だけではなく、生野菜があればなお良いですね。

肉を巻いて食べるサンチェやレタス、箸休めにプチトマトなどがおすすめですよ。

バーベキューの野菜は下準備が大切

バーベキューの野菜は、前日に買い出しをしてあらかじめ下準備しておくことをおすすめします。

その理由は、

・当日大量の荷物があるうえに、かさばる野菜をそのまま持って行くは大変。

・当日のバーベキュー場での調理が楽になる。

・バーベキュー場でのごみを減らすことができる。

・アクがある野菜は、アク抜きしておくと美味しく食べることができる。

などが挙げられます。

前日の下準備方法としては、次のとおりです。

・食べやすい大きさに切っておく

玉ネギ、ピーマン、しいたけ、エリンギ、アスパラ、人参などは、あらかじめ切っておくと便利です。

それぞれの野菜ごとに、食べやすい大きさに切り、ジッパー付き保存袋かビニール袋に入れて冷蔵保存しておきます。

そのまま焼く、焼きそばに入れるなど調理方法によって切る大きさが違いますので、それぞれ分けて保存しておくと使いやすいでしょう。

・アク抜き

なすやズッキーニなど、アク抜きが必要な野菜は、食べやすい大きさに切り塩水(酢水でも可)に30分~1時間ほど漬けておきます。

そして、キッチンペーパーなどで水気をよく切り、濡らしたキッチンペーパーで巻いてビニール袋に入れて冷蔵保存しておきましょう。

・変色防止

バーベキューの定番野菜であるキャベツは、空気に触れると切り口が変色しやすいのが特徴です。

対策としては、キャベツ1玉を約1/8に切って洗い、切り口をキッチンペーパーで包んでからビニール袋に入れて冷蔵保存します。

そうすることで、切り口の変色を防ぐことができます。

当日は、手でちぎって調理すると良いでしょう。

これらのような下準備をしておくと、当日のバーベキューが楽になり、野菜を美味しく食べることができるのです。

美味しいたれで野菜を大量に食べよう

バーベキューの野菜は、網で焼いて焼肉のたれを付けていただくもの美味しいですが、飽きがきてしまいますよね。

飽きると、野菜が大量に余ってしまいます。

そこで、野菜を美味しくいただけるたれの作り方をご紹介します。

野菜だけでなく肉にも合いますので、是非試してみてください。

・ハニーマスタードだれ

粒マスタード・食酢・はちみつを、2:2:1の割合で混ぜ合わせます。

野菜にも肉にも合う、マスタードが辛みがきいた大人向けのたれになります。

・おろし玉ねぎだれ

玉ネギのすりおろし大さじ5、食酢大さじ2、みりん大さじ1、濃口醬油大さじ3を全て混ぜ合わせます。

玉ネギの旨味が凝縮されて、食欲が進むたれです。

・大根おろし&ポン酢だれ

大根おろしとポン酢を適量ずつ混ぜ合わせるだけです。

さっぱりとしていてとてもヘルシーです。

お好みで一味唐辛子を入れても良いでしょう。

以上のような手作りのたれを使うと、味に飽きがこないのでたくさんの量の野菜を食べることができます。

自宅で作り、密閉容器に入れて持って行くと良いでしょう。

野菜が大量に余ったときのおすすめ料理

もし、バーベキューで野菜が大量に余ってしまったら、焼きそばやチャーハンの具として消費できますね。

それでも余りそうな場合の、美味しい野菜料理の作り方を2つご紹介します。

<キャベツのホイル焼き>

キャベツ1玉を約1/8に切ったものを使用します。

キャベツの葉の間に適量のバターを塗ります。

さらに、コンソメ、岩塩、黒コショウを適量ふりかけてアルミホイルで包みます。

バーベキューの網に乗せて焼き、トングで上から押してみて柔らかくなっていたら完成です。

お好みで、キャベツの葉の間にんにくスライスを挟んで焼いても美味しいですよ。

<なすのミートソース焼き>

ミートソースの缶詰を開け、バーベキューの網に乗せて温めておきます。

縦半分に切ったなすの真中に切込みを入れ、バーベキューの網で焦げ目が付くまで焼きます。

なすが焼けたら、アルミホイルに乗せて切り目にミートソースを詰め、その上にスライスチーズを乗せます。

ホイルで包んで3分ほど焼いたら完成です。

野菜が余ってもいいように、アルミホイルや必要な調味料を準備しておくといいですね。

バーベキューが盛り上がる変わり種

バーベキューでは、肉や野菜の他にも変わり種を準備しておくと、より一層盛り上がります。

おすすめの変わり種をご紹介します。

・ガーリックトースト

ガーリックトーストは子どもから大人まで人気のメニューですね。

フランスパン1本に、2センチ幅の切込みを斜めに入れ、切込みにガーリックバターを適量塗ってアルミホイルで包んで焼くだけで完成です。

・冷凍コロッケ

市販の冷凍コロッケをバーベキューの網で焼くだけです。

お腹いっぱいでも、コロッケなら別腹で食べれてしまいます。

完全に解凍するとふやけたようになってしまうので、クーラーボックスから取り出したらすぐに焼くようにしましょう。

・牡蠣

牡蠣は殻の平らな面を3分ほど焼き、反対の面を5分ほど焼きます。

レモン汁をかけていただくと美味しいですよ。

・焼きマシュマロ

マシュマロを串に刺して、バーベキューの網で炙るように焼きます。

表面がこんがりきつね色になったら完成です。

中がとろりとして美味しいですが、口の中を火傷をしないように注意しましょう。

・焼きパイナップル

パイナップル輪切りの缶詰をバーベキューの網で焼くだけです。

お肉と一緒にいただいても美味しいです。

この他にも、思いついたものをバーベキューの網で焼いてみると良いでしょう。

いつものバーベキューが一層盛り上がることでしょう。

バーベキューで野菜を美味しくたくさん食べよう!

バーベキューの野菜についてお話してきました。

ご説明した野菜の量の目安は、人数や参加者の年齢層に応じて調整してみましょう。

野菜の種類は、定番から季節の野菜まで、できるだけ多種類の野菜を準備することをおすすめします。

事前の下準備で、当日のバーベキューがグンと楽になり、美味しくいただくことができます。

野菜が残ったら、ご紹介したレシピもぜひ試してみてください。

バーベキューの主役であるお肉に負けないよう、野菜もたくさん食べてヘルシーなバーベキューを楽しみましょう!

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