バーベキューで使用する野菜の下準備についてご紹介!

最終更新日:2019/09/27

バーベキューの主役と言えば多くの方がお肉を思い浮かべるでしょう。

しかし、お肉と同じくらい重要な食材が野菜です。

野菜があることで、お肉のおいしさがより際立ちます。

そんな野菜ですが、手軽に短時間で調理するためには、事前に下準備をしておかなければならない種類の野菜もあります。

今回は、下準備が必要な野菜の種類や下準備の方法、野菜を使用した簡単レシピなどをご紹介いたします。

バーベキューで野菜を手軽に食べたい方は、是非参考にしてください。

バーベキューで使用する野菜に下準備が必要な理由とは?

バーベキューをする方の中には、野菜の下準備をせずに現地で野菜を簡単に切って、そのまま焼く方もいます。

野菜の種類によってはそれでも問題ありません。

しかし、中にはあらかじめ下準備をしておかないと、焼くのに時間がかかったり、おいしく調理することができなかったりといった野菜があります。

また、下準備をしておくことで、バーベキュー中にバタバタと忙しく野菜を準備する必要がなく、そのまま焼くだけで良いので、すぐに野菜を調理することができます。

そのため、「気軽に野菜を調理したい」という方には野菜には下準備が必要なのです。

下準備をした際、適切な方法で保存をしなければ野菜の鮮度が落ちてしまい、野菜のおいしさが損なわれてしまいます。

下準備をした際には保存方法も重要なため、適切な保存方法も理解しておきましょう。

変色しやすい野菜の下準備の方法とは?

バーベキューで使用する野菜の中には変色しやすい野菜があります。

少し変色した程度では、味が変わったり、健康に被害が出たりすることはありません。

しかし、見た目が悪くなってしまい、おいしそうに見えなくなってしまいます。

そこで、ここでは変色しやすい野菜の下準備の方法や、変色しにくい保存方法についてご紹介いたします。

●キャベツ

キャベツはバーベキューの定番ともいえる野菜です。

バーベキュー用に調理する際には、基本的に芯を取り除いてカットして焼くだけなので当日でも調理できないことはありません。

しかし、現地でカットするのは準備するものが多いバーベキューでは非常に面倒な作業です。

そのため、事前に下準備が必要です。

キャベツの下準備の方法は、まず、キャベツをカットしキッチンペーパーで水気をよくふき取ります。

その後、湿らせたキッチンペーパーで包み、野菜室や冷蔵庫で保存することで、バーベキューではすぐに使用できます。

しかし、長時間保存しておくと変色してしまうため、バーベキューの前日に下準備を行うことをおすすめいたします。

●茄子

茄子もキャベツと同様に変色しやすい野菜です。

茄子は、バーベキューでは丸ごと焼いてもおいしく食べられますが、食べやすい大きさにカットしたいという方は、下準備をしておく必要があります。

下準備の方法は、お好みの大きさにカットした茄子を一時間ほど塩水か酢水につけておきます。

その後、キッチンペーパーで水気をふき取り、ジップロックに入れて冷蔵庫で保管しましょう。

加熱が必要な野菜の下準備方法!

バーベキューをする際、下準備に加熱をしておくことで、短時間で焼き上げることができる上、おいしく焼くことができる野菜があります。

ここでは、下準備に加熱が必要な野菜の下準備の方法をご紹介いたします。

●ジャガイモ

ジャガイモにはカットして食べる方法と丸ごと食べる方法の2種類の食べ方があります。

カットして食べる際の下準備の方法は、まず適当な大きさにカットし、水にさらした後、電子レンジで温め、冷蔵庫で保存します。

皮は剥いても剥かなくても、おいしく調理することができます。

丸ごと食べる際には、まず、ジャガイモに十字の切れ込みを入れます。

この切れ込みは、食べやすくするための切れ込みのため、入れなかったらおいしさが損なわれるというわけではありません。

その後、ラップに包んで、レンジで加熱し、お好みに合わせてバターや塩を振り、アルミホイルにくるんで冷蔵庫に保存します。

●にんじん

にんじんは焼くのに時間がかかる上、焼き過ぎるとすぐに焦げてしまいます。

そのため、おいしく調理するためには下準備が必要です。

下準備の方法はまず、へたを切り取り、皮を剥きます。

その後、水にさらして、お好みの大きさにカットし、レンジで加熱します。

加熱後、適度に冷まして、ジップロックなどに入れて冷蔵庫で保存します。

●とうもろこし(葉っぱがついていないもの)

とうもろこしは熱が通りにくく、焼けにくい野菜のため、あらかじめ下準備をしておく必要があります。

下準備の方法は、まず、とうもろこしを適当な大きさに切ります。

その後ラップに包んで、レンジで加熱します。

加熱後適度に冷まして、冷蔵庫で保存して下準備は完了です。

●かぼちゃ

かぼちゃも熱が通りにくい野菜の一つのため、下準備をしておくことをおすすめいたします。

下準備の方法は、まず、かぼちゃを1/4の大きさにカットし、種とワタを取り出します。

その後ラップに包んでレンジで加熱します。

楊枝が刺さる程度の柔らかさになったら、冷まして適当な大きさにカットし冷蔵庫で保存します。

下準備が必要ないバーベキューの野菜!

バーベキューで使用する野菜の中には下準備が必要ない野菜があります。

ここではそういった下準備が必要ない野菜をご紹介いたします。

●しいたけ

しいたけは石づきを切り、焼くだけでおいしく調理ができるため、当日でも簡単に調理をすることができます。

そのため、下準備をする必要がなく、当日購入し、バーベキュー場へ持ってきても問題ありません。

●ししとう

へたごと焼くだけでおいしく調理ができるため、下準備をする必要がありません。

また、食べやすい大きさにカットすることで、より上手に調理することができます。

しかし、焼いている最中に中の空気が膨張し破裂してしまう可能性があるため、楊枝などで穴をあけておきましょう。

●とうもろこし(葉っぱがついているもの)

葉っぱがついているとうもろこしは、葉っぱごと丸焼きにすることでおいしく調理することができます。

葉っぱが黒く焦げてきたら食べごろです。

●サンチュ

水洗いをしてお肉と一緒に食べることで、あっさりとおいしいお肉になるため、おすすめの万能野菜です。

●トマト

生でも食べることができますし、焼いてもおいしく食べられるおすすめの野菜です。

●きゅうり

冷やした生のきゅうりにか豪快にぶりついても、カットしてスティック状にしても、おいしく手軽に食べられる野菜です。

バーベキュー野菜の上手な焼き方!

下準備をした野菜をバーベキューで調理すると、非常に美味しく野菜を食べることができます。

しかし、下準備をしたとしても、焼き加減に気を付けないとすぐに焦げてしまう野菜もあります。

ここではバーベキューの際の野菜の上手な焼き方についてご紹介いたします。

●強火、中火、弱火のゾーンを作る

焼き加減を調節するためにも炭の配置を工夫し強火、中火、弱火のゾーンを作ると、おいしく調理することができます。

それぞれの炭の置き方についてご紹介いたします。

・強火のゾーンには炭を多めに置く
・中火のゾーンには炭をまばら置く
・弱火のゾーンには炭は置かないようにする

こういった炭の配置を作ることで、3つの火加減のゾーンに分けることができます。

●オリーブオイルを塗ること

焼いている野菜にオリーブオイルを塗ることで、水分の蒸発が抑えられ、焼き上がりがみずみずしくなります。

しかし、塗りすぎるとオリーブオイルが垂れて、火が勢いよく燃えてしまうため少しずつ塗ることがポイントです。

バーベキューが盛り上がる!野菜を使った簡単レシピ!

バーベキューでの野菜はカットしても丸ごと調理してもおいしく食べることができます。

また、野菜を使った料理をバーベキューで調理することで、バーベキューをより盛り上げることができます。

ここではバーベキューで調理ができる、野菜を使った簡単レシピをご紹介いたします。

●キノコのホイル焼き

材料:お好みのキノコを数種類、ニンニク、オリーブオイル、酒、レモン、塩コショウ、しょうゆ

作り方:材料のキノコを食べやすい大きさにカットし、アルミホイルに包みます。

アルミホイルの中に調味料を入れてアルミホイルを閉じ、10分ほど焼いて完成です。

事前に使用するキノコ類の下準備をしておく必要があります。

●肉巻きアスパラ

材料:アスパラ、豚バラ肉、塩コショウ

作り方:アスパラの皮を剥き、豚バラ肉に塩コショウなどで味を付けます。

豚バラ肉をアスパラに巻き付け、全面を焼いて完成です。

事前にアスパラの下準備をしておく必要があります。

●野菜のホイル焼き

材料:トマト、茄子、パプリカ、ズッキーニ、オリーブオイル、塩

作り方:用意した野菜を一口サイズにカットしアルミホイルの上に乗せ、オリーブオイルと塩をかけます。

アルミホイルで包み、そのまま蒸し焼きにして完成です。

バーベキューではお肉だけでなく野菜も味わおう!

バーベキューの主役はお肉であることがほとんどですが、野菜も工夫次第で美味しく味わうことができます。

野菜は、バーベキューをする前に下準備をしておくことで、手軽に短い時間で調理することができます。

また、下準備が必要ない種類の野菜もあるため、「手間をかけたくない」という方におすすめです。

バーベキューでは、お肉と一緒に野菜も用意して、お肉と野菜を最大限楽しみましょう。

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