キャンプを快適にするおすすめサーキュレーター比較ランキング5選

最終更新日:2022/01/11

夏は涼しく、冬は暖かく過ごしたいキャンプ。キャンプではサーキュレーターや扇風機があると快適に過ごせます。どちらも見た目が似ているこの両者、キャンプではどのように使用すると良いのでしょうか。
この記事では、夏と冬に分けて、キャンプでのサーキュレーターと扇風機の使い方やおすすめのアイテムをご紹介します。

扇風機とサーキュレーターの違い

扇風機とサーキュレーターは見た目も似ていますし、どちらも同じようなものだと思っていませんか?
ファンが回って風を送るという構造は同じですが、実はこの2つは目的や機能が異なるアイテムです。
以下に、その違いを解説します。

扇風機

  • 人が涼を取るためのもの
  • 広範囲に届く風を起こす
  • 風当たりがソフト
  • 首振りやタイマー機能がついている
  • 音が静か
  • 広い範囲に送風できるようにファンが大きめ

サーキュレーター

  • 空気を循環させるためのもの
  • 小さめのファンで、遠くまでまっすぐに届く風を起こす
  • 風圧が強めで、風当たりは直線的
  • 音が大きめ
  • 真上に送風できる
  • 空気を循環させることにより、温度を均一にすることができる

キャンプでは扇風機とサーキュレーターを使い分けると快適

見た目や構造は似ていても、目的や機能が大きく異なる扇風機とサーキュレーター。
夏は涼しく、冬は暖かく過ごしたいキャンプでは、この両者を使い分けるととても快適に過ごせます。
夏は涼を取ることが目的の扇風機、冬は空気を循環させることが目的のサーキュレーターを暖房とともに使用することがおすすめです。
以下に、夏キャンプと冬キャンプに分けて、扇風機とサーキュレーターの使い方をご説明します。

夏キャンプでの効果的な扇風機の使い方

とにかく涼しさを追求したい夏キャンプでは、涼を取ることに目的を特化している扇風機がおすすめです。サーキュレーターも扇風機の代わりとして使用することもできますが、音も大きく風圧も強めで局所的に風が当たるため、扇風機ほどの快適さはないと言えるでしょう。

扇風機は、以下のような使い方をすると暑い夏キャンプでも涼しく快適に過ごすことができます。

  • 扇風機を複数台使用する
  • 持ち運べるハンディファンなどを一人一台ずつ持つ
  • 電池式の扇風機などをテントの天井に吊り下げて涼む
  • テント内に複数扇風機を置き、風の通り道をつくる

電源サイトがないキャンプ場の場合は、ポータブル電源を持って行くと長時間扇風機を連続使用することができます。

冬キャンプでサーキュレーターを使うメリット

  • 空気の循環が生まれる
  • 天井付近にたまった暖かい空気が下に流れる
  • テント内の温度が均一になる

冬キャンプでは、空気を循環させてテント内の温度を均一にすることができるサーキュレーターがおすすめです。
冷たい空気は下にたまり、暖かい空気は上にとどまりがちですが、サーキュレーターを使用し、空気をかき混ぜることでテント内の温度差をなくすことができます。
冬キャンプのテント内では座ったままの姿勢でいることが多いもの。あまり動き回らないのでテントの中の空気も一箇所にとどまりがちです。
ストーブを設置するだけで冬キャンプの寒さ対策は完了したような気分になりますが、そこに空気を循環させるサーキュレーターを併用するとより快適になります。

冬キャンプでのサーキュレーターの使い方

暖房と併用することでより暖かく快適にしてくれる、冬キャンプでのサーキュレーター。より効果的に使用するには、適切な位置に設置することがおすすめです。
以下に、冬キャンプで使う代表的な暖房と併用する際のサーキュレーターの使用方法をご紹介します。

薪ストーブとサーキュレーターの併用

薪ストーブとサーキュレーターを併用する場合、設置方法は主に2通りあります。

  1. 薪ストーブに直接取り付ける
  2. 薪ストーブに直接取り付けるタイプのサーキュレーターは、薪ストーブの上に置いて暖かい空気を前方に送ります。

  3. 薪ストーブから少し離して設置する
  4. 床にサーキュレーターを薪ストーブから少し離れた床に置き、薪ストーブの斜め上に向けて風を送ります。

石油ストーブとサーキュレーターの併用

石油ストーブとサーキュレーターを併用する時は、ストーブに直接サーキュレーターの風を当てないようにしましょう。サーキュレーターをストーブの斜め対角線上に置き、サーキュレーターを上向きにして、床から天井へ風が上がるように設置します。テントの壁面を利用する場合はストーブの斜め対角線上にサーキュレーターを置き、風を壁面に当てて循環させると良いでしょう。

扇風機で代用・冬キャンプでサーキュレーターがない時

冬キャンプの空気の循環にはサーキュレーターがおすすめですが、サーキュレーターがない場合、小型の扇風機でも代用できるでしょう。

扇風機をサーキュレーター代わりに使用する場合は、コードレスで好きな所に設置できる、USB充電式のクリップタイプの小型扇風機がおすすめです。ワンポールテントのポール部分にも、手軽に取り付けることができます。ワンポールテントは中央上部に暖かい空気がとどまりやすいので、このような小型扇風機で空気を循環させることも良いでしょう。いろいろな場所に使用できる、大きめクリップがついている扇風機がおすすめです。

冬キャンプにおすすめの人気のサーキュレーター

寒さの克服が快適さに直結する冬キャンプでは、ぜひ暖房と一緒にサーキュレーターを用意してテント内を効果的に暖めるべきです。
以下に、冬キャンプに持っていきたい人気のサーキュレーターをいくつかご紹介します。

クレイモア

韓国の電子機器メーカーのプリズム社が展開するクレイモアでは、充電式のモバイルワイヤレスサーキュレーターがキャンプで便利に使えると人気です。
4段階の風量調節と4段階のオフタイマーがついている上に、前カバーを外して手入れができるのでいつでも清潔に使用できます。さらに特徴的なのは、このクレイモアのサーキュレーターは、ポータブル電源としても使用できることです。ケーブルを用意すれば、スマホなども充電することもできるので、いざという時に便利でしょう。

付属の三脚で置き型としても使用できますし、三脚を外して本体の後ろに装備されているハンドルワイヤーを利用して吊り下げて使用することも可能です。首振り機能やタイマーはついていませんが、さまざまな使い方ができることも人気の一つでしょう。
【品番】FAN V600+CLFN-V610WG
【仕様】幅24.3×奥行き22.6×高さ35cm ・重量 600g

マキタ

電動工具を扱うメーカー、マキタでは、充電式ファンが高い評価を得ています。
手軽に持ち運べるコンパクトサイズなのに、大風量が特徴です。可動式フックもついているので、好きな所に吊り下げたり、もちろん置き型としても使えるので場所を選ばず便利に使用できます。自動首振り、タイマー、風量三段階調節がついています。コードレスで使用する時の充電器は別売りですが、ACアダプタもついているのでコンセントからも使用可能です。
【品番】CF102DZ
【仕様】幅29.4 × 奥行き28.2 × 高さ19.2cm・重量1.82kg

山善

家電も扱うメーカー山善は、大手通販サイトのサーキュレーターの売上ランキングにも入っているメーカーです。
山善からはタイマー、リモコン、温度センサー、風量三段階調節と嬉しい機能がたくさんついている、エアーサーキュレーターが人気です。温度センサーは設定温度により自動で運転や停止をする機能で、テント内の温度を快適に保ちます。左右に加え上下にも首を振るので、テント全体の空気を効率良く循環させることができます。
【品番】YAR-SB18
【仕様】幅23×奥行22.5×高さ31.5cm・重量2.9kg

ニトリ

ニトリでは、リモコンつきの上下左右自動首振りサーキュレーターが扇風機のように快適に使用できると人気です。4段階風量調節、4時間タイマーオフ機能がついている上に、就寝時に最適なおやすみ運転や、体に負担の少ないリズム運転機能がついています。さまざまなシーンでサーキュレーターを扇風機のように使用したい方へもおすすめです。
【品番】FSV-E3DN_WH
【仕様】幅22×奥行22×高さ32.8cm・重量2.8kg

無印

無印良品では、低騒音ファンサーキュレーターが静音性に優れていて人気です。
計算し尽くされたファンが、確かな風量を確保しつつも静かな動作性を実現させました。
カバーを外すことができるので、ファン部分の手入れも簡単で衛生的です。タイマーや首振り機能はついていませんが、3段階風量調整がついています。
音が静かなサーキュレーターを探している方へおすすめです。
【品番】MJ-CF18JP-W
【仕様】幅28.4×奥行22.8×高さ29.7cm・重量2.86kg

まとめ

キャンプでは夏は涼を取る扇風機、冬は空気を循環させるサーキュレーターを暖房と併用して使用することがおすすめでした。冬のキャンプでは、サーキュレーターとともに一酸化炭素警報機も用意すると、より安全にキャンプを楽しむことができるでしょう。