キャンプ用マグカップで、直火に対応したマグカップを探している方も中にはいるのではないでしょうか。
直火OKのマグカップは飲み物以外にも活用できるので、登山やソロキャンプの方にもおすすめです。
そこで今回は、キャンプに最適な直火OKのマグカップについて、素材や選び方、おすすめマグカップなどご紹介します。
キャンプに最適な直火OKのマグカップ
キャンプはもちろん、登山や釣りなどのアウトドアに欠かせないアイテムの1つ「マグカップ」。
使い捨ての紙コップは便利ですが、時間が経つと水分でクタクタになりゴミになりますので、エコを意識するためにもお気に入りのマグカップを1つは持ちたいものです。
マグカップと言えば陶器のイメージが強いですが、キャンプ用マグカップには素材やサイズなど、さまざまな種類がアウトドアメーカーから販売されています。
中には直火に対応した商品もあります。マグカップを焚き火で温めたり小鍋として使ったりなど使い勝手がいいので、特に荷物を最小限に抑えたい登山やソロキャンプの方がマグカップを選ぶ際の判断基準の1つになります。
軽量で丈夫な【チタン製】
直火対応のマグカップに多い素材がチタン製です。
チタン製はサビに強く、軽くて持ち運びがしやすいので登山やソロキャンプに最適です。熱伝導率が低いので、直火で温めても口を付ける部分が熱くならず火傷の心配もありません。他の素材よりも価格が高めですが、直火対応のマグカップを選ぶならチタン製がベストでしょう。
レトロなデザインがおしゃれな【ホーロー製】
ホーローは耐熱性に優れており直火対応の商品もあるので、容量によっては調理器具としても使うことも可能です。また、食べ物や飲み物の匂い残りがなくキズも付きにくいので、雑菌が繁殖しにくく衛生面でも優秀な素材です。
つるんと光沢のある見た目もレトロ感がありおしゃれなので、機能性とデザイン性を兼ね揃えたキャンプに最適なマグカップと言えるでしょう。
難点を挙げるとすれば衝撃に弱いことです。陶器なので誤って落とすと割れやすいので注意が必要です。
ちなみに、ステンレス製も直火にかけられる素材ですが、持ち手や飲み口が熱くなり火傷をしやすいので、直火でマグカップを使う場合はおすすめしません。
直火OKなチタン製マグカップの選び方
直火OKなチタン製マグカップを選ぶ際にチェックしたいポイントをご紹介します。
用途に合わせたサイズ選び
直火OKのマグカップを選ぶポイントとして一番重要なのがサイズです。容量が200ml〜400ml以上のものまでサイズがあるので、用途に合わせてサイズを選ぶことが大切です。主に飲み物として使用するなら200ml〜300ml、調理器具としても使用するなら400ml以上のものがおすすめ。500ml以上のサイズならカップ麺を作る小鍋としても活用でき重宝します。
蓋付きかどうか
蓋付きのメリットは、保温性が高く、虫や灰がマグカップの中に入るのを防ぐことができることです。蓋があることで虫などの侵入を防ぎ、焚き火などで直接火にかけても灰が入る心配がないので安心して飲むことができます。また、目盛り付きのタイプもあるので計量カップとしても活用できます。
取っ手が収納できるかどうか
取っ手部分が折り畳めるタイプのマグカップは場所を取らずコンパクトに持ち運べるので、登山やソロキャンプなどにおすすめです。スタッキングができるタイプなら違うサイズと重ねることができるので、より使い勝手がよく重宝します。かさばることなく持ち運びできるのは魅力でしょう。
直火に対応していないマグカップもあるので注意
マグカップを選ぶ基準の1つに「保温性」があります。
特に冬キャンプなど寒い時期のキャンプで使う際は、保温性に優れたマグカップを選ぶのではないでしょうか。
ここで注意したいのが、魔法瓶のような保温性に優れた「2重構造のマグカップは直火できない」ということです。
2重構造のマグカップは素材と素材の間に空間があるため、マグカップを直火にかけると中の空気が膨らんで破裂する危険性があります。
チタン製など直火OKの素材でも、2重構造になっている真空断熱の製品は避けましょう。
キャンプで使える直火可能なおすすめマグカップ3選
キャンプで使える直火可能なおすすめマグカップを厳選してご紹介します。購入する際の参考にしてみてください。
スノーピーク チタンシングルマグ
軽量・丈夫、直火可能なチタン製マグカップ。持ち手が折り畳めるのでスタッキングでき持ち運びにも優れています。熱伝導率が低いので、直火にかけたり熱い飲み物を入れても口元が熱くなりません。220ml、300ml、450mlの3サイズあります。
WAQ チタンマグ
直火での使用ができる蓋付きのチタンマグ。容量が450mlなので、飲み物としてはもちろん、簡単な調理ができるクッカーとしても使用できます。目盛り付きなので、必要な分だけお湯を沸かす際の計量カップとしても重宝します。蓋のつまみにロック機能が付いているので、直火にかけてる際も安全に蓋を外すことができます。
ロゴス Life ホーローマグ
直接火にかけられるホーロー製のマグカップ。レトロな雰囲気がおしゃれで目を引きます。サビに強く重量も170gと軽量で、容量が400mlあるのでお湯を沸かす際にも重宝します。直火にかけると持ち手が熱くなるのでご注意ください。
まとめ
キャンプに最適なマグカップを選ぶ際には、素材や保温性、直火OKかどうかなどのポイントを押さえることが大切です。直火OKのマグカップなら、お湯を沸かしたり、冷めた飲み物を温め直したりするのに便利です。直火OKかどうかは、商品の説明をよく確認しましょう。今回紹介したポイントを参考に、自分好みのキャンプ用マグカップを見つけてください。