最近ではこれまで主流だったハイスタイルのキャンプだけでなく、靴を脱いでのんびりくつろぐことができる「お座敷スタイル」のキャンプの人気もどんどん高まってきています。
そこでこの記事ではお座敷スタイルの魅力をはじめ、お座敷スタイルのレイアウトの作り方についてご紹介します。
また、必要なアイテムやラグ、テーブルの選び方、雨対策についてもお伝えしているのでぜひ参考にしてください。
キャンプで人気のお座敷スタイルの魅力
お座敷スタイルとは、これまでのキャンプの必需品であったチェアなどを使わずにシートやラグを敷いて、その上に座ってくつろぐキャンプスタイルです。
まさにお座敷のように靴を脱いで過ごすため、リラックスして過ごせるのが魅力です。
横になりたいと思ったときにすぐに寝転んで昼寝をしたり体を伸ばしてゴロゴロすることもでき、小さなお子さんや赤ちゃん連れのキャンプでも自宅にいるような感覚で安心してキャンプを楽しむことができます。
冬キャンプなど、寒い時期ならこたつを置いたりホットカーペットを敷くことで暖かく過ごすことができるのも嬉しいです。
チェアがない分少しだけ荷物を減らすことができるので、ファミリーキャンプはもちろんソロキャンプにもおすすめのスタイルと言えます。
お座敷スタイルのレイアウトの作り方
空間を広々と使えるお座敷スタイルにもさまざまなレイアウトの作り方があります。
ここではお座敷スタイルのおすすめの作り方をご紹介します。
- お座敷スタイルの作り方の基本
テント内にマットやシートを敷いてお座敷スタイルにする場合は、テント中央部分にリビング部分を設置し、周囲にL字になるように収納部分や調理スペースを設けます。
作り方のコツは、自分の部屋をコーディネートする気持ちで、どこに何があると便利かを考えてレイアウトすることです。
寒い時期であればストーブやこたつの中央に配置して、囲炉裏テーブルを囲むスタイルがおすすめです。 - 広い前室があるテント
広い前室があるテントの場合は、前室部分にマットを敷いてお座敷スタイルを楽しみましょう。
テント内を寝室、前室をリビングスペースとして使うことでスペースもしっかり確保でき、ゆったりと過ごすことができます。 - ツールームテント
ツールームテントの場合も前室のあるテントと同様に、リビングスペースと寝室部分を分けてレイアウトします。
雨風を気にせずに過ごせ、しっかりと休みたいときには寝室へと楽に移動できます。
お座敷スタイルに必要なアイテム
荷物をいつもより少し減らすことができ、設営・撤収も楽なお座敷スタイル。
お座敷スタイルに必要なアイテムは以下の3点です。
- グランドシート
- 銀マット
- ローテーブル
「リビングフロアシート」「レジャーシート」などとも呼ばれるグランドシートは、地面からの水分や雨水を防ぐためのアイテムです。
シートのふちが立ち上がっていているものだと、砂や土が入ってくるのも防ぐことができます。
「リビングシートといえばコールマン」とも言われるコールマンのリビングシートなら、下からの冷気も抑えてくれ、サイズも豊富にそろうでぜひチェックしてみてはいかがでしょう。
このほか、お好みの柄のラグマットやクッションなどがあると快適性が高まります。
お座敷スタイルのラグの選び方
お座敷スタイルだからこそ、ラグなどの敷物選びも重要です。
ラグがあることで、クッション性も高まり、座り心地が格段に上がります。
またラグを敷くことでおしゃれな空間を演出できるので、ぜひ利用したいもの。
とはいえ、ラグの価格はピンからキリまでさまざまです。
基本アイテムとして銀マットを使用するため、銀マットを厚みのあるものにすればラグにはそこまで厚みを求めなくてもOKです。
小さめのラグをいくつか組み合わせることで配色を楽しんだり、毛足の長いシャギーラグを使ってみてもおしゃれに決まります。
また、キャンプ用品と色を統一するだけでもおしゃれ感はぐっと増しますので、いろいろ試してあなた好みのスペースを作り上げていってください。
お座敷スタイルのテーブルの選び方
お座敷スタイルで使うなら高さ30~40㎝程度のローテーブルが最適です。
ローテーブルなら、天板はそのままですが脚を開くだけで設置に面倒な手間がかからず、取り出してすぐに展開できる簡単さも◎。
またキャンプテーブルを選ぶなら、人数に合わせたサイズ選びが大切です。
こちらは人数別の天板サイズの目安ですので、ぜひ参考にしてください。
- 1人…幅30~60cm
- 2人…幅70~90cm
- 4人…幅120~140cm
- 6人…幅140~170cm
お座敷スタイルにはローテーブルがぴったりですが、キャンプテーブルを初めて購入するなら、高さ調整ができるものもおすすめです。
脚を外すことなどでローテーブルから、50cm~60㎝のミドルテーブル、70cm前後ハイテーブルと3段階に高さを変更できるものもあり、ホームセンターなどでよく見かける高さ70㎝と40㎝の2段階に切り替えられるものは、一家にひとつあると便利です。
お座敷スタイルの雨対策
立ち上がりのあるグランドシートを使用すれば、多少の雨であれば問題なく過ごすことができますが、土砂降りで大きな水たまりができるような雨の場合はお座敷スタイルは厳しいと言わざるを得ません。
多少の雨でもお座敷スタイルを楽しむなら、ツールームテントやシェルターなら快適に過ごせるでしょう。
その際、荷物をいつもより少なくすることで雨の日の設営や撤収もスムーズに行えます。
ただし最初から雨が降ることが予想できる場合は、お座敷スタイルにこだわらずハイスタイルのキャンプに変更するか、ローチェアなどを用意しておくのも一つの手です。台風など雨風が強い日は、そもそもキャンプを楽しむことすら難しいのでキャンプ場をキャンセルすることも必要な判断です。
雨の中での設営、撤収は思っている以上に大変ですので、潔く諦めることも大切です。