キャンプで食べるご飯はいつもと違う雰囲気の中、特別においしく感じるものです。そのおいしさは、食べる楽しみにつながり、料理や食材に興味を持つきっかけになるかもしれません。
そこで、野菜嫌いのお子様を持つ家庭におすすめの、野菜に興味が持てる様になる、キャンプで楽しむ野菜料理をさまざまな調理法でご紹介します。
子どもと一緒に楽しめる野菜料理、簡単にできるおいしい野菜料理の他、おつまみにおすすめの野菜料理など、キャンプで野菜を堪能できるレシピをたくさんお伝えします。
また、キャンプ時の野菜の保存方法についてもあわせてご覧ください。
キャンプで食べる野菜の魅力
キャンプで楽しむメニューと言えば、豪快なバーベキューなどのメニューが思い浮かびますが、そのいつものメニューに野菜不足を感じていませんか?
特に、野菜嫌いの子どものいる家庭では、野菜不足を感じていても、どのような野菜料理なら食べてもらえるのか悩みますよね。
子どもの野菜嫌いは、子どもを持つ家庭の永遠のテーマとも言えますが、その野菜嫌いを、キャンプで克服できるとしたら、とても嬉しいことです。
キャンプは普段とは違う環境の中で過ごす、楽しくて特別な時間です。
その特別な雰囲気を利用して、子どもが野菜に少しでも興味が持てる料理で、野菜嫌いを克服できるきっかけを作りましょう。
キャンプで野菜料理を楽しむコツ
キャンプで使う野菜は、主に、洗う、切るなどの作業が必要です。
野菜を使うメニューが面倒くさいと思う方の中には、このような作業があるから野菜を使わない方もいるようです。
さらに面倒に思う理由は、野菜を切るためのナイフとまな板が荷物になる、または、生ゴミが出るなどもあります。
このような理由で野菜をキャンプに取り入れないのは、とても残念です。
キャンプでこそ楽しめる野菜料理をストレスを感じずに取り入れる一番の方法は、前日までに下ごしらえをしておくことです。
野菜の下ごしらえと同時に、焼き鳥などの仕込みをする、もしくは肉や野菜に下味をつけておくなどをしておくと、キャンプの荷物を減らすだけではなく、キャンプ場での下ごしらえの時間が削減されるので、空いた時間を他の楽しみに使えます。
また、野菜選びも大切です。
キャンプに使う野菜は、色が豊富なものを選ぶと見た目に楽しさが増します。
赤、緑、黄色など、完成した料理に華やかさを与えてくれるような、見た目での野菜選びも野菜料理を楽しむコツです。
冷凍野菜を上手に取り入れる
下ごしらえをする時間がない方がキャンプで野菜を取り入れるには、スーパーやコンビニエンスストアなどで売られている冷凍野菜を使う方法がおすすめです。
冷凍野菜の魅力は、なんと言っても洗わないで使えること、カットの必要がないことです。
中でも肉入りの冷凍野菜などは、そのまま野菜炒めとして使ったり、焼きそばなどの具材としても使えます。
また、解凍するだけで使えたり、そのままスープの具材として使えるものなど、冷凍野菜には野菜料理のメニューを増やすたくさんの可能性があります。
例えば、ミックスベジタブルをカレーやチャーハンの具材に、インスタントラーメンのトッピングに冷凍野菜のほうれん草を使うなど、少しでも野菜を多く取り入れるなら、このように冷凍野菜を使うだけで、メニューの幅はとても広がります。
キャンプで野菜を簡単に料理する5つの方法
キャンプで作る野菜料理は、難しい作業のない、シンプルな調理法で、洗い物が少なく作れることが大きなポイントです。
そこで、このような条件を満たす野菜の調理方法をご紹介します。
●野菜の丸焼き
丸焼きは、野菜の味をそのままに、調理方法は焼くだけの簡単料理です。
例えば、炭火で焼肉をしている空きスペースなどを利用して野菜を焼くだけなので、手間がかかりません。
【丸焼きのコツ】
丸焼きは、野菜をそのまま焼いてもOKですが、ちょっとしたコツでさらにおいしく仕上がります。
そのコツは、野菜を洗った後にはしっかりと水気を取る、その後に薄くオリーブオイルなどを塗って焼くことです。
そして一番のポイントは、少々焦げても気にしないことです。
丸焼きにおすすめの野菜
- なす
- ピーマン
- アスパラ
- とうもろこし
- しいたけ
- たけのこ
焼いている間の破裂を防ために、串やナイフなどで数箇所穴を開けて焼きましょう。
味付け:塩コショウ、しょうゆ、ぽん酢
ピーマンの周りが少し焦げて、ふくらんできたら食べごろです。
味付け:塩コショウ、しょうゆ、焼肉のタレ
アスパラは、下の部分を剥いておくと食べやすくなります。
味付け:塩コショウ、わさびしょうゆ、マヨネーズ(七味入りもおすすめ)
皮を残した状態で丸焼きをすると蒸し焼きの状態で仕上がります。
味付け:塩、しょうゆ
しいたけは、傘を下にした状態で焼くのがベストです。
汁が出て来たらおいしく食べられるタイミングです。
オリーブオイルは塗らなくてもOKです。
味付け:塩、しょうゆ
採りたてのたけのこが手に入るならば、丸焼きがおすすめです。
たけのこは採って1時間以内に丸焼きにするとアク抜きや、下茹での必要がありません。
味付け:塩、しょうゆ、わさびしょうゆ
●ホイル焼き
アルミホイルに包んで焼くホイル焼きは、バーベキューを楽しんだ後も楽しめる調理方法です。
ホイル焼きの良さは、蒸し焼きで調理するので、野菜がふっくらとジューシーに仕上がることです。
【ホイル焼きのコツ】
ホイル焼きは、野菜をアルミホイルに包み、そのまま焼いてもOKですが、水分の少ない野菜、例えばさつまいもやじゃいもなどの根菜類は、濡れた新聞紙に包んでからアルミホイルで巻くと、さらにおいしく仕上がります。
ホイル焼きにおすすめの野菜・果物
- さつまいも
- じゃがいも
- トマト
- バナナ
- りんご
- きのこ
食後のデザートとしておすすめのサツマイモは、品種によって味わいが変わるので、いろいろ試してみるのがおすすめです。
仕上げにバターが定番ですが、マヨネーズや塩辛を乗せたり、ベーコンを乗せて焼く方法もあります。
焼くと甘みが増すトマトは、生とは違う味わいが楽しめます。
オリーブオイルに黒コショウなどをトッピングしてもOKです。
皮付きのままホイル焼きにします。
そのままで、もしくはチョコレートチップをトッピングすると絶品のおやつに変身します。
りんごは、そのまま、もしくはカットしてホイル焼きします。
バターやシナモンシュガーをトッピングすると、さらにおいしいスイーツとして楽しめます。
オリーブオイルに塩コショウをしてから、きのこをホイル焼きにするとおつまみとしても活躍します。
きのこは、しめじやしいたけなどさまざまな種類を混ぜてみると複雑な味わいに仕上がります。
●蒸し野菜
バーベキューなどでこってりした料理に飽きてきたら、野菜を蒸し、温野菜として楽しむ方法はいかがでしょうか。
キャンプで蒸し野菜を調理するにはメスティンを使う方法が一番おすすめです。
メスティンの他は、鍋に逆さまにしたお皿などを入れて蒸す方法もあります。
【蒸し野菜のコツ】
蒸し野菜は、しっかりとフタが出来る調理器具を使い蒸すことがコツです。
また、蒸し野菜をさらにおいしくさせるディップも重要です。
蒸し野菜におすすめの野菜
- ブロッコリー
- パプリカ
- じゃがいも
- キャベツ
- トマト
- にんじん
蒸し野菜におすすめのディップ
蒸し野菜には、市販のシーザーサラダドレッシングや、ゴマドレッシングなどが良く合います。
また、蒸し野菜のディップソースは、野菜を蒸している間に一緒に作れるので、ぜひ手作りをしましょう。
ソースを作る場合は、アルミホイルで容器を作り一緒に蒸す、またはシェラカップなどの小さなカップを使うと便利です。
- バーニャカウダソース
- チーズソース
- カレーソース
市販のソースを使うと簡単に蒸し野菜が楽しめます。
バーニャカウダソースは、オリーブオイルにすりおろしにんにく、牛乳、アンチョビを混ぜたものを温めると完成します。
ピザ用チーズに牛乳、塩コショウを合わせ、温めるだけで完成します。
乾燥パセリなど加えると彩りが良くなります。
カレー粉にマヨネーズを入れて混ぜ、砂糖と塩コショウで味を調えるとカレーソースが出来上がります。
●串焼き
串焼きは、いろいろな野菜を串にさして焼くだけなので、アレンジ次第で楽しみ方は増えます。
串焼きは、焼き鳥などを作る要領と同じ手順でできるので、家族みんなで楽しく下準備することもできます。
【串焼きのコツ】
串焼きは、アイデア次第でおしゃれに仕上げることができます。
おしゃれに見せるコツは、カラフルな色を使うこと、そして切り方に工夫をすることです。
串焼きにおすすめの野菜
- ズッキーニ
- トマト
- パプリカ
- たまねぎ(紫がおすすめ)
- ブロッコリー
- ヤングコーン
焼き鳥などをする場合は、肉の間にたまねぎや長ネギなどを挟む方も多いと思いますが、このようなカラフルな野菜に変えることで、いつもとは違う串焼き料理が出来上がります。
●切るだけで食べられる野菜
夏のキャンプや、他の料理が出来上がるまでの時間は、焼かずにできる野菜料理がおすすめです。
【切るだけで食べられる野菜のコツ】
野菜を切るだけなら簡単ですが、切る作業をなくすなら、ちぎったり、ポリ袋の中で叩くとさらに簡単に調理ができます。
切るだけで食べられるおすすめの野菜
- きゅうり
- キャベツ
- トマト
そのまま割り箸にさして、塩や味噌マヨネーズをつけて食べる方法がおすすめです。
手でちぎったキャベツをポリ袋に入れ、ごま油、塩、ごまを入れてシャカシャカ混ぜると、おかずにもおやつにもできます。
また、にんにくパウダーや、にんにくのすりおろしを加えるとさらに食がすすむ味に変身します。
そのまま食べてもおいしいトマトは、カットをして、オリーブオイル、塩、黒コショウをかけておつまみとしても活躍します。
子どもと一緒に楽しく作れる野菜料理
キャンプで子どもと楽しい思い出を作る、それに加えて野菜嫌いを克服するなら、子どもと一緒に作れるキャンプ料理で楽しみましょう。
子どもと一緒に調理をする時のポイント
子どもと一緒に調理をする時は、難しい、または時間のかかる作業は大人がやっておく方が良いと思う方もいるかもしれませんが、野菜を好きになってもらうきっかけを作るには、下準備から一緒に楽しむ方法が一番です。
子どもが調理に興味を持つ作業は、野菜を洗う、切るなどの作業です。
一緒にこのような作業をすることで、野菜だけではなく、調理をする方法にも興味が湧きます。
切る作業が不安な場合は、固い野菜は大人が担当し、子ども用のナイフを使う、もしくはキッチンバサミを使うと子どもでも比較的安全に作業できます。
また、自宅で家庭菜園をしていたり、キャンプ場の近くに体験農園などがある場合は、野菜の収穫から体験することで、野菜に興味を持つきっかけにもなります。
王道のカレー
子どもも大人も大好きなカレーは、一緒に作るからこそおいしくなります。
また、大好きなカレーに入っている野菜なら、食べられる子も多いので、野菜嫌いの克服にも向いています。
大人がカレーを作る時は、特に作り方などを見なくてもこれまでの経験と感覚でなんとか作れますが、子どもが初めて作る場合はそうはいきません。
あらかじめ子どもと相談をして、レシピを作成しておく、もしくは、子どもだけにおまかせをしてカレーの作り方の手順を作ってもらうなどするとさらに楽しさが増します。
カレーを煮込む間に、サラダなどのつけ合わせを一緒に作る事も、料理を覚える上で大切な経験になります。
子どもと作るおいしいカレー
(材料)
- ひき肉(カットが不要なのでおすすめ)
- たまねぎ
- にんじん
- じゃがいも
- カレールー
苦手な野菜があるのなら、カレー作りをきっかけに克服できるように、あえて苦手な野菜を提案してはいかがでしょうか。
(作り方)
- 野菜の下準備をします
- 肉と野菜を炒める
- 水を入れる
- 具材を煮る
- 火を止める、または鍋を火から離しカレールーを入れる
- さらに煮込んで出来上がり
野菜の下準備は、皮をむく作業、カットをする作業を、子どもの年齢に合わせて分担します。
野菜をどのような形にカットするかは、子どもに決めてもらうと仕上がりの楽しみが増えます。
箸を使うよりも、お玉やフライ返し、トングなどを使うと便利です。
勢い良く水を入れると、跳ねる可能性があるので注意しましょう。
かきまぜる作業は子どもにまかせましょう。
大人にとっては簡単な作業ですが、初めての子どもには大冒険です。
子どもに出来ることはやってもらい、難しい、もしくは危険な作業は大人が担当しましょう。
ホットサンド
挟んで焼くだけでボリューム満点の料理が完成するホットサンドメーカーは、朝食などにぴったりです。
とくに、パンに具材を挟む作業を「おいしそうに作ってね」と子どもにお願いすることで、いろいろな具材やバランスを考えたホットサンドを作ってくれることは間違いありません。
また、お店屋さん風に「ホットサンド屋ごっご」などをして、遊び感覚を取り入れると、さらに楽しみながら料理ができます。
ホットサンドは中に入れる具材にルールはありませんので、野菜を含めたいろいろな具材を用意すると良いでしょう。
スープ
残り野菜を入れるだけでもおいしく仕上がるスープは、他の調理をしながら作ることができるのでおすすめです。
キャンプで子どもと一緒に作るスープは、凝ったメニューではなく、スープの素などを使い、簡単にできるものにチャレンジしましょう。
スープのベースになる味は、コンソメや鶏がら、和風だしなど、子どもの好きな味を選ぶと良いでしょう
ファミリーキャンプにおすすめの野菜レシピ
それでは、キャンプで野菜をたくさん食べるためのおすすめのレシピをご紹介します。
彩り野菜で簡単マリネ
さっぱりしたマリネは、焼肉の合間の箸休めとしておすすめです。
(材料)
- パプリカ(赤・黄)
- スッキーニ
- ミニトマト
- レンコン
- すりおろしにんにく
- ハーブソルト
- オリーブオイル
- 酢
- 砂糖
(作り方)
- 酢と砂糖、オリーブオイルを混ぜ合わせてマリネ液を作ります
- すべての野菜を好きな大きさに切ります
- 温めたフライパンにオリーブオイルとすりおろしにんにくを入れて、ミニトマト以外の野菜を入れて焼きます
- 途中でミニトマトを加えてさらに焼きます
- 野菜に火が通ったら、①のマリネ液に野菜を浸します
- 粗熱を取り、お皿に盛り付けしてハーブソルトをふりかけます
【マリネ液の分量】
酢:大さじ1.5 砂糖:小さじ1/2 オリーブオイル大さじ1.5
マリネ液は、市販のもを使う方法もおすすめです。
また、酢を、白ワインビネガーに変えると違う味が楽しめます。
寒い時期にはたっぷりきのこ野菜鍋
みんなで囲んで食べる鍋は、キャンプでも活躍です。冬には特におすすめです。
(材料)
- お好きなきのこ(しめじ、しいたけ、えのきだけ、舞茸など)
- ネギ
- 白菜
- もやし
- 豆腐
- 豚肉
- 寄せ鍋などの鍋の素
- 材料をすべてカットします
- 鍋に水や鍋の素を入れて沸かします
- 食材をすべて入れて火を通します
ダッチオーブンでシンプルな蒸し焼き野菜
キャンパーに人気のダッチオーブンで、絶品の野菜料理を作りましょう。
(材料)
- とうもろこし
- ズッキーニ
- じゃがいも
- にんじん
- かぼちゃ
- ハーブソルト
- オリーブオイル
- 野菜をすべてカットします
- ポリ袋に野菜を入れ、オリーブオイルとハーブソルトを加えて混ぜ合わせます
- 野菜をダッチオーブンに入れて加熱します
- 30分ほど加熱して出来上がりです
おつまみに最適な野菜レシピ
キャンプにおすすめのおつまみは、子どもと一緒にたのしめる料理がおすすめです。
また、おつまみは調理の手間が少なく、作り方も簡単なので、ソロキャンプの晩御飯としても活躍します。
スキレットで作る絶品野菜アヒージョ
スキレットで作るアヒージョは、そのままテーブルに出してもおしゃれなおすすめの料理です。
(材料)
- 舞茸
- ブロッコリー
- ミニトマト
- ヤングコーン
- オクラ
- にんにく
- オリーブオイル
- 鷹の爪
- ハーブソルト
(作り方)
- スキレットを予熱しておきます
- すべての野菜を一口大にカットし、ニンニクはみじん切りにします
- スキレットにオリーブオイル、鷹の爪、ニンニクを入れます
- ニンニクの香りがしてきたら、野菜を入れます
- ハーブソルトを入れて、野菜に火が通ったら完成です
- お好みで鶏肉やシーフードミックスを入れると、さらに深い味わいのアヒージョが出来上がります
辛いものが苦手な場合は、鷹の爪を使わなくてもおいしく頂けます。
メスティンで作る野菜の燻製
炊く、煮る、焼く、蒸すなど万能な調理方法ができるメスティンは、燻製作りにも活用できます。
メスティンで燻製を作る時には、メスティンのサイズに合う網を使用します。
(燻製におすすめの野菜)
- 枝豆
- たまねぎ
- にんにく
- じゃがいも
- トマト
(準備するもの)
- メスティン
- アルミホイル
- スモークチップ
- 網
- アルミカップ
- バーナー
- バーナーパッド
(作り方)
- お好きな野菜を一口大にカットし、水気をしっかりと取ります
- メスティンの本体とフタをアルミホイルで覆います
- スモークチップをアルミカップに入れ、メスティンにセットします
- さらに網を置き、アルミカップに入れた野菜をセットします
- バーナーにバーナパットをセットし、メスティンを置き、点火します
- アルミカップにしょうゆやマヨネーズを入れて、野菜と一緒に燻製にすると野菜用のディップとして使えます
- 野菜の他に、たまごやチーズなども燻製するとおつまみのバリエーションが増えます
キャンプで使う野菜の持って行き方
キャンプで野菜を使う料理をする場合、そのままの野菜を持って行くのならば、常温で持っていけるものはそのままで、冷やして食べたい、もしくは冷蔵保存が必要な野菜はクーラーボックスを使いましょう。
キャンプでの作業を少なくするために、野菜は自宅で切っていく方も多いと思いますが、その場合はジッパー袋やビニール袋に野菜を入れて、できるだけ空気を抜いた状態で持って行くと鮮度を保ったままキャンプ場へ持ち運べます。
また、キッチンペーパーを濡らし、切った野菜を包み、ジッパー袋に入れておくと、さらに鮮度を維持できます。
連泊キャンプで野菜の保存するには
連泊キャンプで気になるのことの1つは、野菜の保存方法です。
多くの方は、他の食材と同じようにクーラーボックスで保管すると思いますが、ここで注意が必要な点は、冷やしすぎないことです。
一般的な家庭の冷蔵庫の野菜室の温度は野菜を長持ちさせる最適な温度に保たれています。
そのため、肉や魚、飲み物を冷やすためのクーラーボックスでは、野菜の収納場所としては温度が低すぎる場合があります。
野菜をクーラーボックスで保管する場合は、新聞紙やキッチンペーパーなどで包んで保管すると良いでしょう。
また、連泊キャンプへ野菜を持って行く場合は、できるだけ日持ちする野菜を選ぶ、もしくはキャンプ場の近くのスーパーや直売所で現地調達をする方法もおすすめです。