【超便利】キャンプを快適にするウォータータンクの選び方

最終更新日:2022/01/18

楽しみにしていたファミリーキャンプ。人気のキャンプ場を調べてみると狙っていたカーサイトはどれも満杯で、唯一空いているサイトは炊事棟が遠い場所しかないという話はよくあること。
炊事棟が遠いと水を確保するのが大変ですし、水を使うたびに何往復もすることになります。
そこでおすすめしたいのが「ウォータータンク」。
この記事では、ウォータータンクの選び方や便利な使い方、基本の洗い方、おすすめの商品など、ウォータータンクについて詳しくご紹介します。
ウォータータンクは災害対策としても活用できる便利アイテムなので、ぜひこれを機会に購入を検討してみては?

キャンプで使うウォータータンクの選び方

ウォータータンクは種類がたくさん。それぞれ特徴がありますので、自身のキャンプスタイルに合ったものを選ぶようにしましょう。

ハードタイプ

ハードタイプは保冷力があり容量が多いタイプが揃っているのが特徴。作りがしっかりしているので使う時も安定性があり、頑丈で壊れにくいので長く愛用できます。おしゃれでかっこいい、デザイン性の高いものも多いので、キャンプサイトが映えるのも魅力です。ただコンパクトにたためないので、収納場所に困るのが難点。自宅で保管する場合も場所を取ってしまいます。
素材はプラスチック、ステンレスが主流ですが、見た目がおしゃれなガラス製も人気が高まっています。

ソフトタイプ

ソフトタイプは低価格で、コンパクトに折りたためるのが一番のメリット。車に積む時ももちろん、使い終わった後もたたんで収納できるので、持ち運びがしやすいので大変楽です。デメリットは容器が柔らかいので、水が少なくなった時など倒れやすいことと、保冷機能がない点です。

サイズ、容量

サイズ、容量も選ぶ際のポイント。5Lから20L以上まで色々ありますので、使用人数や用途に合わせてサイズや容量を選ぶことが大切です。ソロキャンプや炊事棟が近い場合は5L、4人家族なら8~10L、大人数の場合は10L以上が目安ですが、車の積載量や移動手段、家の保管場所も考慮して選ぶようにしましょう。

内部の洗いやすさ

ウォータータンクは使い終わった後が大切。しっかり洗って乾燥させないと、カビが生えてしまうことも。手を入れて内部が洗えるようなものや凹凸が少ないもの、パーツを分解できるものなど、衛生面からもウォータータンクを選ぶことをおすすめします。

キャンプで活躍するウォータータンクの便利な使い方

ウォータータンクをキャンプサイトに設置することで、食材、食器、手や顔を洗ったり、うがいなどがサッとすぐにできます。怪我をした時もウォータータンクがあれば傷口をすぐに洗い流すことができますし、簡易シャワー付きのウォータータンクなら、海でのレジャーで体をサッと洗いたい時にも重宝します。
このようにウォータータンクはキャンプはもちろん、災害時にも役立つ今人気が高まっているアイテムです。万が一のためにも、ウォータータンクを備えておいてはいかがでしょうか。

ウォータータンクの基本の洗い方

基本的には食器用洗剤で洗ってもいいですが、洗剤で洗う場合は洗剤が残らないようすすぎを十分に行うことが大切。
また、水の中に含まれた鉄成分が原因でサビてしまうこともありますが、その場合はクエン酸を使うことで除去することができます。タンクの内側についた茶渋も、熱湯にクエン酸を入れて一晩放置すれば綺麗になります。
ウォータータンクは熱に弱いので、食器洗浄機や食器乾燥器を使うのは避けましょう。
雑菌が溜まりやすい蓋は、熱湯にクエン酸を溶かして2時間ほど浸け置きするのがおすすめ。
ウォータータンクを洗った後は水でしっかり洗い流し、乾燥させてから収納するようにしましょう。

ウォータータンクの置き場所

ウォータータンクを活用する場合どこに設置しようかと悩みますが、雨など悪天候になることも想定してタープ内に設置するのがベスト。
注ぎ口は置き場所に合わせて調整し、テント内の導線や水回りを考慮して設置するといいでしょう。

ウォータータンク用スタンドを活用しよう

ウォータータンクを設置する場合は、ウォータータンク用スタンドを活用することをおすすめします。
スタンドを設置することでテーブルに奥よりも空間を有効活用でき、足腰に負担をかけることなく水を注ぐことができます。
場所を特定することで子供も使いやすくなるメリットも。
ウォータータンクの色や素材と合わせることで統一感が生まれ、サイト内がおしゃれな印象にもなります。

キャンプでウォータータンクを活用するなら水受けの用意を

キャンプでウォータータンクを活用する場合は、出た水を受け止める"水受け"を必ず用意しましょう。
水受けを用意しないと、キャンプサイトの形状によっては隣のサイトに水が流れてしまう可能性もあります。

折りたたみバケツがおすすめ

水受けには折りたたみバケツがおすすめ。持ち運びがしやすく、使い終わった後はコンパクトに収納できます。
バケツは水受けとして活用するだけでなく、洗い物を入れたり小物を運んだり、焚き火をしたときの火消しとして使ったりと何かと重宝します。
折りたたみバケツの素材も色々あり、

  • シリコン製:丈夫で耐久性に優れているが、折りたたんでも小さくならずかさばる
  • 布製:軽くてコンパクトに収納できるので携帯しやすい反面、耐久性に劣る

とそれぞれメリット・デメリットがありますので、購入する際の参考にしてください。

キャンプにおすすめのおしゃれなウォータータンク

キャンプにおすすめのおしゃれなウォータータンクをご紹介します。どれもランキング上位にある人気商品ばかりです。ぜひ購入の際の参考にしてください。

コールマン スチールベルトジャグ/1.3ガロン (バターナッツ)

コールマンで人気のスチールベルトジャグから、バターナッツカラーの復刻版が登場。キャンプに馴染むレトロ感があるカラーで、容量は約4.9L。ボディはステンレススチールと耐久性もあります。こちらは2021年の新商品、販売個数制限商品となっています。

DOD フツーノタンク 水専用 ウォータータンク10L

シンプルながらミリタリーな見た目がキャンパーに人気のDODフツーノタンク。軽くて丈夫なポリエチレン製、4人家族にちょうどいいサイズです。

100均で購入するという方法も

ダイソーでは大容量のウォータータンクを販売しており、折りたたみ式で持ち運びしやすいアイテムとして人気があります。容量は10L、20Lと2種類展開しており、災害対策として購入する方も多い商品です。何より低価格で購入できるので、ウォータータンクが必要かどうか迷っている場合にお試しで使ってみるのもいいのではないでしょうか。

ウォータータンクは必ず必要ではないがあったら便利なおすすめアイテム

最近のキャンプ場は施設が充実しているので水の確保が簡単です。また、水はペットボトルを持参してもいいですし、手が汚れたならウェットティッシュで拭けば綺麗になります。
でもキャンプ用品コーナーでは色々なタイプのウォータータンクが陳列しており、あったら便利かも?と迷ってしまいます。
実はキャンプに慣れている方ほどウォータータンクを使いこなしており、実際に使えばその便利さに気付きます。
ウォータータンクを使うメリットは以下の通りです。

  • 炊事棟が遠い場合、毎回行く手間が省ける
  • 必要な時にすぐに水が使える
  • 経済的

炊事棟を往復しなくて済むのは一番のメリット。一度に大量の水を確保できるので、料理はもちろん、手が汚れた時もその場ですぐに水を使えるのは大変便利です。

まとめ

ウォータータンクはキャンプをする上で必ず必要とは言わないまでも、あるとかなり便利な重宝する便利アイテムです。災害時にも活躍するので、これを機会に購入してみてはいかがでしょうか。
素材や色など豊富に揃っているので、キャプスタイルやスタンドと合わせて購入してみては?