キャンプで焚き火を楽しもう!薪の入れ物・選び方をご紹介

最終更新日:2019/01/15

皆さんは、焚き火に使う薪をどうやって運んでいるでしょうか。

また、キャンプサイトでの置き方はどうしていますか?

薪を購入した時と同じ針金結束や段ボール箱のまま運んでいませんか?

そこで、今回はキャンプ場に持って行くための、便利でおしゃれな薪の入れ物をご紹介します。

また、薪の選び方や、ストーブと焚き火台のおすすめ、キャンプ用品の入れ物の話もしていきます。

キャンプで使える薪の入れ物

焚き火を楽しむ上で欠かせない薪を、どうやって運んでいますか?

入れ物を気にせずに段ボールのまま運んでいる方もいることでしょう。

しかし、そうすると、見た目がよくありません。

手頃で購入できる薪の入れ物などもあるので、入れ物にも気を使ってみてはいかがでしょうか。

また、最近では、収穫用のメッシュタイプのコンテナを使っているのをよく見かけます。

この収穫用のコンテナは、軽くて丈夫、値段も安く持ち運びもでき、重ねることもできます。

しかし、そのまま車に積むと、フロアに木くずやホコリが落ち、車が汚れてしまいます。

そこで、薪の入れ物として使えるのが、蓋つきの隙間が少ない収納ボックスです。

蓋つきの隙間が少ない収納ボックスであれば、密閉型になりますので、木くずやホコリで汚すことがありません。

また、テントの外に出して置いても、夜露や雨で濡れることを防ぐことができます。

そして、キャンプでは、専用の薪の入れ物を決めておくことで、スムーズなキャンプの準備や後片付けができます。

おしゃれな薪の入れ物

キャンプで使う薪を、コンテナや収納ボックスで運ぶのも便利でいいのですが、もっとおしゃれな薪の入れ物を使いたい方も出てくることでしょう。

そこで、おすすめの薪の入れ物をご紹介します。

薪の入れ物として、もっともメジャーなのがログキャリーです。

ログキャリーには、トートバッグのような形やエプロンのような形のものがあります。

【薪 ログキャリーバッグ アウトドア キャンプ RZ-LOGBAG】

参考価格:1,730円(税込)
サイズ:W700×D300×H300mm
生地:ナイロン

素材はナイロンですが、編みこみで壊れにくく、とても丈夫です。

内側に防水加工され、両端が浅くできているので、薪の出し入れも楽にできます。

使用時以外は小さく折りたたむこともできます。

【マウンテンスミス ファイヤーサイドログキャリー】

参考価格:9,480円(税込)
サイズ:W550×D270×H300mm
生地:コットンキャンパス

間口が広く薪が入れやすいです。

入れた薪はしっかり固定できます。

持ち手には肩にかけた際に保護するパットが付き、サイドのポケットには、手袋や小物が入れられます。

コットンキャンパス生地が、おしゃれな雰囲気を醸し出します。

【カンガルーログキャリー】

参考価格:6,400円
サイズ:L1,000×590mm
生地;ナイロン

カンガルーの袋をヒントにデザインされたログキャリーです。

エプロンタイプで、衣服が汚れることがなく、カビなどによる汚れにも強いです。

薪の積み込みも容易で、腕力のない女性でも多くの薪を運ぶこともできます。

薪の種類!どれの種類を選ぶ?

ここまで、薪の入れ物に関して触れていきましたが、ここからは薪自体の話もしていきましょう。

薪には色々な種類があり、それぞれ特徴があります。

キャンプ場の売店で買っている場合やホームセンターで買っている場合、皆さんはどんな木の種類の薪を買っているかご存知でしょうか。

木の種類には、大きく分けて針葉樹と広葉樹の2種類の樹木があります。

針葉樹には、スギ・ヒノキ・アカマツ・カラマツなどの種類があります。

広葉樹には、ナラ・クヌギ・サクラ・ケヤキなどの種類があります。

このうち、針葉樹は、着火はしやすいですが火持ちが悪く、ヤニが多いため、燃やすとクレオソートが煙突内に付着し詰まる原因になります。

しかし、針葉樹は密度が低いので薪割がしやすく運搬も楽です。

また、樹液が多く火起こしや焚き火に適しています。

一方、広葉樹は、密度が高く着火はしづらく薪割が大変です。

しかし、燃焼時間が長く熱量が多いのが特長です。

また、広葉樹の中でもナラ・クヌギは薪ストーブに最も適しています。

このように薪の種類によって使い方が異なるということです。

焚き火を考えているのであれば、針葉樹を選び、薪ストーブに使う場合は、広葉樹を選ぶようにしましょう。

薪を使うストーブと焚き火台をご紹介!

火にあたり、炎のゆらめきを見ているだけで、ものすごく豊かな気持ちになりますよね。

そんなキャンプを楽しむためには、薪を使ったストーブや焚き火台が必要です。

そして、キャンプで使えるストーブは、一般の家で使っている物とは違い、持ち運びやすいように分割したパーツで構成され、コンパクトに収納できるようになっています。

そこで、コンパクトにできるストーブと焚き火台をご紹介します。

【キャンパルジャパン ちびストーブⅡ】

参考価格:32,400円(税込)
組立サイズ:W280×D400×H1,500mm
収納サイズ:W380×D470×H330mm
重量:約5,2kg
付属品:煙突3パーツ 火バサミ
収納ケース付

組み立てサイズもコンパクトで、煙突や脚などの付属パーツはすべて本体の中におさまります。

コンパクトな割にとても暖かく、調理することもでき、中籠に炭を入れて使うこともできます。

焚き火台は、地面を直火で焼かないために使います。

地面が焼かれると、そこから草が生えなくなるためです。

【ユニフレーム ファイアグリル2点セット】

参考価格:6,900円
組立サイズ:W430×D430×H330mm
収納サイズ:W380×D380×H70mm
材質:ステンレス
付属:焼き網

付属の網はずらして置けて、調理をしながらの調整も可能のため、多くの食材が焼けます。

シンプルな構造で、収納するとコンパクトで薪の入れ物にも入る大きさです。

キャンプでは薪と炭を使い分ける!

薪ストーブや焚き火台はコンパクトにすることで、持ち運びが楽になり、ものによっては薪の入れ物とセットに入れることもできますね。

そして、暖をとったりするのに焚き火をする方もいることでしょう。

また、焚き火で料理をすることを考える方もいるかと思います。

しかし、焚き火での料理は意外に難しく、慣れないと失敗する確率が、かなり高いことです。

その理由は、焚き火では、火力が大きすぎて調整が難しいからです。

そこで、慣れていない方には炭火を使って料理をすることをおすすめします。

炭火は、薪に比べて燃焼時間が長く、火柱が上がらず火力が安定しています。

また、空気の量をコントロールすることで、燃焼温度を調整できるので、料理をするのに適しています。

また、薪ストーブも空気の量をコントロールできるので燃焼温度が調整でき、料理をすることもできます。

このように、薪と炭を使い方によって、区別することが大切です。

薪と炭、両方をキャンプに持って行くのは面倒だと言う方は、1つの入れ物にまとめて置くと便利です。

キャンプ用具の入れ物

ここまで、薪の入れ物やストーブや焚き火台のことなどの話をしてきましたが、キャンプではその他にも、いろんな道具を使います。

そこで、運ぶための入れ物があればとても便利になってきます。

また、キャンプ道具を入れるコンテナやボックスを購入したのは良いですが、使い勝手が悪く失敗することがあります。

そこで最後に、失敗しないための入れ物について、お話していきましょう。

よく失敗する理由としては、意外と荷物が入らなかったり、持ち運びにくかったりします。

荷物があまり入らない理由は、キャンプ道具がイビツな形をしたものが多く、コンテナやボックスとの相性が悪いからです。

一見、便利そうに見えますが、驚くほど物と物の隙間が空き、荷物が入りません。

そこで、布系の素材ならイビツな形の荷物も柔軟に入れることができます。

たとえば、トートバッグのような布生地だと、荷物に合わせて形が変わってくれるからです。

コンテナやボックスは、小さいと荷物があまり入りません。

大きいと持ち運びがたいへんです。

そこで、アルミキャリーカートをおすすめします。

キャリーカートは、大きなコンテナも簡単に運ぶことができ、重ねても使うことができます。

そのため、キャンプ用品をまとめて運ぶのに便利なのです。

また、キャンプ道具の入れ物は、できる限り同じサイズの物を選ぶこともポイントになります。

そうすることで、車に積みやすく、家での収納も簡単で綺麗に置くことができます。

後片付けのコツは収納!

キャンプで上手く収納している方は、キャンプの準備も撤収も、スムーズにできます。

収納することによって運搬や片付けを簡単にするためだけでなく、突然の雨にも対応することもできます。

車の積み下しも、家に帰ってからの後片付けも、もっと楽になります。

便利なアイテムで、キャンプを快適にしていってください!

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