キャンプに便利!ノーマットはハエにも効果があるのか!?

最終更新日:2019/01/15

海や川、自然の中でキャンプ中、トラブルに遭うのが虫刺されの被害です。

特に、寝るときの蚊には悩まされる方も多いでしょう。

今回は、ノーマットについて、その効果をご紹介していきます。

また、蚊だけでなく、ハエなどの害虫にも効果はあるのでしょうか。

キャンプで虫刺され対策!ノーマットはどれがおすすめ?

野外で過ごすキャンプは、虫に刺されてしまう機会も多くなります。

野外での遭遇ならまだしも、テント内で就寝中、蚊やハエの嫌な音が聞こえてきたら、気になって眠れない方も多いでしょう。

野外で使用する、虫除けといったら、蚊取り線香が有名ですよね。

しかし、狭い空間のテントで香取線香を使うものなら、煙たいですし、臭いも気になるでしょう。

そこで、テント内でおすすめなのは、殺虫剤タイプです。

殺虫剤タイプといっても、たくさんの種類があり、吊るすタイプや散布スプレータイプ、練りこんだタイプなどさまざまです。

ここでご紹介する、「ノーマット」は散布スプレータイプになります。

ノーマットといっても、電源に繋いで使用する「アースノーマット」や電池タイプの「電池でノーマット」、さらに電池も電源も不要の「押すだけノーマット」などがあります。

この中でキャンプにおすすめなのは、「押すだけノーマット」です。

電源、電池共に不要である、押すだけノーマットは、コンパクトで持ち運びにも便利ですし、テント内でも大変重宝します。

さらに、気になる臭いもほとんどありません。

シュッと1回噴射するだけで、12時間持続し、蚊を退治してくれる優れた商品です。

そして、200回分で価格も1000円前後とコストパフォーマンスにも優れています。

しかし、キャンプ中の害虫といったら、蚊に限ったことではありませんよね。

ハエなどにもノーマットは効果を発揮してくれるのでしょうか。

押すだけノーマットはハエにも効果はある!?

キャンプ中は、BBQなどのニオイに釣られ、ハエが寄ってきます。

ニオイはなかなか消えるものではありませんから、寝る間際になってもハエが飛び回っていることもあるでしょう。

テント内に入ってしまっては、追い出すのも大変ですし、気になって眠れないことも想定されます。

蚊と同様、厄介なハエですが、押すだけノーマットでも効果はあるのでしょうか。

結論からいいますと、効果はあります。

ただし、成虫の蚊への効果は12時間持続しますが、成虫のハエにいたっては、4時間の効き目です。

しかし、4時間もの効き目が持続するのですから、眠る少し前にテント内に噴射しておけば、簡単に撃退することができます。

成虫のハエにも効き目があるのですから、コバエを撃退するのにも利用できますね。

蚊やハエだけでなく他の害虫にも効果はあるの?

押すだけノーマットは、蚊やハエには効果があることが分かりましたが、他の害虫にも効果があるのでしょうか。

このノーマットの商品に含まれている主な成分は、ピレスロイド系という成分です。

このピレスロイドは、即効性があり、どんな虫にも効果があります。

ですので、キャンプ中に心配なブヨやハチなどにも、効果を発揮するのです。

しかし、一つ注意点があります。

どんな虫にも効き目がある、ということは、カブトムシやクワガタにも効いてしまうことになります。

中には、自宅と併用して、押すだけノーマットを使用しているご家庭もあるでしょう。

もし、自宅の室内でカブトムシやクワガタを飼育している場合は、使用を止めることをおすすめします。

さらに、ピレスロイドは、魚やエビなどにも毒性が強い成分です。

そのため、熱帯魚や金魚を飼育している方も、注意が必要です。

ノーマット自体の成分濃度は低いものの、密閉された状態で使用すると、死んでしまう恐れもあります。

もし使用する際は、こまめに換気をしてあげましょう。

心配でしたら、使用は避けた方がいいかもしれませんね。

押すだけノーマットの使用する際の注意点

押すだけノーマットを使用する上での、注意事項をお伝えしていきます。

まず、押すだけノーマットの噴射は1回のみです。

蚊の成虫には12時間の効き目があり、ハエにも4時間効き目がありますので、一度の噴射で十分な効果は得ることができるでしょう。

何度も噴射すると、過剰使用になりますので、止めるようお願いします。

噴射するときは、噴射する人以外の入室を避け、テントの入り口等、閉めて漏れないようにしましょう。

また、その際噴射口の方向を確認し、顔や目、さらに皮膚にも当たらないように注意してください。

もし、直接薬剤が付いてしまった場合は、水などですぐに洗い流しましょう。

そして、押すだけノーマットはなくなったら付け替えが可能な商品です。

付け替え時には、噴射ボタンが必要になりますので、捨てたり紛失したりしないよう、大事に保管しておきましょう。

使用しない期間は、直射日光を避け、火の気のない涼しい場所での保管が望ましいです。

さらに、夏場の車内に置いておくと、破裂する危険性もありますので、絶対に置かないよう注意が必要です。

これで蚊やハエを撃退!屋外で効果がある商品はどれ?

ここまで、テントの屋内で使用するノーマットについてご紹介していきましたが、屋外でも蚊やハエに悩まされることは多いですよね。

ここでは、野外でのBBQやレジャー最中に効果的な、商品をご紹介していきます。

・お外でノーマット

こちらの「お外でノーマット」は、小さくて軽いため、持ち運びに便利です。

強力な気流が、上下出ることで、刺されやすい首もとから足先まで包み、しっかりとした効き目があります。

ただし、あくまで蚊よけであって、ハエよけではないようです。

では、BBQ中に厄介なハエを撃退する方法はあるのでしょうか。

・ハエとり棒

次にご紹介するのは、ノーマットを発売しているアース製薬から販売されている「ハエとり棒」です。

ハエとり棒は名前の通り、ハエを捕るための商品です。

粘着棒の色とニオイでハエやコバエをお引き寄せ、粘着捕獲します。

BBQの最中、殺虫スプレーや虫除けスプレーはあまり使用したいものではありませんが、こちらの商品なら、置いておくだけなので、安全面から見てもおすすめです。

効果の高いノーマットは体に害はないの?

これだけの効果と持続性が高い商品であることから、「体への害が心配」と思われる方もいらっしゃるかと思います。

しかし、ノーマットに使用されている成分は、ピレスロイド系といって、人体には安全性が高い成分であることが特徴です。

蚊やハエなどの虫には、このピレスロイドの成分が体内に入ると神経を麻痺させる作用があります。

しかし、私たち人間などの哺乳類、さらに鳥類などの体内に入ったとしても、速やかに分解され、短時間で体の外に排出されます。

このことから分かるように、ノーマットは人体の影響はほとんど心配しなくても大丈夫でしょう。

私たちの体に優しい成分であるノーマットは、自然においても他の殺虫剤よりも分解されやすいことも特徴です。

体にも環境にも優しいノーマットは、キャンプなどのレジャーでも安心して使用することができますね。

虫除けを利用して快適なキャンプを

いかかでしたか?

野外で行うキャンプは、虫との遭遇は避けることができません。

ノーマットに限らず、虫を撃退する商品はたくさん販売されていますから、しっかりと事前に準備することを忘れないでおきましょう。

快適なキャンプを楽しんでくださいね。