夏の日差しから守る!ヒルバーグ製タープの遮光性は高いの?

最終更新日:2019/01/15

夏の日差しが強いキャンプでは、テントと一緒にタープを設営する方も多くいるでしょう。

タープには日よけの役割もありますから、あればより涼しく快適にキャンプ生活を送ることが可能です。

今回は、機能に定評のあるヒルバーグ製タープについてお話をしていきます。

また、夏の強い日差しから守れるくらい、ヒルバーグ製タープの遮光性は高いのかについてもお話しします。

テントとは何が違う?タープの役割

タープとは、キャンプなどのアウトドアシーンの中で、太陽の光や風、雨などから守ってくれる大きな布のことをいいます。

しかし、タープがテントと何が違うのかピンとこない方もいるでしょう。

実際、テントだけでもキャンプは可能ですが、作った料理を食べるなどの時間を過ごしたいとき、テントの中ではあまり行いませんよね。

しかし、テントの外で過ごすとなると、プライベート空間が他のキャンパー達から丸見えになってしまいます。

このときにタープがあると日差しなどだけでなく、プライバシーを守る役割も務めるのです。

自宅で例えると、テントが寝室でタープがリビングとなりますね。

ですから、家族や仲間が団らんする場所としても過ごすことができるのです。

そのため、キャンプ中であれば、一番過ごす時間が長いのがタープの下といえますね。

タープは一種類ではなく、ヒルバーグなど多くのメーカーがタープを取り扱っており、サイズや機能、形状などに違いがありますので種類多くあります。

特に、夏キャンプの場合は、日差しも強く日照時間も長くなりますから、遮光性を備えているタープもあるようです。

この遮光性はタープにあると良いのでしょうか。

タープに遮光性って必要?

遮光性がどんな機能なのかというと、光をどのくらい遮断できるかという性能を指します。

ですから、遮光性が高いタープであればあるほど、しっかりとタープの下に影を作ることができ、夏の暑さからも守ってくれるのです。

遮光性は基本、布の厚みとカラーで決まってくるといわれています。

布の厚みの単位は「D(デニール)」や「T(デシテックス)」で表されます。

どちらの単位も糸の太さを表しているので、数字が大きいほど厚みがあることを指しているのです。

タープの布に厚みがあるということは、頑丈で遮光性が高いことも示しています。

ちなみに、糸が太い素材にはコットンが挙げられます。

また、カラーは、濃いカラーほど太陽の光を吸収しやすく、遮光性が高くなるようです。

そのため、最も遮光性のあるカラーはブラックになります。

このことから考えると、遮光性の高いタープはブラックのコットンタープということになりますね。

しかし、果たしてタープに遮光性は必要なのかと考える方もいるかと思います。

場所にもよるかもしれませんが、夏キャンプであれば、あった方が良いでしょう。

夏の日差しは本当に強いので、遮光性の低い薄いタープですと、タープの下にいても太陽の日差しを浴びている感覚になるようなのです。

これではタープの意味があまりありませんよね。

ですから、太陽の日差しを浴びるような場所でキャンプをする場合は、遮光性の高いタープの方が快適に過ごせるでしょう。

つぎから、タープの中でもヒルバーグ製のものについてお話をしていきます。

機能抜群!ヒルバーグ製タープの特徴

ここからは、ヒルバーグのタープについてお話をしていきます。

機能抜群との定評もありますが、どのような特徴があるのでしょうか。

3つに分けてお話しします。

●軽量設計

ヒルバーグのタープの特徴にはまず、軽量設計ということが挙げられます。

ULというタープの場合、重量が1kg以下と驚異の軽量モデルとなっています。

また、収納も手のひらサイズになるくらいコンパクトにたたむことが可能です。

持ち運びにも便利ですよね。

●トップレベルの強度

ヒルバーグのタープの素材には、リップストップナイロンにシリコンを含有させた素材を採用しています。

これは、経年劣化がほぼなく、防水性や引き裂き強度にも優れた素材といわれています。

トップレベルともいわれる素材ですので、強度においてもトップレベルといえますね。

●自由に楽しめる

張り方は一種類ではなく、アレンジを加えればその場のシーンに合った張り方を楽しむことが可能です。

しかし、遮光性の低いタープの場合は、木漏れ日の下などに設営するのが良いかもしれませんね。

ヒルバーグ製のタープは遮光性は高いの?

機能に優れたヒルバーグ製タープですが、遮光性に関してはどうなのでしょうか。

ヒルバーグ製タープの全てが、遮光性が高いとはいえないようです。

前の項でも触れたULというタープは、軽量モデルというだけあって、軽量性を重視した素材で作られているのです。

耐久性はあるのですが、遮光性はあまり重視していないので、日差しの強い場所ですと遮光することは難しいかもしれません。

しかし、なかには遮光性が高いタープもあるようです。

実際に使っている人も、「軽量でコンパクトなのに、夏の炎天下でも影をしっかり作ってくれる」と評価しています。

それだけ遮光性が高いことがうかがえますよね。

この遮光性の高いヒルバーグ製タープを次項でご紹介しましょう。

遮光性が高い!ヒルバーグ製をご紹介

それではここで、遮光性が高いヒルバーグ製タープをご紹介します。

それは、XP(エクスペディション)というモデルです。

軽量性よりも遮光性を重視して作られたタープになります。

このタープの素材には、ケルロンSPという素材を採用しています。

ビルバーグ製タープの特徴でもある、リップストップナイロンにシリコンを含侵させた素材であり、トップレベルに値する素材です。

これにより、軽量化とともに、高い遮光性も実現しました。

先ほどもお話ししましたが、夏の炎天下でもタープの下に影を作ってくれるくらい遮光性が高いものです。

サイズがタープ10とタープ20の二種類あり、10はソロ向けで20はファミリー向けです。

タープの中では高価ではありますが、その機能の優秀さに納得することでしょう。

特に、紫外線に敏感な女性には、このタープはオススメといえますね。

遮光性の他も!夏キャンプにオススメのタープ

先ほどは、遮光性の高いヒルバーグのタープをご紹介しました。

夏キャンプであれば、日差しが本当に強いので、タープを選ぶ際は遮光性の高さが重視すべきポイントです。

しかし、遮光性以外にも重視すべきポイントがありますので、ここでご説明していきます。

それは、防虫性と通気性です。

夏は虫も活発になり、暗くなってくると明るい場所に集中してきます。

キャンプは自然の中で行いますから、周囲に街灯などの灯りはありません。

そうなると、キャンプの灯りでもあるランタンに虫が集中してくる可能性もあるのです。

防虫性で考えれば、メッシュのついたタープが良いでしょう。

また、通気性も重視した方が良いポイントになりますね。

なぜなら、夏は日差しがなくても暑いため、テントやタープ内に熱気がこもってしまうことがあります。

うまく空気を循環させることで、熱さを感じることなくキャンプのひと時を送ることもできますよ。

ヘキサ型のタープなどであれば、通気性も抜群ですから涼しく過ごすこともできるでしょう。

こういった機能もタープを選ぶ際のポイントになり得ますから、ぜひ検討してみてください。

夏キャンプは遮光性の高いタープで過ごそう

夏の強い日差しの中のキャンプでは、日差しから守ってもらうためにタープの設営が欠かせません。

しかし、その際遮光性が高くないと意味のないタープで終わってしまう可能性もあります。

ですから、タープを選ぶ際は遮光性も気にしてみてみると良いでしょう。

高い遮光性のタープで、夏キャンプを快適に過ごせるようにしてくださいね。

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