寒い時期のアウトドアで、必要になってくるのがダウンジャケットですよね。
ダウンジャケットは普通のジャケット比べて、暖かさが全然違います。
この記事では、大人気のアウトドアブランド、モンベルとパタゴニアのダウンジャケットを中心にご紹介します。
日本発祥の人気アウトドアブランド!モンベルの歴史を振り返ろう!
モンベルは日本人によって設立された、アウトドアブランドです。
日本の風土にあった、アウトドア用品を開発し販売していて、日本人のアウトドア愛好家の間では、特に人気があります。
創業者である、辰野 勇氏自身は、1969年にアイガー北壁を日本人として2番目に登頂するなど日本のトップクライマーです。
1970年には日本人初のクライミングの学校を開校し、1975年には登山用品メーカーの株式会社モンベルを設立しました。
モンベル設立後は、様々なアウトドア用品を開発販売し、現在でも沢山の人たちに愛されています。
その他にも創業者の辰野氏は、1919日本初の身障者カヌー大会を開催するなど、社会貢献活動にも尽力している人です。
また、モンベルは、フリースやダウンジャケットなどのアウトドウェアで人気のアウトドアブランド、パタゴニアと深い関わりがあります。
次項では、モンベルとパタゴニアの意外な接点についてご説明します。
大人気アウトドアブランド!モンベルとパタゴニアの意外な接点
こちらでは、モンベルとパタゴニアの接点についてご紹介します。
モンベル創業から3年目、1977年に辰野氏はドイツ最大の登山専門店「スポーツ・シュースター」に売り込みをかけました。
そこでの営業が成功し、寝袋や防寒具の輸出が開始します。
その2年後、同社のパーティで米パタゴニアの創業者であるイヴァン・シュイナード氏と出会い、日本でモンベルがパタゴニアの代理店になることを引き受けました。
シュイナード氏も有名な登山家であったことから、とても話が弾み、代理店を引き受けることになったようです。
そのような経緯で二人は親交を深め、パタゴニア初期の製品の多くはモンベルと共に開発にあたっていました。
モンベルの代表商品の一つである、雨具の素材を提供したり、共同開発したフリース「シンチラ」を大変ヒットさせたりしました。
日本でもパタゴニアは大人気になり、モンベルの売り上げの三分の一以上がパタゴニア関係の売り上げでした。
しかし、モンベルのブランドをしっかりと確立するために、パタゴニアから手を引いたのです。
撤退した後も、シュイナード氏とは良好な関係が続きました。
モンベルとパタゴニアが、かつて製品開発をともにしていたことを知らなかった人は多いのではないでしょうか。
その両社が作る、ダウンジャケットをご紹介していきます。
大人気アウトドアブランド!モンベルのダウンジャケットの特徴をご紹介
モンベルのダウンジャケットは、高品質な上にリーズナブルでアウトドア愛好家から人気を集めています。
極寒にも耐えられる防寒性や保温性を保つ暑い素材のものから、気軽に羽織れる普段使いのものまで、多種類のダウンジャケットが揃っています。
その特徴をご紹介します。
・希少性の高い羽毛を使った「EXダウン」
一般的に600から700フィルパワー(かさの高さ)のものが良質と呼ばれていますが、モンベルのEXダウンは800フィルパワー以上と高品質で大変暖かいです。
・軽量だけど、耐久性がある
軽量でありながら、肩口から袖口・お尻・膝部分は、耐久性の優れた生地で補強されています。
・インナーダウンとしても活躍
軽くてかさばらないので、極寒時にはさらに上にアウターを重ねて着ることができるダウンジャケットも沢山あります。
次項でご紹介する、パタゴニアダウンの特徴と比べてみることをお勧めします。
機能性が凄い!モンベルでおすすめのダウンジャケットをご紹介!
次に、防寒性と保温性を兼ね備えた、モンベルのダウンジャケットをご紹介します。
【モンベル:プラズマ®1000 ダウンジャケット】
・参考価格 25,400円
暖かさはもちろんのこと、とにかく軽いものを探している方におすすめです。
1000フィルパワーの高品質のEXグースダウンを使い、少ない羽根の量で高い保温力があります。
重さは、130グラムと超軽量です。
【モンベル:スペリオダウン ラウンドネック ジャケット】
・参考価格 11,664円
800フィルパワーの高品質EXダウンを使用したダウンジャケットです。
アウターとして着たり、ラウンドネックになっているので、もう一枚上にアウターを重ねても、すっきりと着こなせます。
インナーとしての着心地も良く、コンパクトに収納出来る点は、使用している人達にとても評価されています。
重量は156グラムと超軽量です。
続いてご紹介するのが、雪山登山にも適した保温性抜群のダウンジャケットです。
【モンベル:アルパイン ダウンパーカ】
・参考価格 18,500円
800フィルパワーのEXグースダウンを使い、防滴性と透湿性を兼ね備えているので蒸れを防ぎます。
登山で汗をかいても、ダウンジャケットの内側をドライな状態に保てます。
防風性にも優れていて、登山にぴったりのダウンジャケットでコストパフォーマンスも最高です。
重量は414グラムと軽量です。
次に、気になるパタゴニアのダウンジャケットについてもご紹介していきます。
トレーサブルダウンを使用したパタゴニアのダウンジャケット①
これまで、モンベルのダウンジャケットについて色々ご紹介しましたが、続いてパタゴニアのダウンジャケットのご紹介をします。
パタゴニアは「リサイクル・ダウン」や「リサイクル・ポリエルテル」など環境のことを考えた素材を作っているブランドです。
また、動物愛護もしていて、「トレーサブルダウン」を100パーセント使用しています。
トレーサブルダウンとは、追跡可能なダウンという意味です。
生きている鳥の羽を無理に採取したり、強制的に餌を与えることをせず、パタゴニアが把握している鳥を使用し、追跡不可能な鳥のダウン混入は一切ないのです。
トレーサブルダウン基準は、アパレル業界においてもトップで動物福祉を保証しています。
そんなパタゴニアのおすすめのダウンジャケットです。
【パタゴニア:メンズ・ビビー・ダウン・ジャケット】
・参考価格 24,800円
・重量 858グラム
表面は摩擦に強いナイロン コットン製なので、手触りがとても良いです。
耐水性、保温性、耐久性も兼ね備えています。
パタゴニアのカラフルなロゴと、落ち着いた色使いが良く合っていてとてもおしゃれなデザインです。
トレーサブルダウンを使用したパタゴニアのダウンジャケット②
続いてご紹介するのが、こちらです。
【パタゴニア:メンズ・ウルトラライト・ダウン・ジャケット】
・参考価格 34,500円
パタゴニアの超軽量ダウンジャケットです。
800フィルパワーの100パーセントトレーサブルダウンを使用しています。
インナーダウンとしても使用でき、普段使いから登山まで幅広く活躍しそうです。
重量は269グラムとかなり軽量です。
【パタゴニア メンズ・フィッツロイ・ダウン・パーカー】
・参考価格 46,000円
・重量 544グラム
極寒の雪山で、活躍する軽量ダウンパーカーです。
保温性と耐風性を兼ね備え、軽量でフィット感が抜群な一着です。
800フィルパワーの100パーセントトレーサブルダウン使用しています。
ややぴったりとしたフィット感で、熱を逃がさずフロントのジッパー部分に付いている縁取りが、冷風を遮断します。
外側はキルト構造になっているので、コンパクトに収納することができます。
軽量という部分では、EXダウンをしているモンベルの方がより軽いです。
モンベルはトレーサブルダウンを使用しているので、そこも影響しているかもしれません。
購入する時に、その状況に合わせて、何が最優先か考えてみるのもいいかもしれません。
モンベルとパタゴニアのダウンジャケット!お気に入りの一着を見つけよう
モンベルとパタゴニアのダウンジャケットの特徴を色々とご紹介しました。
モンベルは、比較的リーズナブルで、高品質なダウンジャケットが多いです。
一方パタゴニアは、動物愛護の観点から、商品を開発、販売するなどの努力がみられました。
寒い時期のアウトドアでは、なくてはならないダウンジャケットですが、皆さんにぴったりのダウンジャケットが見つかるといいですよね。