少し肌寒くなってきたときに、気軽に羽織れるのがフリースですよね。
現在、様々なアウトドアブランドが、異なった特徴のフリースを販売しています。
用途に合わせて自分にぴったりのフリースを見つけたいですよね。
この記事では、人気ブランドのモンベルとパタゴニアのフリースを中心にご紹介します。
パタゴニアと同様に大人気!モンベルのフリースの特徴をご紹介!
日本発祥のアウトドアブランドである、モンベルでは、様々な種類のアウトドア用品を販売しています。
日本発ということを生かして、日本の風土に合った商品の品揃えが豊富です。
モンベルはパタゴニアと同様、アウトドアウエアの開発と販売にも力を入れていますが、どのようなフリースが販売されているのでしょうか。
ここで、モンベルのフリースの特徴をご紹介します。
●機能性に優れている
モンベルのフリースは、素材にこだわっており暖かく、同時に通気性に優れています。
通気性が良いので、アウトドアで汗をかいたときなど蒸れずに快適に過ごせます。
また、縫製が工夫されていて、動きやすく着心地が大変良いです。
●コストパフォーマンスが高い
モンベルの製品は、海外のブランドと比べ、総じてリーズナブルです。
それと同時に高品質であるため、コストパフォーマンスが大変高く、世界中にファンがいます。
●モデル展開が豊富
モンベルのフリースは、沢山のモデル展開があります。
用途や気分に合わせて、豊富な品揃えの中から選ぶことができます。
また、メンズ、レディースだけではなく、キッズアイテムもあるので、家族全員分のフリースを購入することができるのも嬉しいです。
超軽量で着心地がいい!シャミース素材のモンベルフリースをご紹介!
モンベルのフリースの素材が何で出来ているかご存知でしょうか。
多種類あるので、後述するパタゴニアのフリース素材と比べてみるのもいいかもしれません。
●シャミース・ストレッチシャミース
モンベルの中で、最も軽い素材がシャミースです。
人の髪の毛の10分の1の極細のマイクロファイバーを使用し、作られています。
保温性に優れているのと同時に、通気性もあります。
また、動きやすく、感触滑らかで着心地が良く、モンベルのフリース素材の中では薄手に分類されます。
では、シャミース素材を使用した商品をご紹介します。
【モンベル:シャミースジャケット メンズ】
・参考価格 5,184円
・メイン素材 ポリエステル
・素材構成 シャミース
・平均重量 234グラム
アウターはもちろん、中間着としても着用できます。
色も豊富なので、普段使いにも役立つ一着です。
こちらのシリーズは、ベストも販売しています。
【モンベル:シャミースベスト メンズ】
・参考価格 4,536円
すでにシャミースのダウンジャケットを持っている人が、春先や、秋口などに購入することも多いです。
上からジャケットなどを羽織れば、真冬のアウトドアにも使用できます。
とにかく軽いので、持ち運びにも便利です。
気になる!大人気モンベルフリースのスタンダード素材とは?
続いてご紹介するモンベルのフリース素材がこちらです。
●クリマプラス100
ストレッチ性に優れ、体を動かしやすいです。
体にフィットし、しなやかさがあります。
通気性に優れ、汗をかいても湿気をを素早く放出し、服の内側をドライにキープ出来ます。
アウトドアにはもちろんのこと、激しい運動をするときにもおすすめです。
では、商品をご紹介します。
【モンベル クリマプラス100 ジャケット メンズ】
・参考価格 5,600円
・素材 クリマプラス100
・平均重量 333グラム
フリース生地の厚さは、やや薄手に分類されます。
次にご紹介する、モンベルの素材がこちらです。
●クリマプラス200
クリマプラス100と同じ繊維を使っていますが、厚手で保温性が更にアップしているのが
クリマプラス200です。
クリマプラス200は、モンベルのフリースに最も多く使われている、定番の素材です。
では、商品をご紹介します。
【モンベル クリマプラス200 ジャケット メンズ】
・参考価格 7,500円から
・素材 クリマプラス200
・平均重量 437グラム
適度なボリューム感がありながらも、軽量です。
フリース生地の厚さは中厚でに分類され、秋冬のアウトドアに大活躍しそうです。
モンベルのフリースについて、生地の厚さ別にいくつかご紹介してきました。
では、気になるパタゴニアのフリースはどのようなものがあるのでしょうか。
次項でご紹介していきます。
人気ブランドパタゴニアのフリース素材!リサイクルポリエステルとは?
大人気有名ブランドのパタゴニアですが、動物愛護や環境問題に力を入れているブランドでもあります。
ダウンジャケットを作る際に、鳥に無理やり毛を取ったり、餌を強制的に食べさせたりしないという方針があります。
上記のようなやり方をせず、100パーセント追跡可能な鳥のみを使ってダウンジャケットを製造、販売しています。
フリース素材の開発においても、フリース素材に石油を使うことが一般的だった時代に、ペットボトルを再利用してポリエステルを作りました。
今では、ペットボトルだけではなく、自社の製品にならない2級品のものや、着古した洋服などをポリエステル素材に作り替えています。
リサイクル・ポリエルテルを使用することで、石油に頼ることを削減し、また2級品や洋服などの廃棄物を減らすことで、有害物質の放出も減少させることができます。
地球のことを考えて、環境問題に力を入れて作ったのが、モンベルとはまた違った観点を持つ、パタゴニアのフリース素材なのです。
人気アウトドアブランド!パタゴニアRシリーズのフリースをご紹介!
多種類のフリースを販売しているパタゴニアですが、まずはアウトドアに最適なフリースをご紹介します。
Rシリーズといって、フリース生地の厚さによって、1から3まで番号順になっています。
●R-1シリーズ
こちらは、このシリーズの中で1番薄手のフリースです。
保温性よりも、通気性のことを考えて作り出されたフリースです。
運動量が特に多い場合や、暑がりの人におすすめです。
【パタゴニア:アウトドア R1フルジップ・ジャケット メンズ】
・参考価格 21,300円から55,278円
・素材 ポーラテック・パワーグリット・リサイクルポリエルテル93パーセント・ポリウレタン7パーセント
・重量 380グラム
●R-2シリーズ
保温性と通気性の両方を兼ね備えた、幅広いシーンで使えるフリースです。
スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツをする際、スキーウェアの下の、中間着として着用できます。
帰りはスキーウェアだけを脱いでそのままR-2を着て帰宅する、という人も沢山います。
伸縮性が良く、やわらかくて着心地が良いと評判です。
【パタゴニア:フリース ジャケット メンズ R2ジャケット】
・参考価格 23,760円
・重量 405グラム
●R-3シリーズ
保温性はRシリーズで一番高く、極寒地の中間ぎにも最適です。
リバーシブルになっているので、気候や気分によって、着方を変えることができます。
また、フードが付いていておしゃれです。
【パタゴニア フーディーR3】
・参考価格 23,000円から
・重量 510グラム
Rシリーズは、体にフィットするデザインなので、アウトドアやスポーツをする時に特に向いているようです。
ただR-2は、この中ではゆとりがあるので、普段使いにもぴったりです。
全体的にはモンベル同様、軽量で、動きやすい作りになっています。
パタゴニアの人気シリーズ!多機能なフリースと定番シリーズをご紹介!
続いてご紹介するのが、こちらです。
●パタゴニア・クロストレックシリーズ
ポーラテック・パワーストレッチを採用し、伸縮性が良く、激しい動きにも対応します。
伸縮性だけではなく、速乾性も兼ね備えたフリースです。
では、商品をご紹介します。
【タゴニア メンズクロストレックフーディ】
・参考価格 24,624円
・重量 439グラム
・素材 リサイクルポリエステル・ポリウレタン
生地の厚さはR-1よりも少し厚く、R-1とR-2の間位です。
●チンチラシリーズ
パタゴニアに昔からあるシリーズで、長期にわたって人気のある、人気の定番フリースのシリーズです。
1985年に製作され、「チンチラシリーズ」は大流行になりました。
1993年からは、上記に記載した通りペットボトルを再利用して、フリースを作りました。
シンチラとは、パタゴニアで使用していたフリースのことで、昔からのパタゴニアファンの中にはフリースのことを「チンチラ」と呼ぶ人も未だにいます。
では、商品をご紹介します。
【パタゴニア:ライトウェイト シンチラスナップT プルオーバー】
・参考価格 13,000円
・素材 ポリエステル100パーセント
とても柔らかく、暖かいです。
デザインは、クラシックな雰囲気で、パタゴニアらしい一着です。
続いてもう一つ、ご紹介します。
●レトロXシリーズ
こちらのシリーズも、パタゴニアを代表する人気の定番フリースの一つです。
吸湿性と通気性を持ち、防風性バリアーが付いているので、風を遮断し、熱を逃がしません。
モンベルのフリース同様、機能もさることながら、パタゴニアフリースのデザインはクラシックで、安定した人気を誇っています。
毎年、このフリースのベストは在庫が無くなってします程の人気ぶりです。
モンベルとパタゴニアフリースの特徴から自分にぴったりの一着を!
モンベルとパタゴニアの色々なフリースをご紹介しました。
リーズナブルで、多種類の素材から選べる、モンベルのフリースと、デザイン性、機能性も重視しながら環境のことを考えて作った、パタゴニアのフリース。
フリース人気の理由の一つとしては、フリースはダウンと違って、気軽に羽織れて、洗濯機で洗えるところなどもありました。
用途に合わせて、自分にぴったりの一着が見つかるといいですね。