akuの登山靴は登山に必須!?手入れの方法も知りたい!

最終更新日:2019/01/16

登山が今、注目を集めています。

アウトドアが、以前より身近なものとなってきたことがわかります。

近年、akuの登山靴が登山を楽しむ人達に人気です。

登山靴はその名の通り、登山において重要な役割を果たします。

良質な登山靴を長く履き続けるために、手入れの方法なども気になります。

今回は、登山靴の重要性からおすすめの商品など、幅広くお伝えしていきます。

登山靴で人気のakuとは!?

ここでは、akuについてまとめていきます。

akuは、イタリアの登山靴メーカーです。

akuの語源は、カナダのインディアン居住地を意味する言葉です。

創業者は、イタリアのガランド・ボーディンです。

1968年設立当初は、ディンスポーツという社名でした。

1991年に、現在のakuに社名を変更しています。

登山靴から普段履きの靴まで、良質な靴を幅広く販売しています。

akuの商品は、主に日本ではICI石井スポーツで扱っています。

そのため、akuはICI石井スポーツのオリジナルブランドと認識している人もいます。

実際、店頭では登山靴を選ぶ際、店員からakuの登山靴を勧められたという声も多く聞きます。

akuの登山靴を購入する際は、ICIスポーツのwebショップなどでも購入できます。

ゆっくり吟味して購入したい人におすすめです。

akuの登山靴は価格が安いのも魅力です。

それに加え良質なため、手入れを欠かさず長く愛用する人も多いです。

akuは技術面でも優れ、透湿性や防水性に優れたゴアテックスの早期採用など目覚ましい革新を行なっています。

登山靴の手入れをしないとどうなる!?

登山を安全に、かつ有意義なものにするには、登山靴のコンデションも重要です。

ここでは、登山靴の劣化と手入れの関係性についてお伝えします。

特に登山靴で劣化しやすい部分は、靴底の部分です。

長く履いていると、靴底が剥がれるなどの症状が出てきます。

akuなどに代表される登山靴の多くは、靴底に「ポリウレタンミッドソール」という資材が使われています。

このポリウレタンの劣化が、靴底の劣化の主な原因とされています。

軽量で衝撃を緩和することに優れたポリウレタンは、登山靴に適した素材です。

しかし、一定の年数が経つと、どんな優れた素材にも劣化が起こります。

主な原因は以下となります。

・微生物の劣化 バクテリアやカビ
・加水分解   湿気や水分
・光の劣化   紫外線
・熱の劣化   高温や温度上昇

靴底が剥がれるというトラブルは、登山の最中でも多いものです。

その際、応急処置としてガムテープや針金を使う人もいます。

しかしあくまでも応急処置のため、またすぐ剥がれてしまいます。

よって、登山の途中で下山を余儀なくされるのです。

また、登山靴の劣化は、靴底以外の部分でも起こります。

登山に行く際は、まず登山靴に劣化がないかよく確認しましょう。

劣化は、手入れの不備や保管の環境が悪いために起こります。

登山靴の手入れや保管の方法については、後ほど詳しくお伝えします。

登山靴の手入れや保管の方法

登山靴の劣化を防ぐには、手入れや保管の方法が重要であるということは先述した通りです。

特にakuなどの良質な登山靴は、手入れを心掛けて長く履き続けたいものです。

ここでは、手入れの方法を素材別にみていきましょう。

【ゴアテックス】

①登山靴の紐や中敷きを外します。

②まず、登山靴の中の汚れを落としましょう。

ブラシでかき出しますが、登山靴の中が皮製の場合はふき取るように汚れを落としてください。

③次に、靴底の挟まった石や土などを取り除きます。

ブラシ以外に、ドライバーなどを使っても汚れを落としやすいです。

汚れを落としたら、2日程陰干しをしましょう。

④その後、登山靴に防水・撥水スプレーをしたら、再度乾燥させます。

革などの素材もこの方法で手入れしてください。

【スエード】

①スエードは、まず購入したら防水・撥水スプレーをかけることがポイントです。

②履いたらブラッシングをしましょう。

スエードは傷みやすい素材ですので、小まめな手入れが大切です。

③汚れたらすぐに拭きとりましょう。

長時間放置すると、落ちにくくなります。

④毛並みを整えることも重要で、汚れが付きにくくなります。

【ヌバック】

①登山靴の汚れを落としたら、ブラッシングをします。

ヌバックは表面の毛が立っていて汚れが溜まりやすいため、ブラッシングが重要です。

②防水ジェルを塗布します。

登山靴への水分の吸収を防ぐため、塗り漏れに注意しましょう。

③革の色味の復元のために、ローションを塗布します。

少量を薄く塗布しましょう。

④乾燥を防ぐために、ワックスを塗ります。

保管に関しては、保管の場所がポイントです。

湿気や温度変化の少ない場所がよいでしょう。

密閉した車内や屋外などは風通しも悪く、登山靴の保管に適していません。

akuで人気の登山靴

ここでは、akuのおすすめな登山靴をご紹介します。

【aku アルピナライトエアーGTX】

ローカットで、ウォーキングやハイキングにおすすめです。

防水や透湿性に優れたゴアテックスを採用しています。

ビブラムのメガグリップにより踏ん張りが効き、傾斜のある道もアクティブに歩けます。

【aku ミオサラウンドGTX】

蒸れや水分に強く、雨の日の登山にも適しています。

透湿性に優れているため、登山靴の中も快適です。

登山だけでなく、日々のウォーキングにもよいでしょう。

【aku レローザGTX】

ゴアテックスをを採用した、初心者におすすめの登山靴です。

足首のサポートとしてミッドカットが役立ちます。

主に低山や中山の登山に適しています。

【aku トランスアルピナGTX】

中・上級者におすすめな登山靴です。

軽量で足運びの安定さに特化しており、約2000mの登山に対応します。

高機能で、富士登山などにも使えます。

【aku コネロGTX】

冬場以外の登山に適しています。

ハイキングから高山登山まで、幅広く活躍します。

ゴアテックスに加え、IMS構造によりクッション性に優れています。

akuの登山靴は性能の高さが魅力です。

登山靴は、履けば履くほど自分の足に合い、登山を有意義なものにしてくれます。

そのためにも、普段の手入れを心掛けましょう。

先述しましたが、大切な登山靴は劣化を防いで長く履き続けたいものですね。

akuだけじゃない!?人気の登山靴

akuの登山靴は、性能も高くおすすめだということは先述した通りです。

ここでは、aku以外のブランドの登山靴をみていきましょう。

【キャラバン トレッキングシューズC1-02S】

登山初心者の使いやすさに配慮した登山靴です。

履き口にはクッションが施され、足首を優しく守ります。

紐でしっかりと足首周辺を固定するため、靴の中で足が滑るなどの症状にも対応します。

【シリオ 611-GTX】

耐久性に優れたヌバックレザーを採用した登山靴です。

足首周辺のホールド感も評価が高いです。

シリオは、日本人が登山を快適に楽しむことを念頭にしたブランドです。

海外ブランドの登山靴だと足に合わないという人からも、支持を得ています。

先述したとおりヌバックは汚れが溜まりやすいため、小まめなブラッシングをおすすめします。

【スカルパ ミラージュ】

ナイロン製で、雪が残っている時期の登山にも対応します。

アイゼンも取り付け可能なため、低山登山のも適しています。

【モンベル テナヤブーツ】

フィット感が高く、ダイヤル式で着脱をスムーズにできるよう設計されています。

紐よりも履きやすいという声も多いです。

紐の代わりにダイヤル式を採用したことで、手入れのしやすさも好評です。

【コロンビア カスカラプラスアウトドライ】

高いグリップ力で、岩場でも活躍します。

ハイカットで、高所登山でも足元をしっかりと安定させてくれます。

akuなどの登山靴を長持ちさせたい!手入れに重宝するアイテム

登山靴は手入れが欠かせないということは、お伝えした通りです。

ここでは、登山靴に手入れにおすすめなアイテムをご紹介します。

【コロニル 馬毛ブラシ】

サイズ 170㎝×5.4㎝×4.5㎝

馬毛は弾力性があり、登山靴の汚れを落としやすい素材です。

毛量も多く、毛先がきれいに揃っています。

実際触ってみると、感触がとてもよいです。

持ち手は木製で丁寧な加工が施されており、高級感もあります。

ブラシは登山靴の手入れで使用頻度も高いため、良質なものを選ぶとよいでしょう。

【コロニル 防水ワックス アウトドアアクティブレザーワックス】

サイズ 75ml

オイルレザーやヌバック、またスムースレザー用の防水ワックスです。

天然のワックスが、革に潤いを与えます。

体温でもすぐに溶けるほどで、伸びが良く使いやすいです。

-15℃でも凍結しないという点も魅力的です。

防水効果はもちろん、耐久性を維持し、雑菌の繁殖を抑える効果も期待できます。

塗り方のポイントとして、歯ブラシを使うのもおすすめです。

細かい縫い目などにもワックスが行き届きます。

注意点として、靴以外の革製品には使用しないようにしましょう。

革本来のつやが消えてしまうなどのトラブルにもなりかねません。

akuなどの良質な登山靴のために、手入れのアイテムにもこだわりましょう。

手入れを徹底してakuなどの良質な登山靴を大事に使おう

akuに代表される登山靴には、様々な種類があることがわかりました。

登山のレベルに合わせて登山靴を選びましょう。

登山靴の劣化は、トラブルの原因にもなります。

場合によっては、登山にの最中に下山を余儀なくされることもあります。

良質な登山靴を長く履き続けるには、手入れが重要です。

手入れのアイテムも、とても良質なものが多く出回っています。

よく吟味して、使いやすいものを選びたいですね。