ランタンはキャンプにおいて重要なものです。
優しい黄色い明かりは、キャンプの夜をお洒落でよい雰囲気に演出してくれます。
「コールマンのランタン」と聞くと、コールマンのシンボルマークにもなっている、ガソリン式のランタンを想像しがちです。
しかし、最近では高性能化が進み、メインの明かりとしてledのランタンを使用している人が増えているというのです。
ここでは、人気の高いコールマンの「ledノスタルジアランタン」をご紹介していきます。
コールマンのledノスタルジアランタンとは?
コールマンはもともとアメリカでガソリンランタンの販売・修理を行っていました。
そのため、ホワイトガソリンを使用したランタンが、今やコールマンを代表するアウトドアアイテムとなったのです。
しかし、ガソリンランタンは、扱いが難しいというデメリットがあります。
一昔前まで、キャンプでのメインのランタンはガス系で、ledランタンは「サブ」として使われていました。
しかし、最近では、ガソリンやガスに抵抗のある人でも扱うことができる、ledランタンをメインとして使用するキャンパーが増えているのです。
火を使わないので、女性や子供でも手軽に使用できるというメリットがあります。
コールマンの「バッテリーロックledノスタルジアランタン」は、ledランタンの中でも人気の高いアイテムです。
ガソリンランタンで1番人気の「ツーマントルランタン290」と、見た目がほとんど同じになっています。
一見すると、ガソリンランタンにしか見えない造りです。
グローブ部分にガラス、本体にスチールを採用している点も一緒なのです。
通常ledランタンは、安いプラスチックの素材を使用することが多いのですが、形状の他に材質もガソリンランタンに似せています。
ガソリンランタンのお洒落な雰囲気を味わうことができる、ledランタンになっているのです。
ノスタルジアの魅力
人気の高いコールマンledノスタルジアランタンですが、どんな魅力があるのでしょうか。
【安心・安全である】
ノスタルジアは、アルカリ乾電池を使用したバッテリー式のランタンです。
ガスを使用しないので、火災の心配がありません。
スイッチを押すだけなので、誰にでも簡単に使うことができます。
【広範囲を明るく照らす】
発光部分にledライトを二つ搭載しています。
これにより、広い範囲を明るく照らすことが可能です。
【雰囲気がよい】
なんといってもガスランタンのような造りのため、雰囲気は本格的です。
明るさの調整のやり方も、ガスランタンと似た構造になっています。
ガスランタンに手が届かない人でも、十分にランタンの雰囲気を味わえるアイテムになっています。
【スマートフォンの充電ができる】
専用のアダプタをつなぐと、スマートフォンの充電ができます。
キャンプ場は電源がない場所が多いので、急なバッテリー切れにも対応できて、とても便利です。
くわしく知りたい!コールマンのledノスタルジアランタン
続いて、コールマンのledノスタルジアランタンの性能を詳しくご紹介していきましょう。
まずはスペックになります。
【コールマンledノスタルジアランタン】
・サイズ 約18㎝×35㎝
・重量 1.8㎏
・明るさ 約700lm
・使用バルブ led
・材質 ガラス、スチール
・使用電池 アルカリ単一電池×6本
・連続点灯時間 約15時間
・防水性能 IP×4対応
・付属品 ACアダプター
・USB出力 5V1A
・対応収納ケース ソフトランタンケースⅡ
電池を入れた総重量は2.6㎏になり、ledランタンの中ではどっしりとした大きい印象です。
ノスタルジアランタンは、電池と電極を「わざと離す」造りになっています。
これを「バッテリーロック」といい、未使用時の電池の放電や液漏れを防ぐ効果があるのです。
更に、気になる明るさですが、現在販売している暖色系のledランタンの中では700ルーメンと、最大光量を誇ります。
ガソリンランタン同様、発光する場所はツーマントルの部分になっており、その場所がledライトになっています。
ACアダプターが付属されているので、乾電池だけでなく家のコンセントにつないでライトを使用できるのも特長です。
コールマンledノスタルジアランタンの使い方
実際にコールマンledノスタルジアランタンを使って、明かりをつけてみましょう。
使い方のご紹介になります。
①本体の裏側の電池蓋を外します。
電池蓋は、90度にカバーを回転させるとバッテリーロックのON・OFFが行えます。
赤いマークがついている状態は、バッテリーロックされている状態です。
左右のつまみを指でずらすと、簡単に蓋は取り外せます。
②アルカリ単一電池を6本入れて、蓋を閉じます。
③ポンプノブがON・OFFのスイッチになっています。
スイッチを入れ、無事に点灯したら完了です。
明るさはガソリンランタン同様、バルブホイールで調整します。
連続点灯時間ですが、最少のLOW時は250時間も使用可能です。
そのため、就寝時にベッドサイドでナイトランプとしても長い期間使用できます。
バッテリーロックして放電を防げば、電池を入れた状態で保管しておいても安心です。
また、ACアダプターを使用すれば、自宅のコンセントにつないで点灯することも可能です。
コールマンのledランタンをシーン別で使おう
コールマンは、ノスタルジア以外にもledランタンを販売しています。
食卓、テント、持ち運びと、シーン別で使用するおすすめのランタンをご紹介していきます。
【コールマン ランタン CPX6クアッド】
主に食卓で使用することに向いている、大きめのledランタンです。
光が拡散する仕組みになっているので、ledランタン独特の強い光が苦手な人でも使っていただけます。
温かな光が特徴で、これひとつあれば広範囲を照らすことが可能です。
【コールマン ランタン CPX6リバーシブル LEDランタン3】
主にテントの中で使用する、パワフルで強い光を放つledランタンです。
このランタンの大きな特徴は、テントの天井から「逆さの状態で吊るす」ことができる点です。
これによりランタン自体の影ができないので、テント全体を明るく照らすことができます。
【パックアウェイフロステッドledランタン】
主に持ち運びに適している、コンパクトなledランタンです。
見た目は四角くお洒落な印象です。
しかし、明るさは100ルーメンもあるのでハンドライトに大変適しています。
ランタンについているカラビナと、自分のベルトを繋げれば、手ぶらで光を拡散し、照らすことができる優れものです。
コールマン以外のメーカーのledランタン
コールマン以外のメーカーも、ledランタンを販売しています。
ノスタルジアのようなランタンもあるのでしょうか。
いくつかご紹介していきます。
【ロゴス サンダーパワーランタン】
明るさは520ルーメンあり、広範囲を明るく照らします。
キッチンやテント内で使用でき、明るさを段階調節できるので、さまざまな場所で使用可能です。
フックがついているので、吊り下げて使用できます。
【テントファクトリー クラシックledランタン】
見た目はゴールドで、お洒落でゴージャスな印象です。
ダミーの圧力計がついていたりと、デザイン性が充実しています。
メインランタンとしては220ルーメンと、十分な光を放ちます。
【ジェントス エクスプローラー】
1000ルーメンという、キャンプでは持て余すくらいの明るい光を放ちます。
バッテリーインジケーターが搭載されているので、電池切れを防いでくれる機能が搭載されています。
ダイヤルスイッチで、暖色・白色・昼白色の3つのモードに調節可能です。
ガスランタンに匹敵するタフでパワフルなledランタンです。
キャンプサイドにぜひノスタルジアランタンを
コールマンledランタン、ノスタルジアのご紹介をさせていただきました。
ガソリンランタンと違い、誰にでも手軽に扱える、高性能なランタンだということが分かりました。
ランタンはキャンプの夜の主役です。
キャンプサイドを優しく照らし、日常では味わえない空間を演出してくれます。
キャンプを最大限に楽しみ、よい思い出にするためにも、自分に合ったランタンを見つけましょう。