夏は登山、冬はスノボなど、それぞれに合ったインナーを身に付けることは大切なことですよね。
なかには「何回もインナーを購入するのは面倒」と感じている方もいるでしょう。
しかし、その悩みを解消してくれるのがモンベルのジオラインです。
この記事では、ジオラインについてお話をしていきます。
アウトドアに行く場所によっては、生地の厚さなどのサイズ選びも重要なポイントとなりますので、これも一緒にご紹介します。
モンベルジオラインってどんなもの?
夏や冬には、その時期に限ったアウトドアがありますよね。
そして、アウトドアを行うためには、それに合った服装選びをしなくてはなりません。
服装のなかにはインナーも含まれ、夏は涼しく・冬は暖かくしてくれるといった機能が重要になります。
シーズンごとにインナーを購入するのはお金がかかりますし、何より少し面倒に感じますよね。
その悩みを解消してくれるのが、モンベルのジオラインなのです。
ジオラインとは、モンベルが糸から独自開発した高性能素材のことをいいます。
アウトドアメーカーの多くが高性能素材のインナーを開発しており、そのなかでもモンベルのジオラインのインナーは最高クラスと評価されるほど優れたインナーです。
そのため、愛用している方の中には登山家をはじめ、スキーやスノボなどのアウトドアスポーツを行う方も多くいるのです。
生地の厚さのサイズによってはオールシーズン使うことができるので、1年中アウトドアを行う方には特にオススメの一品となっています。
モンベルジオラインの魅力をご紹介!
それではなぜ、モンベルのジオラインのインナーが優秀といわれているのでしょうか。
それは、ジオラインには5つの魅力があるからだと考えられます。
1つめは、「速乾性」です。
登山やトレッキングなどを行うと、汗を多くかきますよね。
この汗からくる冷えを防ぐために、ジオラインは水分を溜めこまないように設計されているのです。
これにより、汗のベタつきも感じず、ずっとサラリとした着心地を保ってくれます。
2つめは、「防臭効果」です。
モンベル独自で開発した繊維に銀イオンを含めることで、臭いの原因であるバクテリアを徐々に減らしていく効果が期待できるのです。
そして、この効果は半永久的に持続するともいわれています。
そのため、オールシーズン着られることにもつながるのです。
3つめは、「ストレッチ性」です。
インナーの重要な性能として、ピッタリとしたサイズでありながら、どんな動きにもついてこれることが求められます。
ですから、ストレッチ性も重要な性能になるのですが、ジオラインはストレッチ性においても問題なしです。
使う繊維を極細にすることで、抜群のストレッチ性を確立しています。
長時間着て運動などをしても、ずっと快適に着用することができます。
4つめは、「静電気抑制効果」です。
生地の縫い合わせ部分には、カーボン繊維を採用しています。
この繊維により、冬の衣服の脱ぎ着で発生しやすい静電気の放電が抑制される効果が期待できます。
5つめは、「保温性」です。
速乾性に優れたマイクロファイバーと、伸縮性に優れたストレッチスパン糸がそれぞれ、たくさん暖かい空気を溜めてくれることで、優れた保温性を発揮することにつながります。
さらに、防寒用のインナーには繊維にセラミックを含んでいるため遠赤外線効果も期待でき、体の熱を利用して芯から暖めることも可能となります。
こういった5つの魅力により、ジオラインは優秀なインナーといわれるようになったのです。
厚さにもサイズが!ジオラインの生地のグレード
モンベルのジオラインについてお話を進めてきました。
オールシーズン着ることができる優秀インナーともいわれていますが、ジオラインのインナーは1種類ではないのです。
ジオラインのインナーには大きく3種類に分類されます。
●L.W…ライトウェイト
●M.W…ミドルウェイト
●EXP…エクスペディション
これは生地の厚さのサイズで区別されています。
L.Wは薄手、EXPが厚手、M.WがL.WとEXPの中間というようなグレードで分かれています。
厚さを比較すると、L.Wを約2枚分でM.W1枚分の厚さに、M.Wを約2枚分でEXP1枚分の厚さです。
ジオラインには、登山やスノボといった季節やアクティビティに適したグレードがあり、例えば登山をする場合であればL.Wのインナーがオススメです。
また、スノボの場合はEXPがオススメで、どの季節に何をするかでもどのサイズの厚さを選ぶかが違ってきます。
オールシーズン着たいと考えている方であれば、L.Wを選ぶと良いでしょう。
モンベルはいつものサイズで大丈夫?
メーカーによっては、インナーであってもサイズに多少の変化がありますよね。
例えばアメリカサイズであれば、日本のサイズで選ぶとだいたい大きくできているかと思います。
アメリカだけでなく、国内であっても同様のことがいえます。
モンベルが推奨しているサイズは以下とおりです。
ちなみに、男女ともにXS~XLまでのサイズ展開となっています。
【男性】
・XSサイズ:身長150~160cm、チェスト82~86cm、ウェスト68~72cm
・Sサイズ:身長155~165cm、チェスト86~90cm、ウェスト72~76cm
・Mサイズ:身長170~180cm、チェスト90~95cm、ウェスト76~81cm
・Lサイズ:身長170~180cm、チェスト95~101cm、ウェスト81~87cm
・XLサイズ:身長175~185cm、チェスト101~107cm、ウェスト87~93cm
【女性】
・XSサイズ:身長143~153cm、バスト74~80cm、ウェスト57~63cm
・Sサイズ:身長148~158cm、バスト77~83cm、ウェスト60~66cm
・Mサイズ:身長153~163cm、バスト80~86cm、ウェスト63~69cm
・Lサイズ:身長158~168cm、バスト84~90cm、ウェスト67~73cm
・XLサイズ:身長163~173cm、バスト88~94cm、ウェスト71~77cm
大概はいつも使用しているサイズで問題ないようです。
ジオラインを着用した方のなかには、「ピッタリ感が気になる」という方が多いようなのですが、インナーですのでブカブカよりはピッタリしているほうがオススメといえますね。
例えピッタリしても、締め付け感は強くないので、長い時間ストレスフリーで着ることができるものとなっています。
サイズなどの着用感は?レビューを参考にチェック!
モンベルのジオラインのサイズは、いつも使っているサイズで問題ないようですが、実際に着用した方のレビューをみてみましょう。
身長165cmの男性の方で、ジオラインM.WのSサイズを着用したときのレビューは、「キツくもゆるくもないジャストサイズで、リラックスした着心地です」といったものでした。
胸筋が鍛えられている方の場合は、少し強調されてしまう可能性があるようです。
また、身長170cmの男性で、こちらの方もM.WでMサイズを着用したときのレビューはこちらです。
「体にフィットして快適なうえ、ストレッチ性も優れていて動きやすい」といったものでした。
もともと、アウトドア用に作られたインナーでもありますから、快適性は特に追求されているのでしょう。
M.Wであっても通気性が良いので、こちらもオールシーズン活躍が期待できるインナーといえます。
着心地は文句なしの評価が多いですので、ぜひ一度着心地を試してみてはいかがでしょう。
アウトドアにオススメのジオライン!インナー以外の商品をご紹介
着心地抜群で、オールシーズン活躍が期待できるモンベルのジオライン。
ここでは、インナー以外でもアウトドアで活用できるアイテムをご紹介していきます。
【ジオライン 3Dサーマル ジャケット】
ジオラインを使用することで、適度な防風性と保温性を持ったジャケットです。
裏起毛であることから、肌触りの良いものに仕上がっています。
また、吸汗作用もあるため、夏でも着ることができる1枚です。
メンズだけでなくレディースもあり、制菌作用や防臭効果、UVカットの効果が期待できるものになっています。
【ジオライン3Dメッシュサイクルロングスリーブジップシャツ】
ジオライン3Dメッシュを前身頃と袖に備えることで保温性を高め、背面と脇にウィックロンクールを使用することで通気性を良くしています。
フロントには、自分でも温度調節をしやすくするために、長めのコンシールジッパーが付いているため長い時間快適に着用することが可能となります。
【ジオライン ウェストウォーマー】
夏であってもお腹が冷えやすい方は多いでしょう。
そんな方にオススメなのが、ジオラインの腹巻です。
冬には防寒としての機能が発揮されるので、冬キャンプでも活躍すること間違いなしのアイテムです。
【ジオライン3D サーマル インナーグローブ】
吸湿速乾性に優れているため、冬は防寒用のインナーグローブとして、秋冬の肌寒い季節のときはハイキンググローブとしても使用することが可能です。
【ジオライン クールメッシュ サイクルキャップ】
男女兼用で、3サイズの展開となっています。
サイクリングなどを行うときに、ヘルメットをかぶるかと思います。
夏場であれば特に、ヘルメットの中が蒸れてしまうことが頭に浮かぶ方もいることでしょう。
その蒸れを抑えてくれるのに、このジオラインのキャップが役に立ちます。
通気性が良く、吸水速乾も抜群ですので、ヘルメット内を快適にさせてくれるでしょう。
バイクに乗る方にもオススメのアイテムです。
1年中ジオラインで快適に!
オールシーズン着用できることから、優秀インナーともいわれているジオラインについてお話をしてきました。
インナーだけでなく、トップスやグッズまで多岐に渡って取り揃っています。
登山やスノボなどのアウトドアシーンではぜひ、このジオラインで快適に動いてみてはいかがでしょうか。