ケトルがあれば、キャンプ中気軽にお湯を沸かすことができます。
しかし、お湯を沸かすためだけにケトルを持っていくのは荷物になってしまいますよね。
スノーピークのケトルはいくつか種類がありますが、クッカーとしても使えるケトルもありますから、荷物を減らしたい場合に便利ですよ。
しかもスタッキングについても考えて設計されているため、持ち運びも苦労しません。
ほかにも魅力的なケトルがありますので、ご紹介します。
キャンプにケトルを持っていこう!ケトルの選び方
キャンプやアウトドアに行くときに、ケトルを持ってくのは荷物になると思っていませんか。
しかし、ベテランキャンパーはケトルを持っていることが多いです。
お湯を沸かすだけの道具を持っていくのは邪魔になるという考えもありますが、ケトルはあると便利ですよ。
スノーピークなどのアウトドアブランドが販売しているケトルは、スタッキングして持ち運ぶこともできるため、そこまで持ち運びに困ることもありません。
他にも、多くのブランドからさまざまなケトルが販売されていますので、どんなケトルを選べば良いのかわからないという人のために、ケトルの選び方をご説明します。
・容量
ケトルを選ぶときに、まず注目するべきなのは容量です。
使いたいシーンや人数によって、使うお湯の量は違います。
どのくらいの量が必要なのかわからないというときは、一度ご自宅でキャンプ料理を作ってみましょう。
どのくらいのお湯を使うのか、目安がわかります。
・重量/大きさ
キャンプやアウトドアでは、道具を持ち運びしなければなりません。
そのため、重量や大きさも大切なポイントです。
キャンプに使いたいのか、登山に使いたいのかでも変わってくると思いますので、パッキングのことも考えておきましょう。
ケトルはスタッキング性や使い道も大切
ケトルの選び方のポイントは、容量や重量だけではありません。
引き続き見るべき項目をご紹介していきます。
・スタッキング
持ち運びという点を考えると、スタッキング性がある道具は使い勝手がよいです。
そのため、クッカーや他のアイテムにスタッキング収納できるかどうかもチェックしておきましょう。
多くのブランドでは、同ブランドのアイテムにスタッキングできるように設計されています。
また、サイズによってはほかのブランドのアイテムにスタッキングできることもありますので、確認してみると良いでしょう。
・ケトル以外にも使える
ケトルといっても、お湯を沸かす以外の使い方ができるものもあります。
やはり、お湯を沸かすだけの性能では物足りないという人は、クッカーとしても使えるケトルを選ぶと良いでしょう。
例えば、スノーピークのケトルにもクッカーが兼用できるケトルがあります。
アウトドアでは、少ない道具でいかに工夫ができるかというのも楽しみのひとつといえます。
アウトドアアイテムの自分だけの使い方を見つけていくのもおすすめです。
汎用性・スタッキング性に優れたスノーピークのケトル
さて、ここからは品質に定評のあるスノーピークのケトルについてご紹介していきます。
まずは、前項でも出てきたケトル以外の使い方ができるケトルです。
『ケトル NO.1』
サイズ:Φ120×80mm
重量:255g
容量:0.9L
小さなクッカーに注ぎ口を付けただけのような、寸胴形のケトルです。
コンパクトなサイズで軽量なので、アウトドアでの持ち運びやすさが考えられています。
そして、クッカーとしての機能も兼ね備えているため、例えば、ラーメンを作ってそのまま食べるなんてこともできます。
ケトルとしてもクッカーとしても、家でも使える使いやすさです。
また、特筆したいのが、その価格設定です。
2018年時点での参考価格は、2,100円(税別)となっています。
このように、スノーピークの道具としてはリーズナブルなうえに汎用性が高いため、おすすめできるアイテムと言えるでしょう。
容量は0.9Lありますので、2~3人程度までのキャンプに対応することもできますし、ソロのときには重宝しますよ。
スタッキングに関しては、高さ100㎜、内径Φ147㎜以上のクッカーであればスタッキングできるとされていますので、サイズを合わせれば小さくパッキングすることもできます。
荷物を小さくしたい自転車旅やツーリングにもおすすめです。
長く愛用できるスノーピークのクラシックケトル
次にご紹介するスノーピークのケトルは、いわゆるケトルといって思い浮べるような、縦長の形をしているケトルです。
『クラシックケトル 1.8』
サイズ:Φ115×247mm
重量:690g
容量:1.8L
昔ながらのクラシックな形のケトルです。
オールステンレス製で、焚き火や炭火でも使うことができます。
取っ手だけでなく、吊り下げ用のハンドルも付いていますので、火の上に吊り下げてお湯を沸かすこともできますからさまざまなキャンプシーンに対応できます。
そして、1.8Lという大容量が魅力です。
ファミリーキャンプや仲間でのキャンプで、食後のコーヒーを飲むときも困りませんね。
形状的に、スタッキングは期待できませんが、大容量にもかかわらず690gと軽量であることもポイントが高いです。
機能面では、焚き火で使ったときに灰がお湯に入らないよう注ぎ口にふたが付いていることや、グローブをしたままでも持ちやすい取っ手といった特徴があります。
価格はちょっとお高めです。
2018年時点での参考価格は、9,500円(税別)です。
しかし、1万円近く払ったとしても長く愛用できる高品質なケトルですので、損はしないと思います。
コーヒーを飲むならスノーピークのフィールドバリスタシリーズ
最後にご紹介するのは、スノーピークのフィールドバリスタシリーズのケトルです。
『フィールドバリスタ ケトル』
サイズ:210×130×180(h)mm
収納サイズ:155×130×180(h)mm
重量:540g
容量:1.0L
2018年参考価格:11,800円(税別)
アウトドアでおいしいコーヒーを淹れるためのアイテムとして、フィールドバリスタシリーズが登場しました。
このシリーズは、ケトルのほかにコーヒーミルとドリッパーがあります。
木製の取っ手に、ぽってりとしたボディがおしゃれで、見ているだけでテンションが上がるコーヒーアイテムです。
収納性も考えられており、取っ手が取り外せるようになっています。
こうして取り外した取っ手と、同シリーズのコーヒーミルとドリッパーを内部にスタッキング収納できるようになっていますので、おしゃれな見た目だけでなく、アウトドアで重要な持ち運びについてもしっかり考えられています。
取っ手が取り外せるため、何かほかのアイテムにスタッキング収納できるかもしれない、とそれを見つけるのも楽しい時間ですね。
このフィールドバリスタシリーズは、2017年のグッドデザイン賞も受賞しています。
使いやすさや洗練されたデザイン性は折り紙付きなので、気になる人はチェックしてみてください。
焚火台型のドリッパーはかわいくてスタッキング収納も◎
スノーピークは、ケトルだけでなくコーヒーを淹れるアイテムにもこだわりを持っています。
先ほど出てきたフィールドバリスタシリーズだけでなく、ほかにも充実したカフェツールを取り扱っています。
・ステンパーコレーター 6カップ
・スノーピーク チタンカフェプレス 3カップ
・スノーピーク チタンカフェラテセット 3カップ
・スノーピーク チタンミルクフォーマー
・フォールディングコーヒードリッパー 「焚火台型」
特におすすめするのが、『フォールディングコーヒードリッパー 「焚火台型」』です。
スノーピークの人気アイテムである焚火台をモチーフにしたドリッパーは、コーヒー好きのスノーピークファンであれば絶対に手に入れたい逸品です。
焚火台と同じように折りたたみ式なので、スタッキング性も抜群です。
焚火台のうえでケトルを使ってお湯を沸かし、コーヒーミルで豆を挽き、そして焚火台型のドリッパーでコーヒーを淹れて飲む時間は、かけがえのない贅沢な時間になることでしょう。
ケトル以外のコーヒーアイテムもぜひ一度手に取ってみてほしいです。
コーヒーを飲むならケトルはマスト
キャンプでコーヒーを飲みたい人は、ケトルはマストアイテムです。
クッカーや鍋でもお湯を沸かすことはできますが、うまくドリッパーやマグに注げなくてストレスが溜まってしまいます。
おいしいコーヒーのために、少し道具にこだわってみてはいかがでしょう。
アイテムが変わるだけで、コーヒーも数倍おいしく感じられるかもしれません。