キャンプをおしゃれに楽しもう!レイアウト方法などをご紹介

最終更新日:2019/03/23

最近のキャンプブームでは、おしゃれなキャンプサイトを作っているキャンパーさんたちが多く見られます。

SNSでもおしゃれキャンプの投稿が多数あり、憧れている方も多いのではないでしょうか。

しかしキャンプ初心者の方は、どんなアイテムを使ってどのようにレイアウトすればいいのか、悩んでしまうものです。

この記事では、おしゃれなキャンプサイトをつくるためのポイントやレイアウト方法、おすすめアイテムなどをご紹介します。

キャンプ場でおしゃれなレイアウトをつくるためのポイント

最初に、キャンプサイトをおしゃれなレイアウトにするためのポイントをお伝えします。

・キャンプサイトのメインとなる「顔」を決める

レイアウトするときに、とりあえず思いつくままにキャンプ道具を並べていくと、ゴチャゴチャとしたイメージになってしまいます。

まずは、どの方向から見たものがメインの「顔」なのかを決めてからレイアウトしていきましょう。

・キャンプ道具の高さを統一する

テーブルや椅子など、キャンプ道具の高さを統一するとまとまりのあるおしゃれなレイアウトが作りやすくなります。

基本的には、ダイニングテーブルを使用したハイスタイルか、焚き火台や低めのテーブルを使用したロースタイルのどちらかになります。

最近のおしゃれなキャンパーさんは、ロースタイルでまとめている方が多いようです。

・キャンプ道具の風合いを統一する

おしゃれ感が出しやすいのは、ナチュラル系の色合いで揃えることです。

木製の食卓テーブルやキッチンテーブルを上手に使っているおしゃれサイトも多いです。

レッドやグリーン系のテーブルランタンなどがよく映えるのでおすすめですよ。

まだキャンプ道具を買い揃えていない方は、購入するときに全体のおしゃれなレイアウトをイメージしながら選んでいきましょう。

キャンプサイトを作る場所(区画)の基本

キャンプ場には、「区画サイト」と「フリーサイト」があります。

「区画サイト」は、キャンプエリアが仕切られており、区画内ならば自由に使っていいというものです。

水道や電源付きなどのサイトが多いのも、区画サイトの特徴です。

キャンプ場によって、事前の予約時点で区画が決められるところと、当日到着してから早い者勝ちで区画を選ぶところがあります。

キャンプ初心者にはおしゃれなレイアウトがしやすいと言えるでしょう。

「フリーサイト」は、基本的にスペースに制限がなく、自由に場所を確保することができます。

キャンプ場によっては、車を横付けできるところと、荷物を下ろしたあとに駐車場へ移動させないといけないところがあります。

フリーサイトは、混雑時は難易度が高く、ある程度のキャンプ経験がある方向きだと言えます。

しかし、比較的空いている日であれば、広々としたキャンプサイトを確保できるので、初心者の方にもおすすめです。

そして、フリーサイトは区画サイトに比べて利用料が安いので、キャンプに慣れていくうちにフリーサイトに移行していくのもよいですね。

事前予約時に区画が決まるとき以外は、なるべく早くキャンプ場へ到着し、よい場所を確保できるようにしましょう。

レイアウトしやすい場所の判断基準は、次項でご説明します。

おしゃれなキャンプサイトをつくるにはどんな場所(区画)がよい?

キャンプサイトの場所(区画)選びは、おしゃれキャンプを有意義に楽しむための重要なポイントです。

区画サイトとフリーサイトに共通して、レイアウトがしやすい条件は次のとおりです。

・ゆったりとした広さがある
・傾斜がなく平坦である
・お隣との距離が窮屈でない(近すぎない)
・トイレからの距離は遠すぎず近すぎず

ある程度の広さがあり、傾斜がない場所のほうがレイアウトがしやすく、気分的にもゆったりと過ごすことができます。

また、お隣のキャンパーさんとの距離が近すぎると、プライベート感が薄くなってしまいます。

そして、トイレが遠すぎると不便ですし、近すぎると自分のサイトの近くに人が行ったり来たりして落ち着きません。

トイレからは、若干の距離がある場所を選ぶのがベストです。

逆に、避けたい場所も念頭に置いておく必要があります。

キャンプ場の天気は急に変わることが多く、晴れていると思っていたら急に雨が降ってくることもあります。

特に夏場のキャンプは夕立も多く、慌てることも多々あります。

そのようなときに、水が溜まりやすい窪地や、土砂崩れの恐れがある崖の下などは避けるようにしましょう。

また、最初から地面が濡れているような場所も避けて選んでいきましょう。

キャンプサイトをレイアウトしてみよう

それでは、キャンプサイトのレイアウトについてご説明します。

キャンプ場に到着し、場所を確保したら、まず最初にすることはテントやタープの設営です。

レイアウトを作るときに、タープを先に張るのか、テントを先に設営するのか、どちらを優先するのか迷う方も多いようです。

これは、テント内での寝心地のよさとリビングスペースの快適度のどちらを取るかによります。

とはいえ、行動のしやすさや、夕立などの急な天候の変化を考えると、テントを先に設営してタープを連結させることをおすすめします。

レイアウトを決める最初の手順としては、まずサイトのメインとなる「顔」を決めます。

そして、通路から離れた一番奥からテント、タープ、車の順番に並べるのがベストです。

その他、次のポイントをおさえながら、レイアウトしていきましょう。

・タープは長軸の方向に風が流れるように配置する。

横からの風でタープがあおられないようにするためです。

・キッチンや焚き火台は風下に配置する。

食事のスペースに煙が流れるような配置をしてしまうと、ゆっくりくつろげません。

・クーラーボックスは、テント前のフライシートで囲われたスペースに置く。

いくら性能がいいクーラーボックスでも、直射日光に当たると保冷効果が激減してしまいます。

そして、おしゃれ感のあるテーブルランタンや、ラグマットなどを置くとおしゃれキャンプの雰囲気を出すことができます。

キッチンをおしゃれに!レイアウトしやすいキッチンテーブル

キャンプサイトのキッチンスペースをおしゃれにレイアウトするためには、キッチン用品を整理できるキッチンテーブルを置くことをおすすめします。

おしゃれで機能性も高いキッチンテーブルをご紹介します。

<ネイチャートーンズ フォールディングバーカウンターテーブル>

・サイズ

テーブル部:83.2×29.2×高さ81cm

ハンガー高さ:119.5cm

収納時サイズ:90.5×38×高さ13.5cm

・重量:7.0kg
・材質:鋼材・タモ集成材(表面:PE樹脂コーティング)

コンパクトに折りたためるおしゃれなキッチンテーブルです。

風合いのある天然木のテーブルと耐久性のある鋼材で作られています。

上部に多目的ハンガーが付いており、ランタンやマグカップなどを吊るすことも可能。

テーブルの下には、強化フレーム入りの網棚があり、小型のクーラーボックスも置けます。

<コベア 2WAYキッチンテーブル>

・サイズ

使用時サイズ:175×48×高さ170.5cm

収納時サイズ:60×48×高さ9.5cm

テーブルサイズ:120×48×高さ80.5(60)cm(高さ2段階)

バーナースタンドサイズ:61×51×高さ51cm

・重量:6.3kg
・耐荷重:40kg
・材質:(天板、フレーム)アルミ

テーブル、収納棚、バーナースタンド、ランタンハンガー、多目的ハンガーが全て揃った多機能キッチンテーブルです。

テーブルの高さが2段階調節可能で、ハイスタイルとロースタイルの両使いが出来るのが魅力です。

バーナースタンドは、左右どちらにも取り付けができるので、レイアウトに合わせて設置が可能です。

また、天板が収納ケースになっており持ち運びも楽にできます。

レイアウトで一番目に付くキャンプ用テント!その種類をご紹介

レイアウトの基本であるテントにはいくつかのタイプがあります。

最後に、レイアウトで一番目に付くテントを種類別にご紹介します。

機能だけでなく、見た目がおしゃれなものもいろいろあるので、みつけてみましょう。

次の4つのタイプが一般的にキャンプで使われるものになります。

・ドーム型テント

キャンプ場で一番多く見られるのが、このドーム型テントです。

2本のフレームを本体に差し込み、クロスした4本の脚で自立させます。

外側を覆うフライシートで風を受け流すので耐風性が高く、比較的簡単に設営できます。

全体的にバランスがよく軽量なので、キャンパーの方々に人気のタイプになります。

・ツールームテント

ドームテントの外幕を延長してリビングスペースをプラスしたものになります。

リビングスペースのプライバシーがしっかりと守れるので、ゆったりとしたキャンプが楽しめます。

ドームテントに比べ設営作業が多く、少し前まではキャンプ中級者以上向けでした。

しかし最近では、簡単に設営できるカマボコ型のツールームテントが仲間入りし、初心者にも人気が広がっています。

・ワンポールテント

近年、おしゃれキャンパーさんたちに人気のワンポールテント。

テントの中央を1本のポールで支える円錐型の形状。

目を引くおしゃれな外観だけでなく、設営の手軽さと居住空間の広さが魅力。

軽量で耐風性も高いので、キャンプ初心者の方にもおすすめです。

・ロッジ型テント

ベテランのキャンパーさんたちに人気のロッジ型テント。

箱型に切り立った形状で、小さな小屋のようなイメージです。

とにかく室内が広々として天井も高いので、開放的に過ごせるのが特徴です。

レトロな雰囲気のたたずまいは、キャンプ場でも人目を引きます。

このように、いろんなテントの種類がありますので、それぞれのキャンプスタイルに合ったものを選んでいきましょう。

上手なレイアウトでおしゃれキャンプを楽しもう!

おしゃれキャンプを楽しむには、まずはキャンプサイトを上手くレイアウトすることが大切です。

レイアウト次第で快適なキャンプを楽しめるかどうかが決まる、と言ってもいいでしょう。

また、おしゃれな雰囲気を出すには、全体の統一感やワンポイントのおしゃれアイテムを上手く使うことです。

そして、レイアウトしやすいキャンプサイトの場所選びも重要です。

経験を積み重ねていくうちに、スムーズなレイアウト作りができるようになりますよ!

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