快適キャンプに欠かせない持ち物!夏の暑さもなんのその!

最終更新日:2019/04/09

夏季は多くの人がキャンプを楽しむ季節ですが、夏キャンプは暑くて寝苦しかったり、熱中症のリスクや虫刺されがあったり、心配なことがたくさんあります。

せっかく楽しみにしていたキャンプなのに体調が悪くなってしまうことも少なくありません。

そんな夏のキャンプを快適に過ごすために必須の持ち物から、あると便利なものまでご紹介します。

夏のキャンプはテント選びから!

山や川や海などアクティビティが盛んで、1年で最もキャンプをする人が多いのが夏です。

夏はキャンプのハイシーズンですが、過酷な季節でもあります。

何より夏のキャンプは暑さが大敵で、1日中暑さに苦しむ結果になってしまうこともあります。

昼間の熱気がテント内に溜まってしまい、夜になってもテント内は蒸し暑いままなんてこともあります。

暑く寝苦しい夜も快適に過ごせるように、インナーテントが全てメッシュになっているテントなどメッシュ使用範囲が多いテントを利用しましょう。

メッシュ部分が多いとその分テント内に風が通りやすく、快適に過ごせます。

また、開放的なサイトだと夏の強い日差しが直にあたり熱中症の危険もあるので、日陰を作るためにもタープは必須です。

ポリエステル素材は遮光性が低いので、ポリコットン素材のタープを選びましょう。

ポリコットン素材は遮熱性に優れているので、日陰が濃くできるので夏の日差し除けにうってつけです。

他にも全面がメッシュになったスクリーンハウスがありますが、開放的なタープと比べると風通りは劣ってしまいます。

しかし、虫の多い夏の夜ではスクリーンハウスが活躍してくれます。

持ち物は増えてしまいますが昼間と夜で、タープとスクリーンハウスを使い分けると快適に過ごすことができます。

寝苦しい夏の夜も快適に!

年々暑さが増していってることもあり、涼しさを求めて避暑地にキャンプにいっても熱帯夜で寝苦しいことも多々あります。

昼間の暑さの中でテント設営をするなどして、アクティビティで体を動かして疲れているのにしっかりとした睡眠をとれないと、体調をくずす場合もあるので睡眠不足は要注意です。

また、昼間の熱気がテント内に残っているなどして、地面からの熱で中々寝つけず質のよい睡眠がとれません。

しかし、持ち物を夏仕様に変えるだけで劇的に睡眠の質が変わります。

快適に眠れるように特におすすめしたいものが、キャンプ用コットになります。

コットとは、簡易携帯用ベッドで地面の凹凸や地熱の影響を受けにくいので、夏だけでなく冬もキャンプシーンで大活躍します。

体の下を風が通るため、通気性にも優れていて夏の睡眠を快適にしてくれます。

シートがメッシュ素材のものもあり、より通気性が良く寝汗などの不快感も軽減されます。

熱帯夜の寝具はコットとタオルケットがあれば十分快適にすごせます。

もし、睡眠中に少し肌寒いようでしたら上着等の服装でカバーするといいでしょう。

夏キャンプで必須の持ち物!【虫対策アイテム】

夏にキャンプをする際の悩みの種は、虫です。

自然の中で過ごすのですから虫がでるのは仕方のないことですが、できれば接触は避けたいものです。

虫の中でも一番ポピュラーで厄介な蚊は、気温の高い日中はあまり姿を現さず朝と夕方、夜など気温が下がってきた時に活発になります。

虫のストレスなくキャンプを満喫するためのおすすめの持ち物が以下になります。

・蚊取り線香
・虫よけスプレー
・虫よけキャンドルやランタン
・ワンプッシュ式の虫よけスプレー
・ポイズンリムーバー
・長袖長ズボン

虫よけスプレーは、有効成分の含有量が「ディート30%」、「イカリジン15%」のものがアウトドアで使用するにはおすすめです。

しかし、ディートは含有量が多いと副作用の心配もあることから、小さい子供が使用する場合はイカリジン配合のものを選んでください。

蚊対策で定番の蚊取り線香は、風向きによって効果に影響がでるので、一つだけじゃなくテントを囲むように四方に設置すれば効果が期待できます。

他にもテント内にワンプッシュ式の虫よけスプレーを噴射しておくことで、就寝時も安心して眠ることができます。

夜になると活発になる虫たちはランタンの明かりにも寄ってきますので、虫よけ効果のあるランタンや虫よけキャンドルを使用すれば、灯りと虫よけの二役を果たしてくれます。

蚊以外にも、ブヨや蜂、ムカデやマダニなど危険な虫がたくさん潜んでいます。

蚊よりも少し大きく、噛まれると痛いブヨにはハッカ油の虫よけスプレーが効果的です。

万が一、蜂やムカデなどの毒をもつ虫に刺されたときの為に、ポイズンリムーバーも持ち物に追加しましょう。

虫が多く発生する水辺の近くを避けてテントをはったり、虫が活発になる時間帯には長袖長ズボンを着用したりして、工夫をすることで虫の被害も最小で抑えられます。

夏キャンプで必須の持ち物!【熱中症と紫外線対策】

夏のキャンプでは虫対策だけでなく、熱中症の心配から暑さ対策も怠ってはなりません。

女性や肌の弱い子供は紫外線対策も考えましょう。

熱中症、紫外線対策として以下のアイテムを持ち物に追加しましょう。

・日焼け止めクリーム
・帽子
・サングラス
・ひんやりシート
・長袖長ズボン

日中の強い日差しで、皮膚が火傷してしまう可能性もあるので日焼け止めクリームは必ず塗るようにしてください。

最近ではスプレータイプの日焼け止めがあり、スプレーだと髪にも塗布でき、塗りなおしも簡易なことから人気があります。

それから、紫外線は目からも吸収されているので、サングラスの着用も忘れないようにしましょう。

他にも長袖長ズボンを着用してあまり肌を露出しないようにするのも紫外線対策として大切です。

熱中症対策としては、つばの広い帽子を必ず被りましょう。

また、冷感タオルやひんやりシートなどで首元や脇など熱を持ちやすい所を冷やしてあげるのも熱中症対策に効果的です。

キャンプでの服装は!?夏でも長袖長ズボン!

夏のキャンプでの服装は、日中は暑いのに朝晩冷え込んだりして意外と悩んでしまいます。

気温の高い日中、テントの中やタープの下では半袖半ズボンのような涼しい服装で大丈夫です。

陽の下に出る時は、長袖を羽織り紫外線対策をし、帽子を被って熱中症対策をしましょう。

標高の高いキャンプ場では朝晩が冷え込むことがあるので、長袖長ズボンは必ず持っていきましょう。

虫よけや紫外線対策にも有効なので、夏でも長袖長ズボンは必須の持ち物です。

他にも着るだけで虫よけ効果がある服もあるので、そちらを着用していくと虫対策にも効果的です。

夜、寝るときは吸水速乾性に優れたリネン素材のパジャマを着用することで、寝汗をかいてもサラっとした肌ざわりで快適に睡眠ができます。

汗をかいたり、水遊びなどのアクティビティや突然の雨で着ている服が濡れたりすることを想定して、着替えは余分に持っていくことが望ましいです。

あると便利な持ち物!キャンプで扇風機が大活躍!

これまで夏のキャンプに必須な持ち物を紹介してきましたが、アウトドアで使うには意外でも、夏キャンプには大活躍するアイテムがあります。

夏のキャンプにあるととっても助かるもの、それは【扇風機】です。

電源サイトを利用できるのでしたら、コンセントを使って扇風機を活用しましょう。

テント内に風が通るだけで、快適さが断然違ってきます。

電源が使えなかったとしても、充電式の扇風機や電池式の携帯扇風機でも十分に涼しさを実感できます。

あるのと無いのとでは、まるで快適さが違ってくるので、熱中症の予防にも扇風機は持っていきましょう。

他にもクーラーボックスは必要ですが、メインで使うものとサブで使うものでいくつか持っていくと開閉する回数を減らせるので、保冷力も持続します。

クーラーボックスはソフトタイプよりも、保冷力が強いハードタイプをおすすめします。

中に氷を入れて蓋を開けっ放しの状態で扇風機をあてれば、簡易クーラーになって驚くほど涼しく快適に過ごせます。

扇風機を持ち物に追加すると少々嵩張りますが、快適にキャンプができるので是非活用してみてください。

夏キャンプは持ち物次第で驚くほど快適に過ごせる!

夏キャンプの大敵である暑さや虫に負けずに、快適なキャンプをするためには持ち物も工夫することが大切です。

いつもと同じギアや服装だと、楽しいはずのキャンプが過酷なキャンプになってしまう場合もあります。

夏キャンプは持ち物を見直し、ギアも夏仕様にして熱中症対策や虫対策を万全にして快適に過ごせるように挑みましょう。

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