夜のベースを彩るランタンは、キャンプには欠かせない存在です。
灯り自体は懐中電灯で事足りるかもしれませんが、それでは味気ないですね。
ランタンを使ってこそ、キャンプの雰囲気が盛り上がるというものです。
特にコールマンの286aは、長くキャンパーの中で愛されているランタンの1つです。
さらに、このランタンは、周りのガラス部分のグローブという部品をカスタマイズすることができます。
今回は、ランタンをよりおしゃれにする、ランタンのカスタマイズ方法をご紹介します。
コールマン286aの魅力
コールマン286aとはガソリンランタンの1つで、マントルという発光部分が1つだけあるのが特徴です。
また、グローブという周りを覆うガラス部分が真っすぐストーレトな形状をしているのも特徴と言えます。
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ちなみに、ランタンというのはアウトドアなどで使用する光源となる商品のことを指します。
さて、明かりを確保するだけなら、懐中電灯でも十分なのですが、それでは面白くありません。
わざわざランタンにするのには、ランタンならではの魅力があります。
その魅力を、少しご説明します。
まず1つ目の魅力として、明かりの強さがあげられます。
懐中電灯なら、ある1点だけを照らすのに適していますが、ランタンはキャンプで使用するベース全体を照らすことが可能です。
投光器などを使用すれば、電気の力で照らすことができますが、そういった場合は大きな電源が必要となります。
しかし、ランタンの燃料はガソリンです。
場所を選ばず、使用できる点も大きな魅力と言えるでしょう。
そして、もう1つの魅力としてあげられるのが、ランタンの雰囲気です。
これが、もっとも重要なポイントではないでしょうか。
アウトドアで夜を迎えたときに、ランタンで明かりを灯すと、ぐっと雰囲気が盛り上がります。
何とも言えない無骨な佇まいが、とても魅力的です。
さらに、使用すればするほど、塗装が剥がれ、味わい深くなってきます。
手間がかかる分、それが楽しいのがランタンの魅力と言えます。
コールマン286aの使い方
それでは、ここからは具体的にコールマン286aの使い方についてご説明します。
まず、燃料を給油口から注ぎます。
燃料は専用の白ガソリンを使用してください。
灯油などでも着火するそうですが、ススや汚れの原因となるので、おすすめしません。
燃料を入れたら、ポンピングという作業を行います。
ポンピングとは燃料タンク内の圧力を上げて、燃料を気化させる作業のことです。
目安として50回くらいで、固くなってポンピングできなくなるまで続けましょう。
そして、グローブを取り外し、マントルという発光する合成繊維を取り付け、空焼きを行います。
空焼きとは、マントルに燃料を送り込まず、そのまま焼くことを指します。
この空焼きを行うことによって、余分な繊維を焼き切り、発光する繊維だけにします。
この作業を行なわず、いきなり燃料を送り火を起こすと、火が燃え上がり火傷や火事の原因となるので、気を付けましょう。
また、空焼き後のマントルは非常にもろくなっているので、慎重に取り扱いましょう。
空焼きが終わったらいよいよ、点火します。
つまみを回しバルブを開きます。
着火したら、つまみをLOWにし、しばらく待ちます。
炎がなくなり、灯が落ち着いたら、点火、完了です。
非常に手順が多いように感じますが、慣れれば5分程度で着火することができます。
グローブの種類
コールマンのランタン286aは、各パーツを取り換えて、オリジナルにカスタマイズすることができます。
市販のものをそのまま使用するだけでは、どこかものたりません。
ちょっと自分なりにアレンジするだけで、他のキャンパーに一目置かれることでしょう。
アレンジする部品の中で、一番オーソドックスなのがグローブという部品です。
先ほども説明しましたが、グローブとはランタンのマントル部分を覆うガラス部品のことを指します。
これを取り付けることによって、風よけなりランタンの明かりを安定させる効果があります。
また、ランタン部分をうっかり触って、火傷などしないようにする目的もあります。
しかし、グローブも非常に熱くなっているので、むやみに触らないように注意しましょう。
それでは、グローブの種類についてご説明します。
まず、グローブの種類ですが、大きく分けて2つあります。
ガラスが透明なクリアタイプと、ガラスが薄っすら曇ったような、すりガラスタイプです。
クリアタイプは、そのまま透明なので非常に明るくベースを照らすことができます。
しかし、その反面眩しすぎて、明かりを直視してしまうと目がチカチカとしてしまいます。
すりガラスタイプは、明かりを多少抑えられることによって、柔らかい光で照らしてくれます。
ランタンを直視しても、目にダメージを受けることは少ないでしょう。
ガラスのタイプは、この2種類で、ガラスタイプ以外に、金網でできたメッシュタイプのグローブもあります。
メッシュタイプのメリットは、多少取り扱いが荒くても割れる心配がないところです。
しかし、周りを完全にガードできてるわけでないので、風の影響でランタンの明かりが消えてしまうことがあります。
また、グローブの種類では、その形状で分けることができます。
オーソドックスなストレートタイプや、真ん中がポッコリと膨らんだ丸型タイプなどがあります。
また、ガラスにロゴがついてるものもあります。
こだわりだしたらたくさん種類があるので、調べてみるのもいいかもしれませんね。
コールマン286aに丸グローブを取り付けてみよう!
それでは、ここからは具体的にカスタマイズの方法についてご説明します。
今回はコールマンランタンに286aのグローブを丸グローブにカスタマイズしてみましょう。
カスタマイズはいたって簡単です。
まず、ランタン上部のボールナットを外してください。
長期期間使用していないと、錆ついて固くなっている場合があるので、普段のメンテナンスを心掛けましょう。
また、どうしてもあかない場合は、滑り止めなどを利用して怪我に注意してください。
ボールナットを外したら、上部の傘のような部品のベンチレーターを取り外してください。
特別丁寧に扱う必要はありませんが、その下のグローブはガラスでできているので、グローブを傷つけないように取り外しましょう。
ベンチレーターが取れたら、グローブを取り外します。
このときに、グローブ内の汚れを掃除するといいでしょう。
ススや汚れが意外と溜まっているので、濡れた布巾などできれいにふき取りましょう。
綺麗に掃除をしたら、丸グローブを取り付けましょう。
取り外すときと反対の手順で部品を取り付けて、カスタマイズ完了です。
グローブを取り換えるだけで、印象が変わって非常に面白いです。
グローブ以外のカスタマイズをしてみよう!
コールマン286aランタンのグローブ以外も、カスタマイズすることができます。
グローブだけでなく、色々試してみて、自分オリジナルのランタンを作り上げていきましょう。
まずは、ベンチレーターを交換してみましょう。
先ほどもご説明しましたが、ベンチレーターとは、ランタン上部の傘のような部品です。
先ほどの手順同様、上部のボールナットを取り外してください。
そして、ベンチレーターを取り換えましょう。
オーソドックスなベンチレーターは深い緑色をしているものが一般的ではないでしょうか。
それ以外にも赤色や黒色、白色など、様々な種類が販売されています。
ベンチレーターの色を変えるだけで、また違った雰囲気を出してくれます。
また、ベンチレーター以外にもコールマンのステッカーなどを張っても面白いかもしれません。
最近流行っている、透明の転写シールなどもいいでしょう。
カスタマイズを楽しみましょう。
ランタン以外のおすすめ商品
コールマンの286aランタンのグローブ化についてお話ししてきました。
コールマンはランタンだけでなく、様々なアウトドア商品を販売しています。
それでは、最後にコールマンのランタン以外のおすすめ商品をご紹介します。
まず最初にご紹介するのが、コールマンのテントです。
コールマンのテントは非常におすすめです。
コールマンのテントは、とてもデザインが豊富です。
テントと言えば、ドーム型が一般的ですが、コールマンはドーム型だけでなくティピー型など、おしゃれなテントも数多くそろえています。
また、1人用から家族用まで様々な人数にも対応しています。
初めてテントを購入するなら、コールマンで購入することをおすすめします。
自分に合ったテントが見つかることでしょう。
次にご紹介するのが、バーナーです。
バーナーも様々な種類があるのですが、その中で特におすすめがツーバーナーです。
ツーバーナーとは火口が2つあるバーナーのことで、かなり大型タイプのバーナーとなっています。
こちらは、主にキャンプ場などで使用するのに適しています。
アウトドアの醍醐味と言ったら、屋外で食べる美味しい料理です。
屋外で火口が2つあると一気に料理のバリエーションが増えます。
屋外にいるにもかかわらず、屋内で調理するのと変わらないレベルの料理を調理することが可能です。
ツーバーナーは、大人数のキャンプなどに非常におすすめです。
ランタンも自分のオリジナルにカスタマイズしよう!
コールマンのランタンは、キャンパーに長く支持され続けている商品です。
その反面、キャンプ場などで、他の人と全く同じランタンをたくさん見ます。
長く使えば、メッキなどがはげ、何とも味のある風貌に変わるのですが、やっぱり自分なりにアレンジしてみたいですよね。
グローブや、ベンチレーターなど意外と簡単にカスタマイズできるので、ぜひとも試してみてはいかがでしょうか。