意外と知らないコールマンストーブのオーバーホールを伝授!

アウトドアでは必須のギアであるコールマンのストーブですが、メンテナンスの方法を知っている人は少ないのではないでしょうか。

そして、オーバーホールなんて言葉もなかなか耳に馴染みのない言葉です。

しかし、ガソリンストーブを扱っているなら、メンテナンスやオーバーホールはいつかは通る道です。

今回はそんなオーバーホールの方法とメンテナンスに焦点を当ててご紹介していきます。

そもそもオーバーホールって何?

オーバーホールとは、ストーブに限って使う用語という訳ではないのですが、簡単に言えば機械を分解し、清掃したのち再組立てをする事です。

なお、車のジェネレーターやその他の機械を分解・清掃してから再組立てする事にもこの言葉を使います。

コールマンに限らずストーブは燃料を燃やして稼働するためジェネレーターが詰まってしまう事もあります。

「最近、ストーブの火力が弱いなぁ。」と感じたり、消火したいのに消火できなかったりする場合があればオーバーホールの必要があります。

しかし、オーバーホールをするには相応の知識が必要です。

もしも、知識に自信が無かったり、オーバーホールに使うための工具が揃っていなかったりする場合は、有料ですが業者さんに頼むのも1つの手です。

実は、コールマンではオーバーホールは請け負っていませんが、修理という形でストーブの不具合を直してくれます。

オーバーホールは、分解するのは簡単でも再組立てや清掃には多少の手順があり、慣れるまで少し手間取ります。

それでも、自分でオーバーホールをやってみたい時はしっかり知識を付けて慎重に行いましょう。

コールマンの3つのストーブの特徴は?

コールマンは、アウトドア用のストーブを3種類販売しています。

・スポーツスター®Ⅱ

・フェザー™

・アウトランダーマイクロストーブ

それでは、これら3つの特徴をご紹介していきます。

まずコールマンのベーシックストーブといえば「スポーツスター®Ⅱ」です。

このモデルは、ホワイトガソリンを主な燃料としているため気候の変動や寒冷地に強く安定した性能を持っています。

基本的には、ホワイトガソリンしか使わないためススが出ず、内部がジェネレーターが汚れにくいことが特長です。

次に、フェザー™は基本的にはホワイトガソリンを燃料としていますが、緊急時に一時的であれば自動車用のガソリンを使用することができます。

その上、「スポーツスター®Ⅱ」よりも軽量なため、女性も扱いやすく便利なストーブです。

しかし、自動車用のガソリンを使用してしまうと内部にススが溜まりやすいので、定期的なオーバーホールは必須かもしれませんね。

最後にアウトランダーマイクロストーブは、他の2種類と違って「ガスストーブ」なので燃料は「LPガス」です。

なお、ガスを燃料としているため、とても軽い設計にする事に成功しており重量はたったの200グラムです。

コールマンのストーブのオーバーホールの手順

コールマンのストーブのオーバーホールの手順は、基本的にはコールマンでは紹介されていません。

そのため、今回は簡単なオーバーホールの方法をまとめてみました。

【手順】

①燃料レバーのスイッチをオフにする。

②ジェネレーターを固定する金具を外し、ジャムナットを緩める。

③ジェネレーターを取り外し、内部のクリーニングロッドを引き出し、拭き取って清掃する。

④部品の中に錆び付いている物があれば、ヤスリで軽く磨き落とす。

⑤全て終わったら、部品を外した順番から逆に取り付け、最後にジェネレーターを取り付けて完了。

この作業が終わったら、テストのために一度点火作業をしましょう。

どこかで、燃料が漏れていないか、金具の緩みはないかなどの最終チェックをするまでがオーバーホール作業です。

さらに、③でジェネレーターの汚れがひどいと感じたら、迷わず交換作業に切り替えましょう。

なお、ジェネレーターは消耗品なので、常時交換用として用意しておくと安心です。

オーバーホールする時のコツと注意点

オーバーホールをするためには、ストーブの内部知識と簡単な工具が必要です。

基本的には、プラスドライバーとコールマンのスーパーレンチがあると便利です。

そして、オーバーホールする時は、外していった部品を分かりやすく順番に並べて近くに置いておきましょう。

これは、再組立てをする時に間違った組み方をしないコツです。

それに加えて、オーバーホールする時の意外と見過ごしがちな注意点を以下にまとめました。

・ストーブが少しでも熱を持っている状態では分解しない。

・燃料は必ず完全に抜いておく。

・密閉された部屋で作業を行わない。

・最後の点検(点火作業)は必ず行う。

この注意点は、どれもオーバーホールの手順と密接な関わりがあるという訳ではありません。

しかし、安全なコールマンのストーブとはいえ、気化するホワイトガソリンを扱っています。

そのため、作業をする時は油断せず慎重に行いましょう。

オーバーホールは自分で?それとも業者で?

オーバーホール自体は、決して難しいことをしている訳ではないので自分でオーバーホールしても業者に頼むのもどちらでも問題ありません。

実際、ガソリンストーブでありがちな不具合といえば「火力が弱い」「圧がかからない」などのジェネレーターやポンプ付近の不具合がダントツで多いです。

そのため、ジェネレーターやポンプカップは誰でも簡単に交換ができるようになっています。

まずは、自分のガソリンストーブの不具合がどの付近で起こっているのかを確認して部品を交換する所から始めてもいいかもしれませんね。

しかし、アウトドアのガソリンストーブは手軽で安全でも、火を扱う道具に変わりはありません。

そのため、ストーブの不具合が軽度であれば簡単なオーバーホールで間に合いますが、慢性的な不具合などであればコールマンなどの業者に修理を依頼しましょう。

さらに、コールマンでは修理の料金が参考価格として確認ができるようになっているので、修理にどれほどかかるのかを参考にしやすくなっています。

しかし、実際に参考価格で料金を支払うのではなく、一旦コールマンにガソリンストーブを送り、見積もりを出した後に実際にかかる料金を知ることができます。

この手順は、ギア1つ1つの修理の度合いが違うため、抜かせないのですが、見積もりが出るまでは、どのくらいの費用がかかるのか分からないという点は覚えておきましょう。

コールマンのストーブの日々のメンテナンスの仕方

コールマンのガソリンストーブは基本的には長持ちするようになっています。

特に、スポーツスターなどのホワイトガソリンを専用燃料として使用するガソリンストーブは純度の高い燃料であるホワイトガソリンが正しく燃焼するのでススが溜まりにくいのです。

反対に、フェザーなどの自動車用ガソリンを使用する事が可能なガソリンストーブは、ガソリンに含まれる不純物でジェネレーターの詰まりを起こしやすいです。

そのため、定期的なメンテナンスやオーバーホールは必須と言えます。

では、そのメンテナンスの仕方ですが基本的には汚れた部分を拭き取り、錆びた部分をヤスリなどで落としていく作業です。

なお、1つ注意していただきたいのは、ガソリンストーブのほとんどの部品は金属で出来ているので水に濡らして拭き取ってしまうと錆の原因となるので止めましょう。

そして、ガソリンストーブはしばらく使わずに保管するといった場合には、短い間であれば空気圧を抜く程度のメンテナンスで大丈夫です。

しかし、半年以上使わない場合は燃料を完全に使い切る、抜き取るなどの処理をして保管しましょう。

コールマンのストーブのメンテナンスやオーバーホールをマスターしよう!

アウトドアの経験が長い人は、自分で試行錯誤しながらガソリンストーブをメンテナンスしたりオーバーホールしたりすることができます。

しかし、アウトドア初心者の方にとってはオーバーホールはかなり難易度の高い作業です。

そんな時は、自分のガソリンストーブの調子をしっかりチェックしてメンテナンスをし、不安であれば業者に頼むようにしましょう。