通勤や通学、イベントなどでマイボトルを携帯する機会があるかと思います。
特にボトルの種類では、春夏秋冬問わず保冷や保温ができる、ステンレスボトルが重宝されています。
中でもサーモスは、ボトル購入数の上位にあるほど人気のボトルメーカーです。
しかし、よく利用されるのに、お手入れ時の蓋の外し方を知らないで使用されている方も多いようです。
そこで今回は、サーモスの製品の種類によって異なる蓋の外し方をご紹介していきます。
サーモスのボトルの蓋は外せるの!?
どこにでも持ち歩けて、好きな時に好きな飲み物を手軽に飲めるステンレスボトルは、便利なアイテムのひとつです。
少しの量だけ持ち運びたい時に利用しやすい少量タイプや、2リットルもの飲み物を入れられる大容量タイプなどサイズも様々で、シーンに合わせて使い分けできます。
サーモスはたくさんの種類のボトルを展開しており、色や形も選べて人気があります。
しかし、ボトルを使用するうえで気になるのが、お手入れの仕方です。
自分のお気に入りのデザインを持ち歩くことができ、エコに繋がるのは嬉しいのですが、使用後の衛生面が気になりますよね。
特に、ボトルの蓋回りのお手入れが不十分であると、茶渋の黒ずみが付いてしまったり、除菌対策などに困っている方もいます。
スーパーなどで購入するペットボトルや缶などの飲料は、飲み終わったら捨ててしまうことが多いですが、マイボトルは適切なお手入れをする必要があります。
実は、サーモスのボトルの蓋に付属されているパーツは取り外し可能です。
しかし、サーモス製品の蓋の種類によって外し方が異なりますので、それぞれの製品に分けて確認していきましょう。
サーモスのマグタイプの蓋のパーツの外し方
サーモスのマグタイプの蓋のパーツの外し方は、蓋を開けて、飲み口にある小さなツメを内側に押し、蓋のせんユニットから飲み口を下方に押し出します。
無理に力を込める必要がなく、特殊な器具を使って押すようなこともせずに、誰でも簡単に蓋のせんと飲み口のパーツを外せます。
ただ、お手入れする際にこのツメに気づかず、蓋を開けて飲み口と蓋が一体化した状態で洗ってしまう場合がありますので、分解させることができることを覚えておきましょう。
飲み口の周りや裏側は特に茶渋が溜まりやすく、きちんと洗わないと細菌が繁殖しやすい場所ですので、きれいにしたいものですね。
コップがあるタイプとは異なり直に口を付けるパーツですので、使用したら毎回分解してきちんとお手入れしましょう。
サーモスのストロータイプの蓋のパーツの外し方はどうやる?
サーモスのボトルは保温や保冷に優れていて持ち運びに便利ですが、小さなお子さまが日常使用するのに便利な、ストロータイプの製品もあります。
ストローといっても、通常のプラスチックストローではなく、蓋に取り付けてあるタイプの専用ストローです。
小さなお子さまが使うものですから、お手入れにはとても気を遣いますね。
サーモスのストロータイプの蓋のパーツの外し方は、先ほどお伝えしたマグタイプとは多少異なります。
マグタイプでは、蓋と飲み口の二つのパーツに分けてお手入れできましたが、ストロータイプは飲み口・ストロー・バルブと、分解するパーツが増えます。
蓋を含めたパーツを取り外すためには、まず蓋を開け、飲み口の裏側からストローを抜きます。
こちらも強い力や道具などを必要とせず、簡単に取り外し可能です。
抜いたストローとバルブを分解させ、それぞれお手入れできます。
蓋の裏側にあるパッキンも外して、よく洗いましょう。
念入りに洗いたいのは、ストローと、ストローに接する蓋です。
汚れが溜まりやすく、分解しないで洗うと洗浄液が残る場合がありますので、毎回分解して洗うようにしましょう。
サーモスのコップタイプや2ウェイタイプの蓋のパーツの外し方
サーモスのボトルには、まだまだ種類があります。
お子さまの通学や通園によく使われるのが、コップ付きタイプや2ウェイタイプのボトルです。
冬場の温かい飲み物を直に飲むのが苦手な小さなお子さまには、コップ付きタイプを使用するご家庭が多いです。
特に2ウェイタイプのボトルでしたら、夏場には氷を入れたボトルで直飲みができ、冬場は温かい飲み物をボトルに付いているコップで飲めるといった利点があるので、人気があります。
サーモスのコップ付きタイプや2ウェイタイプのボトルの蓋のパーツ外し方は、以下の通りです。
直飲み用の蓋の場合、蓋の裏側に小さなパッキンが付いているので、お手入れの際にはめくって取り外します。
また、蓋の付いているユニットの裏側にもシールパッキンがありますので、こちらも取り外して洗います。
マグボトルと2ウェイタイプの直飲み用との違う点は、蓋と飲み口が分解できるか、蓋と飲み口が一体型で蓋専用のパッキンが取り外せるかどうかです。
コップ付きタイプは直飲みユニットを使わず、付属の中せんを使用しているので、中せんに付いているパッキンや蓋の裏側に付いているせんやパッキンを外すのみで、細かなパーツに分けることはできません。
サーモスの真空断熱アイスコンテナーの蓋のお手入れは簡単!
サーモスが出している製品は、飲み物を入れて持ち歩くボトルばかりではありません。
夏場のアウトドアやスポーツなどに欠かせないのが、氷入りの飲み物です。
しかし、酷暑の場合、いくらボトルに氷を入れて飲み物を注いで保存していても、いつの間にか氷だけ小さくなっている、あるいは、氷がすっかりなくなってしまうといったことがしばしばあります。
そこで活躍するのが、氷専用の真空断熱アイスコンテナーです。
夏場に大活躍するサーモスの真空断熱アイスコンテナーを常備しておけば、いざという時の氷の補給に役立ちます。
サーモスの真空断熱アイスコンテナーは、これまでご説明してきたボトルの蓋のような複雑な形状になっておらず、蓋を左右に回して開け閉めするだけの形状をしています。
ただし、お手入れする際は蓋の裏側にあるパッキンやベンを取り外せますので、そちらも綺麗に洗いましょう。
ヒンジが付いていて蓋が開閉するタイプではないので、洗いやすいのも特徴です。
サーモスのジャグタイプの蓋のパーツは外せない!?
サーモスのボトルの中でも、大量の汗をかくスポーツ時に利用すると便利なのがジャグタイプです。
サーモスのジャグタイプの蓋はボトルタイプと構造は似ていますが、形が違います。
ボトルタイプは、蓋全体でボトル上部を覆っているのに対して、ジャグタイプはボトルタイプと同じような蓋の上に、飲み口だけを覆うようなワンタッチで開閉できるキャップが付いています。
しかし、ボトル上部全体を覆っている蓋の上にキャップタイプのユニットが一体化している構造なので、キャップユニットは上部全体を覆っている蓋から外せません。
そのため、ジャグタイプの製品は、主にパッキンと、蓋本体を洗えばお手入れ完了です。
パッキンがある場所は、キャップユニットの裏側と、蓋本体の裏側の2箇所です。
これらのパッキンは簡単に手で外せます。
蓋本体はボトル上部を覆うパーツと飲み口のパーツを分けることはできませんが、一体化していることにより、お手入れしやすく、蓋のパーツの外し方を気にする心配はありません。
サーモスの蓋の正しい外し方は製品によって異なる
今回は、サーモスの蓋の外し方についてお伝えしました。
サーモス製品は多岐にわたりますが、中でもボトルやジャグ、アイスコンテナーなど、製品によっても蓋の外し方が異なり、中には取り外せないものもあります。
サーモスの蓋の取り外し方を覚えて、使用後はしっかりとお手入れしましょう。