暖かい時期とは違う寒い時期だからこその楽しみがあるのが、冬キャンプです。
冬キャンプの必需品の1つが、ストーブではないでしょうか。
屋内をしっかり暖かくするだけではなく、お湯を沸かしたり、食べ物を煮炊きしたりと色々な機能が付いています。
この記事ではスノーピークのタクードやその収納ケース、スノーピークのレインボーストーブなどについてご紹介します。
スノーピークのストーブ!タクードの魅力①
日本発祥の人気アウトドアブランド、スノーピークで販売している石油ストーブ「タクード」をご存知でしょうか。
他のストーブ比べるとかなりコンパクトでありながら、15時間も続けて燃焼するため、大人気のストーブなのです。
では、その魅力的な点をご紹介します。
●車に積みやすいサイズ
直径が38センチで高さは34センチ、重さは6キロのコンパクトなサイズ感です。
スノーピークのストーブ「レインボーストーブ」より、高さが14.5センチ低く、持ち運びに便利です。
持ち運ぶ際、ケースがあるとさらに便利ですが、こちらには付いていません。
また、タクードの収納ケースとしては、別売りでの販売もありません。
しかし、他のもので代用できるので後でご紹介します。
●煮炊き用コンロとして使える
「煮炊きコンロ」として使用できます。
吹きこぼれてしまっても燃焼筒に落ちない仕様になっているので、やかんを使ってお湯を沸かしたり、煮込み料理をする際も安心です。
加えて、簡単な焼きもの料理にも使用できます。
スノーピークのストーブ!タクードの魅力②
続いて、スノーピークのタクードの魅力をご紹介していきます。
●IGTシリーズに付けられる
タクードが魅力的な点の1つとしてあげられるのが、スノーピークで人気キッチンシステム「アイアングリルテーブル(IGT)」とのドッキングが可能なところです。
この機能は「調理するのに大変便利」と好評です。
テーブル天板と、タクードがほぼ平らな状態になるので、鍋を移動させる際にぶつけてしまうこともありません。
また、調理しながら隣にお皿などを置けて機能的です。
●15時間連続の燃焼時間
タクードは、燃料が3.1リットルで15時間連続して燃焼を継続できます。
アラジンストーブ(イギリスのアラジンが開発した芯を使用した石油ストーブ)が、4.1リットルの燃料で15時間です。
アルパカストーブ(韓国製で、コンパクトで火力が強いストーブ)は、6リットルで15時間です。
タクードは背が低いので、燃焼時間が短いように思われがちですが、少ない燃料でしっかり15時間燃焼してくれます。
●デザイン
背が小さくてかわいらしさもありますが、同時に金属の柵が頑丈に取り付けられているため、メタリックな印象もあります。
口コミでは「男心をくすぐる」などの感想もあり、男性に人気のデザインです。
次の項では、タクードの商品紹介と、タクードを持ち運ぶのに便利なケースについてもご紹介します。
スノーピークのタクードと気になる収納ケース!
ではまず、タクードの商品紹介です。
【スノーピーク:タクードストーブ】
・参考価格 42,984円
・サイズ 38センチ×38センチ×34センチ
・重量 6キロ
・油タンク容量 3.1リットル
・燃焼継続時間 15時間
対応シェルターは、スノーピーク製のシェルターに限ります。
また対応シェルターであっても、シートやマットの上、インナーテント内での使用はしないでください。
テントや外側にパネルの付いたタープ内で使用するのも、危険なので避けてください。
使う場所をきちんと守って、事故の無いようにしましょう。
次に、ケースについてです。
前述したように、タクードには専用ケースの販売がありません。
代用できるものがあるので、ご紹介します。
【スノーピーク:収納ケース レインボーストーブバッグ】
・参考価格 10,584円
クッション材が厚く、灯油のにおいも車内に漏れる心配はありません。
こちらがあれば持ち運びにも便利ですが、シーズンオフの収納にも大変便利です。
実際に使用した方は「大きく開口でき、収納しやすい」「サイドポケットが付いているので小物を入れられる」といった、使いやすさを評価する感想がみられました。
点火方法も簡単!スノーピークのタクード!
次に、スノーピークのタクードの使用方法をご紹介します。
手順は、一般的な石油ストーブと変わらず簡単にできます。
初めて使用する場合は、燃料を入れてから20分から30分間放置して、芯に十分石油を吸わせましょう。
石油をしっかりと吸わせることができたら、ダイヤルを右に回して芯を出してください。
カバーを少し持ち上げて、点火していきます。
点火は、マッチなどの点火棒を使用します。
使いやすいおすすめのガスマッチがあるので、簡単にご紹介します。
【SOTO:スライドガスマッチ】
・参考価格 1,490円
・重量 40グラム
・サイズ 幅35センチ×奥行18センチ×高さ10センチから16.5センチ
先端が伸びるので使用しやすく、ガストーチとは異なるライターのような火を出すため、石油ストーブの点火に適したアイテムです。
ストーブ用に1つ持っていると便利ですよね。
このように、使用方法も簡単なスノーピークのタクードについて色々とご紹介してきました。
次の項では、前述した専用ケースが別売りされている、スノーピークの「レインボーストーブ」をご紹介します。
別売りで専用ケースがある!スノーピークのレインボーストーブ
スノーピークのレインボーストーブは、タクードと同様の人気アイテムです。
こちらは、タクードと比べると形状が異なりランタン型の石油ストーブで、女性からの支持も高いです。
【スノーピーク:レインボーストーブ ブラック】
・参考価格 34,334円
・サイズ 38.8センチ×38.8センチ×48.5センチ
・重量 6.2キロ
・油タンク容量 4.9リットル
・燃焼継続時間 20時間
タクードより高さがありますが、軽量で、専用ケースに入れるとより簡単に持ち運ぶことができます。
燃焼継続時間が20時間あるので、1度の給油で2番過ごすことが可能です。
荷物が多くなってしまうキャンプなどでは、予備の石油の心配をしなくていいのが大変助かります。
また、見た目の高級感とスタイリッシュさから、家庭用として使用している方も多くいます。
冬の寒い日に家の中で炎を見て、まるでキャンプ場で焚火を見ているような気分を味わうことができたら、リラックスできますよね。
レインボーストーブの最大の魅力は、この炎です。
炎が美しく7色に見え、実際に使用した方は「ガラスに映った炎が本当に美しく、何時間でも見ていられる」といった感想がありました。
試してみたくなる石油ストーブです。
専用ケースで持ち運びが楽なレインボーストーブ!実はトヨトミのOEM製品!
タクード同様大人気で、専用ケースでの持ち運びが便利なスノーピークのレインボーストーブは「トヨトミ」のストーブと似ているなどの口コミが見られます。
実は、スノーピークのレインボーストーブは、トヨトミというブランドのOEM製品です。
つまり、トヨトミがスノーピークの名前(ブランド名)で製造しているということです。
トヨトミといえば、家庭用石油ストーブで有名な会社で、機能面でも大変信頼がおけます。
そこに、キャンパーに大人気のスノーピークのロゴが入ることで、さらに人気を集めています。
機能の面では両者に違いは無く、異なるのは、色・ログ・ガラスの形状・水平器・ロゴです。
金額面はスノーピークの方が高く設定されていますが、それでもこの高級感をもつ見た目やロゴの魅力からスノーピークのレインボーストーブを選ぶ方も多いです。
お気に入りのストーブでより快適な冬キャンプを楽しもう!
冬キャンプに快適なストーブがあると、サイトの雰囲気もぐっとよくなり、料理などにも使えるので大変便利です。
燃焼時間やサイズ、機能性やデザイン、炎の特徴など、ストーブによっていろいろな違いがあります。
この記事を参考にして、ご自身の好みにあったストーブが見つかるといいですね。