ドイターのバックパック『レースx』はランニングにも最適!

最終更新日:2019/05/22

自転車に乗るときやランニングのとき、荷物はどうしていますか。

自転車であればかごに入れれば良いと思うかもしれませんが、競技用の自転車にはかごは付いていません。

そのため、バックパックが必要です。

自転車用をはじめ、さまざまなスポーツに適したバックパックを製造販売しているのがドイターです。

自転車用として人気のレースxは、ランニングにも最適です。

今回の記事では、ドイターのバックパックをご紹介します。

ドイターは歴史あるドイツのバックパックメーカー

ドイターは1898年創業の、歴史あるドイツのバックパックメーカーです。

創業当時は、郵便局の郵袋と配達袋を取り扱っていたようです。

1990年には、世界初の自転車用バックパックを生み出し、1995年からはスリーピングバッグも手掛けるようになりました。

バックパックは自転車用だけでなく、ハイキングやトレッキング、クライミングなど登山用、冬山用、デイパック、トラベル用など、さまざまなジャンルのものを扱っています。

自転車やランニングのときにそんなに荷物はいらないのでは、と思われるかもしれませんが、荷物を背負って走ることは意外と少なくありません。

最近では、趣味や健康のために自転車で通勤する人やランニングしながら通勤する人も増えてきました。

また、長距離のレースやトレーニングでは、水分や補給食、着替えなどを自分で携帯しなければなりません。

そんなときに、普通のバックパックでは重すぎますし汗で蒸れますよね。

ドイターのバックパックは背負ったまま運動するのに適した構造になっています。

人気の高い『レースx』などは自転車用ですが、もちろんランニングに使うこともできます。

容量が大きいものもあるため、通勤ランニングにもおすすめです。

ドイターのバックパックが持つ自転車やランニングに適したシステム

夏にバックパックを背負って、背中の暑さや蒸れに不快感を感じたことがある人は多いと思います。

自転車やランニングをしていればなおさら不快感は強いでしょう。

ドイターのバックパックは自転車やランニング用に作られているため、そもそも構造が特殊です。

特に、背面システムが特徴的です。

背面システムには2タイプありますので、走行時間やバックパックの容量、汗をかく量などを総合して考えて決めると良いです。

★ドイターエアストライプシステム

背面の両サイドに縦長のパッドが入っています。

これがあることによって、背中とバッグが接触する面積を減らすことができます。

パッドとパッドの間の空間が空気の通り道となるため通気性がよく、背中から発せられる熱を逃してくれます。

パッドそのものも通気性が良い素材になっているため、接触している部分もそこまで蒸れません。

人気のレースシリーズでいうと、「レース」「レースx」がこのシステムを採用しています。

★ドイターエアコンフォートフレックスライトシステム

背面一面にメッシュが張られているため、背中とバッグが接触しません。

熱がこもる部分がないため、常に快適です。

通気性を持ちつつ、肩と腰の部分に付いているパッドがフィット感を安定させてくれる構造になっているため背中が落ち着かないということもありません。

レースシリーズでは、「レースエアー」「レースexpエアー」がこのシステムを採用しています。

自転車やランニングを安定させる構造

自転車用やランニング用バッグパックの特徴は、背中のシステムだけではありません。

背中のフィット感も大切です。

自転車といっても、スポーツバイクは乗ったときに前傾姿勢になります。

ドイターの自転車用バックパックは、前傾姿勢になることを考慮してデザインされているのです。

『レース』や『レースx』を見てみると分かるように、ドイターの自転車用バックパックにはマチがあまりありません。

もし、マチがあると荷物が底の方に落ちてしまい、底の部分だけ重い状態になってしまいます。

この状態で前傾姿勢になるとすると、背中を引っ張られているような状態になり、自転車を漕ぐうえでバランスが悪くなってしまいます。

マチがあまりないからこそ、荷物を分散させて背中全体で重量を受け止められるようになるのです。

自転車を乗るうえでもバランスが良くなり、安全性も向上します。

そして、背中だけでなくほかの部分でもフィット性について考えられています。

自転車用のバックパックは、走行中にずれないことも大切です。

そのため、ショルダーベルト・ウエストベルト・チェストベルトでしっかりと固定できるようになっています。

しかも、それぞれのベルトに調節機能が付いているため、体にしっかりとフィットさせることができます。

長さを調節するときは引っ張るだけなので、調節したいと思った時に簡単にできるのも良いですね。

調節して不要になった部分を固定できる留め具も付けられているなど、細かい配慮もあります。

荷物の重さや量などによってこのベルトの部分を細かく調節すると、走行が楽になります。

レースxなどのレースシリーズは自転車だけでなくランニングにも◎

自転車用バックパックとして人気の高いドイターのレースシリーズですが、その詳細を見てみましょう。

≪レース≫

重量:530g

容量:8L

サイズ:43×22×14cm

530gという驚異の軽さから、日常的に使いやすいモデルです。

8Lと容量は少なめですが、日帰りツーリングなどにピッタリです。

短めの距離のランニングにも良いですね。

内蔵レインカバーが付いており、急な天候の変化にも対応できます。

また、2リットルまでのハイドレーションリザーバーを装着できる機能も備わっています。

≪レースx≫

重量:550g

容量:12L

サイズ:44×25×15cm

機能的にはレースと大きな違いはなく、主な違いは容量です。

550gと軽くて12Lもの容量がありますので、着替えなどの荷物を入れて走るのにも最適です。

≪レースexpエアー≫

重量:890g

容量:14+3L

サイズ:46×26×18cm

14Lと大容量のバックパックですが、ジッパーの開閉などによってさらに容量を増やすことができます。

泊まりがけのツーリングや荷物が増えたときにも使えます。

また、レインカバー内蔵だけでなく自転車用バックパックならではのヘルメットホルダーが付いていて便利です。

ハイドレーションリザーバーは3Lまで装着が可能です。

≪レースエアー≫

重量:800g

容量:10L

サイズ:44×26×16cm

エアコンフォートフレックスライトシステムを使いたいけれど、そこまで容量は必要ないという人におすすめです。

レースxがフィットしないと思ったら

ドイターのバックパックは、レースシリーズだけでなくさまざまなシリーズがあります。

レースシリーズは自転車用なので、もしレースやレースxはちょっとフィットしない、と感じたらほかのシリーズも見てみましょう。

自分に合ったバックパックの選び方として、ポイントがあります。

★フィット感

自転車やランニングをするうえで大切なのは、フィット感であることはお伝えしましたね。

走るたびにバックパックがあちこち動いてしまっては、重心もバランスもぶれてしまいます。

自分の体にフィットしている、と自分が思えることが大切なポイントなのです。

体の一部のように、背負っていることを忘れるくらいのフィット感が理想です。

★機能

通気性・耐久性など、それぞれ重視したいポイントがあると思います。

どのような場面で使いたいのかを考えましょう。

汗をかくのが嫌だからエアコンフォートフレックスライトシステムが良いなど、通気性で選ぶ人もいます。

荷物の取り出しやすさも大切です。

休憩のたびに、バックパックを下ろして荷物を取り出すのは面倒です。

ポケットの位置も確認しておきましょう。

★荷物

荷物として、何を入れる必要があるのかを考えましょう。

自転車やランニングでは、足を止めずに水分補給できるハイドレーションリザーバーを使用することもあります。

どの容量が必要なのか、何を入れるのか使用状況を考えてみましょう。

ドイターのレースx以外のおすすめバックパック

ドイターのレースやレースx、レースexpエアーなどをご紹介してきましたが、ほかにもランニングにおすすめできるバックパックがありますのでご紹介します。

≪スピードライト20≫

重量:490g

容量:20L

サイズ:46×26×18cm

軽量性を重視した作りなのに容量は20Lあるので、通勤ランニングにもおすすめです。

リフレクター(反射素材)が付いているので、夜間のランニングの安全性も考えられています。

リムーバブルウエストベルトによって、ウエストベルトが取外しできるようになっています。

ランニングだけでなく、さまざまなシーンに対応できるモデルです。

≪スピードライト12≫

重量:350g

容量:12L

サイズ:44×24×14cm

さらに軽量にしたい人にはこちらはいかがでしょう。

少しでも身軽にしたい、荷物は少しだけ、という人にピッタリです。

ハイキングやクライミングにもおすすめです。

フィットするものは人それぞれ違う

自転車やランニングなどは、人それぞれレベルが違います。

通勤ランニングだけしたい人からレースに出場する人までさまざまです。

必要なスペックも違いますので、バックパックひとつにしても合うものは違います。

また、バックパックはフィット感が大切ですので、ぜひショップでドイターを背負ってみてください。

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