近年、冬キャンプが静かなブームとなっています。
しかし、寒い冬に野外で快適に一晩過ごすためには、高性能なシュラフが必要不可欠です。
そんな冬シーズンにおすすめなのが、国内生産でハイクオリティなナンガ製のオーロラライトのシュラフです。
本体に撥水機能を備えており、シュラフカバーなしで使用できる優れものです。
さらに、各ショップで用意されている別注モデルであれば、安価に購入することも可能です。
今回は、快適に冬キャンプを満喫できる、ナンガ製のオーロラライトのシュラフをご紹介します。
軽量コンパクトなダウンシュラフはナンガの別注モデルがおすすめ
快適なキャンプをするために、テント選びと同じくらい重要なアイテムはシュラフでしょう。
特に冬キャンプでは、フィールドの最低気温が-10度以下になることもあり、冬に春夏秋用の3シーズンシュラフで夜を明かすことは危険といえます。
そのため、冬キャンプで快適な睡眠を得るために、多数のベテランキャンパーも高性能なダウンシュラフを使っているといいます。
基本的に冬用シュラフは、保温性能を高めるために中綿を大幅に増量しているため、どうしても収納サイズが大きくなり、春夏秋用シュラフと比べて重量が重いので、運搬するのも少し大変です。
その点ダウン素材は、合成繊維綿と比べると軽く高い保温性能を誇るだけでなく、コンパクトに圧縮することもできます。
つまり、ダウンシュラフは合成繊維綿シュラフと比較すると軽く、運搬性も向上するため、冬用シュラフには最適な素材なのです。
しかし比較的安価な合成繊維綿使用のものに比べて、ダウンシュラフは大幅に価格が高くなってしまうのが欠点です。
そこでおすすめしたいのが、高品質かつ高性能なナンガ製のオーロラライトです。
なかでも一部ショップの別注モデルは、コストパフォーマンスにも優れており、キャンプ初心者からベテランまでおすすめできる狙い目アイテムといえるでしょう。
信頼のMade in JAPANナンガ製のオーロラライト
ナンガは滋賀県米原市に本社を置く、ジャパンブランドの羽毛商品専門メーカーです。
同社は国内で洗浄された高品質なダウンにこだわり、シュラフやジャケット・パンツなど登山アパレルを主力製品としています。
さらに、ベテランキャンパーだけでなく、プロ登山家にも愛用者がいるほど信頼性の高いブランドなのです。
ダウン製品が安定した性能を引き出すためには、縫製の良さはもちろんのこと、むらなく羽毛を吹き込むなど、生産に高い技術を必要とします。
プロからも信頼を得ているナンガの強みは、熟練の職人が国内の自社工場で生産しており、他の追随を許さないハイクオリティな製品を送り出しているということです。
さらに、ナンガ製のシュラフはなんと永久保証付きです。
屋外での過酷な使用では、生地の破れやファスナーの劣化など様々なトラブルに遭遇することもありますが、国内生産のナンガは、ユーザーに寄り添ったアフターケアを提供しています。
そんなハイクオリティなナンガ製品群のなかで、数多くのキャンパーに愛されているのが、オーロラライトシリーズのシュラフです。
またオーロラライトのシュラフはとても人気なため、登山・アウトドア用品ショップのなかには、専用別注モデルが用意されているほどです。
性能やアフターケアだけでなく、コストパフォーマンスの面から見ても、プロのキャンパーをはじめ、これから冬キャンプを始めようという人にもおすすめです。
ナンガのオーロラライトはシュラフカバー不要!
ナンガの人気シュラフであるオーロラライトの最大の特徴は、生地にオーロラテックスを使用していることです。
高い保温性を誇るダウンですが、最大の欠点は水分を含むと羽毛がしぼんでしまうため、性能が極端にダウンしてしまうことです。
テント内部には結露が発生することもありますが、ダウンがその結露で濡れてしまうと保温性能が失われてしまうのです。
しかしオーロラライトのシュラフに使われているオーロラテックス生地は、多孔質ポリウレタンで防水コーティング加工が施されているので、高い防水性能と透湿性があります。
これにより外部からの水分は弾き、体内からの湿気を外へと放出することで、ダウンの保温性能を維持できるのです。
また、オーロラライトは、ダウンシュラフでは必須といえる防水用シュラフカバーが不要です。
荷物が多くなりがちなキャンパーにとって、これほどありがたいことはありませんね。
この他にも、安定した保温を可能にする台形ボックスキルト構造や、ファスナーの大手である「YKK」の噛み込み軽減ファスナースライダーを採用するなど、妥協なく作られた製品です。
ナンガ製のオーロラライトのシュラフが、ショップ別注モデルも存在するほど人気となっているのが納得いただけたでしょうか。
冬キャンプにはオーロラライトの600番か750番が最適
ナンガ製のオーロラライトのシュラフは、使用シチュエーションに合わせて、コンフォート温度5度の350番から、450番・600番・750番、コンフォート温度-10度の900番まで多様なラインナップを揃えています。
春から秋のキャンプがメインであれば350番がおすすめですが、冬キャンプならばコンフォート温度-4度の600番か、-8度の750番がおすすめです。
ナンガ製のシュラフで表示されているコンフォート温度とは、長袖と足首までのアンダーウェアを着用した際、快適に睡眠がとれる温度のことです。
一般的に冬キャンプで睡眠の際は、フリースを着込むなど厚着であることが普通です。
つまり、コンフォート温度が、-4度~-8度のオーロラライトのシュラフ600番や750番であれば、かなりの低温でも快適な睡眠がとれるはずです。
ショップのナンガ製のオーロラライトの別注モデルは、主に450~750番が中心であることもおすすめしたいポイントです。
別注モデルと通常モデルの違いは?
魅力がいっぱいのナンガ製シュラフのオーロラライトですが、通常ラインナップモデルと別注モデルの違いをご説明しましょう。
別注モデルとは、その名の通り各ショップがナンガへ独自に発注したもので、主にシュラフ本体のカラーがオリジナルと異なっているのが特徴です。
例えば、登山やキャンプ用品大手の山渓オンラインショップでは、オールブラックモデルをラインナップしています。
基本的に、ナンガのオリジナルモデルではブラックとブルーやレッドなどのツートンカラーとなっています。
それに比べて、山渓別注モデルは黒一色にすることでコストダウンするほか、大量発注によって安価を実現させています。
ナンガのオンラインショップではオーロラライト600のレギュラーサイズで50,544円(税込み)です。
一方、山渓オンラインショップですと、ほぼ同モデルであるオーロラ600オールブラックの参考価格は30,900円(税込み)です。
その他のショップの別注モデルでも余剰生地を使用したものや、山渓オンラインショップ同様に大量発注でコストを下げているものなどが中心で、安価で購入できるケースが多くなっています。
別注モデルなら、同じ性能のシュラフを安く手に入れられるということなので、見逃さないようにしましょう。
ナンガの別注モデルの到着には時間がかかる場合もある
高性能なナンガ製のオーロラライトを安価に手に入れられる別注モデルですが、残念ながら欠点もあります。
まずは先ほどご説明したように、カラーリングが限定されているということです。
オリジナルモデルであれば、ブルー・レッド・ゴールドなど、様々なカラーの中からお好みでお選びいただけます。
どうしてもオリジナルカラーを手に入れたいのであれば、いくら安価でも別注モデルを諦めなければなりません。
もう一つの欠点は、別注モデルは各ショップそれぞれの限定販売であり、価格面でお得なことから売り切れの場合が多いということです。
また売り切れでなくても、納期が1~3か月かかる場合もあります。
例えば冬キャンプ用に購入しようと12月に発注しても、到着が春になってしまう可能性もあり得るということです。
ナンガの別注モデルが欲しい際は、利用するシーズン前に買っておくか、早めに発注しておいたほうが良いでしょう。
お得なオーロラライトの別注モデルで快適に冬キャンプ!
国内で生産されていてハイクオリティであり、永久保証付きであるナンガ製のシュラフについてお話ししました。
特に、オーロラライトのシュラフは、アウターの撥水透湿性からキャンプにおすすめのモデルです。
また「オリジナルモデルのカラーでなくてもいい」という方は、コストパフォーマンスに優れる各ショップの別注モデルを選択するという方法もあります。
冬キャンプを快適に過ごすために、ぜひナンガ製のオーロラライトのシュラフを購入してみてはいかがでしょうか。