ブラックダイヤモンドのアポロを修理するポイント

最終更新日:2019/06/22

キャンプの光源として必需品のランタンは、最近はLEDタイプが人気です。

その中でもコンパクトながら充実した機能を持つ、ブラックダイヤモンドの「アポロ」はデザイン性も高く長く使いたい一品です。

今回は、修理する前に気を付けておきたいポイントと、より効率の良い使い方をご紹介します。

ブラックダイヤモンドのアポロを修理する時のポイント

ブラックダイヤモンドのアポロは、大きく分けて2種類の形があるLEDランタンです。

自立した時のフォルムが独特で美しく、とても魅力的ですね。

コンパクトで持ち運びもしやすく、LEDランタンなのでテント内で使用できる点も購入の決め手になるのではないのでしょうか。

アポロは2008年に販売されてから変わらない形のものと、2017年に販売が開始されたUSBケーブルが付属した形のものがあります。

その為、修理の際に押さえておきたいポイントがあります。

・LEDランタンの性質はどのようなことがあるのか
・光量と電池の関係を理解すること
・USBケーブル接続の際に気を付けたいこと

以上の3点が覚えておきたい、特に気を付けたいことになります。

数あるランタンの中で厳選して購入した「アポロ」を長く使いたい気持ちは、アウトドアが好きな人に共通した考え方でしょう。

ポイントを押さえながら修理が必要かどうかの見極め方や、効率の良い使用方法をご紹介していきます。

ブラックダイヤモンドのアポロは「液漏れ」の修理が多い

ブラックダイヤモンドのアポロはLEDランタンです。

LEDランタンは電池式のものがほとんどで、アポロも電池式になっています。

電池を入れたままにして長い期間収納してしまうと、いつの間にか電池が液漏れを起こしてしまいます。

また、液漏れしてしまうとスイッチを入れてもランタンが点灯せず、修理しなければいけなくなってしまいます。

そのようなことが無いように、一定期間使用しない時はキャンプなどアウトドアから帰ってきたら電池を外すことをおすすめします。

使い切りの電池を使用する際は自宅でベッドサイドなどの非常灯として使用し、電池を全て使い切ってから収納してもよいでしょう。

とてもコンパクトで自立時のデザインもスタイリッシュなので、お部屋に置いても素敵です。

また、ブラックダイヤモンドのアポロは家庭用充電池も使用できます。

こだわりのギアをアウトドアで使用して収納するだけではなく、使い方の幅が広がるのも魅力的ですね。

アポロの光量と電池残量の関係を把握する

ブラックダイヤモンドのアポロには、電池残量を確認できる点灯式のインジケーターが付いています。

「光量が思ったよりも暗く感じる」と修理を依頼する方もいるようですが、光量には電池残量が関係しています。

光量が最大か最少かでも使用時間が変わりますし、電池残量が減っていると最大光量に設定していても暗く感じるようです。

キャンプに行く前に自宅で最大光量がどのくらいの明るさなのか、事前に確認しておきましょう。

キャンプサイトの広さやテントの大きさによって、最少光量での使用でも問題がない場合もあります。

また、2017年発売の新型アポロにはUSBケーブルが付属されており、アポロ本体の充電ができるようになりました。

キャンプに行ってから光量が低くなったと感じても、車などでフル充電ができる嬉しい機能です。

「電池残量が多いのに光量が下がってしまった」という状態になったら、修理が必要です。

その見極めの為にも、購入した際には光量の確認をしてからアウトドアに持って行きましょう。

ブラックダイヤモンドのアポロはUSB接続の修理も可能

2017年に発売された新型のアポロはUSBで本体を充電できるようになったり、電力供給源としても使用できるようになりました。

また、車でキャンプサイトに移動しながらアポロの充電ができるなど、とても便利な機能です。

アポロ本体から給電することもできるので、スマホなどの充電ができます。

PCを持ってアウトドアに行く時でも、アポロの充電や給電が可能になりますので、活用の幅が広がりました。

「USB接続できる部分が壊れやすいのでは」と心配になってしまいますが、カバーが付いていますので耐水性もあります。

ただ、USB接続した状態で無理に動かしてしまうと、故障の原因になってしまう可能性もあります。

故障を防ぐためにも、充電・給電中のアポロを、あまり動かさないようにすることが重要です。

そして、USBケーブルを使用しても充電や給電ができなくなった時は、修理の必要性があります。

新型のアポロはブラックダイヤモンドのランタンの中でも、とても充実した機能を持っているので修理して使い続けたいですね。

アポロを自立させた時の足部分を有効活用する

ブラックダイヤモンドのアポロと言えば、自立させたときのフォルムの美しさが特徴的です。

無駄のない3本の足部分は自立するだけではなく、足部分をぎゅっと握り込むことによって懐中電灯のように使用できます。

しかし、「足の部分が歪んでしまい修理が必要になるのでは」と、心配になってしまう方もいるかもしれません。

普段のキャンプなどでは、上部に付いているランタンフックで持ち運んだり、自立させたりすることが多いです。

フックや自立させる使い方は、キャンプサイトや人が多いところでのアウトドアでは光源として現実的な使用方法です。

しかし、登山などで使用する時には、光源のランタンに「緊急時にSOSを出せるもの」としての機能も求められます。

アポロは懐中電灯のように持つことができるので、上空に向かって振ることができ、緊急時に使用できます。

キャンプで夜に移動する際にも、この使い方を覚えておくとより活用できます。

常に足を握りこんで使用する必要はありませんが、緊急時の使用方法として覚えておくと活用できるのではないでしょうか。

しかし、ここで注意が必要な点があります。

それは、電池の残量です。

アポロの緊急時にも役立つ活用方法を覚えると同時に、いざというときに「使えない!」という事態に陥らないためにも、電池の残量は気にしておくようにしましょう。

アポロを購入・修理する時はブラックダイヤモンド正規取扱店で

ブラックダイヤモンドのアポロを購入する時は、購入してから一定期間の品質保証が受けられる、正規取扱店での購入がベストです。

正規取扱店で購入したギアであれば、急に修理しなければいけなくなったり、初期不良があったりしても新品に交換してくれるなどの保証がついているので安心です。

ブラックダイヤモンドはアメリカのアウトドアブランドですが、修理は国内で行うことが多く、送料や仕上がりまでの時間もあまりかからないと言われています。

アウトドア用品は頑丈なので、できることならば修理に出すような大きな破損をしたくないものです。

しかし、常に万全である必要もありますので、普段と違和感を感じたら修理を依頼することも重要です。

特に登山を趣味としている方は、万全な体制で臨みたいですね。

正規取扱店では他にも、アポロに使用できるバッテリーキットや電池を入れる部分のパーツを扱っています。

自身のアウトドアに合った使用方法を相談しながら、目的に合ったものを購入すると活用の幅が広がります。

また、2008年から販売されている形のものは、バッテリーキットを購入するとACアダプターで充電できるようになります。

自宅で普段使いのランプとして使用したい方に向いているでしょう。

性質をよく理解して修理が必要か見極めよう

ブラックダイヤモンドのアポロはLEDランタンの性質を理解するだけで、修理が必要か必要ではないか、見極めがより簡単になります。

アウトドアで使うものは、突然のトラブルにも対応できるよう常に万全な状態で使用しましょう。

常に万全な状態で使用すれば、キャンプで快適に過ごせますし、最大限活用することができます。

こちらも合わせてご覧ください。