簡単で美味しい!オリジナルバーベキューソースの作り方

最終更新日:2019/08/04

普段バーベキューをされる際は、バーベキューソースは手作りしていますか。

オリジナルソースを作るよりも、市販の焼肉のたれを使用する方が多いのではないでしょうか。

市販のソースでも十分おいしいですが、アウトドアイベントのひとつとして手作りのソース作りに挑戦してみませんか。

作るのが難しいと考えている方や面倒くさいと思われている方も、レシピさえ覚えてしまえば簡単です。

そこで今回は、バーベキューで使用する簡単でおいしいソースの作り方をお届けします。

バーベキューソースは用途で作るタイミングを変えよう

バーベキューソースと一口に言っても、食材に付けて食べるソースと肉などを漬け込んでおくためのソース、塗ってから焼くソースがあり、作り方も変わります。

また、生野菜用のソースは付ける・かけるなどして食べますよね。

漬け込むソースは濃厚なタイプが多く、作るのに手間もかかるため、事前に作っておく必要があります。

付けるソースは、バーベキューするときにその場で調合するか、漬け込むソースと一緒に作り置きしておくと良いでしょう。

生野菜に付けるソースは、その場で調合することをおすすめします。

普段の食卓とは異なる雰囲気を楽しめることがバーベキューの魅力ですので、バーベキューソースを何種類も用意して、色々な味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

醤油ベースのバーベキューソースの作り方を覚えよう

醤油ベースのバーベキューソースには、単純醤油系や玉ねぎ系、大根おろし系やすりおろしリンゴ系など多くの種類があります。

中でも作り方が簡単で単純な醤油系のソースを「付け用・漬け込み用・濃厚漬け込み用」に分けてご紹介します。

・材料(数字)は、おすすめの重量比です

醤油(2)、日本酒(2)、砂糖(1)、(すりごま、ラー油、ごま油、パウダーガーリック、コショウ各少々)

【ベースソース】

・作り方

醤油、日本酒、砂糖を鍋で加熱し、アルコール分を飛ばした後に冷ませばベースソースの完成です。

ベースソースは、そのまま焼いた食材に付けて食べます。

日本酒の代わりに調理酒を使用するときは、塩分が入っているため醤油の量を減らしてください。

甘口が良いという方は、砂糖の量を増やすと良いでしょう。

【漬け込み用ソース】

・作り方

ベースソースに各少々の材料(お好みで加減してください)を加えて混ぜると、漬け込み用バーベキューソースになります。

前日から漬け込むと味が濃くなりますので、1時間程度を目安にしてください。

【濃厚漬け込み用ソース】

・作り方

ベースソースの醤油と砂糖の分量を増やし、すりおろしニンニクかフライドガーリックを砕いて加えると濃厚ソースになります。

こちらも、漬け込み時間は1時間程度にしてください。

【発展系ソース】

ベースソースにショウガやリンゴ、はちみつや玉ねぎなどを加えれば、簡単に自分だけのオリジナルソースを作ることができますので、色々と試してみると良いでしょう。

付け焼き用バーベキューソースの作り方

前項のベースソースとほぼ同じ材料で、焼き鳥や海鮮の照り焼き用ソースも手作りすることができます。

材料の配合と作り方を少し変えるだけですので、ベースソースと同時に作り置きしてはいかがでしょうか。

・材料(数字)は、おすすめの重量比です

醤油(2)、日本酒(2)、みりん(2)、砂糖(2)

・作り方

鍋か深めのフライパンに酒とみりんを入れ、アルコールを飛ばします。

醤油と砂糖を入れて煮詰め、少しとろみ(煮詰めすぎないように注意してください)が出れば完成です。

自然に冷まして、お湯で消毒したペットボトルなどに入れておくと、冷蔵庫で2週間程度保存が可能です。

煮詰める時間を長くして、とろみを強くすると、うなぎのかば焼きのタレも作れます。

・使い方

焼き鳥のときは、串刺しの鶏もも肉にサラダオイルを塗って焼き上げた後、ソースをからめて軽く焦げるまで焼けば完成です。

ブリの照り焼きやイカの丸焼きのときは、焼いた材料ににハケでソースを塗り、軽く焦げるまで焼けば完成です。

海鮮鉄板焼きバーベキューでは、ソースにバターを加えて焼けば、とても美味しくなります。

上記3種類には一味とうがらしが非常に良く合いますので、お試しください。

何でもサッパリと食べられる塩レモンソース

くどくなりがちなバーベキューソースの中で、異才を放つサッパリ系のソースです。

作り方も簡単ですので、濃厚なバーべキューソースに飽きたときに試してみてはいかがでしょうか。

肉類では、コショウを振って焼いた牛タンや焼き鳥串などにベストマッチします。

レモンの爽やかな香りは、イカやエビなどとの相性も良く、葉野菜のドレッシングとしても重宝します。

・材料

レモンの絞り汁1個分、コーヒーシロップのポーション1個、塩ひとつまみ(お好みで加減してください)

・作り方

材料を十分に混ぜれば完成です。

野菜のドレッシングとして使用するときは、オリーブオイルと乾燥バジルを加えても良いでしょう。

また、塩の代わりにハーブソルトやマジックソルトを使うと、濃厚かつ複雑な味わいに変化します。

レモンはバーベキューに不足しがちなビタミンCを多く含み、疲労回復効果が高いため、酸味が苦手でない方におすすめしたいソースです。

ただし、瓶詰めのレモン汁は加熱処理されていますので、必ず生のレモンを使用してくださいね。

別の使い方として、焼酎の水割りやお湯割りにも良く合います。

脂肪分が強い肉に使いたいわさびマヨネーズソース

このバーベキューソースは、食べるときに付けるのではなく、乗せて食べます。

脂肪分の強い上等な肉や角切りベーコンなどは、このソースがおすすめです。

作り方もいたって簡単ですので、食材ごとにわさびの量を変え、お好みの辛さで楽しむと良いでしょう。

・材料

マヨネーズ、チューブのわさび(高級品をおすすめします)

・作り方

マヨネーズにお好きな量のわさびを混ぜれば完成です。

刺身には醤油という方が多いかもしれませんが、サーモンやエビの刺身などは、わさびマヨソースでも美味しく食べられます。

白身魚の鉄板バーベキューには、前述の塩レモンソースを混ぜて使うと、今まで味わったことのないバーベキューソースに変身させることができます。

野菜に合うバーベキューソースの作り方2選

野菜に付けるバーベキューソースは、野菜の種類、そのまま食べるか焼くかによって変わります。

焼き野菜には前述した「ベースソース」が合いますが、生野菜にはこちらのソースがおすすめです。

【ごま油ソース】

・材料

ごま油適量、塩少々(お好みで加減してください)、乾燥バジルの粉末少々

・作り方(ドレッシングタイプ)

材料を混ぜると完成です。

きゅうりやにんじん、大根などの野菜スティックなどに付けて食べると良いでしょう。

ごま油をオリーブオイルに変更すれば、イタリアンテイストにすることもできます。

・作り方(振りかけタイプ)

材料にごま油を振りかけ(細く糸を垂らすようにします)その上から塩少々とバジル少々を振りかけます。

スライストマトやキャベツのざく切り、ちぎりレタスなどに合います。

ごま油をオリーブオイルに変更し、スライストマトとモッツァレラチーズでカプレーゼを作ってみるのも楽しいのではないでしょうか。

【ごま味噌マヨソース】

・材料

マヨネーズ2、白みそ1、練りごま1、すりごま少々、シロップ少々

・作り方

材料を混ぜると完成です。

このソースは生野菜全般に合いますが、加熱した野菜との相性はあまり良くありません。

白みそとシロップを使わず、白ワインを加えると、焼肉の付け用ソースにもなります。

オリジナルソースの作り方を覚えてバーベキューを楽しもう

バーベキューソースは、市販のものではなく手作りしてはいかがでしょうか。

ソースには、付け用、漬け込み用、つけ焼き用などの種類があります。

醤油味ベースソースの作り方を覚えれば、材料を追加することで漬け込み用、つけ焼き用ソースも作ることができます。

濃厚な味に飽きたら、サッパリ系の塩レモンソース、変わり種のわさびマヨソースなどをおすすめします。

生野菜には、ごま油ソースやごま味噌マヨソースがとても良く合います。

こちらも合わせてご覧ください。