バーベキューの違う楽しみ方!燻製を簡単に作る方法を伝授!

最終更新日:2019/08/04

バーベキューを行うときに、多くの場合は焼肉を楽しむでしょう。

大勢で、焼肉を食べるのはとても楽しく格別な味わいを楽しめますよね。

しかし、バーベキューの都度同じような料理では変化がありません。

そこで、バーベキューでも簡単に、美味しく作れる料理の一つに「燻製」があります。

今回は、燻製をバーベキューで作る方法や、燻製におすすめな食材などをご紹介してきます。

「燻製」を作る基本的な工程を知ろう!

日常的に使われる燻製品に、ハムやソーセージがあります。

これらの燻製品は、既に作られた製品を購入することがほとんどでしょう。

ところで、これらの燻製品はどのように作られているのか、ご存知の方は少ないのではないでしょうか。

燻製を作る工程には、いくつかの手順があります。

まず、食材に下ごしらえをして、塩漬けや味付けを行います。

その後、塩抜きや洗浄を行い乾燥させます。

乾燥させた食材を、最後に燻煙と呼ばれるスモークウッドやチップを使い、色と香りを食材につけて燻製にします。

このように、燻製品を作るには、いくつかの工程が必要で、自分で作ろうとする場合は少し手間がかかります。

しかし、「燻製」はバーベキューで作ることができます。

屋外で行うバーベキューで燻製を作ることは少し難しいと思われがちですが、実は、簡単に作ることもできます。

次項からは、バーベキューでの簡単な燻製の作り方についてご説明していきます。

バーベキューで燻製を作ろう!簡単にできる手順をご紹介

いくつもの工程を経て作られる燻製品ですが、バーベキューで作るには、どのような手順が必要なのでしょうか。

まずは、キャンプでの燻製に向いている食材の一部をご紹介します。

ゆで卵やチーズ、ナッツなどは比較的簡単に燻製を作ることができます。

その理由は、準備が簡単であるということです。

先ほど、燻製を作る工程の中で、味付けや塩漬け、その後の塩抜きと乾燥の工程をご紹介しましたが、これらの食材に関しては、こういった工程がほとんど必要ありません。

ゆで卵に関しては、茹でるという下ごしらえが必要となりますが、チーズやナッツに関しては、そのまま燻製を作ることができます。

燻製を作る手順は、まずバーベキューコンロを使い炭に火を起こします。

その中に、スモークウッドやチップを入れて、煙を出します。

網を敷き、その上に食材を並べていきます。

バーベキューコンロに蓋をしないと単に煙がのぼっていくだけになってしまうので、上からアルミホイルなどで蓋をして、煙を充満させます。

この状態で放置します。

食材により時間は異なりますが、30~40分程度で燻製が出来上がります。

燻煙している間は、そのまま放置しておくことができるため、他の料理を作ったり、遊んだりすることができます。

乾燥の工程を簡略化しよう!より簡単に燻製を作る方法を伝授!

前項では、基本的な燻製を作る手順をご紹介しました。

しかし、ゆで卵やチーズではなく、肉や魚介類などもう少し本格的な食材で燻製を作りたいと思う方もいらっしゃるでしょう。

燻製を作る手順の中で、下ごしらえや味付けに関しては、他の料理でも同様に行う場合が多いでしょう。

燻製を作る際の特別な工程と言えば、乾燥の工程です。

この工程では、時間や手間がかかります。

乾燥の工程では、味付けをしたあとの食材をキッチンペーパーなどを使い、脱水させます。

肉や魚介類は、チーズやナッツに比べ、水分が多いため、必ず乾燥の行程が必要になります。

キッチンペーパーなどを使い、1時間程度脱水させるだけでも「乾燥」の役割を果たします。

しかし、バーベキューで燻製を作る場合、その場で1時間も脱水している余裕がない場合もあるでしょう。

そこで、この乾燥の工程を簡単に短時間で済ませる方法をご紹介します。

乾燥の工程は、自宅で済ませてからバーベキュー場に出かけることをおすすめします。

また、燻製器についてはバーベキューのコンロを使う方法をご紹介しましたが、もっと簡単に燻製を作りたい場合はバーベキュー専用の燻製器が販売されています。

バーベキューで毎回燻製を作るようになったら、専用の燻製器を持っていると便利です。

燻製器をダンボールで簡単に作ろう!

バーベキューで簡単に燻製を作るには、燻製器を持っていると便利だということをお伝えしました。

しかし、バーベキューをする頻度も少なく、「燻製器を購入するほどでもない」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。

そんな方のために、身近なアイテムである「ダンボール」を使って燻製を作る方法をご紹介していきます。

まず、ダンボールを使う理由は、煙を充満させるためです。

そのため、箱型にできるダンボールを選びましょう。

次に、燻製の作り方について少し復習をしましょう。

燻製を作るためには、準備した食材と、スモークウッドやチップといった、色や香りをつける素のほか、煙を充満させる容器が必要ということになります。

まず、ダンボールを組み立てる前の、上下の底と蓋部分が抜けている状態で、地面に置きます。

その中に、小さなコンロや七輪をセットします。

コンロの中で、火を起こし、その中にスモークウッドやチップを入れて煙を出します。

ダンボールの中間部には、網を置きます。

網を支えるために、台を置いても良いです。

しかし、ダンボールの性質を活かして、ダンボールの側面に切り込みを入れて、その切り込みに、網をさす方法もおすすめです。

こうすれば、簡単に網を保持することができます。

この網の上に、下ごしらえをした食材を並べ、ダンボールの蓋となる部分を閉じます。

ダンボールの蓋が燻煙器の蓋代わりになります。

こうすることで、ダンボール内には煙が充満して、燻製を作ることができます。

使用したダンボールは、そのままゴミとして処分することができるので片付けもしやすいです。

バーベキューの燻製におすすめの食材は?

ここまでで、バーベキューでも簡単に燻製を作ることができることが分かりましたね。

また、バーベキューで簡単に燻製を作るための食材についても前の項で少し触れました。

そこで、バーベキューでの燻製におすすめの食材について、もう少し詳しくご紹介していきます。

バーベキューというと、やはり肉がメインになるのではないでしょうか。

そこで、まずは肉を使った燻製をご紹介します。

まず、豚バラです。

燻製にすると、ベーコンになります。

豚バラのブロックは、安価で購入することができるので、おすすめです。

塩コショウなどの味付けを行い、下ごしらえをした豚バラを乾燥させて、30~40分燻煙します。

下ごしらえの際に、表面にハーブや胡椒などを多めに刷り込んで燻煙させると、オリジナルのベーコンを作ることができます。

次に、魚を使った燻製をご紹介します。

燻製におすすめな魚はシシャモです。

シシャモは大きい魚ではないため、一匹丸ごと燻製にしても場所をとらず、数匹一緒に燻製にすることができます。

燻煙時間は、豚バラよりも少し短めで、20~30分程度で完成します。

そのため、数回に分けて燻煙してもそれほど時間をとりません。

次の項では、おつまみ用の燻製に使える食材をご紹介していきます。

バーベキューで作る「簡単燻製おつまみ」

大人のバーベキューにつきものなのはお酒です。

そこで、簡単に作れてお酒によく合う燻製の食材をご紹介します。

バーベキューでおすすめな燻製の食材でもご紹介しましたが、チーズやナッツはおつまみにぴったりな食材です。

この他に、ちくわもおすすめです。

安価で購入でき、下ごしらえは不要なので、バーベキューを始めてからすぐにセットしておけば、他の準備ができる頃には食べ頃になっています。

少し高価な食材でお酒を楽しみたい場合には、牡蠣がおすすめです。

牡蠣を燻製にする場合は、下ごしらえに少し手間がかかります。

そのため、バーベキューの前日までに自宅で下ごしらえから乾燥まで済ませておくようにしましょう。

牡蠣は、味が染み込みにくいので、下味を十分に染み込ませた後、よく乾燥させます。

牡蠣の燻製を作るには、しっかりと乾燥させることがポイントになります。

十分に乾燥させてから燻煙しましょう。

最後に、梅干しの燻製の作り方をご紹介します。

梅干しの燻製もお酒によく合います。

梅干しは、もともと味がついているので、水気を取るだけで、そのまま燻煙できます。

燻製にしても、見た目はほとんど変わりませんが少し高級感のある梅干しが出来上がります。

自分の好きな食材を使って手軽に燻製を作ろう!

燻製品は、既製品だけでなくバーベキューでも簡単に作ることができます。

肉メインのバーベキューだけではなく、燻製を作って、いつものバーベキューに少し変化をつけてみてはいかがでしょうか。

燻製を作るときのポイントは、水気をしっかり取ることです。

どのような食材を使ったとしても、水気をしっかり取って、簡易的なアルミホイルやダンボール、市販の燻製器などを使って美味しい燻製を作りましょう。

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