バーベキューでピザが焼けるってご存知ですか。
子どもから大人まで、みんなピザが大好きですよね。
お好みの具材をトッピングすることによってさまざまな味が楽しめますし、ピザはバーベキューにピッタリのメニューです。
バーベキューコンロに載せるだけの焼き方やピザ窯を使った焼き方など、難しい技術は不要で本格派ピザが焼けますよ。
いろいろな焼き方がありますので見てみましょう。
バーベキューでピザはみんなが喜ぶ!
キャンプやバーベキューに慣れてくると、バーベキュー料理に凝りたくなるものです。
バーベキューでお肉を焼くだけでは、飽きてしまいますよね。
何も難しい料理に挑戦しなくても良いのです。
最近では、バーベキューでピザを焼くのも定番になりつつあるようですよ。
生地作りから焼くところまで、すべて手作りできるのも魅力的ですね。
載せる具材によっていろいろな味が楽しめるので、子どもも喜びます。
一緒に好きな具材をトッピングするのもピザ作りならではの楽しみです。
バーベキューでのピザ作りは、バーベキューコンロを利用したり、ピザ窯で焼いたりと、焼き方がいくつかあります。
ピザ窯は安く手に入るものもありますので、気軽にピザに挑戦できますね。
本格的なピザ屋じゃないと食べられないと思っていたこんがりとろとろピザが、自分で作れてしまうかもしれません。
バーベキューでのピザ作り、おすすめです。
ピザ生地作りはこねて寝かすだけ
それでは、ピザ生地作りから始めていきましょう。
ピザ生地というと難しそうに思うかもしれませんが、材料さえ揃えればこねて寝かせるだけなので簡単です。
【材料】
・強力粉 200g
・ぬるま湯 140ml
・砂糖 大さじ1
・イースト 3g
・オリーブオイル 大さじ1
・塩 ひとつまみ
【作り方】
①ボウルにぬるま湯と砂糖とイーストを入れ、混ぜ合わせておきます。
②別のボウルに強力粉を入れ、真ん中をくぼませておきます。
③そのくぼみに、①と塩とオリーブオイルを入れます。
④混ぜ合わせてこねます。
ダマにならないようにしてくださいね。
耳たぶくらいの柔らかさが目安です。
⑤生地がまとまったら、ラップをして30分ほど寝かせます。
⑥お好みの大きさに生地を伸ばし、具材をトッピングして焼くだけです。
ピザ生地作りは思ったよりも簡単ですよね。
ただ、バーベキューのときは火おこしやバーベキューコンロの準備など、何かと忙しいことも多いです。
生地作りからはちょっと難しい、という人は自宅で作ってくるのがおすすめです。
ホームベーカリーでもピザ生地を作れるものがありますので、利用するとラクにピザ生地が作れますよ。
また、バーベキュー初心者でしたら、まずは市販のピザや冷凍ピザを焼いてみるところから始めてみましょう。
市販のピザでも、バーベキューで食べるピザは格別においしいですよ。
バーベキューの万能調理器具!ダッチオーブンで焼く
ピザ生地作りができたら、次は焼く行程です。
バーベキューでのピザの焼き方はいくつかありますので、ご紹介していきます。
●ダッチオーブン
ダッチオーブンはアウトドア料理の定番アイテムで、煮る・蒸す・焼く・炒める・揚げる・茹でるなど、さまざまな調理ができる万能アイテムです。
ふたに炭を置いて加熱することにより、オーブンのように使うこともできますのでピザを焼くことができます。
ダッチオーブンでのピザ作りには、底網を使用します。
網に載せて焼くことによって、生地がパリッと仕上がります。
コツとしては、ダッチオーブンはしっかりと予熱しておきましょう。
ふたの上にも炭を載せて予熱します。
ピザ生地はクッキングシートに載せておきます。
さらにそれを、長めに切ったアルミホイルの上に載せ、アルミホイルごとダッチオーブンの中に入れると良いですよ。
長めのアルミホイルがあることによって、焼きあがったピザを取り出すときに便利です。
ピザ生地をダッチオーブンに入れたら、ふたをして炭を載せます。
バーベキューコンロの火の具合にもよりますが、5~10分程度で焼きあがりです。
バーベキューコンロに載せるだけのお手軽ピザ窯
●ピザ窯
バーベキューでのピザ作りにハマってしまったら、アウトドア用のピザ窯を使ってみてはいかがでしょう。
本格的なものからバーベキューコンロに載せるだけのものまで、さまざまなピザ窯がアウトドアブランドから販売されています。
いくつかご紹介します。
・キャプテンスタッグ ピザ グリル&ファイアースタンド
バーベキューコンロや焚き火台に載せるだけでピザが焼けるスタンドとグリル、ふたのセットです。
簡易的ながら、ふたの上に炭を置くことによって本格的なピザを焼くことができます。
お持ちのバーベキューコンロに載せるだけという手軽さも良いですね。
・尾上製作所 コンパクトピザオーブン
こちらもステンレス製の本体をバーベキューコンロの上に載せて使用します。
本体には温度計がついており、セラミックのピザストーンとピザを取り出すピザピールが付属しています。
・ロゴス LOGOS the KAMADO
コンロに載せるタイプではなく、自立式のカマドです。
コンパクトに折りたためるカマドで、ピザ窯だけでなくオーブン使用や、ダッチオーブンを置くこともできます。
それ以外にもバーベキューグリルとしてや焚き火台としても使える汎用性の高い一台です。
人気のスキレットはコンロに置いて炙るだけ!
●スキレット
ダッチオーブンやピザ窯よりも、もっと簡単にピザを焼きたいという人におすすめなのが、スキレットです。
スキレットがない場合は、フライパンでも代用が可能です。
スキレットは鋳鉄製のフライパンで、そのままオーブンでの直火調理が可能です。
スキレットにピザ生地を載せて、バーベキューコンロで焼くだけです。
ただ、スキレットだと上火がないため、最後にバーナーで表面を炙る必要があります。
ほかにも、スキレットをふたつ使って、ひとつをふた代わりにし、その上に炭を載せて上火にするという裏ワザもあります。
スキレットは見た目がかわいいのでそのまま食卓にも出せて、カフェ風ごはんが作れるとして一時期ブームになりました。
持っている人も多いと思いますし、ダッチオーブンやピザ窯よりも気軽にピザが焼けますので、スキレットをお持ちの人は挑戦してみてください。
アルミホイルに包んでコンロに載せるだけでピザが焼ける?!
●アルミホイル
最後に、スキレットよりももっと簡単なピザの焼き方をご紹介します。
とにかくピザに挑戦したい、という人はこの方法で試してみるのも良いかもしれません。
用意するのはアルミホイルです。
長めのアルミホイルを2枚用意し、重ねておきます。
その上にピザ生地を置きます。
ピザ生地をふんわり包むように左右のアルミホイルを持ち上げ、ピザ生地の上でしっかりと口を閉じます。
このとき、アルミホイルはピザ生地にくっつかないようにしてください。
ピザ生地の上には空間がある状態です。
この時点では、トンネルのような形になっています。
そしてピザの上の空間を維持したまま、開いているトンネルの両方の口を、ホイルをクルクルねじってしっかり閉めます。
これで、バーベキューコンロに載せるだけです。
焦げやすいので、バーベキューコンロの弱火のゾーンで焼いてください。
火がまんべんなく当たるようにときどき回しましょう。
10~20分程度で焼きあがりです。
お好みでいろいろ変えられる手作りピザ
ピザを手作りする魅力はたくさんありますが、お好きな具材を好きなだけトッピングできるというところがうれしいですよね。
また、生地の厚さをお好みに変えられるというのもうれしいポイントです。
クリスピータイプやもっちりタイプなど、具材によって生地の厚さを変えても良いですよね。
キャンプ場やバーベキュー場のお近くに牧場などがあれば、おいしいチーズが手に入るかもしれません。
そういった情報もチェックしておくと良いですよ。